「負けるものか……あんな強いだけの|連中(えいゆう)に、アタシの|一番大事な人(えいゆう)が負けるものか……ッ!」
度重なる戦いが大陸を燃やしていた。無数の英雄がいた。奸雄がいた。勇者がいた。魔王がいた。
勝利があった。敗北があ
った。喜びがあった。悲劇があった。愛憎があった。恩讐があった。すれ違いがあった。呪詛があった。
だけれど、全ては過去のこと。
大陸はようやく手に入れた平和という果実を甘受し、人々の記憶から戦争は薄れつつある。
吟遊詩人は過去の戦いや英雄を、高らかと謳い上げ、人々は英雄譚に胸を弾ませる。
あの頃に生きたあの人たちの名前をした、飾っただけの英雄を。
それは、ありふれた光景。メリアにとっては|唾棄(だき)すべきもの。
数々の戦い。幾人もの魔王。
それらの多くに携わり、されど英雄と呼ばれなかった人がいる。
老婆メリアは愛するその人を、英雄どもに負けず劣らぬ|傑物(けつぶつ)だと信じて疑わない。
故に、世界中の英雄に挑むと決めた。
「あの人の物語で、私の【冒険商人カルマ・ノーディ】で、|ニセモノ(えいゆう)を皆殺しにしてやる!!」
こうして紡がれる一人の男の物語。
争いを好まず、女に弱く、知恵と機転で揉め事を解決する伊達男。
それこそが【カルマ・ノーディ】。
そして、迷走しながらも執念に燃える老婆の元に、英雄を知らぬ者が訪れる。
過酷な日々に感情を摩耗し、絶望と諦念に流されるままの少年カクタス。
二人の出会いが紡ぎ出すのは、救済か、新たなる呪いか。
この【冒険商人 カルマ・ノーディ の物語】は、拙作【聖パトリルクス修道院は今日も平和!】と世界観を同一とするものであります。
一部登場人物が重複する部分もありますが、こちらは単品で楽しめるものをご提供予定です。
もちろん、過去作を読んでいただけるとより一層お楽しみいただけるものと存じます。
土曜日以外の毎朝7時更新予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-27 07:00:00
47335文字
会話率:46%
重複ではない「 99作品目( 107投稿作品 ) 」です。
◎ 「 もしも シリーズ 」の19作品目になります。
◎ 「 セロに聞いてみよう! 」の番外編です。
◎ 気が向いたら投稿する “ 不定期投稿 ” です。
思い付きと気分転換
で投稿するので、内容と完結には期待しないでください。
◎ 「 ⭕ 」は一応、編集済みです。( 2024.□/□ )
◎ 「 ♥ 」は、最終編集済みです。( 2024.□/□ )
誤字,脱字を見付けた時には、訂正しています。
誤字,脱字に気付きましたら【 誤字報告 】していただけると助かります。
◎ 寛大な心で期待心を捨て去り、気楽な気持ちで暇潰しに読んでください。
◎ リメイク版【 HUNTER×HUNTER 】の再放送を懐かしく思いながら、毎週見ています。
今回のは「 天空闘技場編 」を放送していた時に思い付いた話です。
現在は「 グリードアイランド編 」が放送されています。
OPも好きだけど「 ヨークシンシティ編 」のEDが今でも好きです。
イントロが聞こえるとテンション上がるんです、何故か。
〔 あらすじ 〕
≪ キャピラト大陸 ≫に来た|セロフィート・シンミン《なんちゃって吟遊大詩人》と|マオ・ユーグナル《守護衛士》は、≪ |ホホルル《都(みやこ)》 ≫で観光名所にもなっている《 天空闘技場 》へ来ていた。
天空に届く程、高く聳え立つ《 天空闘技場 》が初体験のマオは、ワクワクしながらセロフィートと長い行列に並ぶのだった。
どんなドラマが、マオとセロフィートを待ってるかな?!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-27 06:00:00
10462文字
会話率:46%
重複ではない「 98作品目( 106投稿作品 ) 」です。
◎ 「 もしも シリーズ 」の18作品目になります。
◎ 「 セロに聞いてみよう! 」の番外編です。
◎ 気が向いたら投稿する “ 不定期投稿 ” です。
思い付きと気分転換
で投稿するので、内容と完結には期待しないでください。
◎ 「 ⭕ 」は一応、編集済みです。( 2024.□/□ )
◎ 「 ♥ 」は、最終編集済みです。( 2024.□/□ )
誤字,脱字を見付けた時には、訂正しています。
誤字,脱字に気付きましたら【 誤字報告 】していただけると助かります。
◎ 期待心を捨て去り、寛大な心,気楽な気持ちで暇潰しに読んでください。
〔 あらすじ 〕
≪ ローダルドタ大陸 ≫にやって来たマオ・ユーグナルとセロフィート・シンミンは、全てが巨大化している木々が生い茂る森の中を歩いていた。
巨大な昆虫型モンスターに襲われるマオとセロフィート。
明らかに今迄とは異なる≪ 大陸 ≫で、森中にて棲息している原住民と出会う。
マオとセロフィートの命運は如何に?!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-21 06:00:00
85846文字
会話率:34%
重複ではない「 97作品目( 105投稿作品 ) 」です。
◎ 「 もしも シリーズ 」の17作品目になります。
◎ 「 セロに聞いてみよう! 」の番外編です。
◎ 気が向いたら投稿する “ 不定期投稿 ” です。
思い付きと気分転
換で投稿するので、内容と完結には期待しないでください。
◎ 「 ⭕ 」は一応、編集済みです。( 2024.□/□ )
◎ 「 ♥ 」は、最終編集済みです。( 2024.□/□ )
誤字,脱字を見付けた時には、訂正しています。
誤字,脱字に気付きましたら【 誤字報告 】していただけると助かります。
◎ 寛大な心で期待心を捨て去り、気楽な気持ちで暇潰しに読んでください。
〔 あらすじ 〕
守護衛士のマオ・ユーグナルは、なんちゃって吟遊大詩人のセロフィート・シンミンと共に1年に3回、生まれ故郷である≪ エルゼシア大陸 ≫に帰っている。
セロフィートと別行動しているマオは、≪ ゼシュカノ村 ≫に滞在している。
一緒に連れて来た春舂霄囹にガチの冒険者体験をさせてあげる為である。
春舂霄囹は性別反転をし、惷麗として冒険者登録をする事に──。
冒険者デビューを果たした惷麗の冒険が、此処に始まる!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-14 06:00:00
83132文字
会話率:36%
現世で死んでしまい剣と魔法のRPGのゲーム世界に、女モンクとして異世界転生(TS転生)してしまった主人公ルイは、知識チートで成り上がる。
ゲーム(ファンタジーサーガ5・略称ファンサ5)では活躍できるのは序盤のみの、雑魚ジョブとして認
知されている女モンク。だが実はファンサガチ勢にとっては、屈指の強ビルドのジョブだった。
ファンサ5では敵味方共に高火力での殴り合いが魅力のバトルシーンが人気なのだが、ある育成方法を行った場合、全ジョブ中、女モンクのみが平均被ダメージ1のカッチカチの盾キャラとなるのだ。通称「カチモン」の完成である。
しかも、攻撃力も下手をすれば、いや間違いなく育成後はラスボスをワンパンで倒せる程にまで成長する。まさに鬼ゲーからヌルゲーへの大暴落キャラとなるのだ。
ソロクエストの最中に、勇者パーティーの追放シーンに出くわしてしまい、その場で理不尽に追放された、これまた雑魚ジョブと言われている、吟遊詩人の少女エリーを仲間に加える。
その結果、主人公パーティーはますます無双が加速していき、反対に勇者パーティーは、ざまぁ展開に・・・
主人公ルイはゲーム世界をクリアし、強くてニューゲームで無事に男の象徴を取り戻す事が出来るのか!?
この冒険の旅の結末は、日々の筋トレと育成次第である!
※お話によって前後しますが、一話の平均は2500文字です。
※この物語は、過去の有名ゲームを始め、様々なジャンルのパロディやオマージュを含んでいます。
※性描写はありませんが微エロ・ちょいエロです。
※カクヨム様の方で先行して投稿しております。
https://kakuyomu.jp/works/16818093077952549761
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-26 22:21:43
408689文字
会話率:35%
あるところに旅する吟遊詩人がいた。
彼の名はオクタ。後に最強の吟遊詩人と呼ばれるただの人である。
**奇跡**に力を授けられ、その唄は具現化するようになった。
彼の冒険譚はここに幕を開ける。
最終更新:2025-01-26 19:57:33
657文字
会話率:18%
剣と魔法の世界は既にサイバーパンクで塗り潰された。
英雄を唄う吟遊詩人はまとめサイトに、民衆の喧騒はSNSに、古代の強大な魔法はお手軽サイズの道具に封じ込められた。剣を持ち、馬を駆る人々はたった数100年で銃を片手に戦車を乗りこなす。
し
かし。
文明は煌めけど、ヒトはヒト。
これは異世界に国土ごと転移し数百年、国土の6割を既に手放し「未踏地」と化してしまったニホンコク。そんな未踏の大地を拓く開拓者に憧れた、一人の少年の物語───折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-26 14:02:02
1165933文字
会話率:40%
「お前を、このパーティから追放することにした」
休日の早朝。
突如言い渡された言葉に、主人公はとある決心をするのだった。
※供養作品のため、冒頭しかありません
最終更新:2025-01-25 09:18:34
1299文字
会話率:43%
※この作品は「ブレイドスキル・オンライン ~ゴミ職業『サモナー』で最弱武器『弓使い』でクソステータス『幸運値極振り』の俺、いつのまにか『ラスボス』に成り上がります!~(n3398fz)」の二次創作小説です。原作者馬路まんじ先生より許可を頂い
ております。
まんじ先生、心が広いぜっ!
※所々似た文があるのはパクリはありません。オマージュです。(などと供述しており(つまりパクリですね))。
アウトだったら修正します。
原作キャラとの絡み今のところ皆無です。
無理と思ったならばお静かにブラウザバックお願いします。
ジョブ、武器、スキル、アーツ、実績、クエスト全て、勝手に考えました。モンスターとダンジョンはそのまま。
ワールドニュースでどのあたりの時間かお察しください。最初はずらしてたけれど私が混乱したのでやめました。
×以下あらすじ。×
勉強漬けの毎日で目の死んでいる主人公・桜花は、現実逃避で逃げ込んだVRMMOの世界で気ままに暮らしてみるのも面白いんじゃないかと思い立ち、ヨクラートルという名でゲーム空間に降り立った。
「なんか気楽そう」との理由で『バード』のジョブと『楽器』を手にし、ふらりと冒険を始める。
魔王やガバガバな運営達に戸惑いながらものんびりと旅をする、そんな自由気ままな冒険日誌である。
――の予定だったが、どうしてこうなった?
×
『……私もブレスキ世界で吟遊詩人っぽいのやってる人の話でも書いてみようかな……(ごろ寝』
という私のツイートを、まんじ先生にリツイートされてもらったから始まったお話です。
まんじ先生に見つからなければそのまま没にしようかと思ったけれど、見つかってリツイートされちまったもんだから書くしかねェよなド畜生。
――って感じなので更新速度はお察しください。
一応、本編を雑に追っかけながら気ままに書いてみようと思います。
などと、色々言ってますが、リツイート、嬉しかったです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-17 08:17:31
55683文字
会話率:29%
「バード! お前をこのパーティから追放する──」
そうして追放されたわたしは、新たな仲間と共に冒険生活を満喫することにした。
最終更新:2023-05-05 21:09:37
6711文字
会話率:33%
元A級冒険者のリッドは相棒とともに、暴走前のダンジョンを閉ざす。
かつて『血塗られた両腕のリッド』(リッド・ザ・ラスティレッド・ガントレット)と呼ばれ、A級冒険者だったリッドはある時をきっかけに彼のパーティーとともに数年ほど行方不明にな
っていた。
数年の時を経て、再び現れたリッドは当時のパーティーが未だ消息不明のまま、ただ一匹の動物ウィノーを相棒にC級冒険者として復帰する。
以前の強さを保ったままのリッドだったが、復帰した彼が受ける依頼はどれも保有魔力が低くて崩壊寸前、さらに崩壊後に魔物の暴走を誘発するようなダンジョンに関わるものばかりだった。
人は今の彼のことを『ダンジョン仕舞いのリッド』(リッド・ザ・ダスキーグレイ・クローザー)と呼ぶようになっていた。
彼は求め、そして、集めていた。かつての仲間を救うため、仲間との平穏を取り戻すため、ダンジョンに眠る「人の想い」を。
【この作品は短編ないし中編の連作になります】
【この作品はカクヨムさんでも並行して連載しております】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-25 00:20:00
114013文字
会話率:49%
妖精の王が統べる世界アルスター。
100年前、世界はアトムと呼ばれた魔王が引き起こした戦乱により、レムリア大陸が滅び去り、残った大陸も滅亡の危機を迎えたという。
しかし伝説の聖女と勇者が立ち上がり、魔王アトムは秘術により封印され、
魔王が率いた軍勢は滅ぼされたのだった。
だが時は流れ、魔王が生み出した配下の怪物達が、いまだ暗躍する脅威の中、ハイランド聖王国の冒険者達の街に新人冒険者が加入する。
彼の名はアイアン。
魔法の申し子にして悪を滅ぼす最高の魔法使い。
我がベルンファーストの冒険者組合に栄光あれ。
……とか言って謎の吟遊詩人のいう通り宣伝してやったけどよ、あいつ絶対、復活した魔王だよ間違いねえ。
教団庁に報告して討伐計画を……。
いやバレたら殺される……あいつはやべえバケモンだから、俺の考えることなんてあっさり読んじまうまさしく魔王。
クソッ!
なんで俺が経営する冒険者組合に魔王が紛れ込んだんだよ!! クソが!!
ああ……そう言えば元はと言えば俺が冒険者にスカウトしちまったからだ。
うげッ、アイアンが悪い顔しながらこっち見てきやがった。
今度は何を言い出す気だ化物め。
胃が痛え、キリキリしやがる。
スカウトする相手間違えたああああああああ
精霊様助けてくれええええええ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-21 21:00:21
563459文字
会話率:46%
第10勇者小隊は激戦の末に魔王討伐に成功する。しかし魔王は『勇者の剣』でしか殺すことができず復活してしまう。仲間の助けもあり命からがら王国に帰還することが出来た主人公・ハルディンだったが傍から見れば仲間を捨てて逃げ帰ったように見える。誹謗中
傷を避ける為に旧知の友である吟遊詩人に魔王の恐ろしさと仲間の勇敢、優しさを盛りまくり喧伝させたら世間からは同情をされハルディンは悲劇のヒーローとなった。その結果、国王に呼び出され復讐のきかいを与えると言われ、退くに退けず勇者とされてしまい、再び死地である魔王城に向かわされることになった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-13 20:27:27
7133文字
会話率:56%
家族にコンプレックスをもつ主人公が唯一好きなのはVRMMO。家族に気づかれないようにやり続け、ついにはチャンピオンまでに上り詰めた。
ゲーム内の友人に告白され、返事に戸惑っているところに電車が線路から飛び出し落下するという交通事故に巻
き込まれる。
回避不能の交通事故。死を覚悟した主人公だったが気付けばゲームの世界に入り込んでいた。
歌だけが取り柄の主人公のジョブは吟遊詩人。だがこのジョブは戦闘力の低さ故に蔑まれる立場にあった。
「吟遊詩人だからってそれ以外の仕事が出来ない筈がない!」と吟遊詩人でありながら各国の重鎮から犯罪者までに情報を売る情報屋に―――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-13 00:46:51
951566文字
会話率:47%
異世界に転生してみたら平民だったけど、友達が勝手に応募した吟遊歌姫(要はアイドル)のオーディションに受かってしまった。以来トントン拍子に進む人生、この転生大当たり? と思っていたところに聞かされた言葉「不適切」私のアイドル人生、この先一体
何が?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-07 23:50:00
23793文字
会話率:32%
『歌っちゃいけない吟遊詩人、魔奏器で無双する』の次編です。
長い夢を見ていたアルノー。
ランボーが持っている他にも魔奏器はまだあって、過去に自分が見ていたことを思い出します。
持っていた男は誰なのか?
ランボーに話す暇もなく、アルノ
ーは新たな冒険に巻き込まれます。
……登場人物も増えて来るので、書き分け大変ですが頑張ります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-05 16:54:22
57742文字
会話率:51%
兄を訪ねてガルドランの街を訪れた少年、アルノー。五年ぶりの再会もつかの間、兄は彼を置いて探索に出てしまう。そして、そのまま行方不明に……。兄を探そうとするアルノーに、手を差し伸べたのはただ一人、黒服の吟遊詩人だけだった。けれど、彼の歌は破
滅的に……。
中世欧州設定のファンタジー世界に、ロックンロールは響き渡るのか。(8話完結)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-26 12:30:39
77453文字
会話率:44%
二十一世紀の日本の建築士は異世界転生し、ロニキスという名前でそこでも建築士をしていた。
ある日、知り合いにして冒険者アパートの管理人であるライラからの依頼を受ける。
それは吟遊詩人の騒音公害に関する話題だった。
しかし、吟遊詩人に惚れている
ライラは追い出そうとはしない。
防音の基礎がまったくない世界で、ロニキスはこの問題を解決できるのか。
*この作品は前月投稿した短編「異世界建築-建築士ガイア匠の技術 」の大改変バージョンです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-03 20:29:22
7866文字
会話率:25%
建築事務所を営む一級建築士であるガイアの元に、ガイアの腐れ縁にしてガイアが設計した冒険者アパートの管理人であるエミリーが依頼を持ち込んだ。
それはなり立ての吟遊詩人による騒音公害への対処だった。
出ていかせれば解決するのにエミリーは何故か吟
遊詩人に甘い。
ガイアはアンケートや設計を元にアパートの改修プランを考案する。
魔法を用いる一級建築士の腕が、ここに披露される。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-07 21:33:37
6952文字
会話率:39%
国の発展を大きく改革した召喚者は、その国の王太子に見初められ、後に王妃となった。仲睦まじい二人の間には、父王に似た見目美しい姫と母妃にそっくりな王子が恵まれた。
王妃は月日がたってもあどけない少女のような姿で人々を魅了する。
吟遊詩人はそ
の国を詠い紡ぐ。
しかしそれは綿密に作られた王国の表の顔。
これは国が総力を上げて闇に葬りたい王室の日常記録の1部である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-03 19:17:45
4156文字
会話率:25%
俺の名前はルキ、草原の国、レイモーン王国の王子だ。
先日、俺の妹であるギネカ王女と、森の国ダソス王国のイポティス王子の結婚式が盛大に執り行われた。
だが俺は妹の嫁ぎ先であるダソス王国と戦争をしている、着物を着た悪名高き火の女王バシ
リッサが治めるクラティラス王国の侍軍団と国境での緊張が高まっていることを知った。
突然俺は溺愛する妹ギネカのことが心配になりダソス王国に留学するという嘘をつき両親であるモナルヒス王とエギエネス王妃を説き伏せ、俺の側近である外務大臣でソラハン商会の社長ソラハン、神官長で吟遊詩人のサヤン、魔界の悪魔カリン、はぐれ天使セリカルに、あとのことをたくし、側近の騎士の4体のもふもふ獣人と共に、幼い頃から王室同士の交流で仲の良い俺の初恋の相手イポティス王子の妹リノを頼ってダソス王国で暮らすことになったのであった。
だが、ずっとリノに世話になるわけにもいかず上級戦士の資格を持つ俺は冒険者ギルドに戦士として登録し、もふもふ騎士団団長もふもふ熊のクレオンと共にパーティ名もふもふ騎士団の一員になったのであった。
その後、上級魔法使いの資格を持つリノもお忍びでパーティに加わり俺たちの冒険は今始まったのである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-01 21:59:50
58103文字
会話率:52%
吟遊詩人リィドは、勇者ホランドからパーティー追放を言い渡される。
歌声をビートに乗せて刻むぜレイジング。
最終更新:2025-01-01 13:02:10
1076文字
会話率:54%
この星には、未知なる領域へと繋がる不可思議な不可視のゲートが存在する。往々にして地下へと続く洞窟や穴の先には、どういう基準で選ばれるのか未だ不明ながら、特定の人物だけが辿り着ける特別な場所がある。そしてそこには、高温高圧下で結晶化するはず
の鉱物を、体内で生成する謎の植物「ミネラルプラント」が咲いている。ゲートを潜り抜け、その植物を調査し、鉱物を採取する人々は「鉱石植物ハンター」と呼ばれ、数少ないながら日々探求を続けている。
中世ヨーロッパにて、とある吟遊詩人が「ミネラルプラント」のことを歌った。現在のように「ミネラルプラント」やその生育領域が認識されていない中で、かの歌は最初に残されたその記録の物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-31 20:58:21
5808文字
会話率:0%
皇帝が死んだ。
病死と発表されたが、暗殺ではないかと人々は噂をする。
暴君、愚帝として知られた人物であったためだ。
いずれにしろ民衆は喜んだ。
吟遊詩人のマールは新皇帝に招かれ、宮仕えに任命される。
そして、その輝かしい軌跡を歌にしろと命
じられる。
前皇帝を暗殺したともっぱらの噂の新皇帝。
マールは関係者にあって話をするたびに、新皇帝の素顔がわからなくなる。
そして、世間がウワサする暗殺説に興味を抱く――。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-12-25 22:30:00
155657文字
会話率:34%
連載作家の皆様のご意見なども頂けるとありがたいです。いやあ、もう沼ですわ(苦笑)。お悩みの相談やで、これしかし。あと画像生成AIなんかを使ったキャラ作りの楽しさなども。連載では、まだ先の話で出てくる予定の吟遊詩人の顔なども先行公開!
最終更新:2024-12-24 19:23:01
1811文字
会話率:4%
侯爵令嬢のエルは、幼い頃、王都にいた吟遊詩人の歌声を聞いてから、歌うことが大好きだった。
第三王子であるアルト殿下に、その歌が気に入られ、自然と婚約者となったが、とある日、エルはアルトの浮気現場を目撃してしまう。
エルの歌には、本人にも
気づかない『人々を惑わす力』があり、アルトはそれを利用するためだけに彼女に近づいていたのだ。
全てを知ったエルは、悲しみの淵に、かつて憧れた吟遊詩人と邂逅し、アルトの企みを打ち砕くことを決意する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-17 20:23:03
20156文字
会話率:36%