ダンジョン、それは現実世界から隔絶された世界。同じダンジョンと名がついていたとしてもそれぞれ理が異なる。しかし、決まった法則、共通点は多い
その内の1つは
ダンジョン内で死んだ人間は、輪廻転生の輪から外れる。
というものがある。
ダンジョンで人が死ねば、ダンジョンに魂を閉じ込められる。
それが囁かれるようになったのは近代化したあとのことだった。
近代のダンジョンの多くは攻略され尽くしているものがほとんどだ。攻略されるたびにダンジョンは弱々しくなっていき。近年ではアルミのように柔らかいミスリルの剣が手に入る。
産出量もそれなりにあり、工業用に利用される場合が多い。
しかし、近代化しても未踏破のダンジョンも存在する…。
そして、最も悪辣で最も醜いダンジョンにて、その仮説がたてられた。
その醜いダンジョンの名前は化野ダンジョン。犯罪者達の流刑地に選ばれたことのあるダンジョン。ダンジョンに入った瞬間、あるいは次の階層に進んだ瞬間に記憶を失うダンジョン。
フィールド型のダンジョンで、擬似太陽もあり、農作物も出来る広さもあり生活が出来る。
罪ごと消し去る、そう言う意味合いで流刑地に選ばれたのだ。
永遠に人を閉じ込めるために作られたようなダンジョンなのだ。
そこで暮らしている人間は、数100万人にも及ぶと言われる。
15階層以降は人間の記憶だけではなく、カメラなどの記録媒体も通じないとされていて実際はその人数は定かではない。
死んだ人間の数しかその階層に存在し得ない。赤ん坊を産み上限に達しない限りは、総和がわからない。
赤ん坊が死産し続ける事案が発生した時に知る事になる。
それが、知られるようになったのは互いが閉鎖的な社会を望んだからであろう。
近代化してからの貿易で豊かになってはじめて…ダンジョン内に人口の上限があったのだと気づかされることになった。
ダンジョン内の過酷さも魂の総和を測りきれない原因の一つでもあったのだ。
人口爆発の影響で仮説が生まれたのだ
ただ、それはダンジョンに限ったことではなく。ダンジョンの外…その人間の総和が知られてしまうのはそう時間はかからなかった。
世界人口40億を超えたところで人口増加は伸び悩んだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-18 18:40:52
74751文字
会話率:37%
同担拒否というのは、『このキャラ推しなんだ』と言ったら『推さないでくれる?』と睨まれるもんだと思っていた。
けれども世間ではそう言う意味ではないらしい。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意
事項2
今日、同担拒否の方々の心理を見たんですよ。
私もそんな気がしてきました。
聖域犯したくないだけなんです。
エデンの園を、雰囲気考えない服装で、お菓子ボリボリしながら『邪魔しまぁ〜す』って言いたくないだけなんです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-31 19:54:37
1057文字
会話率:44%
これは思い込みが激しい人間の物語。
これは単に直感がモノを言うだけの物語。
そして、考えるな感じろを体現した男の物語だ。
俺の名前は山形次郎。つい先日まで日本でサラリーマンやっていた。
そんな俺だが仕事から疲れて帰ってきて何気
なくテレビを見ていた時に放送してた、「世界一旨いラーメンを作ろう企画」‒‒それを見てしまったばかりに仕事を辞める決断をあっさりとした。
ちなみに俺は濃厚こってり派ってよりは、濃厚ながらあっさりとしてる方が好みだ……とか、そう言う意味ではねぇし、アサリで取った出汁が好きって訳でもねぇ。
まぁ、そんなこんなで仕事を辞めて結果、家族には見捨てられ、それでラーメンの材料を探す為にやって来たインドのベンガル湾に浮かぶアンダマン諸島。
そこで俺は、俺が考える究極のラーメンスープを作る為の一つ目の素材‒‒即ち、ツバメの巣を取るのに躍起になっていた……。
んでもって、なんじゃねかんじゃねの結果、目が覚めた時に俺がいた場所は、海の1つもない世界だった訳さ。
俺はこの世界で究極のラーメンスープを作る事が、果たして出来るのか?
でもま、テレビでやってた通りにやれば、ちゃんと出来る筈だよな?だってテレビは嘘つかねぇだろ?
要するに、考えずに感じればいいって事さ。
いやいやいや……でもよ?ラーメンスープを作ればラーメンが出来ると思い込んでいるとかそんな事はねぇから、勘違いすんなよな?
基本的には存在自体がギャグしかなくてコメディでしかない。そんな1人の男のギャグコメディ。
そして、そんな男が何故か気付けば可愛い女の子になっていたモンだからこりゃ大変。
可愛い女の子に生まれ変わった、41歳のおっさんが考える至高の一杯に辿り着くまでの長い道のりを、おっさん視点で送る痛快ファンタジー。
おっさんが女の子になったら、やる事はもう……決まっているよな?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-06 17:00:00
161176文字
会話率:44%
突然だが、俺は死んで、異世界に転生した。
この世界での名前はまだ無い。
いや、あるけどな。
ブンドゥクって呼ばれてる。
金髪褐色の美少女から。
こんな名前、俺は嫌だから認めない。
そんな俺が神様から授かった力こそが、俺が死んだ原因だったん
だ。
その力と俺が死んだ原因。
文房具。
ペンは剣よりも強しってそういう意味じゃないからな!?
神様に文句を言いつつ、この力で第二の人生を謳歌しよう。
まずは夢の学園生活だ!
陰キャの俺でも異世界ではリア充になってやる!
この作品はカクヨムとノベルアッププラスと小説家になろうで掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-29 19:25:22
17018文字
会話率:28%
天界一美しい女神と謳われる処女神ミネルヴァ。しかし彼女は双子の妹の罪を被り、下界へと追放される事になった。
「色ボケした男神達がいない分、下界の方が気が楽だ……」
神である事を隠し、男装の麗人に扮したミネルヴァはたまたま、聖女エミーリア
と出会い、共に巡礼の旅に出る事になった。
「ミネルヴァ様! さあ一緒に寝ましょう! 神、人、ベッドが三位一体となってウフフな感じです!」
「いや三位一体はそう言う意味じゃ……」
「細かい事はいいの! さあめくるめく愛の帳を下ろしましょう! イエス純潔! ノ―雄生命体!」
2人の旅先で起こる事件。それらを解決するうちにミネルヴァへの信仰は次第に強くなっていき、エミーリアの愛も暴走していくのであった。
*アルファポリスでも連載しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-07 17:45:59
20195文字
会話率:58%
選んだのは君だけじゃないよ!
僕はずっとそう言われ続けてきた、、、!
『僕だけが特別じゃないって!』 ってそう言う意味なんだと思う、、、。
僕は僕だけが、僕しかできない! 僕だけの特別なモノが欲しかったんだ!
だけど、、、?
それ
が他の人が分かると、、、?
必ずと言っていいほど、こう言われる!
『選んだのは君だけじゃないよ!』
僕はどうしたら? 僕だけを選んでくれる人ができるのか、、、?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-27 03:00:00
1211文字
会話率:36%
この町には恐ろしい変態が潜んでいる……それも【超能力】を悪用する、吐き気を催す様な邪悪な変態がッ!!
これはその変態を退治するために戦った男の物語であるッ!!
※パロディ要素を多分に含みます。パロディの類いが苦手な方はご注意ください。
※
「ダイカッパーは流れない」と舞台は同じですが、ストーリー的な繋がりは全く無いので、本作単独で読んでいただいても、そう言う意味では問題ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-15 21:46:56
14063文字
会話率:47%
レイチェル・ドアーが持ち帰ってくる経費の領収書は毎月毎月エマの頭を悩ませていた。
「ねぇ、レイチェル。この経費、もう少しどうにかならない?」
「無理」
ソファに寝っ転がりながら、即答するレイチェル
「即答しないでよっ!経費申請し
たら、毎回、『アイスココアとハニートーストってなんですか?』って経理から電話かかってくるんだからっ!」
「あはは、アイスココアとハニーとストもわっかんないなんて、経理もアホな子そろいだねぇ」
「そう言う意味じゃないっ‼何のために必要だったのかってことよっ!」
「そりゃ、カフェに居座るのに、何にも注文しないわけにいかないじゃん?エマは鬼ですか?私はそこまで鬼にはなれないかな~」
「なんで?今なんで私が鬼扱いされたの⁉別にカフェでなくても……図書館とかでなんとかならない?」
「ならない‼」
「もう、そこ自慢しないでよぉ」
「まぁまぁ、そのうち、私が伊達にアイスココアとハニートーストを飲み食いしてたんじゃないって、思い知る時がくるから。うんうん。きっとくるよ」
「本当かなぁ」
いつも通り、ちょろエマを丸め込んで、レイチェルはニカニカと笑う。
記事にできない金持ちのスキャンダルのストックはいくらかある。情事ネタや遺恨ネタはそう簡単に風化するものではないから、いざという時に大いに役に立つことだろう。
……主に、恐喝にとか…?
「うへぇ……」
レイチェルは、頬をポリポリと指で掻いた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-29 20:09:45
9685文字
会話率:56%
当たり前なことが、それも一つの『青い月』。少々、歳の差がある幼馴染の佐々木由貴と沢水咲良。お互いが、お互いのことがそう言う意味で好きなのだけれど、今の関係も壊したくない二人。そんな二人のお話。 ※真麻一花様『大団円ハピエン企画』参加作品。
最終更新:2016-02-19 13:00:00
6157文字
会話率:18%
これは一人の殺し屋と一人のお姫様から始まった物語。
誰もこの二人の出会いで世界が変わるとは思わなかったし、巻き込まれるとも思わなかった。
まぁ、でもよくある話だ。
誰もが自分が世界を変えているとは思わないし、誰もが世界中の人を巻き込んでいる
とは思わないのだから……
そう言う意味では……実にありふれたよくある話の一つなんだろう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-08-18 00:00:30
11315文字
会話率:47%
俺の彼女は乙女系だ。
……いや、そう言う意味じゃなくて。
……乙女ロード系なんだ。
男性恐怖症でオタクの彼女と、そんな彼女の事が好きな彼氏。
二人は小学校の同級生で、ある事件に巻き込まれていた彼女を彼氏が救ったときから、二人の間に
悩みが生まれた。
彼氏に感謝しながらも、もう迷惑はかけたくなくいつか恩返しがしたいと思っている彼女と、彼女を救ってあげられなかった事に後悔し、これからは彼女を守りたいと思い続ける彼氏。
そんな二人の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-12-31 19:00:00
22518文字
会話率:31%