地元のホームセンターで働いていた蒼依(あおい)はひょんなことから、初恋の人・芳沢圭吾(よしざわけいご)の母親と遭遇した。すると後日、その圭吾本人とも遭遇してしまう。蒼依は現在三十五歳。その年になっても蒼依はその初恋を煩わせ続けていたのだが、
しかし圭吾は既に既婚者になっていて。再会できたことを嬉しく思いつつも、蒼依がひとり思い悩む日々を送っていたある日のこと。突然圭吾から思わぬ相談を受けてしまう。その内容は「奥さんに浮気されているかも」というものだった。
蒼依の一途な初恋が二十年の時を経て今動き出す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-27 22:03:46
92522文字
会話率:34%
”私”は昔から何度も見る夢があった。
小学校4、5、6年生の時の夢を何度も繰り返して。
そこに現れてる少年、塚倉修一。小学生男子らしく絡んできて好意を伝えてきた。子供の頃だったの自分自身でも気付けなかった、実らなかった淡い初恋の想い出
。
海外と取引のある企業に勤める文田えいり。ある日同僚との買い物をしている時、ある展示会に行合う。
えいりは高校時代同級生と付き合い始めた。時に些細ないさかいもあったが、順調に関係を深めていった。
彼と付き合って本当に良かったと思った時、態度が急変してしまった。連絡が少なくなり、えいりを見る目が冷たくなった。
掴んで成就した初恋だったが、2年程で終わってしまった。
えいりは初恋の痛手を引きずるようになってしまい、その後の恋に臆病になってしまう。
子供の頃の事故が原因で目の光を失ってしまった冬見功介。
中学生になる直前にドナーが現れ、7年振りに光を取り戻す。功介は7年を埋めるように、大好きな絵を描いた。
美術科のある高校に進学し、美術部に入る。その写生会の日、功介は不思議な現象に遭遇する。目の前に広がるものと、目に映る光景が違ったのだ。功介は幻のような景色を必死でキャンバスに納めた。
功介は高校時代付き合った女性が居た。とても気の合う彼女だったが、自分の不安の為に別れを決断する。
それからしばらくして、またもや功介は不思議な現象を目にする。砂漠にありえない程の雨が降っていた。それは功介にのみ見えており、やはりそれをキャンバスに納めた。その絵が世間に認められ、功介は画壇で取り上げられるようになった。
しかし、世間は1つの絵しか描けない画家を嘲った。功介自身も気付いていて、筆を折ろうかと悩んだ。
過去の初恋の喪失によって成功と没落を体験した功介は自身の人生を見失ってしまう。
私、文田えいり、冬見功介の初恋が破れて苦悩3人だが、自分を見つめ直す事によって再生していく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-18 21:08:41
119180文字
会話率:42%
王太子ユリウスは、城の庭園で開かれた茶会で出会った令嬢エリーゼに惹かれてエリーゼを婚約者に選ぶ。エリーゼは婚約者候補のひとりとして、城で王太子妃になるためのレッスンを受けることになった。
毎日レッスンの合間に顔を出すユリウスにエリーゼも惹か
れていくが、エリーゼはユリウスの思いを知らずに、実らない恋だと思い悩む。ふたりの恋の行方は。
※この作品はNolaノベルにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-09-12 17:00:00
336359文字
会話率:73%
元プロ野球選手だった波座間一平は妻の晴海と結婚した後、戦力外通告を受けてしまう。再起を狙って各球団のトライアウトを受けるが志果たせず、就職活動も実らないまま、元球団関係者の紹介で保険会社の営業マンに転身する。しかし野球選手として頭角を現す
ことのなかった一平に晴海の母は失望し、晴海に離婚を唆すようになる。
五回目の結婚記念日の夜、一平は晴海のためにエメラルドの指輪を買おうとして三十万の現金を手に帰路につくが、晴海が母との約束を優先したことに激怒し、歌舞伎町のバーで豪遊した後、手持ちの三十万円を強奪されてしまう。
傷だらけで帰宅した一平を見て晴海は驚いて手当てをするが、彼女はその日が五回目の結婚記念日であったことを覚えており、プレゼントまで用意してくれていた。晴海の愛情を再認識した一平は落涙し眠りにつく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-27 16:53:31
11065文字
会話率:33%
最初のキスはタバコのフレーバーがした。
『彼女』は高校生でありながら、喫煙者だった。
『初恋は実らない』
そう言われているが、『僕』は信じたくなかった。
だけれども、人が、時間が、距離が。僕たち二人を引き裂いていく。
最終更新:2024-05-13 08:00:00
4016文字
会話率:26%
高校生のときの初恋・失恋を引きずっている、最低で、情けなくて、女々しくて、不甲斐なくて、しがない男。
未練を引きずりながらも、他の女性と結婚する。
それから20数年経って、初恋の女性に「実は自分も好きだった」と告げられる。
風雲急を告げる夫
婦関係。
あー、やっぱり初恋って実らないのかなー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-23 15:07:40
3143文字
会話率:20%
それは決して実らせてはいけない恋だった。
アシルス帝国皇妃ソフィーヤは、娘のアナスタシアが見つけた意匠が凝らされたペリドットのブローチを見て、過去を思い出す。
それはソフィーヤがナルフェック王国の王女ソフィーだった頃の、決して実ることが
なかった初恋の話。
ロシア系の名前を使っておりますので男女で苗字が違う場合があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 17:00:00
14512文字
会話率:27%
とある王国の伯爵家はお互い仲が良かった。同じ年の子もいて、そうだ!息子(娘)を結婚させればハッピーでは!?なんて考えた父親たちにより顔合わせをすることになるのだが――
※暴言は一行だけです。安心して読み流せます。
最終更新:2024-05-02 20:55:24
4257文字
会話率:32%
俺、葛城裕也(かつらぎゆうや)。何処にでもいる普通の男子。俺には彼女が居た。少し背が低いけど、とても綺麗な女の子、友坂美琴(ともさかみこと)。彼女とは小さい頃、そう幼稚園、小学校、中学校、高校とずっと一緒に居た。
だからって幼馴染とか
じゃない。美里は、親が事業をしている家庭の一人娘として生まれ、俺は普通のサラリーマンの家に生まれた。でも父親は仕事の事故で俺が小学校五年の時に他界した。
中学生の頃にはお互いの家を行ったり来たりして、美琴の両親も俺の母親も俺達がいつも一緒でいる事に暖かく微笑ましく思っていてくれた。
二人共ずっとこんな時間が一生、そう一生続くと思っていた。だって約束していたから。
「祐也、大きくなったら結婚しようね。子供を一杯産んで幸せな家庭を作ろうね」
「当たり前だよ、美琴と俺は運命の糸で結ばれているんだから」
「うん」
俺達はそれが当たり前だと思っていた。
でもある時を境に二人の関係は大きく変わった。俺は、こんな事になるなんて夢にも思って見なかった。
美琴が俺の知らない男と手を繋いで歩いている。そして美琴の家に入って行った。
カクヨム様にも投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-01 07:00:00
205787文字
会話率:54%
王立学園に通うジネベラは、大人しい性格が災いしてか、なかなか友達に恵まれないでいた。それでもバーノというランチ友達ができて昼食時間が楽しみになってきた頃に、突如髪の毛や瞳の色が変わり災難に見舞われる。その外見の変化によって、女子生徒に人
気のアヴェリーノ殿下に、付きまとわれるようになってしまったのだ。クラスメート達には、殿下との仲を誤解され、妬まれて嫌われる始末。殿下に付きまとわれていることで、とうとう殿下の許婚までやってきた。
「あなた、どういうおつもり? たかが男爵令嬢の身分で、アヴェリーノ殿下に言い寄っているそうね?」
ジネベラにはそんなつもりはない。殿下にはやんわりお断りしているのに通じない。彼女としてはバーノと一緒にランチをしていた頃が恋しくて、彼と話がしたいのにそれを邪魔するかのように、どこからか湧いてくる殿下。これは何かの呪い?
しかも実家お抱えの医師によると、ジネベラの現象は世にも稀な「ヒロイン病」で、処方箋は「真実の愛」だなんて嘘でしょう? 全然治る気がしません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 20:20:00
92076文字
会話率:63%
地方都市の片隅、駅前商店街の端っこにロケットベーカリーという名のパン屋があったとさ。
そこのオーナー店主はパン作りの腕は可もなく不可もなく、しかしその実態は凄腕の殺し屋なのだ。
そんな彼が生まれて初めて恋をした。
彼女に恋焦がれながら
もパンを焼き、そして淡々と殺し屋稼業も継続中。
彼の恋は実るのか。はたまた実らないのか。
どうぞ温かく見守ってやってくださいませ。
※作者はパン屋も殺し屋も未経験。おかしな描写があってもこちらも温かいキモチでお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-12 12:03:13
105602文字
会話率:42%
私たちは実らない恋をしている。
朗詠師ジネヴラは密かに恋い焦がれる騎士がいた。
その騎士には恋い焦がれる女性がいることを、ジネヴラは知っていた。
これは片恋で終わる物語。
そう思っていたジネヴラが、無慈悲な預言を手掛かりに騎士を救う話。
※選択によって結末が変わります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-04 23:10:00
60849文字
会話率:35%
友達との肝試しがきっかけで女の人のお化けと出会い好きになっていく物語です。
主人公の勇気ある告白は実るのか?実らないのか?
最終更新:2024-03-31 02:53:56
29523文字
会話率:5%
テオドルフ王国の王女、フローラは十歳年上の近衛騎士ラウルに夢中だ。けれどフローラとラウルの年の差はきっかり十歳。何気なくラウルが放つ言葉の端はしに年齢差を感じ、フローラは、いつになっても縮まることのない距離に悩み、涙ぐむ。そんな時、ラウルが
結婚するという話を、両親に知らされて……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-17 22:10:03
17414文字
会話率:37%
『彼女』に片想いしていた高校生男子が、卒業式を迎える短いお話になります。
※恋が実らないので、苦手な方は要注意です。
一応、恋愛が主軸なので、ジャンルは『ヒューマンドラマ』ではなく、『現代世界の恋愛』にしました。
タイトルの『
delicate pleasure』は白いスイートピーの花言葉です。
和訳すると『ほのかな喜び』になります。
pixivの公式企画『執筆応援プロジェクト~言えなかったひとこと~』投稿しています。
公式テーマの通り『言えなかったひとこと』です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-05 23:33:08
1884文字
会話率:10%
侯爵令嬢ローデリアの悲恋だけど少しだけ幸せなお話。
他サイトに投稿していましたが、読者様にリクエストをいただいたため投稿しています。
最終更新:2024-03-05 10:04:12
17099文字
会話率:61%
オークウッド伯爵の娘、カトレア・ラナ・オークウッドが、ミズール王国の王太子であるリチャードの婚約者候補になったのは、十歳のとき。
婚約者候補はカトレア以外に二人。一人はマーガレット・アーバイン侯爵令嬢。そしてもう一人がキャシー・マレイ・オー
スチン侯爵令嬢。
二人ともリチャードと同い年で家格はカトレアより上。美しく成績も優秀で王太子妃にふさわしい。
それに引きかえカトレアはまだ幼く、王太子教育も二人より遅れているとか。
それでも努力をするカトレアだったが、リチャードの婚約者をあきらめる決定的な出来事を目にしてしまう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-28 21:00:00
50379文字
会話率:55%
「ミュール・サンダール、今日をもって貴女との婚約は破棄する!」
王立学園の卒業パーティの最中、談笑の輪が咲く会場に響いたのは誰も予期しない言葉だった。
身に覚えのない罪状にも動じないミュール。『真実の愛』に目覚めたと言い彼女を断罪する婚約
者でバッシュ王子。その傍らには平民ながら王子とその側近たちと懇意にするセッタの姿があった。
三者三様の想いを抱えて運命の夜が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-28 05:00:00
3136文字
会話率:48%
実らない筈の恋が、転勤で離ればなれになりそうになったのをきっかけに実ったものの、急激な変化に心がおいつかない「僕」と「彼女」の日常。
最終更新:2024-01-25 22:39:17
4905文字
会話率:17%
なんちゃってポメガバース。
初恋は実らないって言うけれど…?
アルファポリス他サイトにも投稿しています。
最終更新:2024-01-15 09:08:35
14141文字
会話率:38%
実らない恋ばかりしてしまう
サラリーマンの一連哉火都(いちれんやひと)。
恋愛の達人である友人の本郷に恋のアドバイスをもらい
今度こそは!と意気込むが果たして・・・
最終更新:2023-12-28 19:45:20
2797文字
会話率:24%
いつもの帰り道いつもと同じ雰囲気、何か起きたらいつもとは違っていたかもしれない。
幼馴染の男女二人の実らない恋の話。
※続きあり
最終更新:2023-12-19 14:15:15
672文字
会話率:44%