『ルークの冒険』
冒険者を引退する事にした日、それ迄の功績を讃える褒美として国王ヒルデンから島を貰う事になった。初めはそんなに乗り気でなかったものの、次第にその日が近づくにつれその島を自分の"秘密基地"としてどう改造す
るかが楽しみにしていた。
島を貰い受けるため一人王城に出向いたルークだったが、そこには何故か教え子の冒険者や若い騎士たちがいて……。結局、成り行きで貴族にされたルークだったが、自分の"自由"は出来る限り確保する事に成功していた。
仲間や身内に別れを告げたルークは、古い友人である二代前の元国王ダグラスとも会った。ダグラスと話していたルークは、その中で"王家の呪い"について知る事になり……。
その胸にダグラスからの"最後の依頼"を抱え、自らの領地となった孤島"ルーナメイジ"へと、出発しようとしていた。
──これは、冒険者として成功した男の"最後の依頼"と、それを綴った冒険物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-19 19:25:01
144682文字
会話率:33%
引退した冒険者たちが集まる居酒屋「冒険者ギルド」を中心とした、冒険者が語る物語群。
第1話の勇者編は、勇者が居酒屋で語る過去回想となり、現在の居酒屋でのやりとり⇔過去の魔王との戦いや冒険を1話毎に行き来する中編となります(完結済)
第2
話の魔法使い編は、冒険者ギルドに関わらない現在視点の冒険物になります。冒頭とラストにしか冒険者ギルドは登場しない、本来は引退していた魔法使いが引退しなかったifの話がメインの超長編となります(連載中)
(※連載は2話の後編:2020/5/25現在92話目を準備中、1ヶ月2〜3話で更新できよう続きを考えています)
第3話の女商人編は、一度引退した女商人が元勇者たちと話をする内に再起を決意する短編となります(完結済)
【第1話 ある勇者の冒険譚(完結済 全25話)】(語り手:元勇者)
【第2話 ある魔法使いの苦悩 (前編 1話〜35話】(語り手:ファーレン)
【第3話 ある女商人の苦労話(完結済 全13話)】(語り手:ジェリカ)
【第2話 ある魔法使いの苦悩 (後編 36話〜連載中)】(語り手:ファーレン)
<以下は長期のシリーズ物になった場合の続き>
【第4話 ある武道家の再挑戦】(語り手:???)
【第5話 ある王子の回顧録】(語り手:???)
※居酒屋『冒険者ギルド』はカクヨムでも連載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-18 20:37:12
300720文字
会話率:54%
冒険者家業に限界を感じ、引退の手続きを行ったフェン。
三十路を少し過ぎた頃のフェンは、見習い時代に負った傷が原因で見習いや見習いを卒業して間もないころの冒険者が受けるようなランクの依頼しか受けることができなかったために、万年低ランクであった
。
そのため、草むしり、最終指導者、雑用係。口さがない冒険者からは、万年見習い、と呼ばれ、蔑まれていた。
だが、彼は同じギルドに所属する冒険者たちからはともかく、ギルド職員とギルドマスターからは、期待されていた。
そんなおっさん冒険者の引退は、ギルド職員たちとギルドマスターに衝撃を与えることとなる。
だが、冒険者たちはそんなことはまったく気づくことはなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-15 00:00:00
6068文字
会話率:33%