中学3年の早瀬霞(はやせ かすみ)は毎夜同じ夢を見る。城北門校の制服である紺のブレザーを纏った少女が巨大な龍や鳥と戦っている。そして最後には必ず「あの子を間違った道に行かせないで」と告げられ目が覚める。
謎めき、豪快な夢とは裏腹に霞の現
実はイジメという過酷な日常に心が蝕まれていた。
ある日、シナトと名乗る不思議な女の子に霞はイジメられているところを助けられる。
「私の巫女になれば、あなたの願いを叶えてあげる。人があなたにひれ伏すほどの力を与えてあげる」
女の子の言葉を受け入れたとき、霞は巫女の強大な力を手に入れ新たな世界へと導かれていくことになる。
一方、実菜穂の周りでは、不気味な動画の噂が広まっていた。「呪われた村」忽然と村人が消え、廃村となった地。そこに足を踏み入れた人は帰ることがないという噂。その噂の検証として、面白半分に動画撮影に入ったグループが逃げ惑い最後は断末魔の叫び声を上げて撮影が途切れる動画がサイトに流れていたのだ。
真相を確かめるため、実菜穂たちは「呪われた村」にみなもと足を踏み入れていく。そこで実菜穂とみなもが見たものは・・・・・・
実菜穂、陽向、琴美、そして4人目の巫女、霞を迎え、「呪われた村」に伝わる物語に迫っていく。そのなかで少女たちは巫女として目覚め、神々の戦いに巻き込まれていくことに・・・・・・。
舞台は「呪われた村」そこにある秘密とはなにか、実菜穂たちは無事に帰ることができるのか。
みなものみたまシリーズ第3段。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-06 20:10:00
387793文字
会話率:42%
理沙はそれから鈴が転がるような声で笑った。肩を揺らす度に、彼女のふわふわの癖毛が跳ねる。中学生離れした長く美しい足に、校則違反の紺ソックス。芋くさいはずのブレザーにジャンパースカート。自分と同じものを着ているはずなのに、私と違って何もかも
が完成していた。どこにも不足なんて無い完全体の女の子。
私はそれを黙って観察した。
いつも教室や他の女の子の前では、この世なんてつまんねー、みたいな顔をしているのに、私と2人だと変なことを言っては笑っている。いきなりかっこつけたようなことをほざいては、勝手に笑って私のことを置いていくのだ。クールな顔つきの彼女はとても美人なのに、私の前だけでは醜い男みたいに笑う。
それを見るのが私にとっての楽しみで義務だった。彼女を独りにしないための義務だった。
(本文から引用)
平成が終わる秋。主人公・実保は、手術中のランプが光る病院の廊下にいた。
昔友人だった理沙が交通事故にあったためだった。
理沙との過去を回想しながら、彼女はなぜ理沙と別れることになり、そしてなぜ今になってまた出会ってしまったのかを苦悩する。その中で、出た結論とは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-19 00:14:34
11336文字
会話率:31%
一介のサラリーマンが拾った赤いブレザーを着たら、スーパーマンのように強くなったコメディタッチのハードボイルド物語
最終電車で酔っ払いに絡まれている女性を助けて処、その男から暴力を振るわれたが、いとも簡単に捻じ伏せてしまった。
自分は気の弱い
男だと思っていたが、その時に偶然、赤いブレザーを着ていたので、、もしかしてと、、人助けを試みたのであった。
同じ結果が出た、、自分は赤いブレザーを着ると変身することを知ったのであった。その後、勇気を出して、おなじことをしたら、、結果は同じく強かったのである。赤いブレザーを着ると変身することをしった。
それから「背広マン」となって活躍する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-29 05:19:40
20887文字
会話率:4%
高校生のゆずが先輩のもとへ卒業式だからと第二ボタンを貰いに行く話です。
けれど、先輩のブレザーにはもうすでにボタンが一回もなかった!?諦めようとすると、とある理由があったらしい。けっこう、ギャクよりです。
最終更新:2024-08-22 02:25:48
1114文字
会話率:53%
五百雀 傑は少し特殊な家に生まれた。その為、毎朝、惰眠を貪る傑を執事兼ボディガード兼教育係の院瀬見が叩き起こしに来る。しかもその方法が普通ではなく……。
そんな傑と院瀬見は、五百雀家の一員として初陣を行う事になるが、その相手は異国の異形であ
る可能性が高く、これまでの知識が通用しない事が予測されていた……。
犬猿の仲、主と執事、弟子と師匠、そんな高校生と初老紳士の凸凹コンビ(バディ)が異形との初めての戦に挑む。
(ホラーアクション。ライトノベル傾向。アクションホラーですが妖術や技なくほぼ腕力(力技)と火力(武器)です。)
※「ブレザーと燕尾服」から題名変わりました※
※テスト公開中。別サイトのコンテストに出すかもしれないので途中で終了するかもしれません。ご了承下さい。※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-11 16:34:54
67742文字
会話率:33%
ここは死者が転生するまで過ごす街「3番街」。
すぐ転生が決まる者、何年も転生できないもの、たくさんの魂が集う賑やかな街。
身体を失った魂が集まる無法地帯と思いきや秩序を守る者がいる。名前は灯(あかり)。
山羊の被り物にブレザー姿、後ろに
薙刀を持つ珍妙な少女は邪な力に支配された魂『鬼』を斬り、浄化する。
この少女も身体を持たない魂であるがなぜ三番街に留まっているのか
転生するにはある"条件"が必要だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-09 22:28:10
987文字
会話率:39%
放課後、茶髪の美少女に、男子高校生のあなたは質問される。この時には、いつも興奮があった。
※変態的な、たくしあげシーンがメインとなっています。おもらしがお話の軸になっていますが、実際におもらしするシーンはありません。おもらしは、ないほう
がいいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-08 03:48:07
2409文字
会話率:25%
俺と四方子(よもこ)さんは商店街にあるゲーセンの常連同士で、毎週日曜日の午後は一緒にメダルゲームで遊んでいる、親友とも呼べる間柄だ。
だが、何故かいつも四方子さんはサングラスとマスクをしており、素顔を見たことは一度もなかった。
ただ、四方子
さんは明日から俺が入学する高校の一個上の先輩だということは聞いていたので、俺は密かに高校生活を楽しみにしていた。
――そして迎えた入学初日。
放課後に校舎を出たところで黒山の人だかりが出来ていたので何事かと窺うと、一人の女性をドーナツ状に大勢の男女が取り囲んでいた。
みんな思い思いに「綺麗~」だとか「女神だ……」とか呟きながら、恍惚とした表情を浮かべている。
まるでちょっとした宗教画みたいな光景だ。
だが、中心にいる女性の顔を見て、腑に落ちた。
――その顔が、まさに宗教画の女神様並みに美しかったからだ。
サラサラの長い黒髪に、吸い込まれそうなほど輝く大きな瞳。
神が生み出したとしか思えない芸術品が、そこには存在していた。
そりゃみんなあんな風になるわな……。
「あっ! オォイ晴臣(はるおみ)! やっと見付けた、探したぜ!」
「「「――!?」」」
その時だった。
女神様が俺と目が合うなり、そう叫んだのだ。
こ、この声は――!?
「アッハッハ、なかなかブレザーも似合うじゃねーか、晴臣!」
「……四方子さん」
それは他でもない、四方子さんその人だったのである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-07 21:06:46
6464文字
会話率:47%
ある都市の子は
朝起きたら歯磨き
そしてトイレ
そして朝ご飯
時間になったらパジャマを脱いで
ブレザーを着て
ズボンを履いて
ネクタイ付けて
ぎゅうぎゅうの電車に乗って
学校に着いて
授業を受けて
昼ご飯を食べて
ま
た授業を受けて
朝より空いてる電車に乗って帰る折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-20 10:50:01
1208文字
会話率:0%
ウチの高校の男子制服はブレザーである。
その為、卒業式には好きな男子の『第二ボタン』の代わりに、『名札』を貰うのが卒業式の恒例となっている。
大泉はモテる親友をずっと見ていただけの一途な後輩・鈴井の為に、親友の名札を確保していた。
※『
ずっと好きだった大泉先輩が卒業するので、記念に名札が欲しいだけの鈴井さん。』の大泉先輩サイド。
単体でも読めますが、両方読むなら『ずっと~』の方から読むのがオススメ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-31 19:17:25
6798文字
会話率:25%
ウチの高校の男子制服はブレザーである。
その為、卒業式には好きな男子の『第二ボタン』の代わりに、『名札』を貰うのが卒業式の恒例となっている。
鈴井さんはずっと好きだった大泉先輩の名札が欲しいだけ。
お付き合いしようとか、告白しようなどとい
う大それたことは思っていなかった。
※香月よう子様『春にはじまる恋物語』企画参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-26 00:00:00
5517文字
会話率:23%
kayako様のリクエスト『スーツorブレザー姿の少年が大剣を手に闘い、自分も傷だらけになる』シチュエーションを、自分好みの感じで書いてみました。
キーワード:
最終更新:2021-12-06 20:25:04
1766文字
会話率:6%
朝。阿蘇の外輪山が遠くに見えるバスの中。
突然前の方で、女子高生の声があがった。
「お願いです。やめて下さい!」
女子と同じブレザーを着た不良が二人、絡んでいる。
一人はボウズでピアスを着け、眉毛を細くして、片側をストライプに剃っていた。
緊張が走る中、震える男子の声がした。
「あの……、そのコ、嫌がってる」
不良たちが振り返ると、同じ高校の生徒だった。
制服は燕尾服に袴、そして神主が履く浅沓(あさぐつ)と、非常に変わっていた。
「なんだお前、神職コースか。俺は悪魔じゃねーぞ!」
怯える男子は急いでカバンから木笏を取り出し、不良の眼前に突き付けた。
「我、神を祀(まつ)る者にて、忌まわしき者を討つチカラ、ここに求めるものなり。畏(かしこ)み畏みも白(まを)す~」
不良は眉間をピクピク痙攣させ、指輪を付けたコブシを男子に炸裂させた。
膝をつく男子の胸を蹴り、腹と左頬を踏みつけた。後頭部が通路の鉄板にバウンドする。
両手を差し出して抵抗するが、鼻に喰らった一発の後は、もうわからなくなった。
「俺に迷惑かけんじゃねー!」と不良たちがバスを降りると、
助けた女子高生が言った。「弱いくせに、オンナ助けようとすんな!」
男子は乗客たちの冷たい視線から逃げるようにバスを降りていく。
「一日でいいから、あんな目で見られない日ってないかな……」
男子の名は、菱 歩結(ひし あゆむ) 十七歳、二年生。
自分の負け人生を変えたいと毎日悩んでいるが、どうすればいいのかわからない。
友だちの野良猫四匹の住か、湧霊湖(ゆうれいこ)は、高校の敷地に面している。
一年生の頃からせっせと清掃活動に勤しむ彼の前に、水柱に乗った女神・浮艶蘭(プテンラ)が現れた。
「あなたには恩があります。ひとつだけ神としてチカラを貸しましょう。それをどう活かすかは、自分次第ですよ」
人生初めてのチャンスがやって来た。九州のシンデレラストーリー。怒涛の高校ヒーロー生活が、今夜幕を開ける!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-05 10:00:00
11781文字
会話率:36%
ニューヨークに出張中に妻、則子が自殺。小学校から帰って来た息子、弘が母の死体を発見。私は急遽、帰国し、妻の葬儀を済ませる。それから、私が近所で出会った男が、私の薄皮のブレザーと似ているものを着ているのを発見。私はいつしか、彼が何故、私の持っ
ていた香港製のブレザーを着ているのか疑問を持つようになる。それから幾つかの殺人がTVのニュースで流れる。突然、刑事が私の所にやって来る。私は追い詰められるが・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-04 17:25:36
45270文字
会話率:66%
「行ってきます」そう言って、あたしは玄関を出る。でもマンションの階段を下りずに、手すりから四階下の地面を見下ろした。
マンションの一階の出入り口から、紺のブレザーを着た男子学生が出てくる。いつも同じ時間に出てくる彼。
彼は、あたしと同じ
高校に通ってて、演劇部の一つ上の先輩で、あたしの好きな人。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-02 20:00:00
4811文字
会話率:29%
俺様は征く
この高校という砂漠の荒野を
下駄箱の上履きの匂いを嗅ぎたいという欲望を胸の内に押し殺し、俺は田中由衣を愛する!
しかし、実は彼女は俺にとってベストでは無かったのか、有ったのか?
これはどこにでも転がっていそうな、アイロンの掛
けすぎでブレザーとパンツがテカってしまった一人の野郎の壮大な叙事詩である折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-06 23:17:55
769文字
会話率:10%
僕、中部中学三年、相川悠《あいかわゆう》。公立の進学校、高蔵高校をめざして勉強中。
幼馴染みの上月《こうづき》さやかちゃんとは同じ合唱部。励ましあって同じ高校めざしている。
それなのに・・・
突然、取り巻きを連れて現れたブレザーの制
服を着た高校生。
私立の進学校。雰囲気ムチャクチャ悪いって聞いた藤山《ふじやま》高校の制服。
見るからに不良少年モード全開のアブナイ人。
木刀片手に大声あげて素振りの稽古。公道なのに・・・
全然関わりたくないのに突然、
「めんこい中学生だな。今日からオレのお人形さんだ。
可愛がってやるよ。
光栄に思えよ」
一方的な恋人宣言。
絶対遠慮します。僕、そんな趣味ありません。理解してくれる方とつきあってください。
これが不良の黒崎真夜《くろざきしんや》先輩との出会い。
不良少年の黒崎先輩との攻防を描いたラブコメ短編!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-13 13:05:52
57906文字
会話率:23%
騒がしい大通りに季節はずれの長袖のブレザーを着た少女が歩いていた。
彼女の名前は高橋(タカハシ)結花(ユイカ)。
とある私立高校に通っており、彼女は学校で酷い虐めを受けていた。
彼女にとってはそれはいつもの事であり、既に見慣れた日常だっ
た。
彼女は家でも家族からの暴力や罵倒、食事の禁止や酷い時は家に帰る事すら許してもらえなかった。
そんな生活を当たり前の様に彼女は過ごしていた。
痛みで体が思う様に動かない日もあったが、そんな日でも彼女は暴力を日々受けていた。
彼女は体の傷を隠す為に長袖のブレザーを常に着ていた。
5月18日の午前0時、彼女は薄い寝間着のまま外を歩いていた。
最後に見た眩しい視界を覚えていた。
だが、気がつけば私は異世界に転生していた。
リッカという少女として冒険者を始めていたんだ。
これはそんな私の話である。
2020/05/26
ジャンルを異世界(恋愛)からハイファンタジー(ファンタジー)に修正しました。
キーワード項目に冒険と契約を追加しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-20 02:19:46
15326文字
会話率:40%
隣のクラスの彼女は無口で、でも魅力的だった。
硬派に着こなしたブレザーをカスタマイズして、危ない香りがした。
惚れ惚れするほど気高い瞳。思い返すたび惚れ直す。
キーワード:
最終更新:2020-08-11 15:10:53
968文字
会話率:0%
僕の青春時代の話し
今でもよく覚えている
最終更新:2020-07-27 10:34:21
648文字
会話率:67%
土砂降りの雨の中、子猫を抱いて雨宿りしていると一人の美少女が
雨宿りのベンチに飛びこんできた。
岡島高校では誰でも知っている美少女ギャルの加茂井愛理(カモイアイリ)。
俺、麻宮亮太(アサミヤリョウタ)は子猫を抱いているが、家で飼う事も出
来ずに困っていると、加茂井愛理が子猫を飼ってくれるという。
ぐっしょりと濡れたブレザーとシャツ。
それを見た俺はタオルと傘を押し付けて、公園から飛び出した。
それが加茂井愛理との初めての会話だった。
中間考査テストが終わった5月の末に、4時間目が自習だった俺達のクラスでは、あまりの暇さにゲームが行われた。
罰ゲームは同じクラスの美少女ギャルである加茂井愛理に告白すること。
そして俺はゲームに負けて、告白をすることに。
女子の輪の中に入っていって、屋上に来てもらうように頼む。
「なんだー! 亮太も私に告白するの? 亮太からの告白だったら……付き合ってもいいよ」
愛理からとんでもない言葉が飛び出した。
そして俺と愛理は付き合うことに。
何の取り柄もない地味男の俺と、学校のアイドルギャル愛理との付き合い始まる。
今まで女子と付き合ったことのない俺は、どうやって愛理と付き合えばいいのだろうか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-05 17:24:40
102129文字
会話率:37%