俺達の一族の女性は先祖の悪行により女神に呪われている為に町外れの教会で暮らしている。
祖母パイアは満月の夜だけヴァンパイアになる。
母親サキは新月の夜だけサキュバスになる。
姉トラは酒の匂いを嗅ぐと虎獣人になる。
妹アドは全身が水に濡れると
ドライアドになる。
祖父ミズチは水属性魔法と地属性魔法が使えるだけの普通の人なので、農業を営んでいる。
父親セイコウは聖属性魔法と光属性魔法が使えるだけの普通の人なので、神父をしている。
俺カゼヒは風属性魔法と火属性魔法が使えるだけの普通の人なので、魔獣討伐をしている
「新人の神父が教会に赴任して来る事になった」
不味い事に新人の神父が教会に赴任して来るとの通知が届いた。
一族の呪いの事がバレるかもしれない。
「父さん、どうするんだよ」
「追い出すしかあるまい」
「農地で開墾をさせてやろう」
「書類整理でこき使ってやろう」
「家事を押し付けましょう」
重労働で追い出す事に決定した。
「サトル神父、貴方に辺境伯領の教会への赴任を命じる」
新人なのに辺境伯領の教会への赴任を命じられてしまった。
完全に嫌がらせである。
実家の治療院が低料金で治療を行っているのが、上層部の方々には目障りだったのだろう。
「分かりました」
理不尽な命令だと思ったが、抗議しても無駄だと分かっているので、仕方なく命令を受けた。
「サトル神父、貴方を女神の御使い候補筆頭と認定します。そして全属性魔法を制御する知識と無制限の魔力と規格外の身体能力を授けます」
白い翼の生えた男性から訳の分からない事を伝えられた。
これは女神に呪われた一族と女神の御使い候補達の恋愛になるかもしれない予定の物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-24 17:08:42
3789文字
会話率:52%
人公「ファラーシャ」は天候を操る星族の里長の一人娘。
生まれつき両足が動かず、声もろくに出せなかった。
両親はファラーシャを産んですぐに亡くなったと言われ、新しく里長となった叔母はまだ結婚していなかったにも関わらず、星族の1族の中で絶
大な星の「力」を持っており、巫女であり里長に君臨していた。
叔母はファラーシャを「一族の呪い」とし、物心ついた時から屋敷深くで幽閉生活を送らされる。ファラーシャは知りたいことが沢山あった。
「何故自分は声も出ず両足も動かないのか。」
「何故自分はこんなに力が制御出来ないのか。」
「星族とは何なのか。」
幼少の記憶が曖昧で、沢山の疑問を抱えながらも自分は「呪われた身」だからと気持ちを抑え、幽閉生活を静かに送っていた。
10歳になった時、ファラーシャは「力」がうまく制御できなくなってきていた。そして、とうとう暴走してしまい人を襲ってしまう。
ファラーシャは処刑が決まるが、1族で殺すのは呪いが降りかかるとされ、星族とは敵対関係にある「月族」に執行を任せられることになった。
明朝、ファラーシャは速やかに殺されるはずだったが…処刑執行人のその人は、真赤なボサボサの赤い髪をして、だが美しい赤い瞳をもち、そして顔立ちの整った、どこか違う世界から来たような雰囲気をもつ優しい青年だった。
処刑執行人の青年セレネに助けられそれまで知らなかった事をちょっとずつ学んで知っていく、歳の差×恋愛×ほっこり冒険ファンタジーです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-16 17:02:43
6933文字
会話率:27%
一族の呪いに捕まってしまった寿司職人の俺の親父は、客を殺し、その後自殺してしまう。葬式やらで実家に帰った俺はうんざりしながら故郷をぶらついていたら、トラックに轢かれて異世界に転生。不老不死になった俺は、やることもあんまりないので、一族の呪い
を解くためにあてどなく異世界をさまよう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-05 15:00:55
15146文字
会話率:11%
これは忘れ去られた魔女と生かされ続けた竜の儚く美しい物語。
鈴虫がうるさい初夏の日の深夜、竜族の呪いを解呪した少年トライスは館にいる祖父と使用人の全員を殺害後、死に場所を求めて深夜の闇を走り回り山の奥深くへと足を運んだ。
フラつく足
取り、疲労困憊で倒れた山中でトライスが出会ったのは小さな湖畔に入水する原初の魔女と同じ名を持つリリだった。
言葉もまともに話せない少女に生きる目的を与えられ、ただ無意味に過ごす日々。 凡そ2年が経過したある日、突然リリの提案でクチナシの花を採取する為北の国、コルネルへと赴くこととなったトライス。
その道中で出会ったのは自分の出生を知る女性、メルフィとその夫ミルタリアだった。
2人との出会いによって動き始めるのは今まで見て見ぬふりをしていた竜族の過去、その復讐劇。
人に全てを奪われた竜族最後の末裔、トライスは征く、一族の呪いを終わらせる為、愛する全てを守る為。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-12 03:11:38
70935文字
会話率:44%
一族の呪いでその身に蛇を宿した王が、自分を受け入れてくれた初恋の少女と結ばれるまで。
最終更新:2022-04-30 00:00:00
30269文字
会話率:37%
カルトン侯爵家の娘リラティーヌは、第二王子ロバートン殿下の婚約者であり、祖母であり超有名恋愛小説家エレン=グリフレットの秘書である。そしてまだ十六歳の学生でもある。
リラティーヌとロバートン殿下は初顔合わせの時からずっと両片想いだった。
何故この二人の思いが通じ合えなかったのかというと、大昔のご先祖様のやらかしのせいだった。
自分勝手に結ばれた契約魔法に、呪い、魅了魔法……
しかしお互いの気持ちが通じ合った時、二人は愚かなご先祖達の負の遺産に、手を取り合って挑むことにした。自分達の幸せのために。
若いカップルと過去の三つの悲恋の物語が絡み合って、話が進行して行きます。
妊娠出産に関するセンシティブな内容が含まれていますので、嫌いな方は読むのを避けて頂きたいと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-13 01:07:49
31194文字
会話率:21%
少女は失意の中、旅にでる。男は復讐を誓い、潜伏する。
少女に付き纏う一族の呪い。男を苦しめる黒い陽炎。避けられない運命に奔流されながら二人は運命の出会いを果たす。
心は人間、姿は竜、力は神。 ―――人々は畏怖をこめてその一族をこう呼ぶ。『
暁より生まれし三つ巴の種族(キメラ・デイブレーカー)』と。
※この投稿に伴い、8/7に投稿した『キメラ・デイブレーカー ~世界の始まりの始まり~』を一時削除します。シリーズ内の小説が進み次第、再度投稿を考えています。
※最初は幾分鬱はいっています。ご注意ください。
※不定期更新、亀の歩み。のろいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-07 22:00:00
8845文字
会話率:4%
「――これは、私たち一族の呪いなんだ――」妖が見えてしまう時雨は、見えてしまうというだけで、妖につけ狙われる日々を送っていた。そんなある日、自分は妖でもあるのだと語る少女、凛と出会う。凛の呪い、それは、夜になると人格が変わってしまうという呪
いだった。
時雨は、呪いに苦しむ凛を救うため、動き出した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-06-11 12:49:48
6816文字
会話率:30%