湿原に住む自分の過去を知らない三人は、或日二人の旅人と出会う。自分について知りたい三人は、二人が移住すると云う都市に共に住むこととなる。
最終更新:2024-11-08 18:00:00
148947文字
会話率:46%
ここは、工業地帯がほぼ無限に広がっているように思える島。行ったことはないが、工業地帯でない場所は湿原に覆われていると聞く。
この工業地帯では、鉄が精錬されていたり、火力発電がおこなわれたりしている。
ただ、主人公(飛鳥井)が住む
場所は、そのような大規模施設の近くではなく、とある小さな自動車会社(マルキ機動商会合同会社)であった。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-11-05 20:10:30
1240文字
会話率:0%
陸の孤島と呼ばれた雨止まぬ湿原グナプスに生きる人々の、美しく儚い物語
※本編には残酷な描写や気分を害する可能性のある表現がございます。ご注意ください
最終更新:2024-05-16 20:42:48
15357文字
会話率:37%
湿原をぬけた、旅人用にある休憩所で肩に晴天を思わせる色をした小さな鳥をのせ、目を閉じている少女がいた。
少女は目をゆっくりとひらくと、よくとおるソプラノボイスで、叫んだ。
「だああああ!なんなんだい!ここは!空気は重く、肌に貼りついてく
るし、嗅覚と聴覚はいらん情報ばっかりをぼくに提供してくる!こんなとこからとっととおさらばしようじゃないか!もうぼくはたえられないね!ねえ、君はどう思う!風志くん!」
少々、少々?うるさい少女の声に顔をしかめることもなく、風志と呼ばれた小さな鳥は元気に返事をした。
「うん、ボクもそう思うよ!彩お姉ちゃん、それに、もうこのかわりばえのない景色を見るのもあきちゃったし。」
その返答に満足したのか、ややわかりにくい比喩をもちい、彩は風志に嬉しさをつたえながら、どこからともなく自転車を取り出した。そして
「風志くん、ヘッドホンになってくれるかい?」
一般的には無理難題といわれるようなことを、さも当然というような顔で言った。
「わっかた!」
ちょっとおかしな返答をし、彩の言う通り、ヘッドホンへと姿を変えた。彩はそれを装着すると自転車でそこから走り去って行った。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-29 17:29:43
2620文字
会話率:57%
花の写真を撮ろうと向かった湿原で出会った不思議な少年との話。
(この作品は「カクヨム」「NOVEL DAYS」にも投稿しています。)
最終更新:2023-07-16 02:26:46
5365文字
会話率:40%
舞台はなんと石器時代!?
ナーロッパとは言わせない!!
累計2万1000PVを記録した前作『追放&婚約破棄されたけど、最弱スキル『光操作(ライトコントロール)』で侯爵令嬢と結婚します』の金川明が名を改めて送る、石器時代を舞台とし
たまだ誰も見たことがない異世界ファンタジー!
広大な湿原マーミアを生きる狩猟民族として生まれた、二人の赤子の運命を描く!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-18 00:00:00
25313文字
会話率:44%
山々の麓に湧き出た美しい湖や池には、毎年たくさんの白鳥等の渡り鳥がやって来た。
しかしここは、誰も住まない住めないような場所。ここにつれて来られた5人の娘達。貧しいが故にお金で買われ、親に捨てられて・・・。食べる物も無く4人が亡くなって、最
後の娘が息絶える間際白鳥に助けられる。人間の娘に恋する白鳥の思いが通じたときに、人と同じ姿『白鳥人』に変身できる白鳥。その『白鳥人』達がこの美山市を造った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-11 11:00:00
35362文字
会話率:20%
本好きが高じて本タワーを自宅に建設しまくっていた私は、なんと、震度二の地震による本タワーの崩壊で死んでしまった……というのを思い出したのが、五歳の誕生日。
私、イリスフロラ・ハンセル=ライマーニ、十六歳。領地持ち貴族であるライマーニ伯爵家の
令嬢になっていた私は、蛙の王子様・ギロゴと意思疎通が出来る力を持っていた!
でも、ギロゴはよりによって、デカくて醜い大沼蛙。披露目の招宴(デビュタント)でそれを披露して嘲笑われ、その場にいた美青年からも嫌な目で見られて、私は失意のどん底。そんな傷心の帰り道、ライマーニの領地に入ったところで見付けた、竜の死体……それが、全ての始まりだった。
転生した令嬢が、蛙の王子様を相棒に、嘲笑ってきたり罠を仕掛けてきたりする貴族たちを悪役令嬢もかくやというレベルでちぎっては投げちぎっては投げ(物理)しながら、謎解きをしたり、推しに大量に課金(壮大)する算段をしたり、推しの美青年を配下にしたり……将来の約束をしたり……何故か凄い速度で子作りを迫られたり、学院に通ったり、そのうち婚約破棄に至ったり、湿原と沼地で泥まみれになって試行錯誤する、全部盛りメガカロリーパックのヲタクノリ息抜き小説。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-07 21:45:03
146789文字
会話率:47%
若きオトゥール王は即位後、それまでの野蛮で盗賊じみた騎士たちが持つ気質に変革を起さんとして、日々城壁の上に立ち、馬上槍試合を監督していた。だが王の思いとは裏腹に、かねてから怨嗟を抱きあっていた騎士同士の衝突は、命懸けの遺恨試合に陥ってしまう
。しかしそれは、先王以前から永年に渡って積み上げられた罪過のほんの一部だった。罪過はあらゆる時と場所に刻み付けられていたのである。湿原に、隣国に、王と臣下の間にさえ。しだいに王は寡黙になり、氷の彫像のような存在とかしてゆく。だが王にはなんらかの思惑があるようにも見えるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-03 22:22:30
54120文字
会話率:49%
冬来たりなば…春を探しに湿原へ出かけた時の話。
最終更新:2018-12-30 09:41:34
241文字
会話率:0%
きっとコレより苦しいことも痛いこともこの広い世界には沢山あるのでしょう。
しかしながら、そんな比較は無意味。まったくもって無意味。
苦痛を経験したことのある---そう、貴方になら分かるはず。
某氏「こんな程度(鼻笑) 俺のほうがはるかに苦
しく辛かった」
某湿原氏「だからナンだ、それがどうした。お前の苦痛がオレより勝っていたからってオレの苦痛が軽減されるのか? あ”あ”っ⁉」
つまりそういうことです。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2018-11-30 22:18:44
2449文字
会話率:16%
ボクには姉が何人もいる。
真面目な姉、優しい姉、ちょっと厳しい姉、からかってくる姉に……みんな、大事な姉だ。
ただちょっと人間と違うのは、ボクがヒュドラでその首たちってことかな。
ボクたちは、今日もこの湿原で今日を生きている。
最終更新:2017-09-18 15:40:05
6840文字
会話率:54%
少女の母親を捜していた一人の少年。
二人の名前を通して明かされる思い出の物語。
最終更新:2014-05-04 22:00:00
3049文字
会話率:51%
中国のしつこさに押し負けそうになり、日本政府は尖閣諸島魚釣島に港とホテルを建設する事を決定した。軍備は持ち込まずホテルとしたところに苦心が見えたが中国の怒りは凄まじかった。
時同じくして石垣マタハリホテルが作られた。表向きは民間資本のホテ
ルだが裏があった。魚釣島での施設建設が済むまで行政関係者や作業員の宿舎として借り上げられた。魚釣島施設の建設が終わると民間ホテルとして営業を始めた。
二年ほど経ったある時、石垣マタハリホテルに日本、中国、韓国、台湾、フィリィピンの記者が揃った。
魚釣島のホテルの利用規約では日本国に来る資格を持つ人々及び日本国籍を有する人の全てに逗留が認められるとある。だが当初は国賓及び各国から依頼のあったゲスト、随行のジャーナリストが優先された。その次の順位にあるのが一般のジャーナリストである。魚釣島へ渡るためのキャンセル待ちは石垣マタハリホテルのみで受け付けられていた。
石垣マタハリホテルの一画にある尖閣カフェを中心舞台として人間模様が繰り広げられる。
日本人記者の立石は同行した女性記者谷川亮子に石垣島でプロポーズをするつもりだった。亮子は韓流スター張りのイケメン記者キムとベッドを共にした。立石は嫉妬の業火を燃え上がらせた。
中国と韓国は他の三カ国の国民には嫌われていたが、中国と韓国の間でも嫌悪し合う材料は掃いて捨てるほどあった。記者達は衝突した。
橘正之は携わって来た仕事柄東アジア、東南アジアに精通していた。学生時代以来の環境から琉球の文化、言語にも通じていた。そこを見こまれて石垣マタハリホテルの表向きのオーナーとなった。
課せられた義務はブログで勝手気ままに発信する事と、中国側の言い分に対しての反論を政府に提言する事である。加えて橘はホテルで採用した母子家庭の子供達の教育をしてみる事に楽しみを覚えた。また表向きの出資者二人から登校拒否になった子供を二人あずかる事になった。そしてまた一人。この最後の一人がサキシマハブに咬まれた。外人記者達の連係プレイで事なきを得る。
島に来るジャーナリストにとって橘の取材をする事も目的の一つとなっていた。ある期間の石垣島を舞台に書き込まれたグラフィティーである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-09-22 18:45:44
47952文字
会話率:28%
世界の何処か、『果ての湿原』に辿り着いた「僕」。
自分が誰か、ここは何処か、何故この場所へ来たのか。「僕」は何も知らない。
世界の何処か、終わりと始まりの場所、『果ての湿原』。
そこに住まうのは風変わりな人々と、奇妙な動物たち。
そんな者たちと、記憶を持たない「僕」の緩慢な日々が始まる。
何かを失った者たちの、終わりと始まりの物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-12-15 22:56:25
20402文字
会話率:50%
北上川沿いに広大な湿原と草原が広がる。快晴のこの日、一頭の白馬が疾駆していく。見事な手綱捌きで颯爽と馬に跨っているのは、江釣子青年の一弥。今はカズルイとその名を改め、日本政府に対し反乱を起こす。時の内閣総理大臣小泉純一郎は主要閣僚を緊急招集
して対策にあたるが・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2007-07-19 18:37:11
10373文字
会話率:74%