ある日、ぶっ倒れた衝撃で前世の記憶を思い出し、自分が悪役令嬢に転生していることに気付いたフィオナ。
「やったー!」
悪役令嬢とはいえ、家は侯爵家でお金持ち、両親は自分を溺愛しているし、まだヒロインはいじめていないから断罪回避もできるかも
しれない。
前世社畜だった彼女は前世と違ってゆっくりできそうな予感に、これはラッキーなのでは!?とルンルンだったがすぐに考えを改めた。
この体、病弱すぎる!
強い日差しにめまいを起こし倒れ、走れば動悸息切れで倒れ、しまいには何もしなくても倒れる。
こんなこと公式設定になかったけど!?
今ならわかる。なぜゲームのフィオナが悪役令嬢だったのか。
体調が悪くて当たり散らすしかなかったのだ。
しかし、このままでは悠々自適なスローライフが送れない!
というか体調の悪さに我慢できない!
フィオナは自身の体調をよくするため、努力しようとするも……そもそもこの世界、病人に対する認識が甘い。
なぜ体調が悪いと言っているのにステーキが出るの!?体力をつけるため?そもそも食べられるはずがない!
もういい自分でなんとかする!
フィオナは快適ライフのために、現世の知識で健康になることを決意する。
すると、ゲームの攻略キャラクターであり、フィオナとは険悪な仲だった婚約者、公爵家嫡男であるルイスに変化が……?
「逃がさないから」
「これからはなんでも言っていいよ。なんでも叶えてあげる」
お、おかしい! 原作と違って甘すぎる……!
自分の健康のための行いが起こすこれからを知らずに、フィオナは今日もぶっ倒れていた。
病弱なので健康になろうと奮闘したら思いの外周りに影響を与えちゃった悪役令嬢×そんな彼女に執着して溺愛過保護になっちゃった婚約者のラブコメディ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-18 20:10:00
99921文字
会話率:45%
あなたのことを許さない。怪物に喰われ続ける私を見捨てたのだから。
あの頃、僕たちのすぐ隣で暗闇は生きていた。悪意を持てない少年メロスと暗闇に喰われ続ける少女かふかの懐かしくて哀しいジュブナイルホラー。
5月の連休初日。メロスが部屋で起き
ると母親は失踪していた。母の遺した一万円札を持ってモール型ショッピングセンターに行くと学校一の嫌われ者である永井かふかがクラスメイトにいじめられる場面に遭遇する。メロスはこっそりとかふかを助けるが、逆にかふかに逆恨みされ善意をつけこまれる。メロスにはかふかに決して逆らえない負い目があった…。
「メロスはかふかを見捨てた。かふかはメロスに殺されたの」
その夜、アパートのベランダで永井かふかが暗闇の怪物に生きたまま喰われるのをメロスは見る。それはまるで夕暮れの校舎で少女を見捨てたときと同じように―――。
ちょうど同じころ、モール型ショッピングセンターで幼児失踪事件が起きていた。かふかが言うにはその事件にはかふかを喰らっていたクラヤミの怪物、晦虫が絡んでいるという。
晦虫は人の悪意を喰らう。ショッピングセンターの奥に捕らわれた少女の絶望を美味そうに食べているが、もうじきその絶望の灯も消えるのだと。
少年は耳たぶを報酬に晦虫の毒である少女の助けを得ると、晦虫に捕らわれた女の子を助けに深夜のショッピングモールに潜入するのであった。そこで少年と少女が見たのは大人の悪意に寄生した晦虫の群れと巨大な晦虫の王、そして、■■の裏切り―――。
ヒトの悪意は怪物にとって蜜の味、じゃあ、ヒトの善意はどんな味?
※本作品はホラーです。性的描写、身体欠損など猟奇的描写はできるだけ抑えめにしていますが、人によっては不快と感じる描写が多数あります。ホラー、サイコサスペンスが苦手な方はご注意してお読みください。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-18 16:00:00
67130文字
会話率:38%
高校生のユウトはある日突然異世界に飛ばされてしまい、凶悪な魔物に襲われていた。そのピンチに現れたのは、根性で異世界までユウトを探しに来た兄、レオだった。
レオは日本ではただのビジネスマン。だというのに、兄は何故か圧倒的な力で、異世界人に
恐れられる魔物をスーツ姿のまま平然と倒してしまう。
小柄で女の子と間違われるほど可愛い弟と、無愛想で絶大な強さを誇るが弟には甘すぎる兄のお話。仲良し兄弟の異世界冒険譚。兄弟愛が過剰気味。
じわじわと秘密が紐解かれ、強力な仲間が集結していきます。
ストーリー展開重視のため、ほのぼの平和な日常ライフではありません。
男同士でわちゃわちゃしてます。比率的に男性キャラ多いです。女の子ともわちゃわちゃしてます。兄弟、主従、師弟、そしてブロマンス。
※タイトル詐欺になりかけていたため、サブタイトル変更しました。
ボーイズラブじゃないのですが、ラブみが気になるので女性向けタグ追加。
二人主人公のため視点移動が分かりづらかったり、長期連載のため所々に設定の矛盾があったりします。完結まで行ってから全部書き直すつもりですので、大目に見ていただけるとありがたいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 00:20:44
2452003文字
会話率:49%
※異世界最強兄は弟に甘すぎる~無愛想兄と天使な弟の英雄譚~の幕間話です。
単品でも読めるかな……?
ある日、神社から「異世界人が現れたから対応してほしい」という連絡が入り、会社からその仕事を任された三神イツキ女史。
神社に行ってみる
と、そこには一人の男前異世界人が横たわっていた……。
正月の間のみの短期連載です。シリアスな話はなし。日本にいる間の平和な話です。BLじゃないけど兄弟がいちゃいちゃします。ご注意。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-27 00:53:13
43098文字
会話率:42%
「奴隷を買いたいんですか? それでは、絶対に食事は与えてください。お風呂も与えてください。部屋も与えてください。それと、何かあったらすぐに病院に連れて行ってあげてください。その他諸々書いた書類も用意していますので、それにも目を通していただけ
ると」
「はぁ? なんだそれ。奴隷風情にそこまでやらせんのかよ。やっぱいいわ。別のところで買う」
「あ、ちょっと!」
スレイは全く売れない零細奴隷商人である。訳あってやりたくない奴隷商人をやっているのだが、商品である子たちへの愛情が強いばかりに客には相手にされない。同業者にすらバカにされ、スレイの地位は低いものだった。
「スレイ! また売れなかったの?」
「全く、あなたは奴隷に甘すぎるのよ」
「だ、大丈夫ですよ。また、えっと。次があります?」
「……奴隷たちに励まされている奴隷商人なんて聞いたことないよな」
挙句の果てには奴隷である獣人のミーア、吸血鬼のイヴ、エルフのレイレイに励まされている状況である。しかし、スレイにとっては彼女たちが幸せになってほしいと願ってしていることであった。だが、そう上手くはいかない。
スレイが奴隷商人をやっている理由の一つとして、両親が抱えていた借金を返済するためという事情があった。更に、奴隷たちに快適な生活を送ってもらうために費やしたお金で更に借金は膨らみ続け、最終的に「この日までに返さないと首が飛ぶぞ」と言われていた日を迎える。
このままでは自分の首が飛ぶ……!
考えたスレイは借金取りから逃げるために辺境へと逃げることにした。いっそのこと、辺境で愛している奴隷たちと幸せな生活を送ろう。そう誓ったわけだが……逃げた辺境は魔物だらけ悪人だらけの荒れ果てた土地。
もう終わりだ……と死を決意したスレイだったが――あれ、奴隷たちが全てを蹂躙していってるんだけど?
え、というか俺が育てた魔族たちが最強種ってマジですか?
これは、奴隷を愛する駄目商人が実は最強種だった奴隷とともに辺境でスローライフを送る物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-01 20:30:00
56009文字
会話率:45%
俺、永瀬匠は、高校生1年生。春から親と離して暮らしをしている。一人暮らしの予定だったが、ある事情により幼馴染みである如月彩花と同居することに。彩花とは、高校生1年の春、5年振りに再会。そして物語の始まりはその6カ月後から始まる。再会してから
は久しぶりであまり話さないし、距離も遠かったが、その距離はだんだんと近くなっていく。物凄い速さで。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-20 19:00:00
22891文字
会話率:52%
『人生の最期を彼と一緒に生きたい。そう願っていたのに彼は私を諦めなかった──』
伯爵家では時折心を読むことができる子供が生まれていた。イリーナはその力を使って家族の役に立ってきたが、愛人の娘だったために冷遇され、家族は自分を道具としか見ず
に愛してくれない。
イリーナは異能の代償で目が見えなくなり、徐々に体も動かなくなっていく。余命は一年だと医者から宣告されてしまう。
そんな時、血も涙もないと評判の冷酷な皇帝ヴィルヘルムと知り合う。兄弟を殺して皇帝になったという経緯と見た目の恐ろしさ(=銀仮面)から周囲に距離を取られていた彼は、目が見えないゆえに偏見なく接してくるイリーナに好感と興味を持つ。
イリーナはそ異能で皇帝の暗殺未遂事件を未然に防ぎ、実家で虐待されていたところを皇帝に助け出されて求婚される。しかし余命のことがあるために一年間という条件で契約結婚をすることになって……。
これは不遇な少女が本当の愛を知り、能力の代償による死の呪いを乗り越えて、幸せになるまでの物語。
※最初は不遇描写がありますが、ハッピーエンドのシンデレラストーリーです。
※更新はゆっくりです。4月半ばくらいに完結目標折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-15 11:30:00
105362文字
会話率:34%
料理と菓子作りが生き甲斐の男子高校生、森園利一(もりぞのりいち)の目下の悩みは、作ったものを食べてくれる相手がいないこと。日々積もる"作りたい欲"が爆発したある日。生活力ゼロのダメ社会人、佐藤に出逢い……。
「それ、食っ
ていい?」
ダメ社会人×女子力男子
需要と供給が合致した二人の、夏休みボーイズラブコメ。
※ボーイズラブです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-12 03:40:42
10059文字
会話率:29%
エステルは聖女に縁あるシャルリエ伯爵家に生まれたのに魔力なし。顔だけ聖女と蔑まれ、義妹に立場を奪われて辺境の地へ送られて生涯を終えた。……はずが気がついたら死に戻って18歳。よし、この人生は1秒でも早く逃げよう、と思ったら婚約者の第二王子に
一歩目で捕まった。
「君が好きすぎてつらい」「「……!?!?」」
二人揃って驚愕し真っ赤な顔を見合わせる。記憶ではクールだったはずの彼は、なぜかエステルに嘘がつけなくなっているらしい。
「私のどこが好きだったんですか……?」「か、顔だ……っつ!?」「い、今、頑張って嘘をつかれました? 顔が紫色ですけど!」
死に戻ったら本音を隠せないヒーローと溺愛に戸惑うヒロインのスローライフコメディ。(たぶん)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-10 00:00:00
165037文字
会話率:48%
4月4日の自民党の党紀委員会で派閥の政治資金パーティー裏金事件を巡り、安倍、二階両派の議員ら39人の処分を決定しました。
今回はこの処分があまりにも甘すぎる上に、岸田首相、茂木幹事長も処分されるべきだという事について触れていこうと思
います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-05 17:51:35
4429文字
会話率:4%
二人の高校生Vtuberによる甘すぎる、ラブコメ
キーワード:
最終更新:2024-03-28 01:56:48
1892文字
会話率:7%
春、桜吹雪が舞う女子大学舎で、僕と由香は出会った。始発電車で大学に通う僕と由香の登校時間は、とても、早い。授業開始までの一時間半。二人だけで過ごす、大切な時間。日々同じ時間を共にする、僕たちの関係性が、変わっていく。
「由香、君に、触れても
、いいだろうか。」
「っ!ちょっとだけって、約束、するならっ…!」
「それは、約束できない、かも?」
「!!!!!」
どう見てもイケメンにしか見えない女子、石橋彼方(いしばしかなた)と、ツンデレの仮面をかぶった泣き虫女子、三浦由香(みうらゆか)の、4年間の、恋模様。甘すぎるので、ご注意ください。
毎週日曜日、更新します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-11 19:00:00
354064文字
会話率:50%
今日は、ひろ君と初めてのデートなんだ!
最終更新:2021-11-21 20:00:00
1707文字
会話率:0%
甘い、甘い、甘すぎる人がいたんですよ。
最終更新:2020-09-30 20:00:00
2423文字
会話率:36%
畿内医科大学は大阪府北部にある私立の医科大学。その医学部医学科1年生で地方出身の医学生だった僕、白神塔也は開業医の父が生前に作った借金のせいで退学の危機に陥った。
卒業まで残り約2500万円の学費を工面するため僕が応募してしまったのは
、大学が基礎医学研究者を確保するための特別枠「研究医養成コース」。
考えが甘すぎた僕を待ち受けていたのは、6つの基礎医学教室を渡り歩く怒涛の1年間だった。
解剖学百合っ娘の恋路を応援し、生化学たこ焼き娘に惚れられ、生理学お嬢様の秘密に触れ、薬理学合法ショタと友情を育んで、僕は研究医としてのキャリアを歩み始める。
これは現代医学生の恋愛模様を赤裸々に描く、「全部載せ」ラブコメ。らしい。
※この作品は「小説家になろう」「アルファポリス」「カクヨム」「エブリスタ」に投稿しています。
※この作品は過去作品「やまいのことわり ~気分は基礎医学~」の全編を加筆修正し、各話の構成を大幅に変更してリメイクしたものです。旧版は記録として残しますが今後の続編はこちらで投稿します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-01 21:36:53
696552文字
会話率:40%
恋愛なんて、子孫を残したい遺伝子に操られているだけだ。
そう断言する男に、誰かにそっくりな姿にできるアンドロイドが当選する。
男が見た目に選んだのは、十二年間憧れていた高校の先輩。
かわいすぎるアンドロイドがやたら誘惑してくるが、男は拒み続
ける。
男はなぜ拒むのか。
性欲に勝つことはできるのか。
甘すぎる試練と痛すぎる過去。
その先に見えてくる真実とは。
これは過去と現在が交差する、不器用な人間たちの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-21 12:58:06
199513文字
会話率:38%
目を覚ますと目の前には無表情のイケメン。
彼の顔には見覚えがあった。彼は好きな少年マンガの主人公のライバルキャラ。仲間とは言い難いものの困った時には協力する一匹狼系の大人気キャラだった。
そして私は本編開始前に死んでいるはずの重要人物「
錠乃 優愛」になっていた。
しかし優愛の記憶はさっぱりなく、どうしてこんなことになっているのか分からず困るが、桜生が家に住まわせてくれることになる。
桜生はクールな一匹狼なはずなのに
「大丈夫、嫌いなものはない?」
「ほら、じっとしてて。拭いてあげる」
「君を守るよ」
甘すぎでは無いですか!?
記憶のない転生幼女とクールなライバルキャラが織り成す溺愛物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-08 18:00:00
24228文字
会話率:44%
春香辰巳は妹の美波との仲が今は、それほど良くはないと思っていた。
会話はほぼ無く、笑顔なんかは見せてはくれない。
しかし、睨みつけたりなどあまり良くない感情だけは見せた。
昔のように仲良くなりたい。
笑顔を見せてほしい。
そんな風
に考えていた折、ふとした出来事がきっかけで妹である美波の態度が軟化したのだ。
望み通り美波との関係が変化するのだが、美波のこと可愛さ故か、求められることのほとんどに応えてしまうようになってしまった。
その関係の変化が周りへとさまざまな影響を与えていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-29 01:54:21
11169文字
会話率:44%
悪魔には寿命が存在しない。
消滅しない限り永遠に生き続ける。
長く長く生き続けた〝悪魔ちゃん〟は〝歳の数〟の大変な思いをしている。
暗黒界悪魔国家の姫〝デヴィル・エイエーン〟
4万7714歳のピチピチの悪魔ちゃん。
家族は彼女に甘い。
甘すぎる。
両親は親バカ。兄はシスコン。祖父は孫を溺愛。
彼女のためのイベント事は盛大に。
そして正確に行う。
誕生日にはロウソクの火を……
節分は豆食いを……
だから〝歳の数〟大変なのだ。
本当に大変なのだ。
だって悪魔には寿命がないのだから。
4万7714歳の悪魔ちゃんの1年間を描いた物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-03 19:00:00
101202文字
会話率:31%
魔術師団消防局で働く伯爵令息ハルトは、五年前に婚約者から浮気され婚約破棄をされて以降、色恋沙汰を避け続けそのまま25歳を迎えていた。しかし、新年度を目前に控えたある日、昇進の条件として結婚するよう言い渡され、寮を追い出された彼のもとに、大
きな荷物を抱えたひとりの女性が押しかけて来た。
「クラルテと申します。旦那様のお嫁さんになるため馳せ参じました!」
彼の婚約者に内定したというクラルテは天真爛漫な侯爵令嬢。なんでも、彼女は元々ハルトのことを慕っていたらしく、使用人もいない屋敷に上がり込み、嬉々として給仕を始めてしまう。
しかし、頑固者のハルトは、一度決めたことは曲げたくない。過去の婚約者を想い続けるためにクラルテとの婚約を拒否しようとしていたのだが……。
「旦那様がわたくしとの婚約に納得していないのは知っています。わたくしは旦那様に愛してほしいだなんて言いません。だけど、わたくしは旦那様を心からお慕いしておりますので……愛されたいとは思っています。ですから旦那様、覚悟、していてくださいね?」
(こんな可愛いことを言われて愛さずにいられるはずがないだろう!)
いつのまにか二人の攻守は完全に交代。しかし、クラルテは押すのは好きでも押されるのは苦手なようで…!?
(どうしよう……旦那様が甘すぎて困ります!)
押しかけ令嬢クラルテと、押しかけられた魔術師ハルトの溺愛攻防。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-20 19:11:20
109286文字
会話率:43%
伯爵令嬢ラルカ・ラプルペは王女エルミラに仕える十八歳の少女。人形のような愛らしい見た目をした彼女は、はじめ侍女として働いていたものの、やがてその能力が見出され、文官として働くことに。
けれど、ラルカはある日、領地に住んでいる姉メイシュ
から、王宮の華である侍女に戻ること、また早急に結婚をし、仕事自体を辞めることを命じられてしまう。
(わたくしは仕事を続けたい! 結婚なんてしたくない! 自由な生活を送りたい!)
一人思い悩んでいたラルカは、エルミラのお遣いに行った先で、侯爵令息であり王太子の近衛騎士を務めるブラント・ソルディンと出会う。
ひょんなことから、自身が結婚について悩んでいることを打ち明けたところ、ブラントがラルカに『僕と婚約しよう』と提案する。
彼もまた、親族から結婚を急かされて困っているというのだ。
互いの利害が完全に一致。
二人はいずれ解消するという約束で、仮初の婚約を結ぶ。
けれど、言いつけどおりに婚約者を作ったというのに、ラルカは姉メイシュの束縛が解けきらず、きせかえ人形のような生活を余儀なくされる。
「家においで」
そんなラルカに、ブラントが優しく手を差し伸べる。
そこから、二人の甘い偽装婚約生活が始まって――――?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-10 12:00:00
110210文字
会話率:30%
私はロレーヌ・アサート。アサート宝石店を営む夫を持ち、彼の両親とも同居しながら店を手伝っていた。夫の母親つまり姑は思ったとこをずけずけと言う性格だったし、夫の父親である舅は空気のような存在だった。肝心の夫は姑に意見することもなく、あまり幸せ
とはいえない結婚生活を送っていた。それでも仕事は楽しくて、宝石を購入してくださるお客様との交流は、私の生き甲斐にもなっていた。
そんな生活を送っていた私に、ある日変化が訪れる。サイラは私の学園時代の親友でその当時は常に一緒に行動していた女性だった。幸せな結婚をしたと、そう思っていた彼女が突然アサート宝石店に現れた。
「ロレーヌ。私、夫と離婚したいの。あの人とはもうやっていけないわ。だって私の腕を折ろうとしたのよ?」
その腕を見れば、なるほどくっきりと赤紫色の痣になっていた。
アパートを借りることができるようにお金を渡そうとした私に彼女が放った言葉は、「ここにしばらく置いてくれないかしら?」だった。わたし達夫婦に子供がいないことも知っており、「いつでも子供が抱けたら嬉しいでしょう?」とも言ってくるのだった。
※これはあまり幸せとは言えない結婚生活をおくっていたヒロインが新たな幸せを掴む物語です。最初は現実的でよくある嫁姑問題のお話で、そこに絡んでくる親友にもきっとイライラしてしまうでしょう。ですが、途中から新たな美丈夫な男性が現れ、溺愛モードに入っていきますので、安心してお読みいただきたいと思います。過ぎ去った青春時代の甘酸っぱい恋を、いつまでも忘れたくないあなたにお届けしたい、甘すぎないラブロマンスです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-06 01:16:01
23547文字
会話率:52%
甘すぎて胃もたれするくらい甘々な恋愛をしている黒井と白石。そんな2人の恋愛の間にいたのは黒子。黒子とは歌舞伎とかシン○ンジャーの後ろにいる黒ずくめのあれ。さぁ百合の間に挟まってしまった黒子さんは色んな意味で大丈夫なのか。百合が好きな人や甘々
な恋愛が読みたい人は良かったら見てってください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-25 20:49:35
1915文字
会話率:77%
夜遅くに帰ってきたら、彼氏が玄関前にいて・・・。
甘いけど苦い短編が書きたくて書きました。
暇つぶしにどうぞ。
最終更新:2023-08-01 11:41:36
529文字
会話率:60%