王都から遠く離れた辺境の地に、狼様と呼ばれる城主がいた。狼のように鋭い目つきの怖い顔で、他人が近寄ろう者なら威嚇する怖い人なのだそうだ。実際、街に買い物に来る城に仕える騎士や使用人達が「とても厳しく怖い方だ」とよく話している。そんな城主とい
ろんな場所で出会い、ついには、なぜか城へ連れていかれる主人公のリオ。リオは一人で旅をしているのだが、それには複雑な理由があるようで…。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 21:00:00
6053文字
会話率:49%
寝る。
毎日、ただ眠りたい。
それだけのことが、許されない。
寝ようと思ったら眠れるんじゃないの? と思われていようとも、そのささやかな願いを邪魔する存在が、その願いを叶えさせてくれない。
その存在は、たった一人の男。
自分にとって、出会っ
た時には一番の理解者で壊れていた自分を救ってくれた唯一だと思えていたはずだったのに。
気づけば彼の存在は、誰もが普通に手にしているはずの日常の一部=睡眠時間を奪うだけの存へと変わっていった。
彼との出会い。
三人の娘たちの出産と育児。
子供が成長していくと、すこしずつ生活がいい方へと変化していくと期待していたはずが、その期待はある意味期待以上の裏切りにあうこととなる。
ただ、眠りたいだけなのに。
味方だと信じたかったはずなのに、最悪の敵になっているだなんて認めたくなかったのに。
気づけばまともに働けないほどに眠れなくなったあたしは、過去とは違う形で自分を壊していく。
そんな日々をどうにも出来ずにいた冬のある日、一本の電話が。
地方で仕事をしていたはずの彼が、事故に遭ったという…。
それまでの暮らしと変わっていく、彼と、あたしと子どもたち。
彼から離れ、眠れる日々を得られるまでの話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 22:00:00
33245文字
会話率:4%
”あたし”は、睡眠障害だ。
単純に眠れないんだと人に話せば、寝ればいいじゃないと返ってくる。
子どもが幼かった時に子ども優先の生活の中での寝不足だったなら、まだ諦めがついただろう。
けど、そんな理由なんかじゃなく、本当ならば一番頼りたか
ったはずの相手が、自分の睡眠を妨げてきた。
言葉が通じるはずの相手に、同じ母国語の日本語が通じない。話にならない。
まだちょっと眠れなかった…程度の頃だったなら、どうにか出来たのかもしれない。
でも、日々蓄積されていく“睡眠負債”に、心身ともに圧し潰されそうになる。
彼と出会う前から発症していた解離性同一性障害。
そして、彼と暮らす中で彼が原因で発症することとなった新たな病気。
心への負担と疲弊は、人を病ませるには十分なのだと知ったのです。
――ただ、眠りたいだけ。
ささやかな願いを叶えることは、許されないことですか?
睡眠障害だと気づき、モラハラで子どもな元旦那とのことを絡めたエッセイです。
※睡眠障害は、現在も治療中です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-10 20:48:35
41094文字
会話率:8%
『誰もが恐れる冥王ハデスの妻ですが今日もモフモフ愛が止まりません~異世界で、人魚姫とか魔王の娘とか呼ばれていますが、わたしは魔族の家族が大好きなのでこれからも家族とプリンを食べて暮らします~その後の物語』の続編です。
冥王である父と、神の
娘である母の娘として産まれたカサブランカは五十歳。
人間の七、八歳くらいの大きさで成長が止まり、もう四十年が経った。
白に近い銀の髪に海のような青い瞳の美しい容姿の為、父親のハデスはあり得ないくらいの心配性になっていた。
母親であるペルセポネは『一日五十歩、歩きなさい』と世間一般的には激甘な事を言いながらも内心『あぁ……こんな事をさせて身体を壊すんじゃないか』と苦悩する日々を過ごしている。
ただただ子供達に激甘な両親と、ぐうたらしたい娘の物語……?
前作までの登場人物のその後も書かれています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-05 07:15:30
26232文字
会話率:66%
人ならざるモノからの依頼を受ける特殊な仕事、篝屋(カガリヤ)として働く晴乃は、仕事を辞めたくてたまらない毎日を送っていた。
極力外出は控え、他人と関わらず、家の中で過ごす日々。
しかし、定められた運命から逃れることは出来ず、ある一件の依頼
から晴乃のスローライフは終わりを迎えてしまう。
次第に増えていく他人や人ならざるモノとの関わり。
それでもかつてのスローライフを取り戻したい晴乃は、生まれ持った異能を駆使して仲間たちと奔走する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-07 04:43:29
11827文字
会話率:32%
「いかに楽して平穏に生きるか」を行動原理とする、究極の面倒くさがり女子高生・安眠 うらら(あみ うらら)。
彼女の「怠惰」は、単なるサボりではなく、もはや一種の突き抜けた才能であり、独自の美学。異常な観察眼、最小限の労力で最大の結果(
?)を生む奇想天外な発想力、どんな状況でも眠れる図太さを持つ。
しかし、本人は目立つことを嫌い、怠惰な日常を渇望。その異常な「巻き込まれ体質」と楽をしたい一心からくる行動が、奇跡的な偶然と周囲の(時に斜め上な)ポジティブすぎる勘違いを呼び、次々と事件や騒動に巻き込まれ、なぜか解決(?)に貢献。
結果、「学園の守護神」「実は黒幕?」などと多様な勘違いで評価されたり疑われたりする、一話完結型ノンストップ・ドタバタギャグコメディ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-27 13:44:54
104037文字
会話率:36%
1日の睡眠時間はほぼ14時間。
本当は20時間は眠りたい探偵・東伯カイリはいつもパジャマ姿の一風変わった男だった。
探偵であり警察の捜査協力者であるカイリが自身の夢の中で、もう一人の自分と様々な事件を解決へと導いていくストーリー。
【fi
le1・螺鈿箱に隠された真実】
ある財閥の頂点である男が亡くなった。
相続を巡り、殺人事件が起こる。
相続をするはずだった長男は不可解な転落により死亡。
おそらく、限りなく殺人事件だということで幕が開く。
次々に出てくる容疑者たち。
その度に相続権が移る。
事件が難航する中、そこに亡き男の実の子供だという少女が現れた。
少女が娘であるという確証を探す依頼を受け、今、パジャマ探偵カイリが推理を始める――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-30 18:28:49
65619文字
会話率:46%
エリサは時の魔法使いだ。普段は眠りの中で微睡みながら世界を眺め、世界の危機に目を覚ます。いつまでも眠っていたいエリサだったが、助けた子供たちが魔王や覇王や勇者となって眠らせてくれません。
最終更新:2025-03-26 12:12:04
125285文字
会話率:59%
妻を亡くした高齢の小説家が、冷凍睡眠で百年眠りたい、と無茶を言い出した。無茶ではあったが可能だったため、望み通りになり、男は百年後の未来に目を覚ます。社会の変化に戸惑いつつ、新たな原稿を書こうとするが、満足の行く仕上がりにはならず、男はまた
百年後へ逃げ出すことにした。男が目覚める度に社会は思いもよらない方へと変化していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-21 00:40:20
10005文字
会話率:38%
東街に住まうスー・ロウは手練れの殺し屋。
引っ切り無しに仕事が舞い込む一方、もう一つの仕事に掛かりきりでろくに眠れない。
それは、子育て。
今日もスー・ロウは子育てしながら夜の東街を駆け抜ける。
最終更新:2025-02-02 12:51:51
9064文字
会話率:36%
ただただ眠りたい、という中身のない話
最終更新:2025-02-01 15:59:06
981文字
会話率:0%
太陽とともに起きて 太陽とともに眠りたいものです
最終更新:2025-01-24 19:30:55
219文字
会話率:0%
強大な悪魔に取り憑かれた魔術師達による己の信念と命を懸けた争い。
最終更新:2024-10-14 19:12:13
4839文字
会話率:34%
今日も今日とて窓の外ではザーザーという音のみがなっている。
そんな日は何もせずに寝ていたい。
最終更新:2024-09-28 22:41:13
709文字
会話率:0%
ね、ちゃんと会いにきて
記録の中のあたしに会いにきて
ちゃんと会いにきて
ずっとここにいるよ
ここにしかいられん
あたしに会いに
いつも待ってる
もう何年も
あたしは起きてる
もう眠りたいの
最終更新:2024-08-18 10:06:08
8254文字
会話率:17%
「ゆっくり眠りたい。あの人の傍で」
眠ることが好きで、いつもうとうとしていて、マイペースで、学校や友達が大好き。影宮唯葉は、そんな高校一年生だった。
しかし、目の前に突然現れた魔法陣により、唯葉は異世界へと召喚された。───狐の獣人
として。
獣人の迫害された世界で、わけも分からないまま奴隷にされてしまった唯葉は、真っ暗な絶望の中をひとり彷徨っていた。だけど、そこに一筋の光が差し込む。
その光は、魔王と呼ばれる少女だった。
────これは、魔王に救われた狐の少女が、その全てを魔王に捧げ、やがて成長していく物語。そして、かけがえのない幸せを見つける物語だ。
(注)残酷な描写があります。特に序盤。苦手な方はお気をつけ下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-01 00:00:26
247469文字
会話率:41%
どうして眠りたいと思いつつ、眠れない方向に進んでしまうのか。
キーワード:
最終更新:2024-05-21 20:37:59
267文字
会話率:0%
◼︎◼︎ ◼︎◼︎◼︎の今までの人生
最終更新:2024-04-03 12:07:14
2015文字
会話率:0%
食材を解体して食べる話。
最終更新:2020-12-15 08:51:11
880文字
会話率:0%
眠れない男が眠るまでの出来事
最終更新:2020-12-10 10:09:13
477文字
会話率:0%
成績優秀、容姿端麗、ついでに剣道での全国覇者。誰もがうらやむ学園一の美少女「姫騎士さん」
一方の僕は寝付きがいいことだけが取り柄、どこにでもいる高校生男子。
ある日のこと、そんな僕に姫騎士さんが相談を持ちかける。
「眠るって、どうやれ
ばいいのでしょう?」
これは眠ったことのない姫騎士さんと、さえない僕と、眠らざる者たちとの物語――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-24 12:16:47
447023文字
会話率:46%
~1行あらすじ~
頭に隕石落ちてきて転生した不眠症魔術師のお話
~真面目なあらすじ~
そんなものはない。まだ。
拙い文章ですがこれからも生温か~い目で見守ってくれると嬉しいです。
最終更新:2024-02-26 14:00:00
117867文字
会話率:64%
子爵家で下働きとして働いていたリゼットは、日々のセクハラ&パワハラに耐えて生きてきた。
しかしあるとき限界が来て、ついに子爵家を飛び出した。
行き先は「眠りの森」。
とにかく穏やかに眠りたいリゼットは、そのまま眠りの森へと入っていった。
※設定はゆるゆる(適当)どころか、皆無です。
ご理解の上、お読み頂ければと思います。
よろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-25 02:00:00
5999文字
会話率:28%