三年生に上がったばかりの男子高校生、岡田穂波は、最近は隣の席の二宮の事ばかりを考えている。
岡田と彼女は、授業中や放課後の区別なく常に話し続けているし、毎日体に触れる程の仲だ。しかし、彼女は一度たりとも岡田に笑顔を見せた事は無く、目は一
点を見据えて瞬きもせず、その体は冷たくて固かった。なぜならば、中性的な美貌を持つ彼女、二宮は、教室の中に据えられたブロンズ像だからだ。
これは、ちょっと変わった男子高校生と女体化二宮金治郎像との、恋の様な何かの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-14 18:30:36
20168文字
会話率:30%
「僕を、運命の人にしてくれないか?」
藤崎耀真が誓いを立てた女性、シアは人でもなく、冥魔でもなく、自らを天使と名乗った喋るブロンズ像であった。災厄の具現である冥魔との戦いの中で行方不明になったシア、七年後、彼女の消息を知る人間が耀真の前に
現れる。
あらゆる命の大敵である冥魔。天使の加護を受け、超常の力を用い、冥魔を滅する世界の剣を自負するエリシオン。その教義に反し、抗う異端者たち。策略を張り巡らせ、悪意を撒き散らす暗黒の権化。
吹き荒ぶ漆黒の嵐の中、心に勇気の光を灯し、藤崎耀真は自らの信念を貫いてゆく!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-21 00:31:30
107159文字
会話率:60%
私は魔王である。しかし、実際のところこの世界を支配しているのは妃である嫁の方だ。嫁の方が圧倒的に強いんでな。おまけにこの嫁が嫉妬深くて、私は他の女に手を出せん。やれやれ。そんなところに勇者たちが乱入して来た。私はあっさりと魔法でやっつけ、ブ
ロンズ像にしてやった。その中に女勇者がいたのだが、これが素晴らしいスタイルの女性で、私はこのブロンズ像をどうにか魔王の間に飾りたくなったのだが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-20 09:09:43
2159文字
会話率:12%
赤のよく似合うブロンズ像のお話。
最終更新:2020-06-01 11:10:18
1399文字
会話率:42%
アナトリアの半生を描きます。
最終更新:2019-08-12 23:55:44
3094文字
会話率:37%
お久し振りです!!「神有月」別編になります!!
最終更新:2019-08-10 21:11:32
5615文字
会話率:40%
作者自身にも予測がつかない、クトゥルー小説風冒険活劇です。キャラが暴れます。
最終更新:2019-03-10 17:56:16
69257文字
会話率:41%
学校にあったブロンズ像。動いていたようなんです。気になって。
最終更新:2019-07-16 19:31:41
1299文字
会話率:24%
ある交差点に、交通事故で死んだ少女を慰霊するブロンズ像が設置された。
彼女は交通量調査のバイト中、無謀な運転で歩道に乗り上げてきた車に轢かれたのだった。
しかも犯人は現場から逃走し、捕まっていない。
像が設置された時から、不思議な現象がお
きる。
ある車が少女像の前を走りすぎるたびに、像の膝の上におかれた計測機器がカシャッと音を立て、数がカウントされるのである。
車に乗っているのはひき逃げ犯だった……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-18 19:16:45
2254文字
会話率:14%