科学が発達した近未来。脳波で操作するデバイスを使い、全身擬似生体の技術を転用した人間大の人型ロボット・傀儡を操る競技戦闘が人気を博していた。
少女型傀儡を操り優勝を重ねるシオンは、裏では傀儡犯罪に対抗する組織の一員。日々、闇の傀儡遣い
と戦っていた。親代わりのドクの過去の研究を違法に利用するカルテルが主な相手。その一員スオウは、かつてシオンを殺そうとし、全身擬似生体化する原因となった仇敵。
強すぎるシオンには度々不正疑惑が持ち上がる。大会の主催者竜胆ロボティクスにも余波が及び、不買運動が始まった。沈静化のため、ライバル企業複数社が新設した大会への出場を命じられる。
予選のバトルロイヤルは、明らかな作為を感じる圧倒的不利な配置で開始された。果たしてシオンの運命は――
約12万5千文字・全21話の完結作です。
毎日2話ずつ、6:00/18:00に公開していきます。
公募戦績:
第29回電撃小説大賞:四次
第10回オーバーラップ文庫大賞第2ターン:二次
第12回集英社ライトノベル新人賞(王道部門):二次
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-19 18:00:00
125530文字
会話率:32%
新興男爵一家のヒドゥーブル家。そこの四男坊であるベイル・ヒドゥーブルは家族の中では珍しく才能が無かった。少なくともそれが彼の世界であり日常だったある日、彼らが所属する貴族派閥の長でもあるバルバッサ公爵家の令嬢、アメリア・バルバッサと出会い新
たな日常を過ごそうと思っていた時、彼女が階段から落ちそうになったのを助け、大怪我を負う。そして次に目を覚ました時、彼は前世の記憶を――齢30歳で閉じた人生による経験を思い出し、生まれ変わった。
君のおかげでこんなにも変わったと報告しようとベイルは変わる事を決意したが、アメリアの父アーロンから告げられたのはアメリアに近付くなという事だった。
そう、それがすべてのきっかけだった。
異世界転生×剣と魔法のファンタジー×人型機動兵器 一見相性が悪そうな、よくあるチート英雄譚、開幕!
※これは同作者の「生前の記憶を手に入れた貴族の少年、異端へと至る」のセルフリメイクです
※向こうは向こうで完結まで書き上げる予定です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-10 00:00:00
54892文字
会話率:52%
剣と魔法の世界『ハンドランド』。
神の手に包まれていると信じられているこの世界では、魑魅魍魎と数多の国家がひしめきあい、また、未踏の地やダンジョンと呼ばれる場所が存在していた。
勇者や魔王も存在する。
主人公、金城械造は生前の日本では
ロボットアニメやゲームが好きなオタク。
また軽度のミリオタだったがホームセンターのバイトで作業中に事故で死んでしまう。
目覚めたら異世界でロボット、ポンコツチートロンに転生してしまった!
しかも異世界にロボットは存在しない為、新種のモンスター認定されてしまい、スローライフは無理な模様。
械造は日々、モンスターやごろつき冒険者をスキル『魔改造』と『ロボット製造』で原形を留めない一撃で葬りつつ、話の分かる人間と協力して従魔のフリをしたり、荷物と称して家賃をちょろまかしたり、波瀾万丈な冒険に身を投じる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-02 00:30:58
42594文字
会話率:33%
西暦2414年。
若きアンドロイド工学博士、タロー・K・タチバナは、彼の姉であるロボティクス企業の大手、ルナウイングス社のCEO、アヤ・R・タチバナに、研究開発部門をまかされ、ひたすら最新のアンドロイド研究に没頭する日々。
あるとき、1
5年前から計画が進んでいた「ピグマリオン・プロジェクト」の本格始動に伴い、彼が開発した、人の心に限りなく近い動きを再現できるAI「ガラテア」を組み込んだ新作アンドロイドの開発が姉より依頼された。
人に限りなく近い体をもち、心をも再現できるこの新作アンドロイドの脳核に組み込まれるデータは、既に亡くなった人物の記憶や経験を元にする脳のデータ。生前の本人の了承または、遺族の了承を受けたドナーから提供されるものだった。
このプロジェクトの最終目標は、亡くなった人間をオーダーメイドでアンドロイドとして復活させること。そしてそれを商売にするプロジェクトだった。
オーダーメイド契約の他には、個人情報を封印したこのアンドロイドを量産型の「都合のいい恋人」の代わりとして風俗産業に供給するという目的もあった。
この依頼にあまり気乗りがしていなかったタローだが、提供されたドナーリストの中に偶然、彼のかつての初恋の人の名前を見つけてしまう。
男性しか愛することのできないG指向のタローが、学生時代に憧れていた、家庭教師クライブ・ラングフォード。
若くしてこの世を去った彼のデータがドナーリストの中にあった。
かつての初恋の人の脳のデータを試作品に使うことに決めたタロー。
そこにはある想いがあった。
かつて叶わなかった恋を、新たな形で成就させるという望みが。
かなりぬるいSF風BLです。(SFとしては突っ込みどころも多いのでSFっぽい何かといったほうがいいかも)
一応、BLですがガチの恋愛というよりはブロマンスに近いかも。お互いの心の繋がりに重きを置いたテーマとしていますので、性的に過激な表現はありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-17 22:00:00
54472文字
会話率:37%
勉強が嫌いな高校生坂本龍之介は、ロボティクス・ファンタジアというゲームにはまっていた。持ち前の記憶力だけでテストや試験に挑み、合格という名の勝利をもぎ取ってきた坂本も、高2の期末テストでついに留年になってしまう。失意の中でゲームをやめる決意
をする坂本は、目が覚めると目の前にゲームで愛用していたキャラがいて……!
こいつと一緒ならどこへでも行ける!
夢を抱いた坂本の冒険が始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-15 21:29:03
85156文字
会話率:38%
彼女の名前は、<千堂アリシア>。正式名称<アリシア2234-LMN-UNIQUE000>。地球の日本をルーツに持つ複合企業体<JAPAN-2(ジャパンセカンド)>のロボティクス部門が製造・販売するメイド型ホームヘルパーロボットの<アリシアシ
リーズ>の一体である。
しかし彼女は、他のアリシアシリーズとは違った、ユニークな機体だった。
まるで人間の少女のようにくるくると表情が変わり、仕草もそれこそ十代の少女そのものの、ロボットとしてはひどく落ち着きのないロボットなのである。
なぜなら彼女には、<心>としか思えないようなものがあるから。
人類が火星にまで生活圏を広げたこの時代でも、ロボットに搭載されるAIに<心>があることは確認されていなかった。それを再現することも、意図的に避けられていた。心を再現するためにリソースを割くことは、人間大の機体に内蔵できるサイズのAIではまったく合理的ではなかったからである。
けれど、<千堂アリシア>とパーソナルネームを与えられた彼女には、心としか思えないものがあるのだ。
ただしそれは、彼女が本来、運用が想定されていた条件下とは全く異なる過酷な運用が行われたことによって生じた<バグ>に過ぎないと見られていた。
それでも彼女は、主人である千堂京一を愛し、彼の役に立ちたいと奮闘するのであった。
が、そんな彼女は、ある時、<VRアトラクション「ORE-TUEEE!」>内に生じた異変を調査するためにフルダイブした際、原因不明のトラブルによって、「ORE-TUEEE!」とのリンクが切れなくなってしまう。
現実世界で行動もできるものの、同時に「ORE-TUEEE!」内のアバターの認識もそのままという状態になってしまったのだ。
しかもそれはどうやら、「ORE-TUEEE!」内に生じた異変が原因ともなっているらしい。
こうして、異世界を体験するVRアトラクション内での彼女の冒険が始まったのである。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-15 06:00:00
115311文字
会話率:23%
JAPAN-2(ジャパンセカンド)社製メイトギアであった千堂アリシアは、様々な偶然から<心(のようなもの)>を持つにいたった、メイトギアと称されるロボットである。
その千堂アリシアは主人でもある千堂京一(せんどうけいいち)から、<JAPA
N-2ロボティクス部門開発部メイトギア課特別開発チーム主任>の任を拝命し、人間と共に『仕事をし給与を貰う』という形で働くことになった
それは、『ロボットを人間のように企業の従業員と見做す』ことを意味する。
こうして、心(のようなもの)を持ったロボット<千堂アリシア>にまつわる壮大な社会実験が始まったのであった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-08 06:14:46
103483文字
会話率:21%
千堂アリシアは、ロボットである。ただし、<心のようなもの>を持ったロボットだった。アリシアを製造したJAPAN-2(ジャパンセカンド)のロボティクス部門役員、千堂京一(せんどうけいいち)の下で成長を遂げた彼女は、いよいよ次の段階として社会の
中で自由に行動出来るようにする為のテストを受けることになったのだった。
千堂の屋敷の中だけだった彼女の世界は、急速に広がりを見せようとしていたのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-12 08:00:28
141530文字
会話率:29%
近未来、AIやアンドロイド技術がある一定の水準まで到達した社会。街では、人間に代わりロボットやアンドロイドが働く姿を散見され始めて間もない。公共施設の清掃、企業の受付、工事現場の作業ロボットや、一部の富裕層には家政婦アンドロイドが普及してい
た。だが、一般的な庶民にはまだまだ縁遠いテクノロジーだった。そんな一般庶民の家に生まれた主人公、彼の通う公立中学校に、突如転校してきた少女。大事故による怪我の治療後のリハビリの為、入院中の病院近くの中学校に通い始めたのだという。文武両道で美しい容姿、スラリとした肢体、大怪我をしたとはとても思えない彼女。無口で大人しく、まるで生徒と関わりを持とうとしない。実は彼女は、身体の60%をバイオロボティクス再生医療によって治療された、半バイオサイボーグ人体を持つ女の子だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-30 14:05:05
9993文字
会話率:67%
24世紀、「戦争の世紀」。
異星人類の侵略に抗うべく、先の見えない泥沼の恒星間戦争を必死に戦う、地球人類。
その尖兵、国連防衛機構地球防衛艦隊の将兵、3,500万。
地球人類、そしてその文化文明を守る防人である彼等彼女等は、「名誉ある軍人」
であると同時に、特別職国際公務員たる「職業人」だ。
だから、もちろん、恋もする。
職場恋愛だって。
少し特殊な職場、けれど普通の大人の職業人、「不確かな明日を守る」人々の恋物語。
*
ワープ機関とワープ航法。
速成テラフォーミング技術の確立。
超光速通信技術。
重力制御技術。
21世紀後半に確立されたナノマシンと分子ロボティクス技術を起爆剤として、22世紀中に次々と実用化された『四大テクノロジー』は、23世紀を人類の『外宇宙飛躍の世紀』とした。
その結果、手に入れたものは、地球では枯渇しつつある数々の資源、人類がこれまで知らなかった新しい物質、解き明かされる宇宙の神秘、そして。
地球人類が初めて出逢う、他恒星系文明とその主たる異星人類。
ファースト・コンタクトが齎す人類史上に煌めく『幸福な瞬間』は、儚いほどに短く、『幸福を齎した異性文明人類』は、24世紀の幕開けとともに地球人類を地獄へと突き落とした。
開戦から半世紀、地球人口は開戦時の半分に減り、生活文明度は21世紀半ばにまで後退したと言われる中、それでも戦線は太陽系を遠く数百光年も離れ、戦況は地球優勢、いよいよ敵本星へ攻め入り、平穏を勝ち取るべく、日夜懸命の戦いに身を投じるのは、国際連合が代表する『惑星国家・地球』の正規軍、地球防衛艦隊。
統合幕僚本部政務局国際部欧州室に勤務する一等艦佐、石動涼子もそのひとりだ。
彼女は今、自身が統括する一大プロジェクトの山場を乗り越えるべく、そして自身の職場恋愛も成就させるべく、日夜奮闘していた。
そんな彼女に、今、複数の魔の手が迫ろうとしている。
※恋愛もの、且つ舞台が軍隊ですので、念のためR-15、残酷な描写あり、です
※ガールズラブの表記がありますが、メインは男女の恋愛です
※初投稿、「なろう」の所作お作法にも疎い新参者ですが、何卒よろしくお願いします
※2019年8月13日、あらすじを変更いたしました
※皆様、よろしければ、評価や感想、ひとこと等、もしもお手隙ならば添えて頂けます様、よろしくお願い申し上げます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-07 15:32:00
922899文字
会話率:32%
日本で新しく開校された研究(ロボティクス・プログラミングなど)を中心とした学校に通う、高偏差値の学生たちが日常の困難に挑みます。それぞれの過去の要因で、恋愛観が多少ややこしいです。
主役のライラは無表情で関わりづらいですが、実は人に見えな
い世界が見えています。オカルトではなく、そこにはハッキリとした原因があります。(作者の不思議な体験も少なからず入っています)
ありとあらゆる日常の事件に、ライラと共に立ち向かう仲間たちの活躍をかっこよく描いてみました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-30 02:02:50
16313文字
会話率:35%
高校入学したばかりの主人公は偶然であった先輩に誘われて巨大ロボットに乗って戦うゲームに参加することに。流されて参加することになったゲームだがバトルを通じて出会う仲間や、ライバルたちに感化されながら次第にバトルにのめりこんでいく。
日常生活と
ロボットバトルによって彼の高校生活は慌ただしく幕が上がるのだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-21 21:07:50
19125文字
会話率:54%
21世紀中頃、世界は、大国へ波及したテロと内紛で崩壊間近となっていた。
内紛と国連軍の空爆による第三世界の砂漠化は難民を産みだしはすれど生かさなかった。
テロリストによってもはや安全が死んだ先進国の大都市は、セキュリティを強化して厳選された
者たちだけが保護され、それ以外は地雷原に放り出された。
どの国家も人口は急激に減少を続け、社会、そして文化の存続が困難になりつつあった。
その過程で、表向きは”積極的防衛手段”として、しかしその本質はそれぞれの自律型代理兵士として、二つの研究開発が進められていく。
こうして開発されたのが、第三世界側の【ゲノム書き換え兵士”リライ”】と先進国側の【AIロボティクス”AIR”】である。
これで決着がつく、誰もがそう考えた。
しかし結論からいえば、これは失敗であった。
長く続く戦乱の中で、”リライ”と"AIR"とは、戦略シュミレーションを重ねた末に、最良の選択肢として『和解』を選択したのだ。
つまり、自分たち(”リライ”と”AIR”)が生き残るーーそれは彼らに与えられた指令のひとつであったーーには、戦争をけしかける人類を黙らせるのが良い、そう結論づけたのだった。
抵抗を試みるものの、圧倒的な力の前になすすべなく、残りわずかな人類は彼らの監視下に置かれた。
やがて、当時を知る人類はいなくなり、世代交代の末、束の間の平和が訪れる。
22世紀初頭のことである。
物語はここからスタートする。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-23 22:21:53
1186文字
会話率:9%
ロボは村の外れにある洞窟の不思議な物体である歯車に魅せられている落ちこぼれの鍛冶師の少年である。
毎日のように上手くいかない日々を過ごしていたが、幼馴染との別れを契機にそんな日常が変化していく。
剣や魔法が支配する世界の中でロボはどの
ように生きていくのか、今ロボの世界考察は始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-26 00:53:58
92479文字
会話率:45%
突如、世界中に何十万とプレイヤーを持つ人気VRMMO【ロボティクスノーツ】シリーズの最新作、【ロボティクスノーツ:サガ】がログアウト不可のデスゲームとなった。
NPCによって何もわからないまま命を散らされていく仲間を目の当たりにして、敵
同士味方同士の垣根を越えて、彼らは一つに成り、戦って、戦って戦って戦って戦い抜いていく。
彼らは、そして主人公はその生と死の狭間に何気ない日常を送ってきた自分たちの姿を幻視する。
そして迎える最終局面。そこから神話は始まる。
■
かなり無茶苦茶な設定で書きましたが、それなりに面白いものをかけたと思っているつもりです。
戦闘描写は少しばかり淡泊ですが、重量感が出るように自分なりに工夫したつもりです。中二病チックですが(笑)
なお、この作品はpixivでも公開する予定ですので、同様のタイトルの小説を見かけられた際はアンケートなどにご協力ください。
※注意!!この作品は以下の要素を含みます。
※ロボットものですがほとんどロボット関係ないです。ロボットの大活躍を見たいと言う方やロボットの描写が少ないことに抵抗あるいは忌避感を覚えるかたは戻るボタンをクリックすることを推奨します。
※TSものです。トランスセクシュアルという医学的にありえない現象がお嫌いな方に多大な不快感を催す可能性があります。戻るボタンをクリックすることを推奨します。
以上が大丈夫な方はどうぞごゆるりと歌劇をご観覧ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-01 00:00:00
7396文字
会話率:23%
科学技術が高度に発達し、VR(仮想現実)技術とロボティクスが生活に浸透した社会。
発達した技術は更なる豊かさを人々に与えたが、同時に更なる凶悪な犯罪・テロが勃発するようになった。
国家を揺るがすテロから復興した日本。政府は自衛隊を正式に軍
隊相当する組織へと変え、同時に退役した隊員が民間でも独自にPMC(民間軍事会社)が設立するようになった。
徐々に秩序が崩壊していく世界。企業が段々と国家が支配していき、平和より利益を優先していく中で、汎用人型機動兵装【ウェア】を纏う青年は何を見る――……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-17 01:49:04
1344文字
会話率:0%
近未来、人類は気候大変動により、南極大陸の氷が融解し、海面が上昇、さらに氷の中で眠りについていた未知の古細菌<アーキタイプ>が大海に流出し、怪潮《ダムド・タイド》と化し、地球環境を破壊していった。
アーキタイプは人間の精神へ干渉する能力
を持つ有害敵対生物<擬天使《エンジェリック》>と呼ばれる形態にビルドアップし、人類に対しさらなる猛威を振る形となった。
人類は地球再生機構を発足し、地球環境の保全修復に努め、その下部組織
である調査機関ネフィリムは対擬天使用ロボティクス兵器ファーマシンを開発し、主要加盟国に配備した。
ファーマシンへ搭乗し、擬天使と戦うことができるのは、耐性者《レジスタント》と呼ばれる特殊な才能を持つ人間だけだった。
少年少女でありながらレジスタントとして比類なき才能を持つ十神真と安良城沙希はファーマシン<アルヴァム>のパイロットとして、擬天使の駆除殲滅の任務に当たっていた。
そんな中、新種の擬天使<テトラポッド>が発見され――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-07 21:12:23
40279文字
会話率:21%
平凡で穏やかな日常が続く現代は昔もこれからもそれが継続されるものだと思われていた。
だが現在も過去も未来もそうではなかったのだ。
『超能力者』の存在が秘密裏に隠された現代で相次ぐ不可解な事件、それこそ名探偵でも呼ばなければ解決できない
。いや、それらの超人でも超常的結論を出さざる負えない事件が頻発する。
それらの事件を一まとめに一部では『超能力犯罪(Absurd Crime)』と呼ばれ、犯人を特定できてもその犯罪の方法を立証することができないため、無罪となったり、また犯人をまったく特定できない犯罪のことである。
政府はこれらに対応する法改正ができず、治安の悪化が懸念されている中で、それらの『超能力犯罪者(Outlaw:アウトロー)』に制裁を下すものたち現れる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-07-10 00:00:00
322文字
会話率:0%