保護猫施設で暮らしていた一匹の猫が、ある家族の元へ迎えられた。
拓真という少年は、猫に「ハチ」という名前を付けた。
拓真は自身の部屋の出窓から外の景色を眺めてばかりいた。
ハチはいつも拓真の傍で丸くなり、拓真の言葉を聞きながら一緒に窓の外を
眺めていた。
この物語は保護猫と一人の少年が、変わりゆく環境の中で、「窓際」という変わることのない空間を共に過ごし、共有していく物語です。
※この作品はシナリオ形式です。ご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-28 15:10:31
10553文字
会話率:40%
1階の角部屋に住んでいる。出窓部分が住宅街の通りに面していて、車の往来の音や、人が行き来する時の足跡や話し声がかすかに聞こえたりする。入居時に確認をされたが、あまり気にしない方なのと、その分他の部屋より家賃が安いのが決め手で、もう住んで3
〜4年くらいになった。
ある程度の年数そこに暮らしていると、出窓の外で色々な出来事を見聞きする機会がある。まあ俺自身、別に楽しみにしている訳でも、積極的に盗み聞きしている訳でもないのだが。今回はその話を書こうと思う。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-18 16:53:44
7779文字
会話率:41%
冒険者組合。元は品の無い冒険者パーティーがその実力を鼻にかけ自らの利益だけを追い求め、同業への嫌がらせや仕事の寡占、依頼者への横暴等が横行し冒険者の評判を貶めていた。
そして権力者や民衆からも冒険者に対しての危険視の声があがり始めていた
頃、それらに心を痛めていた冒険者であった初代会長がそのような横暴をけん制し冒険者の評判を取り戻すために作られた組合である。
所属するものは依頼者や同業者に対して敬意を払い、足りない人材を斡旋したり大人数の仕事を取り付けたり、値段調整や消耗品の大口購入などで様々な費用を軽減し、教育や金銭の補助や貸付まで行い、お互いに助け合いまたその利益を享受した。
最初は小規模だったもののその理念や実利は冒険者に限らず賛同者を徐々に増やし、その規模は国をも巻き込み、最終的には国境を超える独立団体となったのである。
しかし規模が大きくなり時代が進めばその理念が末端まで行き届かず、悲しき事に逆に冒険者組合の者がかつて、悪とされた冒険者と同じように悪事を働くようになる事例が起き始めたのである。
この事態は組合の設立意義を大きく揺るがすものであり、当時の幹部たちはこれを重く考え専用の業務監査部署を設立したのである。
その名は冒険者組合苦情申出窓口。
名前こそ被害あった人に親しみを持ってもらうため軟らかくしてあるものの、様々な力や隠蔽に対抗するために実力者、さらに適正試験で認められた者しか業務に携われず狭き門になっている。
冒険者や組合の仕事等は癒着のリスクを考え緊急時以外は受けられなくなるものの、トラブル対処とその処置に関する権限は末端ですら幹部級に持たされており、いわば組合のエリート軍団である。
そして今日も冒険者組合であらたな相談が窓口へ寄せられる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-07 02:00:00
5261文字
会話率:62%
合計 40 曲
問い:
1、盲目
2、フールの仮面
3、死ヲ忘ル事ナカレ
4、ダムナティオメモリアエ
5、ふざけんな
6、No title
7、お知らせ
8、Gamma Ray Burst
9、glass record
10、Help Me
11、呪縛
12、旅人、心ここに在らず
13、あらすじ
14、拝啓、僕らの魂
15、機械仕掛けの僕ら
16、scrap
17、ごめんなさい
18、赤ワインと白装束
19、深夜零時に月は咲く
20、クリームソーダ
答え合わせ:
1、だるまさんは転ばなかった
2、君に届けこの想い
3、生きとし生けるもの
4、私(still alive)
5、SOSの帰り道
6、おしまい
7、かつての君へ
8、敗者へ告ぐ最後の言葉
9、また
10、僕らのメメントモリ
11、この指とまれ
12、生命活動停止志望届提出窓口
13、不死身のワルツと永久機関
14、publicdomain
15、笑えない日々よ、さよなら。
16、独り言
17、リグレットを許して
18、モノクロの世界にも祝福を
19、これから全てを終わらせる君へ
20、ディアナの約束折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-01 23:00:00
23366文字
会話率:7%
キジ白かぎしっぽの野良猫が飼い猫になる数奇な運命を書きました。
1話1000字前後、およそ3500文字です。
この作品は以前、他サイトで別名義で投稿していたものを加筆修正して投稿しています。
最終更新:2023-07-25 11:41:17
3642文字
会話率:22%
不思議の国のアリスに登場する、ハートの女王とイカれ帽子屋のメリーバッドエンドな恋物語
最終更新:2023-05-21 15:48:37
7382文字
会話率:48%
私が6歳の少年時代のことである。廃墟となった洋館で異様な体験をした。
出窓に映る私自身の影と一人遊びしていたときだった。
なんと影は私に逆らい、私から分離したようなのだ。
やがて、成人した私は心を病み、長年にわたり影恐怖症と闘う羽目になっ
た。
クリニックで心理療法を受け、改善の兆しが見えたころ、ふたたびあの日の恐怖と向き合う決断をする。
しょせん臆病な子どもの心が作り出した幻影にすぎないことを確認するのだ。恐れを克服するにはそれしかない。
そして30年ぶりに、あの忌まわしい洋館へと足を運んだのだが、私はそこで驚愕の真実を知る……。
※本作は、しいな ここみさま主催「冬のホラー企画」の参加作品です。
※この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-09 04:00:00
4963文字
会話率:0%
雪の降る窓辺で、初雪を見守るぬいぐるみたちの会話です。
❅この作品は「冬の童話祭2023」参加作品です。
最終更新:2022-12-17 15:00:00
611文字
会話率:25%
猫には猫の生き方があり、人間様にはわからない。これご猫の生きる道!
最終更新:2018-05-12 15:07:29
1070文字
会話率:0%
《夢の中のしずかな洋館。》
それは、優しい夢のなか、
魔女の魔法は
からだ蕩ける抱擁と
唇 軽く痛むファーストキス。
洋館の
出窓の下で歌う
少女の影。
最終更新:2018-01-26 22:37:14
354文字
会話率:11%
『胡桃の中の蜃気楼』パトリック・ウェザーのスピンオフ。
学舎の一階の、図書室の一番奥にある出窓には、鈍い赤色の皮の張られたベンチがある。
窓越しに眺める、僕の視線の先には…。表に出される事のない想いの行く末は?
最終更新:2017-03-28 02:27:01
3497文字
会話率:13%
バラのアーチを潜り、ハーブを眺めながら石畳の小径を歩くと、壁に蔦が這い、屋根にステンド・グラスの出窓と煙突がある、小ぢんまりとした煉瓦家が姿を現す。
そこが、この作品の舞台にして都会のオアシス、喫茶アラン。
主な登場人物は、マスターの淀川亜
嵐、マドンナの阿笠栗子、住み込みアルバイトの宮部小雪、常連の西野桂梧の四人。
これは、そんな店で繰り広げられる、ささやかな日常風景を描いた作品。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-16 12:00:00
47728文字
会話率:98%
町の小さな設備会社の出窓でくつろぐ三毛猫「真鶴さん」の周りの人達を描くオムニバス。事務員のなつる。社長の誠一郎。近所の小学校の教師小百合。そんな人間達の日常なんて、勿論「真鶴さん」にはまったく関係がありません。
最終更新:2015-12-23 12:00:00
96590文字
会話率:31%
短編シリーズ2作目。
待ち合わせ中、いつも見てしまう喫茶店。その中にいるあの人がどうしても気になる。
ご指摘、ご感想おまちしております。
最終更新:2015-06-11 14:19:27
2139文字
会話率:18%
※短編シリーズ化しました。シリーズ1作目
小さなカフェの、出窓から見えたあの人。まるで一枚の風景画のようで気になってしまう私。
短編です。盛り上がりもなく、静かな作品になってしまいましたが呼んで頂ければ幸いです。
誤字・ご指摘・ご感想お待ち
しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-02 10:42:42
2633文字
会話率:11%
家でも学校でも自分を出せず、言いたいことも言えず、毎日嫌なことばかりでつまらないと感じている小学生の優佳(ゆうか)。優佳の心からの友達はリリィちゃんという人形だけ。私もリリィちゃんみたいに部屋の中でずっと座ってられればいいのに、と人形に向か
って愚痴をこぼすような日々。ところがそんなある日突然、動くことも、喋ることも出来ず、ただ出窓に座って部屋の中を見ていることしか出来なくなってしまう。そしてその間、自分の部屋で動き回る、もう一人の優佳。そう、それはまるで願いが叶ってリリィちゃんになってしまった自分が、もう一人の自分を眺めているような状況だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-06-06 22:16:17
6848文字
会話率:18%
芝生のタンポポと出窓に飾られたバラのお話です
最終更新:2007-05-28 21:16:05
1160文字
会話率:19%