泉美澪(いずみみれい)は、真面目で優しく少し流されやすい高校2年生の女子高生。
ある日、夕方の図書室で、ボロボロの本を拾った。本の中身は記号のような文字で書かれていて、読めるはずのない文字が、頭の中で翻訳されてしまうことに驚愕する。
そして
、何かに取り憑かれたかのようにページをめくり続け、ある名称に目をとめる。
その名を口にした瞬間、美澪の足元に巨大な穴が出現し、その中に吸い込まれていく。
そうしてたどり着いたのは、ヴァートゥルナ神と名乗る少年ヴァルの神域だった。
ヴァルから、愛し子=エフィーリアであると告げられた美澪は、召喚の儀式によって水の国ヒュドゥーテルに降り立った。
そこで聞かされた使命は、エクリオの王太子と交わり、その魂を浄化し、エフィーリアの神力を継ぐ子どもを産むことだった。
現実を受け止められずにいた美澪は、メアリーという侍女に心を開き、持ち前のポジティブさを取り戻す。そして戸惑い悩みながらも、自らの使命を受け止めつつあった。
突如として現れたヴァルは、瞳と髪色を変えて、パラディン伯と名乗った。
神域での一件で、ヴァルを信用しきれない美澪は、ヴァルと過ごすうちに、警戒しながらもそこそこ良好な関係を築いていく。
「エクリオに輿入れしても、日本に帰る方法を探し続ける」
美澪は、日本に帰ることを諦めないと決めて、自らの使命を果たすために合わせ鏡の儀式を行い、エクリオに転移する。
「あなたの夫になる者です」
そうして転移先で出会った、エクリオの王太子イリオスは、褐色の肌に銀の髪。そして、琥珀色の瞳をもった精悍な顔をした美丈夫だった。
元の世界に帰りたいと思っていたはずの美澪だが、イリオスと過ごすうちに彼に惹かれはじめ、決意が揺らぎだす。しかしイリオスには、他に愛する女性がいた。
果たして美澪は元の世界に帰れるのか?
それとも異世界に残り、ヴァルもしくはイリオスのどちらかと添い遂げるのか?
真面目で優しくて、ちょっぴり流されやすい女子高生が、異世界に召喚され、前世の宿命に翻弄されながらイケメンに愛される話です。
*セルフレイティングは保険です。
※架空の時代、背景、登場人物のフィクション作品です。
※誹謗中傷はご遠慮下さい。
※転載、複製、及び自作発言を禁止します。
※誤字脱字報告は、随時対応致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-08 06:00:00
116041文字
会話率:41%
予備校の夏期講習の帰り道,みゆは異世界の“王国”にさらわれた.
そこで出会った,黒髪黒目の不思議な少年.
“黒猫”である少年は,みゆを気に入ったらしく,まとわりついてきて…….
異世界トリップファンタジー.(本家サイトより転載,サイトでは
完結済)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-01 12:08:46
524498文字
会話率:96%
自分が小説の悪役令嬢に転生していると気づいたロゼリアは、狂喜乱舞した。
侯爵家の一人娘である彼女は、自分の専属侍従である天使のように優しい美少年・ライルが大好きだった。
勝手に決められた王太子との婚約をどうにか白紙に戻し、ライルと結
婚したかったのだが……。
小説通りなら、貴族学園に入学後、王太子がヒロインに心酔し婚約破棄!ヒロインに嫌がらせしたロゼリアは王都追放だなんて!
あれ、これライルと結婚できるのでは?
王家との婚約も身分差も解決したロザリアは、ライルに主人ではなく一人の女性として好きになってもらうため奮闘する。
一方主人であるロゼリアに恋心を抱いていたライルは、成就しない思いと忠誠心の狭間で揺れていた。
お嬢様さえ手に入れば、あとはどうなっても構わないとばかりに、思考は歪み、病んでいく。
天使の微笑みの裏に隠された従者の本性に、ロゼリアは気づくことができるのか?
しかも、ヒロインに心酔するはずの王太子の様子が……?
一途な純粋お嬢様と、天使を装う腹黒ヤンデレ少年が、幸せになるまでのお話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-30 19:10:28
68062文字
会話率:28%
『だってあの子が悪いんだ。』
被告人はそう証言しており‥
最終更新:2017-12-30 14:00:29
375文字
会話率:14%
ヤンデレ少年が活躍するお話です。大体キャラ紹介と不憫な男がでてきます。そしてもろ主人公ご空気です。ごめんなさい。
なんか分からない単語もあると思いますがこれから詳しく説明していくつもりです。
処女作です。誤字脱字、文の可笑しいところなど指
摘してくださると嬉しいです。
五月二十八日、ご指摘をうけ、修正致しました。まだ修正箇所があると思いますが宜しくお願いします。ご指摘、ありがとうございました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-27 21:10:32
1262文字
会話率:14%
「この書き出し、締めいかがですか その弐」より出たお題【 だからねえ、僕の心臓にその言葉を突き立てて 】で書いた。お題に微妙に沿ってないかも……。
最近、没原稿ばかり量産してるcloverの三ツ葉の方です。王様と金の鳥かごを書こうとしてたんだけど、表現が難しい話になりそうで挫折してる。鳥かごに閉じ込められたお姫様(但しバカ……)も、狂ってしまった王様も可哀相なお話。後はイカサマ師と手品師の友情もの。犯罪絡むと途端に筆が進まない。ルルと飼い主の話。ヤンデレ少年とルルと名付けられたわんこならぬ少女(おバカ)の話……。大抵、ヤンデレとダークの二重苦に没原稿が増えて行く事に気が付いた。俺、ただでさえプロットガタガタなのに、同じ様なのばかり書いてる。狭いジャンルで生きてます。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2014-06-29 23:44:17
1087文字
会話率:47%
本当はもっとえぐく書こうと思ったのですが、本気でやるとR-18指定になってしまうので、さらっと。ただのヤンデレ少年のお話です。
最終更新:2014-04-13 19:35:36
854文字
会話率:13%
超絶面食いで綺麗なものが好きだが、それ以外のものにはあまり興味がない更科満(さらしなみつる)は、誰から見ても容姿端麗、絶世の美青年、性格破綻者、モットーは『俺が楽しむために他人は存在する』の黒木佐白(くろきさじろ)が運営する『人生方向修正事
務所』でこき使われている。
そこには、今日も人生をやり直したいという陳腐な願いを持った依頼主が、ちんまりとした事務所に訪れるのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-08-22 20:20:18
50092文字
会話率:25%