『公爵令嬢ストレチア! この僕のフォリアを傷付けたな! 婚約は破棄だ!』
それはその転生者・フォリアから、ストレチアが聞かされたことのある〝乙女ゲーム〟での王太子の台詞。
現実はこうだ。
「リーン王子。あなたの愛などいらないと、そう
言っているのです」
フォリアの現代知識に目を付け、妃候補にしてブラック労働させていたリーン王子。令嬢社長となったストレチアは、彼女を取り返すために打って出る――――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-31 07:10:00
9988文字
会話率:44%
「孤児の癖に筆頭聖女を名乗るとは、何様のつもりだ? お前のような女は、王太子であるこの僕の婚約者として相応しくないっっ!」
私を罵った婚約者は、その腕に美しい女性を抱き寄せていた。
別に自分から筆頭聖女を名乗った事など無いのだけれど……。
夜会の最中に婚約破棄を宣言されてしまった私は、王命によって『好色侯爵』と呼ばれる男の元へ嫁ぐ事になってしまう。
しかし、夫となるはずの侯爵は、私に視線を向ける事さえせずに、こう宣った。
「王命だから仕方なく結婚するが、お前を愛する事は無い」
「気が合いますね。私も王命だから仕方無くここに来ました」
「……は?」
愛して欲しいなんて思っていなかった私は、これ幸いと自由な生活を謳歌する。
懐いてくれた可愛い義理の息子や使用人達と、毎日楽しく過ごしていると……おや?
『お前を愛する事は無い』と宣った旦那様が、仲間になりたそうにこちらを見ている!?
一方、私を捨てた元婚約者には、婚約破棄を後悔するような出来事が次々と襲い掛かっていた。
※アルファポリスで連載していた作品です。(コミカライズ、書籍化に伴い、アルファポリス内の同作品は近々削除を予定しております)
※R15は保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-18 15:42:22
177054文字
会話率:28%
「君、幸福になりたくない?」
愛すべき紳士で他称:変態の僕・奇根魔友人(きねまゆうじん)は、今作の主人公の可哀想な少女・空離州二羽(ありすふたば)らにそうして声をかけた。
幸福推奨委員会と名を打つ世界を救う組織のトップである僕は
、英雄たる【アリス】の勧誘に勤しんでいる。
この世界には、裏世界が存在する。
現実世界を表と仮定した世界。
そこでは表世界で人間の負の感情を具現化したバケモノが暴れる世界だ。表裏一体。裏世界と表世界は連動して、世界を崩壊してしまう。それを防ぎ、いや。
それを救うのが【アリス】。英雄でヒーローだ。
英雄の資格はたった二つ。
一つ、ヒーローへの渇望や憧憬。要は熱意があるかどうか。
二つ、不幸で可哀想な少女であることだ。
これはよくある、ヒーローが世界も誰もかも、自分自身でさえも救ってしまう物語。そしてこの僕の夢でさえを叶えてみせる、素晴らしい物語。
約束するのはただ一つ。
みんなハッピーエンドを迎えて、タイトル通りの幸福になれる話だよ。
薄幸少女に限らず、ね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-06 12:34:50
77071文字
会話率:21%
僕は、恋煩いをしているらしかった。でも、この僕の恋は、話に聞く一般的な恋とはいささか異なっているようだった。
最終更新:2024-08-29 21:52:02
2115文字
会話率:0%
「ジャスティン・ベレスフォード! 貴様の婚約者、シェリンガム公爵令嬢キャロラインはこの僕の子を身ごもった。よって貴様との婚約を破棄する!」
アンブロシア王国の第一王子、エリオットは大嫌いな従兄ジャスティンの婚約者を寝取り、得意の絶頂だっ
た。その絶頂から、すぐさま叩き落とされることになるとも知らずに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-03 12:00:00
37386文字
会話率:32%
生活に疲れ自殺した僕だったが、そこで、あの世に行く為のサポートをする添乗員が目の前に現れた。その添乗員は「冥途」=「メイド」と呼ばれていた。そのメイドが、あの世に行く途中に、一度だけなら過去に戻ることが出来る、と教えてくれた。僕は過去におい
て知りたいこともあって、この際、その過去に戻ることにした。しかし、その過去に戻って、当時の妻に会うなど喜んだが、結局、肝心な、知りたかった記憶は分からなかった。僕は諦めて、あの世へと向かうつもりだった。が、一転、妻の機転で僕は蘇ることになった。ただ、その時、蘇った人の体には、次の本当に死ぬ時期や場所、死に方を現す痣が体のどこかに現れているという。その痣が現れる体の部位やその形、大きさ、色等に意味があった。当然蘇った、この僕の右手の甲にも痣が……そして、この痣に込められた意味は。そして、実は妻である芳美も1年前に生死を彷徨った過去があった……。
最後まで読んでいただければ非常にうれしいです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-07 11:00:00
18597文字
会話率:54%
「おめでとう!君はこの僕の新たな試みに唯一選ばれた…所謂選ばれし者だよ!」
「……は、?」
自分の手で人生に幕引きをした少女は、神の考えた“新たな試み”の最初の実験体として、様々な過去へと向かうことになる。
過去を変えること、それは絶
対にしてはならないことだ。
しかし、もしも、数ある条件の中で、関わりのある人の"過去の改変"を課せられたとしたら___
人の気持ちを考えられなかった少女は、過去に生きることで様々な出来事を通し成長していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-27 07:36:08
1528文字
会話率:10%
絞りだしたこの僕の気持ちを君に知っててほしい!
___僕は、勇気がない!
根性なしで、弱虫で、ダメな男だ!
最終更新:2020-07-01 03:00:00
1427文字
会話率:38%
ハローエブリワン! 今日も楽しく人生を謳歌しているかい?
これから始まるのは誰もが知っている世界一有名な物語の主人公、ペケペケの真実に迫る物語だ。
ペケペケを知らないだって? 君は本当にこの世界の住人なのかい?
ひょっとして前世で
トラックとかに轢かれなかった?
もしくは暴走した召喚士に異世界から召喚されたばかりとか?
まぁどちらにしてもお気の毒だねぇ。
世界的な大ベストセラー、『ペケペケの大冒険』を読んだことがないだなんて。
知らない人もいるかもしれないから念のために説明しておこう。
ペケペケとは、かつてこの世界に確かに実在していた、歴史上最強と謳われている精霊使いの少女のことさ。
彼女の伝説は本にまとめられ今の世に伝えられている。
これから始まるのは、その伝説の裏で本当は何が起こっていたのかを解き明かそうとする試みさ。
そんな昔の話の真実にどうやって迫るつもりなのかって?
HAHAHA!
それは君、この僕の溢れんばかりのイマジネーション任せに決まっているじゃないか!
さぁさぁ遠からんものは音に聞け! 近くば寄って目にも見よ!
ペケペケの大冒険の真実に迫る物語の始まり始まり~!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-15 12:00:00
146200文字
会話率:25%
いつも教室の窓からクラスの人気者で野球部のエースの彼を見ていた僕。
話した事も無い彼を想い続けるだけだと思っていたのに…
ある日を境に彼と僕の距離がどんどん縮まり、この僕の気持ち彼に届くのかな…届いたらキミの声を聞かせて欲しい
青春?ウ
ブ恋…焦れったい想い
そんな焦れったい恋のお話折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-27 00:05:50
27506文字
会話率:37%
彼女と別れて3ヶ月。僕は彼女との思い出巡りをすることにした。もちろん寂しいので中には入らないが、公園、水族館、遊園地、秘密の丘、彼女の実家などなど、そして、終点はこの僕の家。一つずつ巡るツアーにしようと思って振り返りながら巡っていた。そして
、聞こえてくる謎の女の声。「こいつが深川渉ね。どんなやつなのかしら。」
これから始まるのは僕と謎の女の思い出ツアー。さて、どうなるのやら折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-26 13:00:00
24740文字
会話率:34%
ヒイラギマコトは、僕の幼馴染であり、主人公だ。どの男よりも男らしい彼女は、その強靭な精神力と溢れる正義感で、今日も今日とて魔物を狩り続ける。一方今日も今日とて二人分の生活費を稼ぎ続けるのは脇役のすることであり、この僕の仕事だ。ロリ店長・メア
リさんには散々こき使われ、無口な客・カラメさんと素材を探しにひた走る。僕はさっさと地球に帰りたいだけなのに。
彷徨い込んだ異世界で繰り広げられる、マコト率いるヒロイン達を、何故か脇役視点で書いてみた件。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-11 21:09:50
6284文字
会話率:38%
僕には常人にはない すごい特殊能力が一つある。
・・・それは「幸運」だ!
なぜだかは知らないが僕はすごい運がある。
じゃんけんには負けたことがないし、雑誌の懸賞には応募すれば必ず当たる。
席替えだっていつも狙いの席になる。
宝くじで一等の
六億円を当てたこともある。しかも2本!
この僕の幸運はまさにチート能力!人生バラ色!
そして僕は異世界転生をする。
チート性能の武器もないし特殊能力もないし死に戻りもできない。
あるのは並外れた幸運だけ
この運を駆使して僕は魔物を退治したり、ハーレムを作ったりする。
僕は持前の運でこの異世界生活を最高にエンジョイしてみせる!!
この異世界を運だけで生きてみせる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-22 21:15:53
1577文字
会話率:45%
形の無い、この僕の、ちょっとした出来事。その始まりを、ふと記してみたくなった。
元々は長編に用いるはずだったアイディアを短編に流用した作品。
最終更新:2017-03-02 18:53:55
7241文字
会話率:24%
この広い世界中で、僕は貴女と出会って恋をした。
そしていつか貴女の元へ、この僕の小さな恋の想いを送る。
最終更新:2017-02-05 22:33:16
200文字
会話率:0%
生まれた畑や皮や芽の色で、一体この僕の何が分かるというのだろう…
最終更新:2016-07-22 02:27:24
257文字
会話率:100%
『恋とは幸せなものである』と、誰かが言っていたのを聞いたことがある。なら
恋=幸せ
であるはずだ。では、この僕のこの痛くて悲しくて苦しくて切ないだけのこの感情は何なのか。
Q・この感情は?
A・恋ではない
恋=幸せ
僕≠幸せ
恋≠僕
なら、これは、ころしていい感情のはずだ
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2016-03-27 15:55:11
349文字
会話率:0%
剣 銃 死 崩壊 総理大臣 父親
虐殺 戦争 仲間 学校 石 セフィロト
マフィア 小説家 情報屋 僕のターン
抗争 逃走 復讐 壊す
「俺達も徴兵されるのかな…?」
「ば…ばか!」
「時には人は…鬼にならなければならないときだってあるさ」
「息子よ、みろ! これが、これが私の望んだ世界だ!」
「ふふふ…ふはははっははははあはははは!! どいつもこいつも馬鹿だ!
全ては僕の手の中にある!」
「小説家…あんまり調子に乗るなよ…? 世界はこの僕のものだ」
「…全てはあなたのお召のままに…」
「死ね! 死ね! みんなみんな! 死んでしまえ!」
「ごめんね…みんな、さようなら…」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-09-28 23:40:55
54924文字
会話率:54%