元冒険者にして現冒険者ギルド職員のサズは左遷された。
原因は、大臣にコネを持つヒンナルという男。
彼は理不尽にも、ヒンナルがサズの仕事を横取りしたのだ。
冒険者引退後、必死になって仕事を覚えたギルド職員。
周囲から認められ、初めて任さ
れた新規ダンジョン攻略の計画立案。
その準備が整い、あとは実行に移すだけという時に、これ幸いとばかりにヒンナルは権力を使って仕事を奪い取った。
このままでは自分だけでなく、ダンジョン攻略する冒険者にも迷惑がかかるとサズは抗弁。
それが悪かったのか、辺境の支部へと左遷が決まってしまった。
行き先はピーメイ村。
かつて世界樹と呼ばれる大ダンジョンが存在し、今では廃れた消滅寸前の集落だった。
このまま山奥で一生を過ごすのだろうか、そう思っていたサズだったが、事態は思いも寄らぬ方向に転じる。
辺境で起こる様々な事件、
それに対応するための冒険者復帰、
新たな力、
頼れる同僚、
素晴らしい温泉、
そんな多くの出会いと出来事が、左遷され、将来を断たれたはずのサズの未来を照らし出していく。
一方、諸悪の根源のヒンナルは、想像以上に難しい仕事に直面し、徐々に破滅への道を歩んでいた。
※残酷な描写あり、は念のためです。
※カクヨム様にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-26 18:00:00
349605文字
会話率:48%
異世界『アウター』と接続してしまった地球。各地に出現するダンジョンで世界が沸き立ち、空前絶後の冒険者ブームが起きるなか、Sランクの冒険者パーティーから追放される一人の冒険者がいた。名前を湯浅奏といい、ひたすら冒険者を辞めたがる生粋の変人だ。
「パーティーを追放されたので、冒険者引退しますね」
これは、そんな変人の周辺で巻き起こる事件を綴った物語である。
誰かが言った『馬鹿は死んでも治らないとして、もし死なない馬鹿がいるとしたら、そいつは天才になるのだろうか』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-27 00:02:47
331935文字
会話率:29%
長閑だが代わり映えのしない龍人族の山里から好奇心を満たすべく人間の世界へ下りてきた幼き龍人ピート。
元来、穏やかな性格のピートだが龍人としてのポテンシャルはすこぶる高く、望む望まざるに関わらず強大な運命に翻弄されていく。
幼き龍人ピ
ートは己の好奇心に従い人間界へと旅立った。龍人としての強大なカはピートだけでなく周囲も巻き込み、望外のドラマを引き起こす。
***
★緊急アンケート『ピートについて』
剣士 ロッソ・グリフィア
「ピート君はね、本当に凄いよ。まだ小さいのにあんだけ強くてしっかりしてて優しいし、大きくなったらどうなっちゃうんだろうね?、いや、世界征服も夢じゃないと思うよ。
でも、ピート君が支配した世界なら平和な世の中になるんだろうな。俺も住んでみたいけど寿命が確実にたりねーなw」
魔術師 ウェンディ・キャティパ
「ピート君可愛いよね。礼儀正しくていつもニコニコしてるし。私もあんな子供欲しいわ。早く冒険者引退してお嫁さんになりたーい」
シャリハ神官 モガ・ガンディーヌ
「ピートか。好きだな」
ストリア魔王国国王 シュラ・フォービアス
「大好きなのだ! 余はピートのお嫁さんになるのだ!可愛くて、優しくて、強くて、格好良くて、素敵で、そんなピートのお嫁さんになれるなら他に何もいらないのだ。あ、でもお酒は少し飲みたいのだ...」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-13 21:29:24
4725文字
会話率:41%
不慮の事故で亡くなった、三十八才独身のオッサンは、まさかの異世界転生をしていた。色々な過程を経て冒険者となり、多くの偉業を成し遂げた。しかし、余りに忙しい毎日を送り過ぎて、気づいたら二度目の三十八才独身のオッサンになっていた。
仕事に疲
れ果てたオッサンは、引退して田舎に帰る決断をするが、何故だか急に、ハーレムフラグに大冒険の兆しが! これは、三十八才になって要約。真の伝説が
始まり出した、オッサンの物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-12 00:02:37
197580文字
会話率:70%
「悪い、俺、冒険者引退するわ!」
とうとう、5回目のパーティ解散となってしまった。しかも、ずっと一緒だった幼馴染もやめてしまい、俺は完全に一人になってしまった。
この世界の冒険者でも、限られた者だけが持つ「スキル」。
俺のパーティで唯一
スキル持ちの優秀な戦士だったのに、女の過ちで引退するなんて信じられない。
そして「パーティ崩し」なんてあだ名が広がり、レンジャーなんてありふれた職業の俺とパーティ組んでくれる奴などもういない。
ギルドでも5回もパーティを崩壊させた奴は珍しいらしく、悪い意味で注目されている。
俺の冒険者生活は、こんな形で終わってしまうのか……?
いや、まだだ!
俺の「冒険者として一旗揚げる」という夢は、こんなことじゃ終わらない!
パーティが組めないなら、ソロでだってやってやる!
そんなわけで、単身クエストに行ったら、何か調子がすこぶる良い。疲れないし、罠探知や解除も楽々だ。
自分のステータスを見たら、なんと「単独行動EX」なんてスキルが発動しているじゃないか!?
どうやら、一人の時限定で発動するスキルだったらしい。
今まで一人で冒険したことなどなかったから、俺が冒険者になってから9年間ずっと発動しなかったのだ。
……でも、このスキルが凄いことは間違いない!
それなら俺は、ソロでのし上がってやるぜ!
だがこのスキル、問題がある。パーティを組めないどころか、発動中は誰かとコミュニケーションも取れないのだ。
強くなる代わりにコミュ障を強制される。ハイリスクハイリターンなトンデモスキルだが、やるしかない!
立ちはだかる魔物や貴族の陰謀、何だろうがボッチでぶっ飛ばす!そうじゃないと俺は平均以下の冒険者だからな!
たび重なる不幸から生まれた、最強ボッチ冒険者の成り上がり冒険譚!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-24 08:00:00
185618文字
会話率:41%
異世界転移したヘタレ気味な主人公が、銀髪ケモ耳幼女を愛でつつ、てんやわんやするお話です。
最終更新:2020-06-03 13:00:00
152999文字
会話率:45%
チェスリーは特級クランの教育と経理を担当している。
元は冒険者として活躍していたが、自らの限界を感じ引退した。
引退後は冒険者時代の経験を活かし、クランの教育を担当することになり、ついでに経理も任されることになった。
チェスリー
は、突然クランリーダーのマックリンから呼び出しを受ける。
経理の立場を利用し、クランの資金を不正に横流ししていた事がばれてしまったのだ。
マックリンの怒りはおさまらず、チェスリーは追放を命じられてしまう。
追放され気落ちした様子で王都を去るチェスリー。
しかし、王都から十分に離れ人目がないことを確認すると、人が変わったように元気はつらつ走り出す!
チェスリーの冒険者引退や資金の横流しは、自らが計画し追放されるように仕向けたものだった。
何故このようなことをしたのか……それは秘密にしたいスキルがあるからだ。
スキルの秘密を知られると自由を奪われるかもしれない。
そう考えているチェスリーは、時にはスキルを隠し、時には姿を変え、力を蓄えていく。
自身の目標である”復讐”を達成するために。
チェスリーはチートなスキルを持っていますが、俺TUEEEな性格とは真逆です。
仲間の助けや気付きで徐々に強くなっていく様を書きたいと思います。
お人よしなチェスリーの日常や冒険を楽しんで頂ければ幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-11 09:31:29
549469文字
会話率:49%
冒険者を辞めたおっさん(最強)が、少女2人(金髪碧眼12歳と銀髪赤目13歳)と旅をする話です。
増えすぎた冒険者を減らすため、50歳になると冒険者を引退する制度、通称「冒険者引退制度」ができた。
しかし冒険者の数は増え続け、冒険者ギ
ルドは困っていた。
そこで、35歳以上の冒険者が引退できる制度、通称「アーリー・リタイア制度」が試験的に導入されることになった。
ちょうど35歳の俺は「アーリー・リタイア制度」に応募し、見事採用される。
これで晴れて自由の身だ!
気ままに生きていけると思っていたら、2人の少女と旅をすることになった――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-20 21:48:53
95409文字
会話率:41%
あたし冒険者のミーナ! 『うちら死ぬまで冒険者やろうね!』と約束したはずの仲間が結婚して冒険者引退するっていうんで、途方に暮れてます……。そろそろ二五歳になるし、あたしも結婚を考える時期なのかな……なんてたそがれてたら、婚活相談所っていう怪
しげなところを紹介されました。え、結婚相手の希望ですか? 年収も容姿も職業も気にしません。代わりに──「エルフの男性を紹介してください!」 希少種族だから倍率が高すぎて無理? じゃあここで働いてチャンスを待ちます! こうしてミーナの婚活相談所でのお仕事ライフが始まるのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-30 01:28:07
156578文字
会話率:51%
この作品は『墓守は意外とやる事が多い』に出てくる冒険者ジェドとシアが主人公のいわゆるスピンオフです。
この作品だけでも話の展開にはついて行けますのでその点はご安心ください。
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16歳の『ブ
ロンズ』クラスの冒険者であるジェドとシアは、パーティーのリーダーであるウォルモンドの『冒険者引退』宣言を突然聞かされる。
リーダーの引退宣言を受けて他の2人も『冒険者引退』を宣言した事で、パーティーは解散する。
ジェドとシアは2人だけで冒険者を続けることになったが現実は中々厳しい。
だが、その他大勢の冒険者であったジェドとシアが『ある人物達』にあった事により英雄の階段を駆け上がることになったのだ。
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本編は毎日更新をしていますが、こちらはさすがにそう行かないと思いますので、2~3日に1回その日の日付変更時に更新したいと考えています。(2017年1月12日(第26部)から投稿時刻を変更しました。ご了承ください)
本編『墓守は意外とやる事が多い』ともどもよろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-06 02:28:54
273031文字
会話率:45%
冒険者ギルドの万年中級レンジャー、ジオ・ウルマは40歳を過ぎ、そろそろ年齢から冒険者引退を考えていた。老後の資金も貯まったし、世話をしてくれる奴隷も手に入れた。
英雄になるという若い頃の夢は所詮夢でしかないのだと自覚したのはもうだいぶん前の
ことだ。
ジオは最後のギルド仕事としてルーキー達への講習を引き受けるが……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-10 20:53:00
144196文字
会話率:18%