古書店の在庫整理の手伝いで古書を五十円均一の棚に放り込んでいたが、出前を届けに来た中華料理店の店主が棚の中にある物を見つけ、目を光らせる。
最終更新:2024-04-20 12:00:00
1398文字
会話率:55%
終戦、そして復興をめぐる激動の時代、昭和。その騒ぎの中で密かに、かつ華麗に多額の金銭詐欺を遂行して見せた一人の青年はほとぼりが冷めるまで国外へ逃亡。行き着く先は日本のとある田舎であった。その地に古くからある神社には『こっくりさんをすると十
円を必ずなくす』とかいう超ショボい噂が流れており、青年が偶然そこを通りかかったその時。
「――私に……人をだますことを教えてくれませんか?」
詐欺師の青年と一人の小さな少女が『ぐる』になる時、時代は激しさを増す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-27 00:04:10
4380文字
会話率:56%
「申し訳ございません。親戚の芸能人からもらったサインというのはそこまで珍しい自慢ではないので、買取価格としては低くなるんです。芸能人のランクにもよるんですが、大体十円から五百円くらいが相場なんです」
最終更新:2024-01-14 12:00:00
1522文字
会話率:66%
高校二年生の白石京宇は、バレンタインデーの日に友人達の告白現場に遭遇してしまう。
四人の女性が一人の男性に思いを告げ、そして振られてしまう光景だ。
初めて見る友人たちの泣き顔や悲しむ姿をみてしまった京宇は、モヤモヤとした気持ちで家路に
ついた。
家に帰る道中考えるのは彼女達の事ばかり。モヤモヤしつつもイラつきながらも歩いていると、気が付けば薄暗い路地裏に。まるで誘われるように入り込んだその路地裏には一人の老人が座り込んでいた。
「いらっしゃいませ」
ホームレスかとスルーしようとした時に飛び込んできた小さな声。どうやら物売りのようだが、売っているのは小汚いヘンテコなボタン、しかも十円、しかし気になる商品名。
「……LORDって、なんですか?」
「LORDはLORDでございます」
十円ならと深く考えずに購入し、京宇はボタンを押してみる。すると急に目の前が暗くなり、明るくなったと思えば家に戻っていた京宇。
いつの間に家に……あれ? 季節は冬のはずなのになぜか暖かい、というか桜が咲いてんだけど。あれ?カレンダーの日付が4月……? 今日はバレンタインデーだよな?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-11 12:08:35
16539文字
会話率:25%
自殺願望のある殺し屋の少女が様々な死に直面しながら自分自身を探していくものがたり
最終更新:2023-12-17 14:47:36
4072文字
会話率:60%
自販機に七十円分のおつりが余っていた。それは確かに幸運なことだけれど……。(※重複投稿作品)
最終更新:2023-09-09 01:00:00
799文字
会話率:3%
文明開化の音がする夜明けの東京で牛鍋を食らいミステリーを愛する大上雪子が謎を解決する連作推理短編集。
おしるこ屋で隣に座ったカップルの言葉から意外な真実に行き着く『悪食令嬢は牛鍋とお汁粉を愛する』、借金取りに売られかけた同級生を五十円で買
う『悪食令嬢は五十円で女子を買う』など短編で公開したものに『悪食令嬢と小人の裁縫屋』、『悪食令嬢と赤い粥』、『悪食令嬢の黒い愛猫』の三作を加えしました。
5/7 『悪食令嬢と消えた灰かぶり姫』(上)を追加。
5/10 『悪食令嬢と消えた灰かぶり姫』(中)
5/13 『悪食令嬢と消えた灰かぶり姫』(下)を更新して改めて完結します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-06 09:56:23
117798文字
会話率:53%
悪食令嬢と呼ばれる大上雪子(おおかみ・ゆきこ)は肉を愛し、ミステリーを愛する女学生である。ある日、彼女は不思議な新聞広告を見つける。『借金を踏倒す士族に天誅を。借金の取立て日給一円』この広告から大上は、借金のカタに売り払われそうにっている少
女と出会い、買う事になる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-03 08:11:28
14872文字
会話率:56%
こっくりさんを途中でやめてはならない。
決して十円玉から指を離してはならない。
こっくりさんを一人でしてはならない。
※同作品を『カクヨム』にも投稿しています。
最終更新:2022-08-03 19:52:04
27499文字
会話率:55%
こっくりさんを途中でやめてはならない。
決して十円玉から指を離してはならない。
こっくりさんを一人でしてはならない。
最終更新:2021-07-11 21:09:52
6158文字
会話率:34%
生きることを放置したい男が一日一枚十円玉を積む話です。
文披31題十六日目:「錆び」
この作品はカクヨム・ノベプラ・プロローグ・自サイトにも掲載しています。
最終更新:2022-07-16 20:26:26
958文字
会話率:0%
あなたは相手の女子と、十円玉の表か裏かを言い当てる勝負を始める。負けたほうが、一つずつ脱がなければならない。その先にあるものは!?
※脱衣シーンがメインで、変態要素が高めとなっています。
野球拳というものは現在、じゃんけんをして負け
たほうが服を脱ぐ……という認識が広まってしまっていますが、本来は歌と踊りを交えた三人一組の団体戦じゃんけん宴会芸だそうです。本作はじゃんけんはせず、硬貨の言い当てで脱衣します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-25 01:25:05
3650文字
会話率:22%
日曜日、僕は友人達と一緒に、カーリングを楽しんでいた。
そして、僕が投げたストーンが他のストーンとぶつかった時、パカッと二つに割れて、中から小さい男の子が生まれた。
男の子は自分の事をストーン太郎と呼び、ストーンを投げた僕の事をお父さんと呼
んだ。
そんなストーン太郎を、僕は、仕方なく育てる事になったのだが、時が経つにつれ、ストーン太郎の奇妙な体質が、次々と明らかになっていく。
その体質とは、うんちを、カプセルに入った常態にしてガチャガチャ方式で出せたり・・・
ちんちんが、マジックテープで引っ付いていて、自由に脱着できたり・・・
瞬きや血の流れる力を利用して体内で発電し、携帯を充電できたり・・・
ストーン太郎は、信じられないような能力を身に付けていた。
そして、ストーン太郎と出会ってから、様々な、変わった人とも出会うようになった。
オリンピックの銅メダリストで、銅メダルを、強力な握力で十円玉くらいの大きさにして、財布の中に入れて持ち歩き、いざ、人に見せる時には、銅メダルをワカメのように水で戻し、元の大きさにして見せる人とか・・・
どう見ても三十代にしか見えない男が、実は、まだ生まれていなくて、未だにお母さんとへその緒でつながっていて、今日はたまたま、お母さんの体から抜け出して食事している所だと言う人とか・・・
その他にも、僕は、色々な変わった体験をするようになる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-21 15:36:51
32801文字
会話率:80%
ひきこもりニートの俺はいつものように一人虚しく、自家発電に勤しんでいるとテクノブレイクで死んでしまう。転生した先は真っ暗でどこかわからない。転生後、小学四年生くらいの元気そうなガキンチョ二人に拾われる。そして二人の会話から自分が十円硬貨に転
生したことに気がついた俺は長い長い旅に出る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-30 23:21:22
1098文字
会話率:38%
自販機の下に落とした十円玉を拾おうとして肩が脱臼したことにより俺は死んだ。
気がつくと自室のベッドの上に寝ていたのだが、そこは俺の元々いた世界ではなく、あの世だった。
最終更新:2021-12-05 12:00:00
1910文字
会話率:10%
放課後の学校で、こっくりさんをする四人の女の子たち。「もしおいでになられましたら『はい』へお進みください」という言葉に反応して、十円玉は『はい』へ向かって……は行きませんでした。十円玉は、なぜか『か』の位置で止まったのです。そして次々と動い
ていく十円玉。好奇心と恐怖心から、そのまま続ける四人でしたが、だんだんとパニックに陥っていき――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-03 19:10:19
2931文字
会話率:64%
九州大学文藝部の三題噺執筆会にて書かれた作品です。
お題:「銅像」「山」「危険な遊び」
最終更新:2021-06-22 20:47:04
1507文字
会話率:0%
物を引き寄せる。そんな力でヒーローを目指さない少年の日常。
またスカート捲りは小学校時代に政府の超能力機関によって禁止されています。(罰則あり)
最終更新:2021-02-14 14:29:51
1029文字
会話率:34%
お金が好きすぎて借金を繰り返し、その挙句に首が回らなくなってしまった「僕」。
馴染みの借金取りが言うには、返す当ては三つ。
僕を振った彼女に指輪がわりに渡した十億円を取り返す。
健康はなまる満点の僕の臓器を売り飛ばす。
石油王になる。
期限
はたったの三日だけ。手元にあるのは三百二十円。こんなの、石油王になるしかないじゃないか。
※この作品は第11回書き出し祭り参加作品です。また、実在のいかなる人物、団体、組織とも関わりがありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-10 00:00:00
14323文字
会話率:43%
ダンジョンを利用して、本田誠司は借金を返済することになった。
誠司と同じ借金返済のために連れてこられた人たちと、魔導銃という武器を持ちダンジョン探査をしながら借金を返済していく。
ゴブリンの魔石が、一個銅貨一枚で買い取り。日本円に直すと、一
個十円にしかならない!
ダンジョン内は危険がいっぱい!こんな返済方法ありなのか?
この物語は、本田誠司がダンジョンで借金を返済し普通の日常を取り戻すまでの物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-30 01:00:00
451156文字
会話率:35%
厨二病入っちゃってる系『俺』と超純粋『妹』が『猿』と一つの賭けをするお話
最終更新:2020-11-27 11:54:07
1458文字
会話率:54%
ハーレム、領地? そんなものより金をくれ。
父の遺産は三十円。
生きていくための金に困った孤独な少年が、異世界への地図を持つ年齢不詳の男に出会い、手を組んだ。目標は、大学卒業までの学費と生活費を稼ぐこと。
ハーレム、領地? そんなも
のより金をくれ。侵入者を見張る番人たちや異世界の悪者と戦うのは、あくまで現世で幸せになるため!
信念と共に、一つの美容薬局を続ける二人の男の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-12 04:00:00
293641文字
会話率:56%