勇者ラザロ・クロフォード。
歴代勇者の中で唯一、パーティを組まずにたった1人で魔王城に乗り込んだ、最強の勇者。
――そんな勇者でも、育休を取る権利はある!!
魔王は倒せてないけど、後のことはみんな任せた!
勇者の責任とか全部放り出
して育休を取る勇者の物語......折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-08 05:08:34
1115文字
会話率:45%
人に咬みつく「吸血鬼」が現実の存在になった世界。
吸血鬼たちは「吸血症候群の患者」として社会に定着しようとしていた。
古い神社の家に生まれた月華夜は、生まれつき吸血鬼に対抗する特別な能力を持っているが、自分から積極的に吸血鬼退治をすること
には抵抗感を持っていた。
吸血鬼とは言え、誰かを殺めるのは恐ろしい。
15歳の時、母親を吸血鬼に殺され、月華夜は自分の能力と、吸血鬼のいる社会に向き合うようになる。
母とは離婚していた父親に引き取られ、国際学校に通うようになったことで、より多くの吸血鬼がいる環境に入ったこともあり、月華夜は吸血鬼退治人として生きる覚悟を決める。
その学校は、月華夜の父親「ラザロ」が30年前に当時の恋人を殺された場所でもあった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 10:21:01
124119文字
会話率:36%
吸血鬼である杉本悠がオーナーを務める吸血鬼のためのゴシックバー『Vena tangenda est. (ヴェナ・タンゲンダ・エスト)』に顔を出すと、店長を任せていた黒鴉から20年間行方不明だったと告げられる。悠に起こった異変と徐々に明らかに
なる変異とは。
※この小説は、Privatterにも掲載しております。
https://privatter.net/p/10555715折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-31 16:00:00
27879文字
会話率:47%
ある女が新興宗教と出会い、そしてのめり込み、人生を捧げてしまう。
家族と幸せになるためにはじめたはずの宗教が足かせになって苦しむ、それでも幸せになりたい一心で宗教活動を一生懸命に行う。
時がすぎ歳をとり、今更宗教に費やしてきた時間を考
えたら宗教から目が覚めるのが幸せかそれとも覚めずにいるのが幸せか。
度重なる困難を乗り越えられたのも宗教の希望があったからなのは事実。
神はそんな女を救ってくれるのか。
人生とは何かと考えさせられる作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-31 11:44:33
8374文字
会話率:4%
数多居る魔王の中でも最強と名高い『反射』の魔力を持つ魔王、ラザロス。
その傲岸不遜な態度と誰も触れる事さえままならいために恐怖されていた彼は、ある日【魔神】になる挑戦権を神から受け取った。
しかし、その神は言う。「お前は確かに全能
と呼べる力を持っているかもしれない。だが、全知ではない。お前にただ一つ足りないもの……愛を知ってこい。魔神に挑むはそれからだ」
そんな事、と馬鹿にするが、確かにラザロスはいつも独りだった。思うところもあり、全知と呼べる知識を身につけるための旅に出るラザロス。
その道中で、彼は一つの機械人形と出会う。その機械人形は何故か『反射』の影響を受けず……しかも、「恋を知りたい。だけどその力がありません」という。
利害が一致した二人はパーティを組む事にし、外界へとともに繰り出すのだった。
だが、神を以てして『全能』と言わせしめた力を持つ彼が外界へ放たれればそれはもうメチャクチャに……。これは、遠慮も加減も愛も知らない魔王と、ただ愛だけを求めた機械人形の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-21 18:02:38
11827文字
会話率:55%
惑星プラム21は、地球よりも時が遅く、放射線が濃い
だから人類の絶滅と誕生が、計画的に繰り返されていた
地球人と大きく乖離した異星人が誕生しないように、
地球人より進んだ異星人へと進化されないように、
プラム21に送られた罪人たちは、ごく短
いライフサイクルを巡っていた
今、その星は狂ってしまった
「花嫁」に魅入られたその星は、夢を奪われ、正気を失ってしまった折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-03 13:46:57
16263文字
会話率:37%
ラグナロクに備えて各世界、各時代に飛び越え戦士を探す戦女神ワルキューレの一人 レギンレイブと偶然出会い、戦士に選ばれた少年 山田瞬の出会いと別れ、成長を描いた小説です。
最終更新:2017-05-05 01:57:49
2046文字
会話率:32%
世界は、壊滅へのカウントダウンを始めていた。
ラザロ彗星の暴発と小惑星帯の複合活性化現象。地球周回中の国際宇宙ステーションを含む全観測システムの隕石衝突での消失。ナビゲーションシステムを失った世界は、地軸の異常現象によって地軸計の普及を余
儀なくされ、複雑化するナビゲーションシステムと共に、さらなる脅威にさらされていく。
その脅威とは、未曽有の規模で拡大していく氷河の壁だった。
吠える20度、唸る30度。
各国は協力体制を取り、地下資源を確保し、熱帯地方へ流出した10億の人類を生存させるためのプロジェクトを作り上げた。
チタン合金製の軽量船体、タングステン繊維を使ったウイングセールシステム。
しかし、かつての温帯地帯への冒険者は育成できなかった。
名乗りを上げたのは、無名の冒険者たちだった。
あの日見た怪現象は、俺たちの運命だったに違いない。愛した土地、尊敬していた友だちは、あの異常な世界でどんな暮らしをしているのか。かつてないエネルギー問題に、はたして糸口はあるか。俺たちは、荒廃した世界をヨットで飛ぶ。そして、必ず道を切り開いてみせる。
拮抗する世界の諸勢力は、虎視眈々と安寧の土地を探索し続けている。しかし、極地にあるのは、想像を絶するブリザードだけではなく、新種の宇宙外生命体だった。冒険者たちは、ラザロ彗星に秘められた真実を暴きだして、この脅威に対抗できるのだろうか。かつての地球周回衛星コースには、無数のデブリがその密度を増して存在している。冒険者と科学者の共同作業は、はたして成功するのだろうか。
世界で初となる地球一周の就航者の操船した船の名は、スプレイ号。ウィングセールシステムを装備した極地探検ヨットの船名は、スプレイⅢ号。吠える20度、唸る30度の壁を突破して、極地を航行せよ。
空は青く、ブリザードの雲海は眼下に跪くだろう。最強の仲間と共に、地球外生命体「cosyu」を蹴散らしていけ。未来は、絶望に屈しなかったものにしか与えられない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-27 23:46:40
24772文字
会話率:39%
これはデイトレダーが主人公の話です。過去の貧しかった境遇をバネにそこから這い上がろうともがいた結果、主人公は数億を稼ぐまでのトレーダーに成長します。その大金で酒、女などに手を染める豪遊の果て、彼は「末期のすい臓がん」と宣告され、余命幾ばく
という危機を迎えます。そんな中、子供の頃に行き来していた在日韓国人のキリスト教の教会で知り合った初恋の女性と再会。そこで自分の人生を振り返り、また新たな命を模索し葛藤します。
また、この話は4部構成で幻想である夢と現実が入り交じる独特の雰囲気作りを意識しました。特に夢の部分は非現実的で少しSF的な要素を絡めました。さらにエンディングでは疾走感を一気に高め、ぐっと涙を誘う感動のラストで読者を引きつけさせようとがんばったつもりです。その意図が巧くいったのか、数人の知人に読んでもらった感想で、共通してラストで涙がこぼれそうにったとか、正直に泣いたと言っていただけました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-04-03 01:02:52
28103文字
会話率:4%