「どうやら、この世界は、終わるらしい」
画家見習いの《春峰(はるみね)》の下に、不思議な眼の色をした眉目秀麗な青年と少女が現れる。
《黒紅》《御空》と色彩を冠した名の二人は、春峰に終末を迎えるこの世界の《記録者》になるよう命じる。
過去、
現在、未来のあらゆる事象を書物という形で保管する《図書館》から派遣されたという二人と、渋々春峰は契約を結ぶ。
世界の《おしまい》に現れ、終幕を阻止する《色影人》。
《目録編者》を名乗る褐色美幼女と、その友人の《館長代理》。謎の九姉妹司書。
様々な人物の思惑が交差し、
この世界は「おしまい」へと動き出す。
こことは別の軸にある、日本によく似た国で生きた、
とあるニンゲンのお話。
※ この作品は「たいあっぷ」「note」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-27 12:51:15
50023文字
会話率:50%
ヒツジ飼いの少年“クラウス”の平和な日常はある日終わりを告げる。
『戦争』を終わらせる為に奔走する少年。
画家見習いの少女“フェリシア”の平和な日常はある日終わりを告げる。
『戦争』を終わらせる為に奔走する少女。
王国の使命を背負い
、必然と輪廻に導かれ、巡り合う少年と少女。
二つの国、二人の行く末は――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-20 23:00:00
107300文字
会話率:38%
規則に縛られた芸術の国で、画家になりたいピエリスは白と黒の絵を描き続けていた。宿屋で働きつつ我が道を突き進んでいたある日、アパートのオーナーに呼び出されてしまう。そこで受けたのは最終通告「次の新人公募展に出品して賞を取ってきて。ダメなら出
て行くように」
新人公募展の受付終了まで残り1週間。オーナーの言葉に焦りに焦ったピエリスは階段から滑り落ち……本だらけの不思議な部屋の扉にスライディングゴールしていた。何でも願いが叶うというその部屋。そこで願いを言った彼女が自室に戻ると、見たことがない木製のパレットがポツンと置かれていた。どうやらそのパレットには不思議な力があるようで?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-24 21:30:43
33990文字
会話率:40%
【少女小説】宮廷画家見習いのリアネは、薬草研究家の王子テオドールと仲の良い友人関係。迫りくる反乱軍からテオドールを守りたいと願うリアネだったが、騒動の最中に謎の伝染病を発病してしまう。反乱軍に包囲された王城から、無事テオドールと脱出すること
ができるだろうか――
第5回ルルルカップ(短編)上位10作品エントリー。お題は「とらわれのヒロインの脱出」。投稿時から用語など少々変更。全四話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-09-05 05:52:04
19792文字
会話率:52%
ある画家見習いが、スケッチブック片手に、近くの森へ散歩に出掛ける。そこで彼を待つ出来事とは…
キーワード:
最終更新:2005-06-23 03:27:48
1575文字
会話率:19%