いつ、どんな形で死んだのかは分からない。
前世の記憶を抱えたまま転生した先で待っていたのは、ゲーム的なシステムを持ちながらも現実的で過酷な日常だった。
現代知識も意味を持たず、転生者という立場も有り触れている。生まれた村はすでに限界村落。食
べる物も着る服も将来への希望さえもなく、ただ生きる為の糧を求め奴隷同然の日々を過ごす。
日本の記憶も全て幻だったのではないかと諦めたその時、ある街の噂話を耳にした。
そこは、ありとあらゆる願いが叶う街。
そんな胡散臭い噂話に最後の望みを賭け、「せめて人間らしい生活がしたい」と低い志を抱え、少年は迷宮都市へと向かう……。
大体コメディです。(*´∀`*)
MFブックスで書籍版一~六巻発売中。感想返しは活動報告でやってるよ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-28 21:51:43
3577391文字
会話率:44%
今年で二十歳になった高木は、軽犯罪法違反を犯し罪に問われる。
ムショ暮らしを避けるために、時効である一年後まで身を隠すことを決意する。
半年耐えたものの、永遠に思える孤独に高木の精神はすでに限界。
高木は心の救済を求め、コンビニから拝借して
きたビニール傘に「萌え」を宿すのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-24 01:35:14
3261文字
会話率:7%
恐怖と絶望の魔王――ガイゼルは、魔王城へとたどり着いた勇者パーティと闘う気満々であった。
しかし、ガイゼルの目の前に現れたのは、ボロボロの衣服をまとう聖女のみ。
恐る恐る理由を聞いてみたガイゼルだったが、限界寸前の聖女から語られたのは、人
類の救世主と謳われる「勇者パーティ」の非情な現実であった。
「勇者パーティはクズの集まりでした……」
「えっ」
話を聞くたびに、逆にメンタルをブレイクされるガイゼルは、苦悩する。
「お、おかしい。本来の予定であれば、勇者パーティとかっこよく戦っているはずだったのに……」
――ならば、どうするか?
「聖女よ!! この吾輩が励ましてやるから、頼むから元気を取り戻し、吾輩と闘ってくれ!!」
──かくして魔王ガイゼルは、本来、敵であるはずの聖女を一生懸命に励ますことになったのである。
※全四話、本日中に完結予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-20 20:21:05
22778文字
会話率:31%
両親は離婚し、母親に引き取られたサトルは普通に生きたかった。
奨学金をもらい大学を卒業した先は、ブラック企業での精神と肉体を蝕む日々。
23歳の終わりに母親はある言葉を残して自殺し、すでに限界を迎えていたサトルもまた24歳の時に自殺
する。
自殺したはずが目覚めたのはとある洞窟であった。
義勇兵と呼ばれる職種に就かせるために、太古の遺跡で異世界へ召喚をされた男性30人。
チートと呼べるものは殆どないこの世界で、体格や性格に難がある、あまりモノ6人が班を組むことに。
人族国家は西方に追い詰められてすでに50年以上。ブラック企業からブラック国家に召喚されたサトルの運命は? サトルの波乱に満ちた第二の人生の幕が上がる。
追記:
全エピソードをスマホでも見やすいように、改行などを多めに加えました(2019.02.02)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-10 16:51:29
69008文字
会話率:35%
『ある国に予知夢を見ることができる姫がいた。美しく優しい姫は、愛する国民を予知夢で何度も救っていたが、予知夢は見るたびに姫の命を削っていった。
それでも国のためにと予知夢を見続けていた姫は、ある時、隣国の危機を救うことで予知夢を喰らう力を持
った隣国の王子と出会う。
二人は共に過ごすようになったが、予知夢を見続けた姫の身体はすでに限界であった。王子と出会うには遅すぎたのだ。二人は短い間を共に生き、姫は大好きな家族や王子と今までで一番幸せな時を過ごした。
姫は最後の最後まで、国民を思い、家族を思う、優しくて温かい女性であった』
これは代々ある国の王族に伝えられる物語。夢物語のようなお話の真実を知った時、この物語は切なくも温かい恋物語へと姿を変える。あなたは運命の出逢いを信じますか?
※『予知夢姫と夢喰い王子』(本編完結済)に出てくる姫と王子のお話です。こちらを読まなくても読めるよう書いております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-01 11:00:00
42285文字
会話率:33%
とある森の中で一人の男が倒れていた。彼は故郷を失い、この森にやってきた。だが、すでに限界を迎えていた。そんな中、一人の少女がやってくる。だが、彼女にはある秘密があって……?
最終更新:2016-03-18 00:00:27
5155文字
会話率:48%
皆様の作品を読ませていただいていたらつい自分も書きたくなった。
勢いで登録し、勢いで投稿。
後悔もしてるし、反省もしている。
ある程度まではストーリー構成はできているので、ゆっくり投稿していければな~と思ってます。
ところでプロローグ時点
ですでにプロットからかなりズレがでちゃってるんだけど・・・今後どうするかな。。。
本編開始と同時に前書きにキャラ崩壊が。ご注意ください。
最近小説の書き方をネットで調べつつコツコツがんばってます。
そこで見つけた「小説を書くときのタブー」に思いっきり該当してました/( ^o^ )\
更新は不定期です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-12-19 17:00:00
23829文字
会話率:12%