かつて神隠し現象を体験した少年・犬房一志(通称イッチ)は、十年振りの神隠しで異世界へ迷い込んでしまう。幻想的で凶暴な世界に戸惑うイッチは虹髪を持つ謎の少女・マーブルと出会う。そこに書かれた歴史は必ず実現するという『運命の本』を盗み出し新しい
世界を描こうとするマーブルに、イッチは神隠し現象を利用して協力しようとするが……。
マーブルの目指すものは世界を創造する神か、破滅へと導く魔王か。
心の力が運命を超える。目的地不明の神隠しファンタジー、開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-09 23:50:00
289242文字
会話率:45%
僕の名前は、アイン・リーティス。生まれた時から一般常識を知っていたり読み書きができた。書物によると転生者という存在らしい。この世界での転生者とは、前世で達成できなかった使命を完遂するために生まれるらしい。でも、僕には前世の記憶がなかった…
僕が生まれたのは、四方を海に囲まれた大きな島だった。過去の争いで島は東西で二分されており、二つを繋ぐ橋も不可侵領域となっているらしい。僕は島の西側中央に位置する、アインツマイヤーと呼ばれる大きな都市の北側にある小さな村の家に生まれた。両親も村の人たちも優しくかかわってくれたおかげで伸び伸びと生活することができていた。
記憶がないとはいえ、転生者である僕は自分の使命を全うするために自己研鑽を重ねながら多くのことを調べて知識を深めていった。そして、この世界では普通の武器ではなく心臓兵器と呼ばれる力を見出し、その力を使いこなすことで国の防衛や様々な研究を行っていると知った。心臓兵器とは、自分の魂に刻まれた力であり、自分の心臓の出力を用いて戦う事ができる武器や防具、魔法などの総称の事である。心臓兵器の顕現する形は様々で、剣や槍のような武器の他にも、盾や属性の習得など多岐にわたる。そして、この力は転生者の場合は前世と同じものが顕現するという。
僕は、前世の記憶と使命を思い出すため、アインツマイヤーにあるノーツコア学園という心臓兵器を専門に指導する最高峰の学園の入学を目指すことにする。そして、入学試験中、心臓兵器に目覚めたのだが…どうみても力というより岩が顕現する…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-05 02:41:29
248921文字
会話率:14%
『禁忌の古跡』——————世界に五つ存在する不可侵領域であり、古の記憶が解放されれば世界は終焉を迎えるとされている。
それを阻止すべく、“太陽の恩恵”を受けた勇者たちが日々奮闘しているらしい。
だから私——————佐河原紗千那は、この
夢のような異世界を破滅させるため、誰かの偽物となって『禁忌の古跡』へと向かう……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-27 20:25:24
11654文字
会話率:33%
本来交わる事の無い世界が繋がる不可侵領域接続現象『纏刻-テンコク-』。
全て変わったあの日から数十年の時が経ち、ようやく世界たちが落ち着きを取り戻したと誰もが思っていた……。
主人公『神祠柚斗-カミジユズト-』が二人の少女と出会い、何かが動
き始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-01 22:29:48
17696文字
会話率:27%
神の創りしその園に、何人も近付いてはならぬ。
そこは赦された生命のみの楽園。
そして遥か遠く、終わった世界の黎明。
いかなる者、いかなる神々であろうと、赦されざる者立ち入れぬ。
あらゆる者の力も及ばず、完成された秩序だけが循環す
る新世。
二度目の創生のエデン。
だがかつて、その園に蛇が入り込み、生命に罪を吹き込んだ。
故に次こそは、完成された無垢なる生命の誕生を。
もし仮に、その不可侵領域への侵入者があったらば
それらは皆すべからく神罰が下るであろう。
徹底として冷酷に、あの槍の様に無慈悲にして。
それは十三名の神罰代理人。
断罪執行者の手によって。
殊更に、十三番目の代理人――ユダの異名を持つ神父に目を付けられてはいけない。
彼の者はヒレの様な髪を逆立て、獣の如くに歯牙を剥き出しながら、その背に重過ぎる罪過を背負って引き摺って来る。
まるで愛娘の仇かの様に、侵入者を恨み、地の果てまで追い掛け回す。
秩序の為にと叫喚しながら、無秩序に……
その男の名は――――
ヘルヴィム・R・ロードシャイン
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-14 22:17:10
22679文字
会話率:41%
世界は前文明世界のオーバーテクノロジー技術を運用することにより歴史の浅い現文明世界が支えられていた。
そんな世界に生きる少年は、十年前に行方不明となった父親が残した遺物がある座標を指していることに気づき絶対侵入不可侵領域とされている海
域への突入を決める。
船から投げ出され、流れ着いた別世界ともとれる大陸で少年は歩き出す。
世界に、運命に、反逆する。
3話から世界が変わります!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-03 00:09:39
536606文字
会話率:38%
妖精に会いたくて、入ったら必ず迷うという妖精の森に足を踏み入れた女の子。そこで運良く妖精と出会い、自分の靴と引き換えに妖精の靴を手に入れます。しかしそのことが怖い女王の耳に入り、女の子は王宮に召しだされてしまいました。
2018年執
筆(書き下ろし)。
小説投稿サイト『アルファポリス』にて同時掲載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-19 18:04:20
9448文字
会話率:48%
とある約束を果たす為、聖女を救おうと旅する狼、ウィルム。
ウィルムに助けられた恩義と、ほんの少しの好奇心でウィルムの旅に同行する影妖精ルーチェ。
そんな一匹と一人が勘違いし助けた謎の美女はなぜか聖女の行方を知っており……
かつて【竜災】が
起きた絶対不可侵領域【禁足地】へと向かう聖女。
そして聖女と謎の美女を監視する、組織。
これは、狼と妖精が紡ぐ、世界が七度滅びかけた星を巡る物語である。
*この作品は「カクヨム https://kakuyomu.jp」、「セルバンテスhttps://cervan.jp/story/p/5728」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-08 16:07:05
47627文字
会話率:54%
勇者達が魔王を倒し幾年の星霜を経て、世界には様々な国々が産まれては消え、次第に緊張が高まっていた。
皮肉な事に、そんな状況を創る原因となってしまったのが、魔王討伐の折り、勇者達が神々から賜ったとされる神の力・・・『魂光』である。
魔王を
倒した後、勇者達はある場所に神殿を建て、その場所を全ての国と種族に対し、不可侵領域として認めさせる。
神殿には幾つもの石柱が設けられ、彫刻さながらのその外観は威厳を放ち、その光景はまさに壮麗と言う言葉を体現する物だった。
その後、勇者達はそれぞれの『魂光』を神殿に奉納し、清らかな心を持つ人々に『魂光』分け与え始める。
『魂光オーブ』は七人の魂と結び付き、『勇者』『戦士』『武道家』『遊び人』『魔法使い』『僧侶』『賢者』の七つの”加護”を持つ力と成った。
その為、勇者の『魂光』を選べば勇者の能力ちからが得られる様になり、能力表示一覧ステータスウインドに”加護 勇者”が表示される。
そうして世界の人々に『魂光』を分配する事で、魔物モンスターに対抗する力を拡散し、新たな魔王が現れた際の備えとして、多くの戦力を確保する。
───それが本来の目的であったのだが・・・親ノ心、子知ラズ...否、釈根灌枝と言える状況に世界は向かっていった・・・。
オーブ神殿で多くの人々が『魂光』を手にし、魔物モンスターと戦う力を得た事で、多くの国々で交流が盛んになると飛躍的な発展を遂げる。
──現在、神殿は勇者一行パーティーの末裔と謂れる者達により管理されており、人々からは『オーブ神殿』と呼ばれている。
そして長く続いた平和に、発展と人口の増加が流転の訪れを告げようとしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-27 09:07:21
12562文字
会話率:33%
戦争を繰り返していた世界も1つの隕石によって全て終わった。
その隕石は太平洋中心に人類がたどり着くことができない[不可侵領域]を作り出し、それと同時に人類に仇なす[害怪]生み出した。
人類は[害怪]に対抗すべく、その[害怪]をベースに新兵器
となる"ホムンクルス"を作り、各地に支部を設け、世界戦争は人類防衛戦へと姿を変えた。
それから数年
青年、鷹倉 蓮太郎は防衛軍に配属され廃墟と化していた防衛軍基地第24支部を任される。
その24支部でホムンクルス・タイプbeastのシズクを錬成し、特訓に任務に書類と言った日常を送ることになった。
「貴方が主人、私に名前と命令を下さい」
「考えていたけど、いざ決めるとなると迷うなあ」
「どこ行くの?」
「これから世話になる人達に挨拶に行くんだよ、お前も来い」
「司令官のバカ!アホ!分からず屋!」
「言うじゃないか、その尻尾引っこ抜いてやる」
人間とホムンクルスが復興を目指す近未来ファンタジー!
あらすじ書き慣れてないのでこんなもので大丈夫でしょうかね?
今あるものをさらに面白くをモットーに頑張ります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-26 23:36:10
4031文字
会話率:29%
高森柩は若き武術家として壮絶な人生の果てに死に、その魂は異世界へと転生し、アーガス王国の王族として生まれたが、十五歳のときに発現する《固有魔術》が忌み嫌われた《屍術》であったため、兄の計略により迫害され国を追放され、《魔の森》に行かされる。
そして武術と魔術の無双が始まった。
これは前世で女師匠に武術を教わり、異世界で女教師に魔術を教わった、最強の王子の成り上がり譚。
◇◆感想、評価、ブクマ等頂ければ励みになります◆◇
※転生前の高森柩の物語からスタート(001~006話)⇒※転生後のヒツギ・フォン・アーガスの物語
⇒※国外追放は017話となります。《魔の森》は凶悪な魔物や迫害された亜人種の住処となっており、絶対不可侵領域だった。二年後、不死の魔物軍勢、《デミ・レギオン》を率いる《魔の森の王》が君臨する。その正体こそ、二年前に死んだとされていたアーガス王国第二王子、ヒツギ・フォン・アーガスであった。二年の間にヒツギは様々な仲間と配下を従え、《魔の森の王》となっていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-04 16:04:44
106108文字
会話率:38%
薄葉さんは学校全体の絶対不可侵領域であり、誰のものでもなかった。
男女問わず魅了する薄葉さんと、彼女の放課後の教室。
※この作品はTwitter(@ojitw)・カクヨム・小説家になろう・エブリスタ・pixiv等に掲載しています。
最終更新:2018-09-14 11:25:42
3180文字
会話率:30%
兄弟仲がよくない二階堂葵(にかいどうあおい)と雅嗣(まさつぐ)。
一方的に兄である雅嗣を嫌う葵を前に、「一緒に眠らないか?」と問いかける兄。
兄弟の距離が少しだけ縮まる話。
※この作品は「エブリスタ/Pixiv/自身のサイト あいまいみ
ー/BLove」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-21 12:40:01
2092文字
会話率:53%
鳥居の中心は不可侵領域。川が歩いている
最終更新:2017-05-01 06:36:21
589文字
会話率:0%
別所(自サイトなど)で公開した1000字未満の短編になります。一人の青年が友人二人を失い、その墓参りで溢す独白。薄暗い話を目指して書いたものです。
最終更新:2017-03-25 14:26:59
841文字
会話率:29%
鋼の巨人――――最強兵器デウスマキナが生まれて千年。東方大陸は戦乱と一時の平穏を繰り返していたが、平和とは程遠かった。そんな戦乱絶えぬ大陸を、一人の年若い青年が己の命を賭けて、走り抜けていく。
青年の傍らには世界で唯一の非人型デウスマ
キナが寄り添っていた。彼はこの漆黒の猛禽で今日も空を駆けていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-12 19:38:22
8769文字
会話率:28%
寒くなってしまった地上。地下に逃げ延びた人々。失われた文化。彼らは生きるために、不可侵領域となった地上へと子ども達を送り出していた……。
自身のHPにも掲載しております。そちらは毎週金曜日に作品を更新しております。
最終更新:2014-11-18 00:11:49
5845文字
会話率:56%
―2050年。宇宙から、ひとつの隕石が飛来した。大気圏 で蒸発したそれは、特殊な物質を撒き散らした。その物質 は、とてつもないエネルギーを内包していた。世界はこぞ って開発を試みたが、ついには成果を挙げられなかった。 ちょうどその時期日本が
その物質を用いてある技術を開発 した。未知の技術『異人化』である。日本が世界に先駆け 、その物質を価値ある物にしたのだ。それを記念し、その 物質に、GFMと名付けた。『異人化』により異人となった 人間達を人々は、ウィズ―Wiz(ある新聞記者がWizardから とった)―と名付けた。異人もといウィズ達は、皆不思議 な力を身に付けていた。ある者は、体から炎を発生させた り、またある者は、体をバラバラにさせられても死ななかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-04-27 17:21:08
688文字
会話率:40%
天才科学者【マシヤ・シェヒナー】の生みだした夢の万能エネルギー【EVA(命)】。だがそれは地球を破滅させる切っ掛けとなってしまう。暴走するEVAプラントから生み出された異次元渦【ウォール】は光すら飲み込む不可侵領域となり、ウォールに巻き上げ
られた水蒸気は極地方に氷河期をもたらす。その滅びの病に冒された地球に住む人類が生き延びる為に始めたのは第三次世界大戦だった。
――そして数々の不可解な事件や事象を乗り越え、僅かに生き残った人々が死にものぐるいの努力をして地球を復興させてから38年が過ぎた。ようやく以前の暮らしに近い生活を取り戻す事ができ始めた時、人々の暮らしの影で封じられる事の無かった旧支配者たちが再び甦ろうとしていた。
――主人公の小碓蒔梛は17歳の高校二年生だ。
戦災孤児である彼女は持ち前の才能で周囲の注目を浴び、ファンクラブまである地元のアイドルだった。しかし、その人気が過熱し暴走した結果、とある事件に巻き込まれてしまう。大勢が死傷する事となった事件のせいで彼女の評価は一転し、戦災孤児である彼女を中傷する噂に苦しめられる。彼女の唯一の味方は同じ孤児院で暮らす親友の栗山理恵だったが、理恵の思い人であり蒔梛の幼馴染みでもある櫟章吾が蒔梛を庇って傷ついたせいで理恵は蒔梛を憎むようになる。学校と施設、どこにも居場所が無くなってしまった蒔梛の元にある日、一通の手紙が届く。そこには蒔梛の祖父である人物が死去した事と、その財産である世界的に有名なエリート校である『わだつみ学園』を蒔梛に譲る旨が記されていた。
これは某所で発表した「ダイバー」の続編の話になります。
「デウス エクス マキナ」短編でも楽しめるようにしておりますが、前作の続編という構成上、序盤での説明が多少過多になっている事をご了承下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-09-01 15:22:27
166171文字
会話率:55%
研究熱心な母親の失敗により、異世界と現代を行き来する事になった少女―樋野坂玖瑠深。微かな違和感を抱きつつ、母親の話を黙って聞く事に…。
最終更新:2007-09-05 14:22:48
2307文字
会話率:52%