桜井葵は幼い頃から橘悠真に恋心を抱いていたが、彼は葵の妹、桜井楓と結婚することになり、葵の初恋は儚く散る。失恋の傷を抱えながらも葵は新たな生活を始めるために町を離れ、新しい仕事に就くことで心の平穏を取り戻そうと努める。数年後、悠真が突然葵の
前に現れ、楓が古い呪いにかかっており、彼女を救うために葵の命を犠牲にしてほしいと頼む。戸惑いながらも、葵は楓のために命を賭ける決意をする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-01 14:53:55
13713文字
会話率:30%
物心がつくにともなって、しだいに思い出されていく前世の記憶。
現代日本で生きていたはずの俺は、ハーフエルフの"ベイリル"として異世界に転生していた。
長き寿命と付き合いながら、このままのんびりスローライフも悪くな
いなと考える。
しかし突然――住んでいた街は大火と鮮血に染まり、奴隷に身をやつし買われた先は……カルト教団だった。
環境が変わり、心境が変わり……意志を新たに生きることを決心する。
命短し儚く散らすなど冗談ではない。教団だろうが踏み台にして、やりたいようにやってやる。
地球でも遠い夢物語だったような、はるか未来の果てが見たい。
長命の有効活用。現代知識を存分に振るって、世界に変革をもたらすのだ。
魔術で、科学で、文化で、宗教で、外交で、そして武力で――人類の進化と大いなる発展をうながしていこう。
自分は神様でも、魔王でも、勇者でも……英雄でもなければ天才でもない。
だからこそ己だけの方法で異世界を駆け飛び巡り、どこまでも高みへ成り上がろう。
この新しくも長き長き人生を、誰よりも最高に謳歌してやるのだと。
刮目せよ、敬聴せよ、喝采せよ――これは一人の男と仲間が織りなす大河ドラマであり、世界を舞台にした文明譚。
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細かい追記や修正は随時おこなっていく予定です。この作品は他サイトにも投稿しています。
物語に関わる大きな改稿をした場合は、活動報告でお知らせします。
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週2回 更新中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-01 09:00:00
1751557文字
会話率:43%
これは歴史の荒波に呑まれた英雄を従えて突き進む残酷で儚く、そして絶望と狂気に満ち溢れた一人の男の物語。
人類と魔族が争いを続ける中、人類側はたった一人の死霊使いの家を燃やした。それをきっかけに国を出て行き、長年夢だった人類への復讐を始め
る為に魔族の領域へと向かうのであった。
優しさを知り、愚かさを知った彼が行うのは死を以って行う救済か、死を以ってして与える断罪か。
今代の魔王と共に世界を支配せんと歩むその姿は絶望を齎す復讐者か、それとも狂気に満ち溢れた救世主か。
不定期更新になると思いますがよろしくお願いします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-01 00:24:14
434634文字
会話率:80%
「お母様……」
冷たく薄暗く、不潔で不快な地下の罪人牢で、彼女は独り、亡き母に語りかける。その掌の中には、ひと粒の小さな白い錠剤。
古ぼけた簡易寝台に座り、彼女はそのままゆっくりと、覚悟を決めたように横たわる。
「言いつけを、守ります」
最期にそう呟いて、彼女は震える手で錠剤を口に含み、そのまま飲み下した。
こうして、第二王子ボアネルジェスの婚約者でありカストリア公爵家の次期女公爵でもある公女オフィーリアは、獄中にて自ら命を断った。
そして彼女の死後、その影響はマケダニア王国の王宮内外の至るところで噴出した。
「ええい、公務が回らん!オフィーリアは何をやっている!?」
「殿下は何を仰せか!すでに公女は儚くなられたでしょうが!」
「くっ……、な、ならば蘇生させ」
「あれから何日経つとお思いで!?お気は確かか!」
「何故だ!何故この私が裁かれねばならん!」
「そうよ!お父様も私も何も悪くないわ!悪いのは全部お義姉さまよ!」
「…………申し開きがあるのなら、今ここではなく取り調べと裁判の場で存分に申すがよいわ。⸺連れて行け」
「まっ、待て!話を」
「嫌ぁ〜!」
「今さら何しに戻ってきたかね先々代様。わしらはもう、公女さま以外にお仕えする気も従う気もないんじゃがな?」
「なっ……貴様!領主たる儂の言うことが聞けんと」
「領主だったのは亡くなった女公さまとその娘の公女さまじゃ。あの方らはあんたと違って、わしら領民を第一に考えて下さった。あんたと違ってな!」
「くっ……!」
「なっ、譲位せよだと!?」
「本国の決定にございます。これ以上の混迷は連邦友邦にまで悪影響を与えかねないと。⸺潔く観念なさいませ。さあ、ご署名を」
「おのれ、謀りおったか!」
「…………父上が悪いのですよ。あの時止めてさえいれば、彼女は死なずに済んだのに」
◆人が亡くなる描写、及びベッドシーンがあるのでR15で。生々しい表現は避けています。
◆公女が亡くなってからが本番。なので最初の方、恋愛要素はほぼありません。最後はちゃんとジャンル:恋愛の予定です。
◆ドアマットヒロインを書こうとしたはずが。どうしてこうなった?
◆作者の作品は特に断りなき場合、基本的に同一の世界観に基づいています。が、本作単品でお楽しみ頂けます。
◆この作品はアルファポリスでも公開します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-30 21:00:00
214188文字
会話率:42%
かつての俺、パト・ディカイオス・エウレカは、【帝王神】と呼ばれる最高位神の12人の候補生である【帝王神候補】第1位として君臨し、自身が統括する惑星【エウレカ帝国】で充実した生活を送っていた。
ある日、世界中を旅したいと思い立った俺は、
自身専属の神である【専属神】のメリアと共に太陽系第三惑星【地球】を訪れていた。
『珍しいものだな、こんなに綺麗な星は』
『そうですね!この星は生命に満ち溢れていてとても美しいです!』
何気なく交わす会話。仲間と過ごす楽しい時間。
俺は勉強の日々に疲れ切った体を癒すため、全力で旅を楽しんでいた。
しかしそのひと時は、突如現れた闇の住人により儚く砕かれることになる。思い出すのは、ある凶悪な男によりもたらされた悲劇。明確な殺意を纏っていたその男の目的はーー
『邪魔者の粛清、それだけだ。』
こうして俺は敗北した。自分の力に慢心し過ぎていたのかもしれない。敗北して、帝王神候補であったはずの威厳、世界の誰よりも愛していた専属神、全てを超越する力、技術、あらゆるものを失った。
だが、まだだ。そう簡単に諦めるほど、俺は素直じゃない。俺のことを心配してくれる仲間がいる。帝王神になって世界の頂点を獲るという目標がある。その燃えたぎる心が、再び俺を突き動かす。
これは、全てを失った俺が最強を取り戻すまでの物語。世界を背負った神の、最強を賭けた旅の記録だ。
チャンネル登録者10万人のYouTuber【パトパトチャンネル】による物語を一部改変し、待望の小説化!!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-29 18:15:35
5316文字
会話率:32%
世は空前のボカロブーム。
今となっては誰もがボカロPとなり、一攫千金を目指せる時代である。
しかし、無数にいるボカロP達でも敵わない、絶対的存在がいた。
曲を出せば常にランキング1位
再生回数も常にトップ
世界中が注目するボカロP
しか
し、その素性は全てが謎に包まれていて、年齢、性別、国籍など一切不明なのである。
分かっていることは、毎週必ず1曲新曲をリリースするという事のみ。
この物語は、ボーカロイドというジャンルを歴史に名を残すような偉大な存在にしたいという夢を持った主人公の元に、ある出来事がきっかけで、突然パソコンの中に現れた自我を持ったボカロとの、儚くとも壮大な夢を描いた物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-29 14:51:30
21843文字
会話率:59%
剣の名家にして、国の南側を支配する大貴族フォルス家。
そこの三男として生まれたノヴァは一族のみが扱える秘技が全く使えない、出来損ないというレッテルを貼られ、辛い子供時代を過ごした。
大人になったノヴァは小さな領地を与えられるものの、仕事も家
族からの期待も、周りからの期待も0に等しい。
しかし、そんなノヴァに舞い込んだ一件の縁談話。相手は国の北側を支配する大貴族。
フォルス家とは長年の確執があり、今は栄華を極めているアークゲート家だった。
しかも縁談の相手は、まさかのアークゲート家当主・シアで・・・。
「あのときからずっと……お慕いしています」
かくして、何も持たないフォルス家の三男坊は性格良し、容姿良し、というか全てが良しの妻を迎え入れることになる。
ノヴァの運命を変える、全てを与えてこようとする妻を。
「人はアークゲート家の当主を恐ろしいとか、血も涙もないとか、冷酷とか散々に言うけど、
シアは可愛いし、優しいし、賢いし、完璧だよ」
あまり深く考えないノヴァと、彼にしか自分の素を見せないシア、二人の結婚生活が始まる。
この作品はカクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-29 12:10:00
382869文字
会話率:50%
神と契約を結びうつし世に誕生した主人公の美月姫(みつき)は、蒼空(そら)助けるため大罪を犯した。運命に翻弄され、志半ばで儚く散った二つの魂、美月姫と蒼空。
死後、神判にかけられ暗黒の地に流刑を言い渡された美月姫は、ひょんなことから山神さま
に救い出され神獣として生まれ変わることに。未来永劫、山神様の神使として生きていくことになった美月姫は、蒼空と最期に交わした約束を果たせず絶望していた。
その頃、うつし世は闇に侵食され神と闇との間で暗黒大戦が開戦すると、神界より山神様の神獣たちに闇討伐の神命が下された。
運命に翻弄され、儘ならない人生を嘆いては前に進めずにいた美月姫だったが、闇との戦いの中でかつて人から闇堕ちした妖魔たちと出会い深い闇を知る。
心痛めた美月姫は、咎人の自分が悪と戦うことに嫌悪感を抱き思い悩むようになる。
闇との戦いの中で、自分だけが辛いという浅はかな考えに気づき、己の心の弱さを思い知った美月姫は、無限地獄を彷徨う妖魔の最期の望みを叶えることで己の存在価値を見出していく。
そんな中、かつて共に非業の最期をとげた蒼空の生まれ変わりに邂逅し、再び運命が動き出す・・・・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-28 00:10:17
52684文字
会話率:33%
解像度×理解度から、御剣家当主の手記を一部抜粋。
これは、彼の当主が出会った星よりも月よりも美しく、桜よりも雪よりも儚く消えた淡い想い人との記録である。
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最終更新:2024-05-27 09:29:34
2259文字
会話率:0%
「自由に生きたい。」「みんなと同じように生きたい。」「愛されたい。」
そう考えるのは二十歳の大学生、古賀大我。
彼は幼い頃から病気によって一年の大半は入院生活や自宅療養に費やしていた。
そんな彼が想いを寄せる「みんなと同じよう
な生活。」
ある日、古賀はいつも通りベッドに横になり、目を瞑ると…
そこには、都会から少し離れた場所にある、桜が綺麗な高校に、二年生の転校生としてこれから通学する自分が存在していた。
どうやらこの世界は「夢」の世界であり、夢と分かる夢、まさに「明晰夢」であった。
古賀は、現実世界の記憶を保持しながら行動する。
儚く、美しく、少し過激♡な学校生活が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-26 12:00:00
21386文字
会話率:57%
ここ、ヴィンリル王国では「人外」による殺傷事件が多発していた。不穏なこの国にて、事件の解決を目指す人外の救命救急士と死を渇望していた王子が出会う――
「おい弟子よ! 僕は仕事がしたくないぞ!」
「うるさいです先生。あと貴方の弟子になった記
憶はないのですが?」
おちゃらけていて不真面目な先生(人外)と、冷静で大人びた元第一王子の助手 兼 弟子が織り成す、儚くもどこか愛おしいSFバトルアクション。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-23 22:15:52
104910文字
会話率:25%
「お姉さま。私、タンポポの綿帽子が大嫌いなの。体がバラバラになって、遠くに散って離れてしまうのは寂しいもの。………生まれ変わっても、これだけは嫌だわ」
姉と二人、庭園でお茶を飲む昼下がり。
私の言葉に頷き、カモミールティーを一口だけ含ん
だ後、カップを置くお姉様。
「……そうなのね。貴女は」
お姉様は楽しげに呟きました。
お姉様は、前王妃イルビナ様の娘。
隣の魔法国の姫だったイルビナ様は、政略結婚で父(現国王エドマール)と結ばれました。隣国には魔法があり、その血を取り込むのが目的だったそうです。
そして生まれたのが、モニカお姉様。
けれど、イルビナ様は産後の肥立ちが悪く儚くなりました。
その後に王妃になったのが、現王妃の私の母ファルム。
父エドマールが、少なからず思っていた相手だったと(乳母に聞きました)。
本当はイルビナ様が存命中から、側妃の打診があったのですが断っていたそうです。
公爵の娘の母は上に3人の兄弟がいて、政略結婚は必要がない位、派閥の力もあったそう。
母はその時演劇に夢中で、それを知った父は何度も母を誘い観劇し、贈り物もたくさんしたそうです。
父の献身を無下にできずに受け入れ、求婚を受けた母。
既にその時、モニカお姉様は4歳。
彼女の周りには、イルビナ様と共に自国から来た侍女や侍従が遣えていました。
そして、彼らは怒っていました。
モニカお姉様に対する、国王の関わりが薄いからです。
「亡きお嬢様が不憫です。こんな野蛮な国に嫁がされ、この地で死んでしまうなんて」
「生きてさえいてくれれば、王子も産めたでしょうに」
「ああ。男児であったならば、王位は確実でしたのに」
「……離縁させて、国に帰してあげたかった。無駄に命を散らしてしまって………お嬢様……」
「王妃にばかり構い、モニカ様に会いにも来ない。あれで父と呼べるのか?」
みんな黙してモニカお姉様に遣えていましたが、彼女がいない所では先程のような愚痴が溢れていることを、彼女は知っていました。
「ああ。私ができることは、亡き母の祈願であるこの国の頂点に立つことだけなのね」
モニカお姉様はそう考え、懸命に学びを進めました。
王位の継承は、男女関係なく才能のあるものに渡されていたからです。
その間にも、父と母は睦まじく語り合い、私メリアンが生まれました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-23 20:12:35
6844文字
会話率:29%
アフギョ子爵邸ではそこに住む夫婦が、悪い顔をして高笑いしている。まるで悪代官のようである。
「丁度王子と同級生よ。このまま彼の理想に仕立てて売れば、私達大儲けね。おーほほほっ」
「おいおいマリーカ。売るなんて下品だぞ、まったく。婚約者だ
ろうが ! わーはははっ」
「あら、ごめんなさい。旦那様。おほほほっ」
「はぁーはぁはぁはぁ」
そう言いながら、その後も愉快そうに大声で笑う夫婦。
その理由は、子爵の姪のマーゴット・ユキエラ。
亡き姉の残した1人娘だ。
少女の父は由緒正しき侯爵家の次男だったが、戦地へ遠征中に死亡。その後母と2人暮らしだったが、14才になる前日その母も流行病で儚くなり、叔父のバイス・アフギョ子爵に引き取られた。
マーゴットは思った。
とんでもないない家に、引き取られてしまった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-07 22:28:18
10239文字
会話率:23%
前世の記憶はおぼろげだけど、こことは違う別の世界から転生してきたっぽい僕は、目覚めたらゴーレムになっていた!?
特に特別なスキルも何も持っていないけど、僕は人間の感情に寄り添って生きることで、死なないように生活していく。だって、この世界はあ
まりに綺麗で、人間は儚くて美しい生き物なんだもの。
新感覚ハートフルファンタジー、ゴーレムと世界を旅する物語、ここに開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 12:00:00
23392文字
会話率:52%
王立学校の卒業パーティーにて、ラングフォールド侯爵家の長女モネの人生は、突然の闖入者の手によって儚く終わりを告げた……はずだった。ところが一〇歳時に戻り、人生をやり直すことになった。モネは神に感謝し、今生ではモネを救おうとしてくれて刺された
第一王子ヴァージルを助けると決意したのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-14 07:26:19
7864文字
会話率:36%
─第一部─
現実世界に嫌気のさした主人公が辿り着いた、異世界での日常が始まる──。
見知らぬ部屋で目を覚ました瞬間から、彼は『女』として生きることになります。
そこに現れたのは、境遇を同じくして知り合った仲間の転移者たち……。
主人公は
『ミナト』の名前を得て、冒険者パーティーのリーダーとして出発します。
最初のうちはハッタリと勢いに身を任せた綱渡りの冒険もあります。
危険な依頼で大金を稼いでは、手探りの中で生活の基盤と戦力を整える日々が続く。
そんな生活の中でも、ミナトの心には女の子らしい意識が芽生え始めるのでした。
─第二部─
王都を中心に冒険していた活動範囲が、いよいよ他国にまで広がります──。
最高潮に達した戦力の前には、もはや達成不可能な冒険など無いかに思われていた。
だが、労せず手に入れた『力』は儚くも崩れ去ってしまう。
ニートブレイカーズに残された戦力は、己の努力で身に付けた技能のみ……。
戦力の立て直しを図る中、次第に活動の場を広げていくニートブレイカーズの面々。
そんな折、遂にミナトの能力が覚醒する! そしてサキさんの恋の行方は?
※ニートブレイカーズ第二部は現在連載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 21:56:06
1645690文字
会話率:44%
目が覚めると、見知らぬ館にいた■■■。
彼女は全ての記憶を失ってしまっていた。
そして、館のある部屋で出会った
この館の主と名乗る少女、リース。
リースは何故か“妹”に似ていて────
■■■はレインと自分に名をつけ、
この館に住んでいる、
二十二人の住人達に会いに行くことに。
不思議な館で不思議な住人達と生活する
儚く優しい、一人の人間の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 07:00:00
102432文字
会話率:51%
オカルト研究部に所属する高校2年生の芦屋 零二は廃部の危機に瀕していた。圧倒的部員数の少なさに学校からは無慈悲にも今年中という期限を設け廃部を言い渡す。
それを覆す為、部活動勧誘の一環として2020年11月号を最後に発刊が止まっていた『
月刊オカルト新聞』を復活させる。その題材は『学校の七不思議』。
見事に、4月号から知名度は上げるものの、部員は未だ増えず。痺れを切らした芦屋は、全てを解き明かすのだと意気込んだ。
この夏、芦屋が挑んだ七不思議は――
ちょっぴり怖いホラーと儚くロマンティックな一夏の思い出。
文庫本1冊分で完結する短いものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-09 00:00:00
54440文字
会話率:49%
大人になってから難病に罹り、病に伏せっていた主人公。
そんな彼女は、夢の中で今にも儚くなりそうなお姫さまの夢をみる。
兄である国王には、寵姫の生まれの「出がらし」と下げすまれていた。
やがて財政破綻の末に、国政は混乱し、
彼女は父親よりも年
上の、好色で金銭に余裕のある公爵と結婚して、国政の立て直しを頼るしかない状況にまで追い込まれていた。
夢の中で、彼女と手を取る主人公。そうしたら……。
目を覚ましたら、豪奢な城の一室にいた。
転生したら、姫でした!(ただし崖っぷちの)
八歳スタートなのがなんとか猶予かしら?
なんとか、しなきゃ!
BADエンド回避よ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-07 14:53:35
19878文字
会話率:43%
『ほろ苦い青春と淡い初恋の思い出は・・
黄昏色に染まる校庭で沈みゆく太陽と共に
儚くも露と消えていく』
ある朝、
目を覚ますとそこは二十年前の世界だった。
小学校六年生に戻った俺を取り巻く
懐かしい顔ぶれ。
優しい先生。
いじめっ
子のグループ。
クラスで一番美しい少女。
そして。
密かに想い続けていた初恋の少女。
この世界は嘘と欺瞞に満ちている。
愛を語るには幼過ぎる少女達と
愛を語るには汚れ過ぎた大人。
少女は天使の様な微笑みで嘘を吐き、
大人は平然と他人を騙す。
ある時、
俺は隣のクラスの一人の少女の名前を思い出した。
そしてそれは大きな謎と後悔を俺に残した。
夕日に少女の涙が落ちる時、
俺は彼女達の笑顔と
失われた真実を
取り戻すことができるのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 18:00:00
184174文字
会話率:18%
これは儚くても、懐かしい夏の音色
キーワード:
最終更新:2024-04-15 18:16:01
4174文字
会話率:59%