「アンリエッタ、ものは相談だが、どうだろう。正妃ではなくて、僕の愛妾にならないか?」。ある日、婚約者である王太子ジョルジュがとんでもないことを言い出した。訳がわからなくて理由を求めたアンリエッタに、ジョルジュはさらに耳を疑うようなことを宣う
。曰く、ジョルジュにはたくさんの恋人がいて、最近隣国のセフィア王女とも恋仲になった。そしてジョルジュは将来後宮を作って恋人たち全員をそこに住まわせ、公平に愛したいと言う。王妃にはセフィア王女を据えるから、アンリエッタは愛妾の一人として後宮に住み、後宮の管理をしてほしいと言うのだ。
「ああ。だってアンリエッタ、君は僕が大好きだろう? もちろん僕も君のことが大好きだよ。婚約破棄をして別れるなんて悲しいじゃないか。だけど君が愛妾として後宮に入ってくれたら、君はぼくとずっと一緒にいられるし、僕も助かる。さすがにセフィアに後宮の管理をしろとは言えないからね」
こんなセリフを平然と吐くジョルジュにアンリエッタは唖然となる。これ以上この能天気馬鹿王子につき合わされてはたまらない。アンリエッタは婚約破棄を決意し、ジョルジュとすっぱり別れる道を選ぶ。
ふう、やっとこれで落ち着く……そう思っていたアンリエッタのもとに、元王女である祖母からの命令文が。なんでも、現王の弟であるリシャールのもとを訪れて、彼を口説き落としてこいとのこと。口説き落とせという命令はともかくとして、リシャールの邸へ向かうアンリエッタ。ところがそこへ、後宮計画を諦めきれないジョルジュまでもがやってきて――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-13 14:13:44
78481文字
会話率:33%
俺【ローク】は三人の姉妹と暖かい両親と村の人に囲まれて貧乏ながら幸せな生活を送っていた。
このまま生活が続くと思ったら、【スキル】を決める村の儀式が行われた。
何も知らない俺と三姉妹は儀式を受ける事となる。そこで、発覚したのは俺のスキ
ルが最弱だったという絶望の事実。
一方で三姉妹はそれぞれが強力なスキルを授かり、村中が歓喜の渦に包まれる。それでも、俺と三姉妹はずっと一緒になると約束をして誓った。
ただ、段々と俺達の距離感は遠くなっていき、さらなる追い打ちをかける出来事がやってくる。
王国から噂を嗅ぎつけてやってきた勇者【トウヤ】という王国の跡継ぎが現れる。トウヤは三姉妹の美貌とスキルを見るなり、王国に招聘したいと言ってくる。
突然のことに全員は反対して、俺は勇者と勝負を挑むことになる。勝てばこの話もなくなると思っていた。
だが、勇者の力には敵わず俺は全員の前でボコボコにされてしまう。そして、俺が気絶して三姉妹と別れてそこから二年という時間が流れる。
そこで知らされる衝撃の事実、変わり果てる三姉妹、両親、村の人達。優しかった人達はもうそこにはいなくなっていた。最後には村を追い出され、完全に一人となってしまった。
放心状態の俺だったが、憎悪と復讐心が重なり弱かったスキルが徐々に覚醒していく。
これは、世界から選ばれた勇者と三姉妹。そして、世界を敵に回した俺の復讐の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-11 18:53:02
296311文字
会話率:33%
数日に一度しか帰宅しない母と、簡素なアパートの一室で二人暮らしをしている奈々は、寂しさを紛らわすように適当な相手と体を重ねる日々を送っていた。高校三年生になる矢先、七年前に遠くの町へ引っ越していった幼馴染・絢斗が、再びこの町へ戻ってくる。
あっさり別れを告げて去ってしまった絢斗が気に食わず、再会後、彼を突き放し続ける奈々。しかし、絢斗が七年もの間奈々に会おうとしなかった理由を知り――。
「ずっと一緒にいたいよ。それって、好きってことじゃないの?」
これが私たちの、限りなく優しく、限りなく残酷な終着点だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-31 13:04:22
104633文字
会話率:40%
[簡単なあらすじ]
ある日、主人公””の村は炎に包まれた。家族もいなくなり、ずっと一緒に育った幼馴染”アーリア”も亡くなった。絶望にくれる中、アーリアの身体から魔王が現れる。
魔王の娘であった幼馴染を完全に生き返らせるため、主人公は理論
上最強である”魔王紋”を継承し、この世界を掌握する旅が始まる。
[詳細なあらすじ]
ある日、主人公””の村は帝国の手によって炎に包まれた。村人、家族、家を失い、ずっと一緒に一緒に育った幼馴染”アーリア”も胸を剣に刺され死亡していた。
絶望し立ちつくすことしか出来なかった主人公の前に、アーリアの身体からこの世界の "魔王"が現れる。
魔王の話によるとアーリアは魔王の娘であり、魔王が勇者に討たれたことをによって全軍を展開。娘であるアーリアを見つけ出し、重要人物を匿っていた罪として村ごと断罪されたという。
そんな中、魔王の娘であるアーリアだけは主人公が理論上最強になれる”魔王紋”を受け継げば、それを媒体に一時的に復活することが可能であると告げられる。
こうして”魔王紋”を継承した主人公はアーリアを完全に生き返らせるため、世界を支配する8種の王を軍門に下す契約を結ぶ旅に出る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-26 19:50:40
4546文字
会話率:65%
「雅さん、雅さん、心配しないで。私がいるからね、大丈夫。私がいるから大丈夫」
✳︎✳︎✳︎
筋力が次第に衰えていく病気なのだから、筋肉で造られている心臓だって、いつかは動かなくなる。この腕や足と同じように。
✳︎✳︎✳︎
筋力が衰えていく難
病を患う入谷雅治(いりやまさはる)は、妻、奈央(なお)とずっと一緒にいることを願うが。
お読みいただければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-26 17:30:10
10582文字
会話率:33%
ぱっと思い付いたシリーズ
ずっと一緒にいたお馴染みに彼氏が出来た⋯から始まる百合。
最終更新:2022-08-20 16:37:34
1488文字
会話率:26%
アデライードは竜からの求婚をきっぱりと断った。
「お前のナニは、私に入らない」
国のしきたりによって、誕生日に黒龍に拝謁したアデライード・ロザリンダ・リュヌ。彼女には様々な世界で生きて死んだ記憶があった。転生の記憶をなぜ抱えて生まれたのか、
創世の龍の一柱、黒龍に問おうとしてのまさかの求婚。ばっさりと断ったが、かの龍はめげない。
「結婚したらずっと一緒にいられるんでしょ?」
人の機微に疎過ぎる黒龍と、魂が疲れている令嬢。収まるところに収まるわけもなく──折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-20 07:00:00
3966文字
会話率:53%
公爵家に嫁いだものの、なかなか子供が授からないミリア。
王族にとって子孫ができないことは死活問題だった。
そのため、旦那であるベイルハルトの両親からは離婚するよう圧がかかる。
ミリアもベイルハルトも離れ離れになりたくはなかった。
ミリアは治癒魔法の会得を試みて子供が授かる身体になることを決意した。
だが、治癒魔法は禁呪とも言われ、会得する前に死んでしまうことがほとんどだ。
それでもミリアはベイルハルトとずっと一緒にいたいがために治癒魔法を会得することに。
一方、ミリアに子供が授からないように呪いをかけた魔導師と、その黒幕はミリアが治癒魔法を会得しようとしていることを知って……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-18 18:02:25
7031文字
会話率:42%
祖父が遺した映画館で、ぼんやりと日常を過ごす尋人。
違法賭博の地下格闘技で大金を稼ぐ晴哉とナオ。
偶然出会った三人は兄弟のように支え合い、寂しさを埋めながら癒しあう。
尋人の病気と晴哉の怪我。ふたりの命が失われそうになったときに見えるのは奇
跡か、それとも残酷な現実の結果か。
老朽しきった劇場の屋根の上で、それぞれはオーロラが降る美しい夜空を夢見る。
同じ空を見て、同じ夢を見て、ずっと一緒にいよう。
※カクヨムにも同じものを掲載中です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-14 19:59:58
60757文字
会話率:30%
1話、1話は、5000文字以内の短編の物語になります。
この物語のどれかにあなたがいる?!
【結婚生活なら知っている】
結婚相手とずっと一緒にいれると思ってた里依紗と亮。
【抱き合い方なら知っている】体から始まる恋があると信じていた麗
奈と拓実。
【友達でいる方法なら知っている】選ばれないのをわかっていながらも友達でいた美春と静馬。
【嫌われ方なら知っている】
この人の人生を壊してはいけないと思った和利と東子。
【求めてもらえる方法なら知っている】
いつかは、愛してもらえるって信じていいんだよね?譲と葉月と和人と杏美とくー子と慎吾
【結末は知っている】
それぞれの出した答えとは?
ただ、優しくしたかっただけなのに…。
どうして、うまく出来ないのだろう?
君は、優しくしてくれてたのに
愛してくれていたのに…。
これは、周りの言葉や不器用な気持ちに翻弄された愛の物語。
それぞれが、最後に手にする未来とは?
アルファポリス、カクヨムでも載せています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-30 17:00:00
97554文字
会話率:52%
夏季講習中ずっと一緒に勉強してきた彼女。今日で講習も最終日。もう実質的にはそういう仲だけど、ここは男としてキッチリ告白しよう!遂に俺にも春が来る!
最終更新:2022-06-26 13:08:34
7508文字
会話率:62%
春日井結依は弟が大好きで、大学のサークルでもいつも弟の話をしている。
可愛いくて自慢の弟とずっと一緒にいたいと思っている結依。
しかしある日のこと、結依は弟が幼馴染みの女子に告白されているところを聞いてしまったのだった。
ブラコンの姉が欲
しかったなという願望の話です
この作品は「カクヨム」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-26 10:12:15
7465文字
会話率:69%
【注意】
一話完結のお話です。
とはいえ、文字数は約2万文字あるので、読むの結構大変かも知れません。
【あらすじ】
小学校3年生の時に引っ越してきてからずっと一緒にいた幼馴染がいる。
その子は大人しくて、とても可愛らしい女の子。
俺はそ
の子のことが大好きで、中二のときにふとした弾みで告白してしまったが、OKしてもらったことで恋人へと進化をした。
俺たちはお互い愛し合っていて、かなり糖分高めの毎日を過ごしていたが、ある日幼馴染でもあり、最愛の恋人がラブホ街をクラスメイトのイケメンと一緒に歩いているところを目撃してしまった。
俺とあいつはまだエッチはしたことがない。
だけど、あいつは俺じゃない男ともうエッチをしていたんだな……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-20 18:05:00
19522文字
会話率:17%
僕は彼女の笑顔をずっと。
最終更新:2022-06-18 02:11:38
4779文字
会話率:19%
受験を控えている何も関わらず、お笑いの道へ引きずり込もうとしてくる幼馴染の女の子対して断固としで断る主人公。しかし、幼馴染の本心は、主人公とずっと一緒にいたいという気持ちが空回りしていただけのことだった。元々幼馴染のことが好きだった主人公は
、幼馴染の『主人公のお嫁さんになりたい』という希望をすぐに受け入れ、数年後に結婚する。
ギャグ寄りのラブコメ風です。関西弁おかしかったらすみません。その際は指摘していただけるとありがたいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-10 20:16:01
5038文字
会話率:72%
ずっと一緒に居られると思っていた…
もう何十年も会えていない2人の時間を埋める様に
真夜中のラブメールだけがお互いを側に感じる事が出来る 思い出だけが2人を支えてる
どうして何十年も会えないのか?それは今後 少しづつ明らかになって行く
さぁ 今夜も君に会いに行こう……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-02 18:31:57
2840文字
会話率:0%
これは、初恋と王座と国の命運をかけた一夜の物語――。
恋と伝承の精霊ファンタジー、開幕!!
10年前、神殿にいた不思議な少年レオンと友達になる約束を交わしたアーリア。
それから、ずっと一緒にいるけれど、まったく彼が何者なのかはわからずにい
た。
そして、今年は伝説の神事が開かれることになり、神事を行う『天姫』役として従姉妹のイルマが選ばれる。
アーリアはそれが嬉しくて舞い上がっていたが、神事の日から怪しい雲行きになってくる。
神殿で出会った見知らぬ美青年が、アーリアにこう告げたのだ。
「私は君を選ぶ。君が百番目の天姫だ」
そして、アーリアは『星』と呼ばれる宝石を額に埋め込まれてしまう。
アーリアから話を聞いたレオンは、天姫は死ぬことがあると告げた……。
死を回避するために、アーリアとレオン、そして幼なじみ達が奔走する。
同時に、幼なじみをしている10年間でこじれていたレオンの想いが、動き出すのだった!
*カクヨムに載せた作品の修正版となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-01 18:00:00
98394文字
会話率:36%
ずっと一緒に居たい
毎日呟いていた何気ない言葉が叶ってしまった!?
愛犬は聖獣で崇められてるし、母はなんか何でも出来ちゃうチートに??
あれ、私は??何か私にもカッコいい能力下さ~い!
異世界でのんびり過ごしたり冒険したり、そんな毎日あっ
たらいいな~な物語を書いていきたいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-30 20:41:11
1352文字
会話率:15%
「大っ嫌いだ!」
そう言ったのは、私の幼馴染。生まれたときから一緒の、一つ上のお兄さん。
私は彼のことが大好きだった。生まれたときから一緒で、これからもずっと一緒にいられるのだと、そう思っていた。
だけど大嫌いだと言った次の日、幼馴染
はいなくなった。王都にある学園に、私を置いて行ってしまった。
弁解の余地も、説得の余地も与えることなく。
そうして私の前からいなくなった幼馴染は、学園で魔王をはじめていた。
※「私の幼馴染は大馬鹿だ」の前日譚にあたりますが、こちら単品でも問題なく読めます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-19 17:46:24
6924文字
会話率:27%
とある東京の大学。卒業を控えた4年生の夏。
4年間ずっと一緒に過ごしていた「親友」深澤への想いが変化していくのを受け止めきれずにいる。
親友という、ずっと大切にしてきたものを捨てるなんて怖くてできない有原のとった行動とは?
最終更新:2022-05-17 22:51:42
2012文字
会話率:38%