「ライラ。大人になったらけっこんしよう」
「ラダくん?」
「俺じゃ……嫌か?」
「ううん。私、私、ラダくんに相応しい女の子になるね」
小学院二年、引っ越すライラにラダは言った。ぽっちゃりライラはラダとの約束を胸に、減量を頑張り淑女の嗜みも
身につけた。
十八になったライラは今でもラダを思い未婚だった。しがない領主の娘であるライラは仕事を探すも上手くいかない。そんな帰り道、大人になったラダと再会するも――
「誰オマエ。知らね」
「……! わ、私……ライラ」
「だから、知らないって」
ラダは最初、ライラを覚えてないと言ったが、のちにちゃんと覚えていたと発覚する。
しかしラダはどうやら高貴な身分らしく、さらにはライラがラダの頭に触れると――
ラダは王家の呪いでドラゴンになってしまう体質だった!
これはライラがラダと契約結婚ののちに、ラダの呪いを解くまでの話だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-16 07:10:00
110070文字
会話率:61%
アリス・メイガスは、代々聖女を産む家系で現時点唯一人の聖女。
しかし、義妹のメリッサの誘惑と嘘に騙されたベリウス王家の王太子であるアルスは、アリスを聖女の地位から追放し、国外にも追放する。
追放された、アリスはアリーと名前を変えて隣国ネビリ
ウム王国で治癒師として仕事をしていた。
アリス元いアリーの腕前は評判となり、ベリウス王国の王太子であるカイウスと対面し、面識がある為正体がバレてしまうが──?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-28 18:10:46
2964文字
会話率:68%
おとぎ話のように語り継がれていた王家の呪い。
それが現実として起こってしまった!!
五代前のアルヴァン国王に魔女から一通の手紙が届いた。
「王家の子孫に呪いを」手紙を受け取った後も何代も平穏に暮らしてきた為、呪いはいつしかおとぎ話に。
しかし、それは突如として三人の王子に襲い掛かってきた。
三人の王子達の呪いを解くのは17歳の時に出会う運命の人のみ。
彼らは果たして運命の人と出会えるのか…。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-22 14:23:00
42349文字
会話率:21%
誰もが魔法を使える大陸にあるトーホー王国の公爵家にサリエルという娘が生まれた。サリエルは年端もいかぬ頃から勉学に励み優秀で自慢の公爵令嬢に育っていったが、弟が生まれた頃突然反抗期になりメイドや執事、家庭教師の手に終えない問題児になってしまう
。ある日もなぜなぜと質問をしては周囲を困らせるサリエルに怒った父親が部屋に閉じ込めてしまうが、まだ習ってもいない闇魔法を使い家出したサリエルは娼婦の息子で孤児のガブリエルとたまたま出会う。ガブリエルはサリエルの専用従者として公爵家に雇用され、問題児のサリエルのお世話係をすることに。数年後、王子の婚約者候補となったサリエルだが、王宮で王子と喧嘩をしてしまい隣国に留学させられてしまう。親元を離れたことを良いことに、冒険者ギルドで冒険者登録をしてサリエルはガブリエルと共に週末冒険者として冒険をしながらガブリエルとの愛を深めていく。公爵令嬢サリエルと従者ガブリエルの身分差恋愛譚。 アルファポリスにも時差投稿します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-02 18:20:00
101725文字
会話率:38%
20年前、弟を守るため非業の死を遂げた魔法国家ハーデンベルギアの第一王子アイビー。
彼は死ぬ直前まで王家の呪いに悩まされ、多くの秘密と罪を1人背負っていた。
しかし、呪いの殺意の強さが結果としてアイビーを悪魔へと生まれ変わらせ、彼を第2の人
生(?)へと送り出した。
悪魔召喚で呼び出された場所は深い夜の森で、呼び出したはずの召喚者は影も形もない。何か再び面倒なことに巻き込まれている予感を感じはしたが、それ以上に波乱万丈な旅が彼を呼ぶ。
手違いから始まった契約ではあれど、息はぴったりな悪魔「雹華」と少女「蝶蘭」。彼らを取り巻く冒険と呪いの闇が、やがて国を巻き込む大騒動へと発展する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-16 22:39:37
64102文字
会話率:35%
平和な学園に現れた怪異。
それはかわいらしい少女の姿をしていた。
最終更新:2021-05-13 22:56:15
4350文字
会話率:49%
『ルークの冒険』
冒険者を引退する事にした日、それ迄の功績を讃える褒美として国王ヒルデンから島を貰う事になった。初めはそんなに乗り気でなかったものの、次第にその日が近づくにつれその島を自分の"秘密基地"としてどう改造す
るかが楽しみにしていた。
島を貰い受けるため一人王城に出向いたルークだったが、そこには何故か教え子の冒険者や若い騎士たちがいて……。結局、成り行きで貴族にされたルークだったが、自分の"自由"は出来る限り確保する事に成功していた。
仲間や身内に別れを告げたルークは、古い友人である二代前の元国王ダグラスとも会った。ダグラスと話していたルークは、その中で"王家の呪い"について知る事になり……。
その胸にダグラスからの"最後の依頼"を抱え、自らの領地となった孤島"ルーナメイジ"へと、出発しようとしていた。
──これは、冒険者として成功した男の"最後の依頼"と、それを綴った冒険物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-19 19:25:01
144682文字
会話率:33%
奥村静羽は、ちょっと霊感の強い女子高生。ある日、ラクロスの部活帰りに光る塀から現れた奇妙な霊に遭遇した。いつものように退魔の護符を巻いたラクロスのクロスで祓ってしまおうとすると、それは霊ではなく生きた人間だった。そして、その人間、エトヴァ
に静羽は無理やり光る壁に引き込まれてしまう。
静羽が連れて行かれたのは異世界のエクリムス王国の王城。しかもそこは死霊の巣窟となっていた。エトヴァから王家に掛けられた呪いを祓い、自分の友人でもある国王のアルフを救ってほしいと頼まれる。霊感が強いだけでそんな力はないと断るが、次の満月まで元の世界に戻れないと聞かされた静羽は渋々ながらも協力することを承諾する。
静羽が護符の力を借りて国王の部屋に憑いていた悪霊を祓うと、国王のアルフはすぐに体調を取り戻す。そして静羽とアルフ、エトヴァは王家の呪いの根源である閉鎖された後宮へと向かい、化け物と化した悪霊をなんとか討ち祓う。
長年王家を蝕んできた呪いを討ち払い、救世主として城に向かえられた静羽は、城の人たちと交流を深めながら元の世界へ戻るまでの日々を楽しく過ごす。そんな中、アルフとの距離も急速に縮めていき、お互いに惹かれ合い始める。
国王の快気祝いを兼ねた舞踏会が開かれ静羽も着飾ってお姫様気分を味わっていたが、そこへ・・・
明るく元気な静羽と、イケメンだが多少性格に難がある国王アルフ、天然のエトヴァが織りなすラブコメ・ファンタジー!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-11-20 14:22:52
166060文字
会話率:49%