永久凍土の研究グループにいた僕(美能陸)は永久凍土ウィルスがもたらす人類滅亡の論文を完成させた。誰にも見向きもしてもらえなかったのだが、そんな中、未来予知が出来るという涼香だけは論文を信じてくれていた。
唐突な物言いだったが、そんな涼香に興
味を惹かれ、その瞬間から僕は涼香を愛することを決めた。
だが、突然の涼香の消失から失意のまま学者を辞め、涼香を探すため探偵業をすることになった。涼香が見つかる気配はないし、なんの進展もなしにぐうたら探偵をするばかりで、いつの間にか僕は、酒とタバコに溺れた人生を送るようになっていた。
そんなある日、唐突に依頼者が現れた。その依頼者は涼香によく似たアンドロイド、ティファを連れてやって来たのだ。僕はそのティファと供にカナガワで失踪した謎の多い人物たちについて調べていくことになったのだ。ホテルのレストランで食べるミートボールの味に僕は虜になりながら、ホテルで飲むストロング缶とタバコで僕は心の均衡を保ち調査を進めていた。だが時折見せたティファの仕草は涼香に似ているところがあり、僕はその度に困惑した。
調査を進めていくうちに分かったことだが、涼香の他にも僕の論文を信じてくれていた人がいて、失踪者の1人と供に大学で研究をしていたという猿渡准教授だ。その准教授は僕の論文を参考に研究をしていたというのだ。
それらの調査の中で、失踪者の残す暗号、ティファの口ずさむ謎の言葉、涼香が過去に見せた本の言葉。それを知った僕の中で失踪者に対し、とある”可能性”が湧いてきたのだ。僕は徐々に調査に興味を抱くようになっていき、失踪者に対してのその”可能性”に確信を掴むようになった。そんな時、なんと失踪者のうちの惠谷ジュンが戻って来たというのだ。だが、惠谷ジュンは記憶を失っていて、何があったのか聞くことは難しかった。それから、僕たちは成り行きで供に調査をしていくこととなったのだ。
さて、涼香との再会と笑顔を望み続ける僕の一途な想いは、涼香へ、届くことはあるのだろうか――――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-06 07:00:00
103034文字
会話率:40%
ピンクのユニコーンにど突かれ、ミートボールパスタに頭を撫でられた。
令和6年秋予定。
キーワード:
最終更新:2024-04-15 11:09:15
12706文字
会話率:64%
我がロレリッタ公爵家のお嬢様は豚である。
それはもう、まん丸に肥えた豚でいらっしゃる。
「お嬢様! 何を怠けていらっしゃるのですか! 脂肪の塊に休息などありませんよ!」
「う、うう、うるっさいわね! だまってなさい! セバスチャン!
」
「私の名前はカコリスでございます! ミートボール様!」
「わたしのなまえはリーザローズよ!! このウスノロ!!」
まん丸の身体で庭を駆ける幼い公爵令嬢は名をリーザローズ・ロレリッタという。その横で新聞を丸めて作ったメガホンを片手に野次、あるいは罵倒を浴びせるのは、専属執事のカコリス──の中に入った転生者、永松秀久である。
幼い頃から飢えに苦しみ、周囲から虐げられ、最後には魔王討伐のため、聖女リーザローズの肉壁として死んでいったカコリス。女神の慈悲により人生のやり直しを提案された彼が、こんな世界を生きたくはないと泣いたから、永松秀久はカコリスと人生を交換することにした。
性格は悪いが面倒見はいいロクデナシ転生執事と、甘やかされた我儘公爵令嬢が、なんやかんやでくっつく話。
(ついでに『永松秀久』になったカコリスが、なんかハーレム主人公になって平和に暮らす話)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-21 12:36:47
424443文字
会話率:39%
「俺、味がわからないんです」
母の死を境にレストランを休職したひとみは、実家の定食屋に戻っていた。
ひとみは、味覚障害を患う高校生の海斗と出会い、哀憫と興味から彼に様々な料理を振る舞うようになる。
彼のトラウマとは何か。人間にとって
食事とは何か。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-29 13:29:40
16692文字
会話率:36%
三本槍と三本槍はお弁当箱という狭い箱の中でせめぎ合う! ちょっと笑える(?)童話です。
▲この作品は黒森冬炎様主催企画『狭いところで槍』参加作品です。
最終更新:2022-05-18 16:26:17
498文字
会話率:52%
20xx年の福島県には国がかりの大規模な再開発で国営カジノが設立され、それに伴い空港付近一帯は日本最大の繁華街・氷宮市として生まれ変わったのだった…そんな氷宮市に存在する唯一の高校・氷宮総合高校は名前さえ書ければ入学できる底辺高校。
そし
て、氷宮総合高校に入学した高校一年生の市原ユタカは、
普段はあまり目立たず、勉強も運動もそこまで得意ではない地味な少年である。だが彼には二年前の七月に屋上から飛び降り自殺を図り、当時1年1組の担任だった・坂井柚由の真相を追うという明確な目的があり、実際は最強の腕っ節を隠し持つ。
そんな彼は学校を仕切る生徒会長で美少女の桜優里に接近する。
普段はお転婆娘な彼女。その一方でステゴロの姫と呼ばれるヤンキーである彼女の側近となったユタカ。
ヤンキーたちの抗争やアウトローの利権争いに巻き込まれながら、少しずつ真相を追い、今まで手に入れなかったものたちとも出会っていく…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-21 16:55:27
4901文字
会話率:29%
みんなには青春の味といえるものはあるだろうか。
友達と学校の帰り道で食べたクレープだったり、コンビニの前にたむろして食べた揚げ物だったり。
俺の場合、それはミートボール。
冷蔵庫に入っていたミートボールのパック。
それを弁当箱に詰め
ることから1日が始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-23 00:00:00
1355文字
会話率:0%
夢で見た事を少し盛って書きました☆
最終更新:2021-12-20 19:26:57
938文字
会話率:0%
夢で見た事少し盛って書きました⭐︎
最終更新:2021-12-20 19:17:57
1771文字
会話率:5%
魔法が使えるあっちの世界から、魔法の使えないこっちの世界に転生というか、転移というか…… 殺されたミートボールスパゲッティが大好きになった少女と
何故か個性的なお客さんが多いバーのマスターである女性の二人が
少女は居場所を見つけたり、街で起
こる事件を解決したり、殺された理由を調べたりする物語になる予定。
最初は魔法が出てきません。たぶん。
魔法少女成分は後々出てきます。きっと。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-20 00:41:44
2510文字
会話率:16%
異世界転移したクラスでいじめられている主人公が奈落に落ちて覚醒するありきたりでテンプレ的な物語。
初めて書いた小説?ですのでいろいろ拙いと思いますがよろしくお願いします。
最終更新:2018-03-05 18:11:45
48518文字
会話率:69%
——空からミートボールが降ってきた。
ある日、レンはミートボールが降って来たのを目の当たりにした。
目の前に落ちてきたミートボールは辺りに人に散らばって、レンもレンの服もミートボールで汚れてしまった。レンは汚れてしまった服のクリーニング代
を貰おうと、ミートボールを落とした人を探すのにいろんな人に聞いて回り、クリーニング代を要求する人を探していく。
これは、そんなレンがいろんな人を尋ねて、話を聞いて、ミートボールを落とした人にクリーニング代を要求する行く物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-20 23:34:59
6727文字
会話率:34%
すべては、王が変わったあの日から始まった。
美女は王の私欲を満たさなくてはならない。王はそんな命令を下した。
国中から美女が連れ去られ、城へと軟禁させられてしまう。
青年 チャールズの姉 イスカはラズロ村一番の美女であった。
そ
れを嗅ぎつけた王がたいそう気に入り、イスカを城へ連れ去ろうとする。
命令だと分かっていながらもそれを抗ったチャールズは王の気を悪くする。
王の命令でチャールズは死刑囚として捕まってしまう。
冷たい牢屋に閉じ込められようとも、彼は祈った。
姉を助けたい、母と姉と再び普通の生活を送りたい。
チャールズの祈りは天に届いた。
彼の前に降り立ったのは神様でもなく天使でもない、悪魔だ。
黒いコートを着た、女だった。
彼女はハンナと名乗る。
重罪人の、指名手配犯の、顔に傷のある女だった。
.折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-04-03 04:58:04
10408文字
会話率:33%