アウローラ国の侯爵家嫡男にして、次期宰相と目されていたオクタヴィアン。
彼は十五の時突然それを翻し、騎士になると宣言した。
その同時期に、彼の幼馴染である伯爵令嬢が出奔した。
誰よりも彼女のそばにいたはずのオクタヴィアンは、彼女を探すことも
せず、ただ剣を拳を振るい続け、いつしか国で三指に入る豪傑となった。
これは十年もの長きに渡り、初恋を拗らせたオクタヴィアンの為に、幼馴染の王太子と同じく幼馴染の宰相補佐が、主に自分の楽しみのために奔走する物語である。
注) この話はコメディではなく、それなりに真面目なお話の予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-26 22:00:00
59587文字
会話率:27%
「何が悲しくて、好きな人にお見合いの付き添いをしてもらわなくてはならないんでしょう。あんまりです」――妖精に溺愛されているおかげでのほほんと平和な王国に、引きこもりのダメ姫がおりました。兄王子が出奔したせいで嫌々王位を継ぐことになった姫です
が、大好きなツンデレ従者の飴とムチで立派な女王を目指します。手始めに婚約者選びのお見合いをすることになって……。
※このお話は架空世界のファンタジー風味のラブコメですが、登場人物が四字熟語や日本の若者言葉を普通に使います。コメディだと割り切ってお読みいただければと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-23 00:12:33
50525文字
会話率:31%
五穀豊穣の豊受けの比売神が井戸の菊比売と物見遊山に出奔する。
そこで出会った青年からの願いを叶える為に、奔走するのだった。
最終更新:2016-05-16 07:09:52
8956文字
会話率:17%
建国以来の名門、グリーバス公爵家のアルティナは、生家が保持する権益と名誉を守る為、実在しない双子の兄を名乗り国王直属の近衛騎士団に入団。順調に功績を立てて緑騎士隊隊長に昇進するも、実父の思惑により表向き死亡した事に。更に本来の名前に戻った
途端、厄介払いの縁談を強制され、彼女の怒りが振り切れる。自分を都合の良い駒扱いしてきた両親に、盛大に蹴りを入れてから出奔しようと、策を巡らせ始めたアルティナだったが、事態は思わぬ方向に。飲み仲間の同僚と形ばかりの結婚、しかも王太子妃排除を目論む一派の陰謀に巻き込まれて……。
稀代の名軍師の異名が霞む、アルティナの迷走っぷりをお楽しみ下さい。アルファポリス、エブリスタにも掲載しています。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-09 23:03:20
385115文字
会話率:66%
剣と魔法の世界、アズガルド、その世界に、導かれた現実世界の青年、シグルドと名乗り、他国にまで鳴り響く騎士となる。
しかし、女に振られて国より出奔、その先で彼は、運命に出会う。
北欧神話からの物語です。テンプレ、ご都合主義、中二病全開で
送ります。
ちなみに、文学的要素は一切ありません。(笑)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-06 23:57:30
277899文字
会話率:37%
命を狙われ、七歳で国を出奔した《シレジア》の王子ゼフィール。通りすがりの商隊に拾われ、平民の子として育てられた彼だが、成長するにしたがって一つの願いに駆られるようになった。
《シレジア》に帰りたい、と。
一七になった彼は帰郷を決意し商隊に別
れを告げた。そして、《シレジア》へ入国しようと関所を訪れたのだが、入国を断られてしまう。
これは、そんな彼の旅と成長の物語。
◇各章の始めに挿絵有り折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-12 09:02:36
447570文字
会話率:41%
「お前を、神には渡さない……“私の花嫁”」
守護神ミゼルコリアが百年ごとに吐き出す有害な“闇”。それを浄化できる唯一の巫子に選ばれた王妹ジーナは、しかし能力の偏りを気にして神殿から出奔し一人旅をしていた。旅の目的は、魔術の師であり、幼い頃
から慕う従兄でもあるロイエルセルトを探すため。ロイエルセルトは優秀な魔術師でありながら、“闇”を取り込み神の力を我が物にしようという野望を抱いて姿を消していたのだ。
“闇”の中に潜むロイエルセルトは、ジーナに向かって甘く呼びかける。「私の花嫁」と——
「……わたしはあなたのものにはならない!」「お前は、何も知らなくていい。静かに待っていろ。私の花嫁」
ロイエルセルトの身に宿る秘密、“闇”を浄化する巫子の真実、国を、人々を、そして何より大切なロイエルセルトを守るため、ジーナは運命に立ち向かう決意をする。二人をつなぐ珠の絆を信じて。
「やろうと決めたんだから、終わらせるんです」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-09 05:00:00
106420文字
会話率:35%
国王が意識を失って二年の月日が流れた。
王国はかつてない危機に立たされている。政務の全てを取り仕切る高位七貴族議会議長。
奔走する重臣たちは、ひとつの答えを出した。
「我々は王家に忠誠を誓う忠実なる家臣なのです」
突然に動き出した元老院
。
それは、眠りに着く国王に代わり実の姉でもある王女に戴冠を促すものだった。
苦悩の末にその意を受け入れる王女。
全てはその時から始まった。
「もう誰も巻き込みたくない」
国王暗殺未遂の疑いを掛けられ王国を出奔する王女
「ただ、命を助けられた借りを返す」
祖国に命を狙われたギルドの戦士。
廃墟と化した教会で出会った二人がたどり着く答えとは・・・・・・
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-07 01:08:23
59446文字
会話率:26%
大学生の私のバイト先は喫茶店。しかし、その喫茶店の関係者一家は揃いも揃ってダメ人間であった。まずいコーヒー、妻に出奔された父親、アル中の伯父、耄碌じいさん、高校さえ卒業できないかもしれない息子、そして留年が決まった学生バイト。閑古鳥が常に鳴
く喫茶店に明日はあるのか。市井の人々の小さな暮らしを描いています。
ブログとの重複投稿になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-26 21:37:51
16878文字
会話率:44%
ダレン・ボレルは異教徒討伐軍を出奔し、流浪の旅に出る。
新たな信仰を求めて、彼と仲間たちは馬を走らせる。
最終更新:2014-09-14 19:38:56
53865文字
会話率:41%
私は夢の中で国王の息子だった。
優秀な弟に負い目を感じ、女装して城を出奔したヘタレ王子。
女剣士として、安定した生活を送っていた王子だったが、ある出来事をきっかけに、やっと見つけた就職先を出ることになってしまい……。
平凡な生活を求めながら
も、王子としての宿命から逃れられない男の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-16 21:00:00
22475文字
会話率:17%
退魔師卯月荘十のもとに、こともあろうに身内から厄介事がもたらされた。彼にとっては姪にあたる少女が、とんでもない妖物に憑かれたらしい。 すでに半ば妖物と同化しつつある彼女から、無理やり「憑物落とし」を行えば、どんな後遺症が起こるかわからない。
さすがの卯月荘十も手をこまねいていた矢先、妖物に操られた彼の息子、悠人が、彼女をつれて出奔してしまう。 荘十は・・・・ついに非情決断を下す。
【ノベルジムにて一度公開しました。現在は非公開中。】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-10 23:24:17
2405文字
会話率:3%
異世界ファーンベルドに召喚されたカケルは、“勇者”の役割を押し付けられることを拒否。異世界を見て廻るために冒険者となる。
ありきたりな話かとは思いますが、その辺はなんとかお目こぼし願います。
最終更新:2014-03-01 08:00:00
84678文字
会話率:53%
物事への過ぎた執着は病気と呼ばれる。そしてそれは人間への愛も例外ではなかった! 現代に突如現れた魔族と人間世界がささやかな交流をもつなかで、突如!魔族のお姫様がひとりで人間世界のお祭り見物に国を出奔!? 娘可愛さに魔王が『父親病』を発症?
お姫様の初めてのお出かけに国は大混乱。 訪れた先で出会った警官二人を巻き込んだドタバタコメディー作品。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-02-22 00:38:14
11339文字
会話率:35%
着物を作りたくて始めたVRゲーム「Only Dream Online」を、古参とはいかずとも、中堅よりは上かも…というくらい続けてきたプレイヤー「コハク」。だがしかし、当初の目的を果たせないでいるジレンマから、お店を投げ出し逃亡。着物を作り
たいだけ作るのだと出奔したはいいものの…
「あれ、お針子さんのつもりですが…あれ?」の玄人編です。正直本当はこのお話を書きたくて始めたはずなのですが、ゲーム始めるところから書いたらたどりつくまでどれだけかかるんだろう…と想像して、もうすべてを飛ばしたところからも書くことにしました。初心者編と合わせて、のんびり進めていくつもりですのでよろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-02-11 22:19:36
1597文字
会話率:22%
三百年続く旧家「神凪家」
その家の女達に課せられた役目は、一族を繁栄に導く守り神を慰める事。
しかし、神凪蒼子は一族の娘に生まれながら、役目のなんたるかも知らされずごく普通の生活を送っていた。
蒼子の両親は神凪の家を出奔し、細々と個人経営の
カフェをやっているのだが…。
ちょっと普通じゃない両親に振り回されているせいか、人生に安定を求める蒼子の夢は高収入のお仕事に着く事!
「将来の夢は弁護士です!家のローンを早く完済したいです!」
けれど、そうは問屋が卸さない!
巻き込まれ型トラブルメーカーの蒼子の夢は叶うのか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-12-29 21:10:02
20905文字
会話率:24%
世界を支える柱たる神子。その一柱たるエルヴィガルナの神子ファルシアスは、己に課せられた重責に耐えられずに身を投げた。
彼女が次に目を覚ました時、世界は新たな局面へと向かう。
転生神子ファルシアスのドタバタ出奔コメディ。
最終更新:2013-11-12 18:02:28
123051文字
会話率:25%
こちらは自作連載小説『転生神子出奔記』の番外編になります。どうしても書きたくなったネタを中心とした作品となりますので、本編のネタバレを含みます。お嫌いな方はお気をつけ下さい。
最終更新:2013-07-23 00:08:55
2791文字
会話率:36%
暗殺者に狙われてラヴィリア家を出奔して逃げ出したシャロンは不思議な屋敷にたどり着く。
屋敷の主であるルドウィーク・シャルル・ドラクラに認められたシャロンはしばし平穏な時を過ごすが、程なくして伯父が捕らえられたことを知る。
罪状は……王
女暗殺未遂!? 真実を解明すべく城に乗り込むシャロンだったが……。
***
自サイトとの重複投稿作品です。
執筆期間:2007/02/02~2010/06/13
Cノベルズ? に応募して一次落選した作品。
まれにおかしな改行があるのは40*40字設定で書いててうっかり改行してしまったのが残っているためです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-07-29 02:48:53
90214文字
会話率:30%
不器用な男=月神様と思い込みがやや激しい動物=ウサギの種族を超えた恋愛(変愛?)は色々あったけど、めでたしめでたし…で終わればよいものの、動物は得意の勘違いでついに天上神の国である天橋国(あまのはしのくに)から出奔。
やっと再会した(この間
、数千年)と思ったら、ウサギは人間の国で土地神(ある意味リア充)に収まっていて、その土地から切り離して天橋国に連れ戻すのは容易でない。
しかも未だにウサギは勘違い継続中。
とりあえず眷属に戻すことはできたものの、土地神をやめさせるには、地下神の許しを得ねばならないし、誤解の原因となった神様も現在は地下神の国である地道国(ちのみちのくに)在住。
ところが天上神と地下神はかつて血みどろの離婚劇を繰り広げたため、国交が全くなく、地道国への入口がどこにあるのかわからない。
天橋国でそれを知っているのは天上神と原因の神様だけなんだけど、天上神は絶対に口を割らないし、原因の神様はすでに地道国に移住してしまっている。
どうにか誤解を解いて、天橋国につれ戻したい月神様視点(コメディ?)寄りと、勘違いに捕らわれすぎて、男の気持ちに全く気付かない激ニブなウサギ視点(シリアス?)寄りで展開する予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-03-01 19:49:46
8334文字
会話率:15%
レイモンドール国から出奔し、ベオーク自治国に向かう魔道師修行中の少年とその従者。その修業と日々のこぼれ話。本編のレイモンドール綺譚とその続編の間にあった出来事です。
最終更新:2009-05-30 10:57:33
69897文字
会話率:5%