ピンポンダッシュ──子供の頃、退屈な下校時間中にしでかした方もいたのではなかろうか。
他人様の住居の呼び鈴を鳴らし、家主が出てくる前に逃げ出す、というアレである。
呼び鈴の代わりに石や雪玉を投げたり、ついでに虫やカエルの死骸を玄関先に放っ
てみたりと、悪餓鬼にはたまらないイベントだった事だろう。
しかし、悪行は存外あっさりとバレるもので、翌日登校するなり、職員室に呼び出されたり……。
と、こんな具合でピンポンダッシュのお話でございます。
※この作品は小説投稿サイトノベルアップ+でも投稿しています。
※この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-17 16:07:39
1735文字
会話率:17%
現代日本でのほほんと暮らしていた鉄輪ナツメと斉藤雄介は、わけもわからないうちに異世界へと転送された。
彼の地において二人は、自分たちの特異体質を活かして、「魔道探偵」なるトンチキな職業を立ち上げる。
しかし、世間に認知されていない職業という
ものは、スタートアップが難しい。
客らしい客も来ないまま、数か月が経とうとしていたある日、事務所の呼び鈴がとうとう鳴るのであった……
「猫は、人の言葉を喋れた方がよいのか?」
「恋のきっかけが、往復ビンタでもよいのか?」
「誕生日プレゼントの指輪を換金しても、心は痛まないのか?」
そんな極限の問い掛けが、読者の心を揺さぶる超大作!
そんなつもりで書き始めたのに、どうしてこうなってしまったのか……
皆さまにも、ぜひこの脱力感をいっしょに味わっていただきたい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-28 20:27:01
23041文字
会話率:47%
ピンポーン! 呼び鈴の音が響く。
しいな ここみ様主催企画「冬のホラー企画2」参加作品です。
「真冬の怪異」の「逆恨み」を加筆修正した作品です。
最終更新:2024-01-06 13:00:00
617文字
会話率:0%
寒波が押し寄せている夜、家の呼び鈴が鳴らされベランダのシャッターが叩かれている。
なろうラジオ大賞5参加作品です。
「真冬の怪異」の「避難所」を加筆修正した作品です。
最終更新:2023-12-15 13:00:00
999文字
会話率:3%
ピンポンダッシュを行ったガキが銃撃され殺された。
夏のホラー2023参加作品です。
家紋様の「ピンポンダッシュ」から着想を得ました。
最終更新:2023-08-07 13:00:00
5946文字
会話率:17%
頼めばなんでもしてくれると思っているのか!?
分かれば許してくれると思っているのか!?
そんな怒りも数秒で無くなる時はある。
最終更新:2023-12-04 07:00:00
2632文字
会話率:45%
いかにもラスボスなラスボスさんのラスボスな日常を描いたラスボスコメディです。
ラスボスさんは今日も城で勇者を待ち受ける。
※この小説は初めて"なろう"を利用する上でテストとして創ったものです。そのため作者の気まぐれな
性格やその他諸々も相まって更新が非常に遅いですが大目に見てください。
※素人の作品なので下手かもしれません。
※いつも城にいるわけではないのでご了承ください。
※城に来てラスボスさんがいなかった場合は呼び鈴を鳴らしてください。ラスボスさんはどんなところにいてもマッハ874030で駆け付けます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-02 17:15:16
141332文字
会話率:66%
5月のとある金曜日、あなたはバーで隣り合った男と話す内、興味深いことを耳にした。
なんでもこの世とは異なる世界の研究をしている老人がいると言うのだ。
口を滑らせたと焦る男に酒を飲ませて、老人の住まいを聞き出した。
意外と近所に住んでいる。
翌日、自宅から3駅ほど離れた町のマンションの一室を訪れたあなた。
呼び鈴を押すと、70過ぎと思しき老人がドアを開いて出てきた。
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カクヨム様でも投稿しております。
むかーし、どこかで読んだネタのオマージュです。
何で読んだんだっけかな…。
こんな感じだったんですが。
ご存知の方は、一言いただけるとありがたいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-06 12:00:00
1694文字
会話率:8%
この世界には2種類の奇病がある。
1つは生まれつきのもの。
もう1つは呪いによるもの。
しかし、必ずしもそれが悪いものだとは限らない。なにせ奇病を患う者だけが、魔法を使うことができるのだから。患者が精神的に苦しめば苦しむほど魔力は増大す
る。
故に奇病との付き合い方は人それぞれである。
それを治療し魔力を失うもの。
その苦しみに耐え魔法を使い続けるもの。
それに侵し尽くされ永い眠りにつくもの。
そもそもそれを自覚していないもの。
そしてこの世界には、自身が奇病を患いながらも、その魔力を使って他者の奇病を治療する“奇病医”が存在する。
そう、この街にも。
読者の中にも知らないものはいないだろう。
若く優秀だが冷酷かつ守銭奴。
かの天才奇病医、
「エスメ・ガザニア」
深く帽子を被った少年はそう呟いて、写真の中の燃えるような赤い髪を見つめた。そして持っていた新聞をくしゃくしゃ丸めて運河に捨てる。
きらめく水面を、ポロポロ紙くずを切り離しながら新聞は滑っていき、やがて小橋の側面に貼りついた。その小橋をコツコツとハイヒールが鳴らす。
彼女は長い赤髪を日に透かしながら、エメラルドの宝石眼に大きな屋敷を映した。ふう、と息を吐き、呼び鈴を鳴らす。
そして屋敷の扉が開いた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-27 17:41:59
4607文字
会話率:68%
「お待ちしておりました。どうぞ、こちらに」
車掌の言葉に導かれるまま、三十歳も過ぎた俺はとある列車に乗り込んだ。列車内の乗車客は時代性も地域性もバラバラで、各車両の後ろには黒電話が置かれている。
列車から降車する方法は、呼び鈴の鳴る黒電
話を取ること。そして、この呼び鈴は戻ってほしい、という他者の叫びであるという。
しかし、俺の心は黒電話から遠い所にあった。窓ガラスには、憂いを帯びた自分の瞳が
反射する。
そんな俺の向かい側に、十五歳の少女が座った。
「あの、あんまりじろじろ見ないでください」
不快そうに視線を向ける少女だったが、俺は視線を少女から逸らすことができない。
ぎこちなく言葉を交わす俺と少女を運び、列車は終着駅に向かって走り続ける。
そしてこの出会いが、真実の終着へと俺達を導くのであった。
この作品はアルファポリス様、ノベルアップ+様にも同時投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-05 23:43:00
4107文字
会話率:38%
原稿を編集部に送り終え通信局で仮眠していた田川と赤池をけたたましい電話の呼び鈴が叩き起こした。
最終更新:2022-10-16 14:23:07
9249文字
会話率:42%
これまでの人生23年と少し、とりたてて不幸ではなかったと思う。
逆に言えばそう大きな幸せを感じたこともあまりなく、せいぜいが微妙に色のついた明るめのグレー。
オタクの俺と非オタの彼女(後輩・恋人あり)との関係も、ずっと変わらないまま。
そう
して、その夜もいつもと変わらぬ夜が過ぎ、朝が来て、同じような毎日が続いていくはずだった。
滅多に鳴ることのない呼び鈴が、二度鳴らされるまでは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-07 20:25:48
13074文字
会話率:33%
「えへへー。ゆーとさんと同じ歩幅にしてみましたー」
天然美少女とひねくれ男子が繰り広げる微ズレ会話のほっこり日常系ラブコメ。急に始まる同居生活はお茶の間ラブに⁉
高校一年夏休み最後の日、呼び鈴のまま引き戸を開けると美少女が……。
とびき
り可愛い山本さんに流され巻込まれ、こじんまりした日本家屋で始まる二人暮らし。
思春期全開ひねくれ男子とイギリス帰りの天然美少女が繰り広げる幸せいっぱいの物語。
堅実人生を営みたい僕に襲いかかった美少女同居生活は、ドキドキしてハラハラして、イチャイチャ……なのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-05 22:00:00
72456文字
会話率:31%
我孫子芽友は空気が読むことに長けていた。しかし小学高学年で、クラスメイトから『本当に空気読めないよね』と言われ、自信をなくし、中学時代も立ち直れず、知り合いのいない高校に進学した。
そこには鬼仏雫の姿があった。
中学時代、誰からも相手に
されなかった芽友に唯一話しかけてくれた相手。
卒業間近に長かった髪の毛をバッサリ切って、今の彼女の髪は短かった。
七不思議の一つ『願いが叶う案山子』の前で、涙を流しながら拝む雫を見て、彼女の願いを叶えようとする芽友。
でも、どうすればいいかわからないでいる時に、電話ボックスから呼び鈴が鳴った。
相手は異世界にいる自分で、女性だった。
彼女のことをサツキと呼んだ。
当初は疑っていた芽友だが、心が詠まれ、自分とは違い明るくとても話しやすいサツキに、芽衣は雫のことを話した。
雫を恋人にする提案をされた。
全く具体的内容もないサツキの指示に、芽友は黙って従った。
雫と話す機会も増え、馴染めなかったクラスメイトとも仲良くなっていった。
小学校の頃に彼女と会っていたことを知らされたこともあって、芽友は雫に告白したが。
芽友が好きなのは私じゃなくてサツキだと言われてしまう。
小学生で好きになって、中学の時芽友を助けようとしたが上手くいかず、そんな時に雫も異世界の男性である自分とあの電話ボックスで話し、好きになった。
髪を切ったのも、彼の声が聞こえなくなり、上手く思い出せなくて、足掻いたのが理由だと告白される。
サツキは自分が作り出した幻聴と理解しながらも話したい気持ち。
それでも雫が好きな気持ちも確かで、葛藤する芽友。
芽友はサツキが好きな気持ちを捨てずに、雫と一緒にいる決断をする。
何故なら、サツキが好きなことで、自分を好きになれて、そんな自分を好きになってくれた雫がいてくれるから。
芽友の結論に雫も同意して、これからもっと、自分も相手も好きになれるように話がしたいと、二人は思った。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-10 20:23:13
97872文字
会話率:44%
ニートとして暮らす26歳の青年、鈴木咲翔(すずき・さきと)
彼はある不思議な能力を持っており、その能力のせいで『自分の死期』がもうすぐそこまで迫っていることを知っていた。
鬱々とした日々を過ごすなか、ある日突然、自宅の呼び鈴が鳴る。
訪ねてきたのは、澄野優莉(すみの・ゆうり)という名の大学生であった。
「一体どんな用事があって自分なんかを訪ねてきたのだろう?」
不思議に思っていると、彼女は突然、こう尋ねてきた。
「あなたは、ある不思議な能力を使えますよね?」
「……どうしてそれを!?」
不思議な能力……。確かに心当たりはあるが、このことは誰も知らないはずだ。ましてや初対面の人などにわかるはずがない。きっと何かでまかせを言っているだけだ。きっとそうだ……。
予想外の展開に混乱する咲翔に対し、彼女は畳み掛けるように問い掛ける。
「あなたは、未来が見えるのではないですか?」
―この世界に、『何か』が起ころうとしている。
しかしその『何か』は、決して起こってはならない―。
優莉が予測するその『何か』から世界を守るべく、ポンコツニートは立ち上がった。
たとえ自分に残された時間が、あとほんのわずかだったとしても……。
この作品は「エブリスタ」、「アルファポリス」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-17 14:15:08
75161文字
会話率:43%
主人公の花は、独身で派遣社員として働く傍ら長年、質素で慎ましい生活を送りつつ絵描きになる夢を追いかけている。
日曜日の夜8時、少し前。
呼び鈴が鳴ることなく、彼女の家の玄関の扉が開き、静かに誰かが家の中に入ってきた。
部屋に入ってき
たのは…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-21 17:43:38
5789文字
会話率:23%
時は昭和58年の冬……しんしんと雪が降り積もるある田舎町で、ある任務が遂行されようとしていた。
「これより、アニメの終わりの歌(エンディングテーマ)をカセットテープに録音する。総員、物音を立てぬよう注意せよ!!」
「了解!!」
「了
解!!」
これは、テレビやラジカセがまだゴリマッチョだった時代、ある4人家族が、アニメ大好きっ子の姉『瑠々子(るるこ)』のために、テレビから流れるエンディングテーマを録音させてあげようと奮闘する物語である……
これは『なろうラジオ大賞3』応募用の作品です。
ジャンルは『コメディー』に、しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-05 08:19:41
999文字
会話率:52%
一人暮らしの男子学生の元に、祖父の遺品のビデオカメラが届く。
古いビデオテープ方式のビデオカメラには、ビデオテープが遺されていた。
再生して確認すると、亡くなった祖父が棺桶から這い出て霊柩車を脱出し、
その男子学生のアパートへやってくる様
子が撮影されていたのだった。
時を同じくして、玄関の呼び鈴が鳴らされた。玄関を調べてみるが誰もいない。
しかし、いつの間にかビデオ撮影モードになっていたビデオカメラには、
祖父が部屋の中に入ってくる様子が撮影されていたのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-13 06:05:13
9427文字
会話率:12%
1日1本三題噺
「あの枯れ葉が全部散っちゃったら、私も、死んじゃうのかな」
彼女はポツリとそう言った。
お題「枯れ葉」「贈り物」「呼び鈴」
※三題噺とは
三題噺は、三つのお題を使って作品を作るもの
この作品は「カクヨム(https:
//kakuyomu.jp/)」にも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2021-05-16 10:03:47
3907文字
会話率:34%
春先、まだ寒さも残る早朝に不意になる呼び鈴
頻回というには回数は少なく、偶然というには確実に鳴る呼び鈴
いったい誰が、なんのために?
わが家を襲う小さな恐怖と謎を解き明かす
普通のお父さんのお話
ランダムに選んだお題で紡ぐ、三題噺で
す折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-23 15:32:03
3667文字
会話率:4%
ある日、呼び鈴が鳴った
不覚にもあたしは扉を開けてしまった
そこには、うつ伏せになった上半身裸の男がいた…
ノベルアッププラス掲載
最終更新:2021-02-14 15:17:54
997文字
会話率:0%
呼び出しチャイムで、あたしは目を覚ました。ピンポンピンポンうるさい。どうしてあの音は、あんなに耳障りにできているんだろう。かまわずまた寝ることにする。チャイムは六回ほど鳴っていたけれど、そのうち諦めたのか静かになった。
今度は、テーブル
の上にあった携帯電話が鳴る。これも耳障りだ。椎名林檎なんてもう絶対歌ってやらない。CDもかけてやらない。あたしは唸りを発しながら半開きの目で電話を取った。頭が重い。
「……はい」
「やっぱり寝てたのか。いまおまえんち前にいるんだけどよ、呼び鈴鳴らしても出てこないから……」
そこまで聞いて携帯から耳を離した。電話の向こうで、まだ何か話をしている。どうせまたあたしが高校に行かないことについて、そろそろやばいよ、とか、なんで来ないの、とかそんなことを延々しゃべっているのだろう。聞く気にもならない。あたしは重い身体をなんとか動かしてドアの前まで行って、鍵をあけてやる。
そのままドアを細くあけると、携帯を手に持ったままの男の子が見えた。いや、男の子というには大人すぎるかもしれない。あたしと同い年で、小中高とずっと一緒の学校に通っている子だ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-29 16:47:29
24717文字
会話率:51%