北西の国のお姫様と大陸中央の皇子様のちょっとした物語。
ここは西の地、大蛇連合国にある国の一つ。
流星国のルビー、ことアンリエッタ・ハフルパフは困っている。
「ああ、ルビー。怪我をしていないのにその足の動き、私に抱き上げて……。いや
、私の背中を踏んでマッサージしてくれるつもりなのか? 実に気持ちよさそうなヒールの形に……」
そう告げたのは白銀月国第2王子のエルリックだ。
「こ、この変態王子! 向こうへ行って!」
「踏んでくれないならせめてビンタ……」
「いやあああ、来ないで!」
色男が台無しな恍惚とした表情のエルリック王子が早歩きになり、アンリエッタ令嬢が身を竦めてドレスの裾を持ち上げ、両足で走り出した——……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-13 00:36:05
18056文字
会話率:39%
ある日侯爵令嬢カルボ・ナーラは、顔も見た事も無い第一王子ペペロン・チーノの婚約者に指名される。所謂政略結婚だ。
そして運命のあの日。
初顔合わせの日に目の前で王子にブス呼ばわりされ、婚約破棄を言い渡された。
余りのショックにパニックになっ
た私は思わず王子の顔面にグーパン。
何故か王子はその一撃にいたく感動し、破棄の事は忘れて私に是非結婚して欲しいと迫って来る様になる。
打ち所が悪くておかしくなったのか?
それとも何かの陰謀?
はたまた天性のドMなのか?
これはグーパンから始まる恋物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-15 22:05:33
58906文字
会話率:21%
ゲーム世界に悪役令嬢として転生した普通の女子高生、園田凛子(自称ソノリン)は、ゲームクリアのために悪役令嬢を演じていた。しかし、王子サマの性癖を知ってしまったことがきっかけでM王子に執拗に迫られるようになる。これを疎ましく思い、遠ざけるため
に奔走するのだが、はたして……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-30 16:18:05
926文字
会話率:60%
ある日突然、園田凛子《そのだりんこ》――自称ソノリンは出来の悪いゲーム世界に悪役令嬢として転生した。ゲーム条件をクリアすれば開放されると信じたソノリンは、さまざまなパターンの悪役令嬢を演じつづけた。
しかし、どんなパターンでも開放されずに途
方にくれていると。最後にミスをする。秘密のイジメ姿を王子サマに見られてしまったのだ。しかし王子は悪役令嬢を叱咤するどころか魅入られてしまう。
ソノリンは、そーいった意味でも女王様になることができるのだろうか? というか目指すべきなんだろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-29 16:25:13
917文字
会話率:19%
「ちょっとお願いがあるんだけどーー」
足元に転がるヒノキの棒は、そう前置きすると、とんでもないことをのたまった。
「ちょっとお願いがあるんだけどーー魔族の連中を皆殺しにしてくれないかな?」
ひょんな事故から異世界に転移した平野総也
は、神を自称するヒノキの棒と世界を救う旅に出る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-22 14:44:28
10757文字
会話率:56%
私ことエドウィーナは、10歳の時婚約者であるイーノス殿下と出会ったことにより、ここが乙女ゲームの世界で、自分が悪役令嬢であることを思い出した。
破滅エンドを回避するべく10歳の頭で考えた。
―――そうだ! 殿下に嫌われて婚約をなかったことに
してもらおう!
しかし、この行動のせいで思いもよらぬ展開になってしまい…。
※変態ドM王子×無自覚天然ドS悪役令嬢の、コメディー多めのラブコメです。R15は一応念のため。
※現在、番外編のような、後日談のような小話をお題を借りて更新中です。http://ncode.syosetu.com/n7673cz/
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-07 20:33:19
39476文字
会話率:29%