「翼を持つ賢者」や「鳥」と呼ばれる者たちによって、現世から隔離された死後の世界である「黄昏の地」に召喚された若草の民(いわゆる小人族)のナイと、黄昏の地で墓守じみたことをしている屍師の妖精族(いわゆるエルフ)のルル・シーカの出会いと別れの話
。
ナイやシーカが元々いた「現世」も異世界(ファンタジー世界)です。
死んだ者だけが行くことのできる世界である黄昏の地は、北欧神話のラグナロクのような、世界の終焉に訪れる戦争の時に戦ってくれる英雄を育てるための場所、という感じ。
「翼を持つ賢者」や「鳥」は北欧神話のヴァルキリーのような、英雄(あるいは英雄となりうる逸材、またはそれをサポートする人々)を現世から引き抜いてくる存在です。
黄昏の地では肉体寿命が尽きるまで蘇生が可能であり、翼を持つ賢者たちが残した遺跡で復活できますが、まれに記憶の一部を失ったり、身に付けた技術や能力を失う場合があります(ゲームで言うところのデスペナルティ)。
そしてデスペナなしで完璧な蘇生ができるのが、死に関する魔法学「屍学」を極めた魔術師である「屍師」。
屍師は現世には一人も存在せず、黄昏の地にいるのも数人だけ。
シーカはその数少ない屍師の一人。
ナイはその黄昏の地にやってきたばかりの、ただの少年です。
55,000字弱の完結済みのファンタジー小説です。
Pixiv小説にある同名の小説の転載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-03 00:30:17
24841文字
会話率:44%
※辻村恭様との合作「忘却のアポカリプス」より分岐している作品となります。
はるか昔、異形と呼ばれる謎の生命体によりアルカディアは壊滅の危機に瀕していた。異形には魔法や攻撃が通じず、生命活動を行うモノ全てを喰らうため被害は増大。多種族が手を
取り合って異形に挑んでも生きて帰った者はなかった。
何も打つ手がなく世界の滅びを待つ間、突然危機の歴史は終焉を迎える。
人間族の青年リーシュが魔を破壊する剣に選ばれ、異形を封印したのだ。
1000年後、封印から解放された異形がアルカディアに出現した。しかし時は過ぎ、英雄なき世界。再び滅びを迎えようとしている最中、創世神が舞い降りる。
平和しか知らない小人族の少女ルウは創世神の勅命により、まだ見ぬ仲間達の力を借りて異形と対峙する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-02 19:00:00
122877文字
会話率:49%
小柄なフェザーフット族のロッカは仲間達と共に、星降り祭の夜、神託を受け、滅びた7つの種族を復活させる旅に出ることになった。
それぞれ狂気と罪を宿す7つの種族、ドワーフ、ノーム、エルフ、オーシャンピープル、ワードラゴン、バルタン、ロングフッ
ト。
ロッカ達の再生の旅の行き着く先にあるのは、救済か破滅か?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 20:13:29
79966文字
会話率:51%
無の空間に新たな世界が生まれた。その世界には神々と巨人族が現れ、神々は生命を生み出し秩序を保ち、巨人族は暴虐の限りを尽くした。対立する両者は幾度となく戦争を繰り返し、終末戦争を以て神々の時代は終わった。一つの時代が終わり、海に飲み込まれた大
地が再び顔を見せると、そこには人族、妖精、獣族、小人族、そして終末戦争を生き残ったわずかな巨人族と神々だけが存在していた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-22 20:30:08
16360文字
会話率:24%
強大な人間国ヘムカから故郷を守るため、魔国ヴァギランの辺境に秘密裏に組織された情報ギルド<照>。
そんなテルの裏の顔はあらゆる存在を消し去る殺し屋ギルドだった。
ある日、人間でありながらテルの有力職員として世界を旅するアステリアは、見たこと
もない森に迷い込む。
そこでアステリアが出会ったのは見たこともない種族の幼な子だった。
アステリアは少女をリリと名付け、共に旅をすることになるが ーーー?
これはアステリアとリリ、そして小人族の物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-20 21:22:00
6362文字
会話率:14%
世界“アースオブエデン”には7種族が7つの国家を建てていた。その種族とは、人間族(人族)・竜人族・長耳族・小人族・獣人族・鬼人族・魔人族である。
そして、主神ゼプスナハトは女神たちに世界の管理を任せた。その命を受け、女神たちは各種族の
守護神となった。こうして、各国は女神の恩寵の下で、それぞれが独自に発展と繁栄を遂げた。小さな対立は時々起きたものの、かつて7種族は世界に共栄していたのだ。
しかし今、7種族の均衡は崩れ、人族は滅亡の危機に瀕していた。
◇◇◇
人族の守護神である女神アリューシャは、主神ゼプスナハトの許可を得て異世界の人間を召喚しようとしていた。これは女神序列最下位の自分と、同じく国家序列最下位の人族への特別救済措置である。
「どうか……どうか善良な人間でありますように……」
女神アリューシャは祈りを込めて召喚の儀式を始める。おそらくこれが最後の救済措置になる。次の“審判”までに人族の国を変革しなければ、この世界の人族は終わりなのだ。
女神アリューシャが一心不乱に儀式を続けること11日目、ついに一人の少年の召喚に成功した。これからこの少年の素性を確認し、こちらの世界への転生を依頼しなければならない。
女神アリューシャは心を込めて紅茶を淹れると、それを持って黒髪の少年のもとへ向かったのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-01 22:06:31
319569文字
会話率:53%
少年は異変に巻き込まれ、幼馴染みの少女と一緒に別の世界に迷い込んでしまう。そこへ現れる異形の軍勢。世界を脅かす敵に対抗するのは、救世主が率いる人間の軍隊だったが……。少年は、少女や親友、仲間たちと共に熾烈な戦いに身を投じることとなる――。
【第一,二,三章】……クラウズやクラウドとの戦い、救世軍への新生、初の大規模戦闘【首都防衛戦】を描く一連の物語。
【第四章】……グレイたちは、未来へ行けば戦争に勝利するヒントが掴めるのではないかと思い至る。そこは、驚くべき世界だった――。
【第五章】……突如として戦闘自粛指令が解除された救世軍。グレイたちの次なる任務は、ある反逆の疑惑の調査だった――。
【第六章】……クラウドの策謀を阻止し、戦局が一段落した救世軍。グレイたちは与えられた休暇を使って、小人族の住むペティの森へ向かうが――。
※更新は不定期となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-30 08:49:00
981620文字
会話率:48%
小人族王女フランは人間界で結婚相手を探すことになった。
はたして結婚相手を連れて帰ることができるのか。
最終更新:2022-06-01 18:00:00
33352文字
会話率:38%
そこは、巨大な白い柱を礎に繁栄する国。《白柱の国》。
白柱の国は猛毒のエネルギー資源、《竜素》に覆われた閉鎖的な国。竜素の結晶体である《竜輝石》を産出することで生活を営んでいた。
世界には様々な人種が存在する。
獣の感覚器官を持つ《獣人族
》。
高度な細工技術を持つ《土鬼族》。
長命で知識に富む《耳長族》。
巨大で強靭な肉体の《巨人族》。
己の翼で空を飛ぶ《有翼族》。
謎は多く数の少ない《竜人族》。
そして、脆弱で特徴の無い《小人族》。
竜輝石の収集を生業にする《石拾い》のラックは、竜輝石を集めて金を稼ぎ、白柱の国の外に出ることを夢見る小人族の少年。
種族の劣りに負けず、竜を相手に立ち回る優秀な石拾い。
敬愛する祖母のシャヴァンヌ。姉のように世話を焼いてくるミーア。
二人の家族と共に白柱の国を出て、自らの目で世界を見る。
これは、少年が夢を叶えるための、その一歩目までの物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-13 11:27:02
108215文字
会話率:43%
国を追われた小人族の王子が国を奪還する為
冒険し仲間を集め、成長していく話です。
この作品は
とあるオンラインゲームの個人サイトにも
掲載していますが、二次製作物掲載の了承が
得られなかった為、内容を改編し掲載しています。
皆様からの感
想お待ちしています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-18 00:00:00
36331文字
会話率:10%
小さき人と言われる小人族のミミは、ドアノブに手が届かなかった瞬間、転生したことに気づく。前世は高身長女子、身長が理由で振られたミミは確かに、小さくなりたいと願った。しかも割りと本気で願ったことは認める。だからって、こんなに小さくなるなんて思
わない。
いろんな種族が集まる交流会で小人族のミミが好きになったのは、巨人族の王子だった。またも身長が理由で振られるミミだがそう簡単には諦めない。小さくなりたいと願ったミミが、心の底から大きくなりたいと願うお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-12 16:30:02
8361文字
会話率:43%
小人族の医者であるアイナの、少し変わった愛のお話。
初投稿です。一度WebマガジンCobaltの短編小説新人賞に応募した作品を加筆修正したものです。
拙い部分も多いですがよろしくお願いします。
最終更新:2021-02-10 13:56:38
10916文字
会話率:50%
獅子とヒトの形質を併せ持った《獅子族》ガルラのもとに、《小人族》の青年ヘンリィが婿入りすることが決まった。
自分の手の平サイズの『夫』に戸惑うガルラと、大らかでマイペースな《小人族》ヘンリィ。
そんな二人が無事に結ばれるまでの物語。
最終更新:2020-09-19 21:56:36
3004文字
会話率:51%
深い深い森の中にある小人族の村
そんな村の中でも「落ちこぼれ」で「自称天才発明家」のピヨンはある日毒爆弾を発明するが……
村を守った爆弾は滅びも与える
教訓のある残虐な童話のようなお話です。
ほのぼの小人物書こうと思ったらダークでシリア
スなお話になりました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-17 17:54:28
5164文字
会話率:29%
これは、小人族に伝わる古いおとぎ話のひとつです。
十万年前、鬼を倒すために作られた土人形がいました。
命ある土塊。死ぬために生きている人形。男の体をした可憐な美少女。無垢な魂を宿す穢れの塊。
相反するものが同居し、無尽蔵のエネルギーを生み
出す「矛盾の人形」。
かつて人形は一人の男に愛され、人形もまた男を愛しました。
しかし人形と男の仲は、神によって引き裂かれました。
それゆえに、人形は神を憎み、神を倒さんと挑み続けては負けていました。
しかし、何万年もの戦いを経て、土人形はとうとう神様を倒す方法を見つけます。
その始まりは、いつものように神様に負けた土人形が、とある島国に降り、とある人間に出会った時でした──
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-15 00:00:00
172279文字
会話率:40%
「橘」と呼ばれる、霊能力を持つ一族。
彼らは、千年前、人を滅亡寸前まで追い込んだ鬼の末裔と戦い、これを退けた一族だった。
その一族が治める町に、鬼の末裔が現れ、人は再び存亡の危機に立たされた。
鬼が狙うのは、「神の卵」と呼ばれる力の塊。
橘一族の二の姫、楓は、鬼の手から神の卵を守り、天に返すため、町の北にある霊峰へと旅立った。
おとぎ話「一寸法師」に隠された、人と小人と鬼の本当の戦い。
その戦いが、千年の時を超えて、決着の時を迎える。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-14 18:08:28
110696文字
会話率:49%
四つの民と八つの一族が治めるこの世界。
【森の民】の樹人族と妖精族、【山の民】の小人族と鬼人族、【草原の民】の獣人族と巨人族、【何有の民】の人間族と魔人族。
それぞれの一族はそれぞれの神に見守られ、その依代によって火を起こし、日々の生活を
豊かにしていた。
その神から寵愛受けた世界で人々は時に争い、時に手を取り合い懸命に生きていた。
これはその世界で異物の依代である指輪が産み出す物語。
指輪に出会った者が抗う物語。
いずれ後世に語られる龍の邦(りゅうのくに)を興す者達の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-27 19:19:37
22272文字
会話率:42%
とある現実重視系?異世界漫画で「女性は非力だから冒険者とか駄目ポ」な設定を拝見。
これまで作り手側も読者側も判っていたけど目をつぶっていた問題へ、真正面からツッコむのは面白かったりも。
でもね?
その手の疑問は作者にもある訳ですよ!
(苦笑)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-28 18:12:12
1644文字
会話率:0%
秋の終わりのサンナ村。村の娼館〈緑月楼〉の小人族(オゼット)の娼婦ばかりが、次々に襲われるという事件が勃発する。
ゴルカンは、村の治安組織である〈黒帽隊〉に雇われ、用心棒として〈緑月楼〉警備の任に就いていた。
ある夜、〈緑月楼〉に襲撃者が現
れる。死闘を繰り広げるが、敵は遣い手だった。ゴルカンは襲撃者を逃してしまう。
そして新たな犠牲者が出てしまう。
さらに、村人たちの間に不安が広がり、村に不穏な空気が立ち込め始める。これまでかりそめの平和の中にあった村に、憎悪と恐怖が満たされるのだった。
孤立無援となってしまったゴルカンは、恐るべき刺客を見つけることができるのか?
※この作品は「カクヨム」のサイトにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-25 23:50:34
42720文字
会話率:44%
病気の母と二人きりで、小さな畑を守って暮らす11歳のアーデリ。その前に現れたのは、傷ついた小人族(オゼット)の男だった。男はどこからか逃亡してきたらしい。冷たい雨が降る夜、アーデリは母に内緒で謎の男を匿うことになるのだが……
〈灰色の右手
〉剣風抄のスピン・オフ短編小説。
※この小説は「カクヨム」にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-27 22:53:19
8028文字
会話率:40%
四形態に変化する世界最硬度の剣(何でも切れるとは言ってない)
三形態に変化する世界最硬度の盾(何でも防げるとは言ってない)
スイッチ一つで全身の重さを0にする鎧(自由に空を飛べるとは言ってない)
勇者リアムは十八歳の誕生日に、村に
伝わる伝説の三種の神器を譲り受けた。女神より魔王討伐の使命を受け、旅立とうとする。魔王、それは世界制覇を企むレプラカーン(小人族)たちの親玉だ。彼らは機巧魔兵と呼ばれるカラクリ魔動兵器に搭乗し、人類を脅かしている。
「よし、これで辛い修行ともおさらばだ! 小人の魔王? 知るか、そんなもん。街に出て俺TUEEE。可愛い女の子たちに囲まれて、好きに生きていくのだ!」
面従腹背。そう目論んでいた彼の野望は三分で打ち砕かれた。三種の神器には、魔王を討ち果たすまで他人とH出来なくなるという無慈悲なギアスがかけられていたのだ。村ではまったくモテなかったのに、街に出たら続々と美人のお姉さんたちが仲間に加わっていく。
これは一体何の嫌がらせか! 負けるな、リアム! 煩悩パワーを闘志に変え、世界平和と己の欲望の為に魔王を倒すのだ!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-17 17:00:00
54093文字
会話率:50%
主人公、フェイは錬金術師の男の子。錬金術師としてはそれなりの才能を持つが、この世界では錬金術はとても低く見られていて、馬鹿にされ、いじめられていた。
しかしめげずに錬金術を極めていくフェイ。いつも彼を守ろうしてくれた小人族のソフィーや
、ドワーフやエルフの冒険者たちと出会うことにより、徐々に彼の才能は開花していく――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-29 06:00:00
153121文字
会話率:43%