英雄オルキデアを母に持つ、アハト国第4王女のオリヴィア。
彼女は病に倒れ死の淵を彷徨った時に、不思議な存在と出会う。
それは異世界から転移してきた霊魂トモエ。
トモエは「オリヴィアが死んだ時、その体を使い復活できる」と知り、オ
リヴィアの体に憑りつく事になる。
一つの体に二人の意志が共存する、そんな不思議な同居生活を続けていくうちに、オリヴィアの諦めかけた「母のようになりたい」という夢が再び膨らんで行った。
そして剣聖を目指すため、トモエ監修によるオリヴィアの修行がスタートする。
様々な苦難を乗り越え剣士として成長するオリヴィアだが、公務で向かった隣国でナミルと名乗る異形の者と出会った。
その目的もわからぬまま、オリヴィアとトモエは彼の謀に巻き込まれて行く。
一度はその奸計を打ち破ったオリヴィアとトモエだが、ナミルは復活し自らのシナリオに二人をキャストとして指名した。
ナミルの思惑に対抗するため、そして母の姿を追いかけるため、オリヴィアは今日も剣を振るう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-24 12:02:01
13605文字
会話率:27%
英雄オルテギアを母に持つ、アハト国第四王女のオリヴィア。
彼女は病に倒れ死の淵を彷徨った時に、不思議な存在と出会う。
それは異世界から転移してきた霊魂トモエ。
トモエは「オリヴィアが死んだ時、その体を使い復活できる」と知り、オ
リヴィアの体に憑りつく事になる。
一つの体に二人の意志が共存する、そんな不思議な同居生活を続けていくうちに、オリヴィアの諦めかけた夢が再び膨らんで行った。
「母の様になりたい」
弱虫で泣き虫なオリヴィアが、アグレッシブで豪快で剣の達人だったトモエと触れ合い、刺激としごきを受けながら、試練を乗り越えていく。
剣聖と呼ばれた母を目指す為に。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-07 08:13:09
115920文字
会話率:37%
嘗ての英雄を母に持つアハト国第4王女のオリヴィア。
母の死後、彼女に居場所はなかった。
疎まれ蔑まれ、何時しか死を望むようになったオリヴィア。
ある時、そんなオリヴィアに思わぬ出会いが訪れる。
最終更新:2022-06-02 08:15:06
64839文字
会話率:27%
「空が見たい」
一人の青年がいた。誰にも群れることなく、『孤高の王様』と言われる青年が。
「私は強くなりたい」
一人の少女がいた。『弱虫王女』と呼ばれ、周りから拒絶された少女が。
だからこそ、似た者同士は言う。
「お前を強くしてやる」
「あ
なたに空を見せたい」
その日、古くから続く儀式において、後に『最強』と呼ばれる王女と従者が生まれる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-16 00:09:21
2566文字
会話率:21%