黄泉 奏多(よみ かなた)は、生きることに疲れ、自ら命を絶った。
「死ねば、楽になれる」
そう信じていた彼が目を覚ましたのは、閻魔大王の前だった。
どれだけ善良に生きていようと、自殺は重大な罪。
――その一点だけで、彼の行き先は「地獄」
と決まる。
そして始まったのは、終わらない苦しみの旅路。
最初に送り込まれたのは、《針山地獄》。
果てしない針の地面を、裸足で歩かされる拷問の世界。
休めば、鬼に殴られる。
叫んでも、誰も助けてくれない。
死ねないまま、魂を削られ続ける20年間。
ようやく針山を抜けた先、彼が見たのは――
さらなる地獄、《灼熱地獄》。
皮膚が焼け、肺が焦げ、希望が燃え尽きる世界だった。
> 「あれは終わりじゃなかった。ここが、本当の“地獄”だったんだ――」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 15:49:22
49473文字
会話率:23%
【溺愛ヤンデレ魔術師】×【黒猫使い魔】のドS・執着・溺愛をこじらせた攻めの話
<あらすじ>
魔術師ギディオンの使い魔・黒猫のシリルは知っている。
この世界が、かつて前世でプレイしたゲーム『グランド・マギ』であること。そして、ギディオンが
世界滅亡を望む最凶ラスボスであることも。
このままではバッドエンドまっしぐら——それを避けるため、猫の姿を利用した全力セラピーで、シリルはギディオンの心の闇を癒やそうと奮闘する。
その甲斐あってか、ギディオンは甘やかし全開の“溺愛魔術師”に豹変。
だが、安堵も束の間、ある日目覚めると、シリルはなぜか人間の姿になっていて――!?
「僕らは魔術師と使い魔。僕の命令は絶対だ」
猫から人になった途端、ギディオンの独占欲と執着はさらに加速。四六時中ぴったりくっつかれ、甘々な生活に身も心も蕩かされるシリル。
そんなある日、ギディオンが王国魔術師として王宮に招集されることに。
「俺はここに残る!」と主張するシリルを「ダメ♡絶対離れない」と却下し、王宮へ強制連行。
曲者ぞろいの宮廷魔術師や、その使い魔たちに囲まれ、ギディオンの狂気的な執着はますますヒートアップ。
果たしてシリルの安寧な生活は守られるのか——それとも、甘やかし地獄の新章が始まるのか!?
※ネット小説大賞応募作品のため性描写はありませんが、ムーンライトノベルの方に性描写を含むものを載せています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 23:46:38
9711文字
会話率:39%
※こちらはリメイク版です。
屋上で飛び降り、命を絶とうとした主人公、"湯澤 司"。しかし、気がつくとそこは、見知らぬ不気味な洞窟の中だった。そこで、記憶喪失の幽霊、"幽" と出会う。
様々な場所へ
飛ばされたり、得たいの知れない化け物に追いかけられたりしてしまうが、司達の運命や如何に___
これは、個性豊かな登場人物達と共に、突如として迷い混んだ、不思議な世界からの脱出、そして成長を描く物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 18:05:21
85314文字
会話率:57%
「「「「死にたい」」」」
あなたは一度でも『死 に た い』と思ったことがありますか?
人生から『逃 げ た い』と思ったことはありますか?
ある人はいじめに耐えきれず ある人は暴力に耐えきれず ある人は縛りに耐えきれず ある人は存在を
承認されないことに耐えきれず。ある人は____またある人は_____________
世の中には様々な苦悩を抱える人が沢山いることでしょう………
そんな人達の中から、何かしらの出来事をきっかけに『死にたい』と思っている六人(幽霊を含め)が とある世界に迷い混んでしまった__ 脱出の鍵を握る
『 自分の本当の思い 』
を見つけ出すことは出来るのか____?不思議な空間からの脱出、そして、彼らの成長をを描く物語_______
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-10 20:29:00
18918文字
会話率:63%
僕は、天使でもなく堕天使でもない、間をとった存在になった。ぶっちゃけ、僕は愛なんてものもらわなかった。じゃあ、愛ってなんだろう?友情?恋愛?家族の愛?なにそれ、そんな感情知らない。
彼らは現実世界の人々に紛れ、今日も愛の行方
を探し続ける
物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-27 21:19:12
1763文字
会話率:35%
音楽ものです、彼らにチートは無く最強でも超天才でもない、が彼らは天才なのだ!そうさ僕らは雑草さ!
普通の若者が夢を追い努力するストーリー!
夢をつかむ時は皆でゴールテープを切るぞ!
どうか応援してね!
これは水上秋(みずかみあき)が仲間を得
てスターになるまでの全記録です。
※作詞作曲してみたよ☆ドリームアイランドのオリジナル曲集 の方で登場曲紹介してます、そちらも併せてどうぞ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 07:06:08
552326文字
会話率:60%
※こちらは現代舞台の【ボーイズラブ】小説です。
僕、小御門遠は大学デビューしたての18歳だ。
双子の兄・永くんと同じ大学に通い、楽しげなサークルを見つけ、バイトをはじめ、同じ学部のイケメン・慧くんという友達もできて、順風満帆な大学生活をス
タートさせていた。
……と思いきや、夏休み明けから永くんの様子がおかしい。サークルのやたら美人なサークルの先輩・橘先輩のほうばかり気にしていて、ちっとも僕を構ってくれない。僕らはいつだって双子ファーストだったのに! もしかして永くん、橘先輩のことが好きになっちゃったの? 慌てて慧くんに相談すると、慧くんはさらりとこう言った。
「なら、恋をしなよ。遠も。俺とさ」
──これは、僕と永が互いの『神様』を失うまでの物語。
つまるところ、僕らが『恋』をするまでの物語だ。
※現代が舞台のボーイズラブ小説です。
※双子の兄弟がそれぞれ恋をすることで、互いへの依存から脱却していく物語です。
※こちらは双子の弟編で、ネット小説大賞13の締切までに完結予定です。
■主な登場人物
・小御門遠(こみかど・とお):マイペースな双子の弟。受。
・浅霧慧(あさぎり・けい):遠の友人。余裕のある都会っ子イケメン。攻。
・小御門永(こみかど・なが):双子の兄。人見知りだが、面倒見のいい性格。攻。
・橘宗一(たちばな・そういち):ボードゲームサークルの先輩。大学三年。線の細い美人だが、面倒見がよく、男女問わずモテている。受。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 06:10:00
59351文字
会話率:56%
異界と地球がゲートと呼ばれる扉でつながって50年。
妖精、神獣、魔族──異界の存在たちが、
日本の社会に当たり前に混ざり始めた時代。
そんな東京の一角に、
**瀬礼文学園(せれぶがくえん)**という日本屈指の名門校がある。
そこに通う3人の
高校生たちは、
小さなビルの2階に、自分たちだけの「探偵事務所」を構えていた。その名も──
《金花探偵事務所》
異世界ファンタジー×学園ミステリーの少年少女の物語が今始まる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 17:07:45
177228文字
会話率:34%
日本の都心に霧の街があった。
それは嘗ての産業革命時のものとは異なる自然の霧に染まった街。
その街の一角に、年齢も性別も身分もバラバラの男女が住まう【マンション・ワルツ】があった。
穏やかな日常、満たされた日々、彼らには苦に感じることはなか
った。
だが少しずつ、歪の足音が近くなってきた。
僕らは、何かがおかしい存在だと、認識し始めた。
そして揺らぐ存在、それはまるで―――――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 12:00:00
32981文字
会話率:57%
初めに以下の点に注意
ゲーム的要素、レベルやステータスなどはバトル漫画的要素はかなり排除してあります。
仲間は途中離脱する者もいます。
主人公は才能は有りますが成長速度は遅めです。チート要素は極力排除しています。学園要素はありません。
ルビ大好きマンなのでマシマシです。
更新は朝八時ですが、仕事の合間に執筆しているので更新ペースは安定していません。最低でも週に一話と考えています。
一話2000文字程度ですので、他の作品読むついでにでも読んでもらえれば幸いです。
ある日全校集会に参加しているときに学友と共に別の世界の強制召喚に巻き込まれてしまった。
神様に出会うでもなく、気が付けば学年も違う五二人だけがまるっきり見知らぬ農村に出現する。樹《いつき》以外は会話も成立せず辛うじて農村の外延部で一夜を明かすことを強いられる。
いつの間にか一組の男女が消え四五人に減った次の夜に惨劇は起こる。
数多くのゴブリンの襲来により村人はおろか殺し合いなどしたことのない僕らは必死の抵抗もむなしく無残に殺されてしまう。
運よく通りかかった聖職者によって蘇生された僕らが動けるくらいには回復するまで付き添ってくれたその聖職者さんが旅立った後にもう一度惨劇が起こる。
2度目の蘇生から回復し元の世界に帰れる機会を蹴ってこの異世界で不自由ない生活を求めていく…………。
話の終着点は決まっていますが、そこへ至るまでの道のりは複数のプランがあって書きながら決めていく予定です。
第一章までは平凡な主人公が異世界に適応するための下準備編のような感じですので爽快感はないかと思います。
作品の骨子は複数のTRPGをごちゃまぜにして使っています。
誤字脱字報告、文法が間違ってる等でも構いませんので感想をいただけると励みになります。
こんな駄文で宜しければお付き合いください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 06:10:00
1525871文字
会話率:32%
河川敷で遊んだ僕らはバーベキューをして楽しんだ。
人生で楽しいと思えるとき。
そんな時に僕らに異変が起きる。
最終更新:2025-07-19 20:55:22
1596文字
会話率:55%
令和の化け狸である僕らは出雲の国の妖怪に宴会に招待された。
空飛ぶ妖怪朧車に乗って。
コロン様の「酒祭り」企画とアンアンマン様の「たぬき祭り」の企画の参加作品です。
最終更新:2025-05-11 19:41:51
8546文字
会話率:31%
高校二年生の花咲涼太郎(はなさきりょうたろう)は、対人恐怖症で人とうまく話せない、いわゆるコミュ障。
しかし歌うことが好きな涼太郎は、7月のある日の夕暮れ、同じ学校のギター少年・穂高晶矢(ほだかあきや)と出会い…。
音楽サイト「遠来未来」
の楽曲「僕らシリーズ」を題材にした楽曲付小説です。
※★がついた話に音楽が付いています。
※楽曲は全てオリジナルですが、歌声については「Synthesizer V AI」の「Ryo」という歌声合成音源を使用しています。
※作中、表現が微妙にBLっぽい箇所があります(あくまでも恋愛感情としてではなく、その人物の音楽が好きという意味合いで表現しています。)苦手な方はご注意下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-19 17:48:55
377605文字
会話率:35%
『世界の覇者』になれと、神に呪われた僕らはーーって、タンマ!異世界征服してるだけなのに仲間がクセTUEEEEすぎて世界の方がギブアップしてるんですケド!のあとがき!
作者である。本職が世界の覇者、副業がJKのルアンは、あとがきで厨二病とはこ
うなんだといったり、エミレちゃんシルアくんたちのことを語ったり、毎話毎話のようにあとがきで盛大に遊んでおります。
とっっっってもたのしいです、それはもう物狂おしいほどね!!
ただ、あまりにも長すぎて、物語を楽しんでもらえないのでは?という疑念から本編とあとがきを分けさせていただくことになりました!!
本編での物語を投稿した後に、こちらでもあとがきを投稿させていただこうと思います!!
現代のJKってどういう口調なんだろう、どういうのが好きなんやろっていう物語を書く上での資料集めのために使っていただいても大丈夫です( ´∀`)bグッ!ただし、重度の変人であることは考慮にいれてもろて。
むしろ、分けたことでより暴走するかもしれない……
注意
ルアンはあくまで1読者という気持ちで、エミレちゃんシルアくんたちの人生の1遍をみなさまにお届けする配達員という気持ちで、日々を過ごしております。
なので、めちゃくちゃエミレちゃんシルアくんトークをしちゃうと思います。
あとは日常のどうでもいいことをこっそり語ると思います。
オタクのJKとはどのような生態かを知る良い資料にはなると思います。
【大切】いいかぁ?作者の、意見に逆らって、バンバンほかの視点からの考察くださいな!!私は、そういう人たちがだああいすきだ!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-18 22:11:47
118667文字
会話率:1%
※プロローグ部分はカットしてます※
こちらは、長編の第一章をまとめたものです。
本編は、ネトコン13様、HJ大賞6様、BK小説大賞様に参加しているので応援してくれるととっっっても嬉しいです!!
厨二病×呪い×ギャグ×ラブコメ×個性豊かなキャ
ラ=『世界の覇者』!?
不穏な気配が迫る中……
シルアはひとり物思いにふける。
「エミレを守りたい」
この感情が、彼の原動力となる。
だが、その決意をくじくような最悪の事態が、エミレたちを襲う。
怒り、恐怖、混乱、負の感情が渦巻く中、エミレたちがとった行動とは!?
ーーしがなき覇者だからこそ、守りたかった。
ーー悪役になり切れなかった。
これは、笑って泣ける、神に呪われた者たちが紡ぐサイコーな世界の覇者になるまでの物語!の旅前編。((
後半かなりギャグ感強くなります。ギャグ&シリアスのジェットコースターです。
厨二病的な、技!エミレをはじめとした変なキャラ(自立移動型の剣とか)がでてくるよ~
戦闘シーンは、わりと詩的に書いているところありまする。
感想欄はログインしてなくても送れるようになっているので是非お気軽に~
その他、改善点、キャラ、作者へのご質問等あったら、ドシドシ気軽にくれええええ!!!
あ、あと、興味があったら、Jk作者の世界の覇者ルアンのあとがきもまとめているから見てくれると嬉しいな。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-04 17:23:16
9630文字
会話率:29%
※プロローグ部分はカットしてます※
こちらは、長編の第一章をまとめたものです。
本編は、ネトコン13様、HJ大賞6様、BK小説大賞様に参加しているので応援してくれるととっっっても嬉しいです!!
厨二病×呪い×ギャグ×ラブコメ×個性豊かなキ
ャラ=『世界の覇者』!?
「簡潔に言おうか。君は……いいや。僕たちは神に呪われている。」
エミレが、衝撃のひとことを放つ。
彼女は、この世界の仕組みについて語り始める。
だが、そんなことがありつつも、
エミレたちは再び、自立移動型の剣リュドエールルを仲間に加えて、特訓したりと穏やかに暮らすが、、、
平穏はそう続かない。
これは、笑って泣ける、神に呪われた者たちが紡ぐサイコーな世界の覇者になるまでの物語!の旅前編。((
後半かなりギャグ感強くなります。ギャグ&シリアスのジェットコースターです。
厨二病的な、技!エミレをはじめとした変なキャラ(自立移動型の剣とか)がでてくるよ~
戦闘シーンは、わりと詩的に書いているところありまする。
感想欄はログインしてなくても送れるようになっているので是非お気軽に~
その他、改善点、キャラ、作者へのご質問等あったら、ドシドシ気軽にくれええええ!!!
あ、あと、興味があったら、Jk作者の世界の覇者ルアンのあとがきもまとめているから見てくれると嬉しいな。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-04 17:06:54
9057文字
会話率:33%
浜岡光、中学2年生は、生まれつき体は、男だが可愛いもの好きの母親により幼い時から可愛い服を着ていた。しかし本人は、男物の服を好んでいたし、自分を男と認識していた。そんなんある日修学旅行先で初潮が始まり、本来の性にショックを受けた。光は、部屋
でこっそりSNSをしているといるとそこに自分と同世代の宮嵜結城と出会う、結城は、光とは、真逆で女物の服を好んでいることを自分を女と認識していることを知った。そこから二人は、お互いの趣味や好みの話をするようになった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-18 05:49:46
2326文字
会話率:15%
これは!命の誕生の話です。
必ずしも誰もが望まれて産まれたわけではないです。
世界は苦しみに満ちてます。
僕らは抗えずこの世に産まれました。
それは残酷なことであり、おぞましいことです。
このお話はそんな苦しみのお話です。
最終更新:2025-07-17 04:35:51
1289文字
会話率:17%
誰だって主人公のはずなんだ
最終更新:2025-07-17 02:02:27
458文字
会話率:0%
あの頃、僕らは何を想っていたのだろう。
あの頃、僕らは何を見ていたのだろう。
あの頃、僕らは何を信じていたのだろう。
あの頃、僕らは何を・・・・・・
あの頃、僕らはどう傷ついていたのだろう。
あの頃、僕らはどう走っていたのだろう。
あの頃、
僕らはどう泣いていたのだろう。
あの頃、僕らはどう・・・・・・
長編小説の合間に、かつての自分が日々の思いを綴ったいくつもの詞を、懐かしみながら投稿していきたいと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-16 19:47:33
66934文字
会話率:17%
僕らは、同じ時間、同じ場所で待ち合わす。
夕方だけの友達。
数刻の間だけの最高の友人。
だからこそ・・・。
キーワード:
最終更新:2025-07-15 16:13:05
43965文字
会話率:54%
どうして僕らは悪者なのか
最終更新:2025-07-12 11:09:45
675文字
会話率:0%
ある日世界に一筋の光が差した。少女が見たその光は世界を闇から救う光なのか世界を滅ぼす破滅の光なのか。まだ誰も知らない。
最終更新:2025-07-11 22:00:23
294555文字
会話率:33%
まったく同じタイミングで死にかけて入院した、
まったく違うタイプの2人。
緋月世知と和泉聖夜
2人の高校一年生の新生活が始まる。
〇緋月世知視点
●和泉聖夜視点 で
オムニバス形式?で各話が進行します。
最終更新:2025-07-10 22:00:00
454828文字
会話率:26%
※第1章 鬼ごっこ編 完結
※第2章 学生大戦編 完結
奇怪な能力を持つ同級生たち。
僕はそんな彼らの力を“特質”と呼んでいる。
僕らの母校である吉波高校には何故かそういう生徒が一定数、存在していた。
そんな異質な能力を持つ学生た
ちが送る非日常な物語。
そして………
今、僕らは神の力を手に入れて暴走している友人を止めなければならない羽目に…。
「一体、どうやって止めるのよ…」
神という壮大で漠然とした力を持った敵に焦る彼女。それに対して僕は冷静だ。
『こっちには特質と言う異能力を持った仲間がたくさんいる』
「た、例えば…?」
僕は両手の指を折りながら、仲間の能力を軽く紹介していく。
『オナラで空を飛び、臭いで敵を気絶させる者。よだれを自在に生成し操ることができる者。巨大なブロッコリーを量産し、場を制す者………他にもたくさんいる』
「……………」
強大で奇天烈な能力のオンパレードに彼女は目を細める。
『疑う気持ちはわかるが、どれも本当だ。これから、みんなを集めよう』
僕の言葉を聞いて彼女は大きく首を横に振った。
「いや、疑ってるんじゃなくて…! 無理よ…。ブロッコリーが神に勝てるわけないわ…」
______________________
中学校のとき、友達が身内がそのまま登場する学園物ファンタジーみたいな話を休み時間とかにしていて、身内同士ではかなり面白かったので内容を覚えてるうちにここに書いていこうと思います。
学園物で変な能力バトル系(まともな能力もある)でギャグもありみたいな内容です。
身内が登場すると言いましたが、ここでは本名ではなく、架空の名前を使います。
2020/9/12折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-06 20:02:11
1213566文字
会話率:22%