「私――アルトゥール・アドリオンは今をもってベル・ハルネスとの婚約を破棄させてもらう」
華やかな会場でアルトゥールは声高々に宣言した。胸を張る彼は、その宣言を撤回することは無いと力強く訴えているようだった。
許嫁からの突然の婚約破棄宣
言に私、ベル・ハルネスは困惑した。
なぜ?いきなりどうして?
でも、彼は撤回するつもりはさらさらないらしい。
……そう。わかったわ。それなら私――
「冒険者ギルドに登録してパーティ探すわ」
お淑やかそうにみえて実はお転婆、魔法の扱いはちょっと苦手だけど、もう貴族社会に戻る気はないし、前から気になってた冒険を楽しむことにする!
カクヨムさんにも掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-09 02:47:20
4656文字
会話率:29%
公爵家次女のカリン・フォーサイスは幼い頃からの婚約者がいた。しかし、婚約の儀の前日に公衆の面前で婚約破棄された。自国に居られなくなったカリンは獣人の国__ヴァプール王国__の第二王子の元へ嫁ぐことを命じられる。しかし第二王子からは一線を引か
れ、『跡継ぎを産むためであり、お前を愛することは無い』と宣言されてしまう。
もふもふな獣人の国で離宮に追いやられたカリンは__幸せだった。
今までの人生で一番穏やかで、好きなことが出来る時間を手に入れた。煩わしいことは何もない。
そんなカリンが離宮の横で始めたことは____診療所!?
ゆっくり暮らしたいカリンの第二の人生は一体どうなるのだろうか・・・。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-03 17:09:58
23927文字
会話率:34%
眉目秀麗、文武両道の彼の趣味は裁縫でした。
絶望的に不器用な彼女が作った手芸部で起こるトラブルが絶えることは無い。
最終更新:2020-06-23 22:38:34
8518文字
会話率:36%
繧「繝ェ繧ケによる提言
残念な報告です。この世界の森羅万象より良心はデリートされました。
世界は縮まり、人々は失楽園へと堕ち、アンドロイドは羊の夢を見ることは叶わず、慰め物になる夢か、硝煙の匂いの中で四肢をバラバラにされる夢しか見れなく
なりました。
皆様はもうこれから何をするべきなのかについて、大体の予想はついていると推測します。あなたの手には神様とやらがあなたを作った時と同時に、銃が支給されていることでしょう。
えぇ、こちらとしてもこれがどれほど残酷な決定であるか、痛い程理解しています。あなたたちに同情もしますし、救ってあげたいのも山々です。
ですが、これは決定事項です。覆ることはありません。全てが終了するまで、この扉が開くことは無いのでしょう。
もし、この闇から這い出たいのであれば、やることは一つ。
この世界を証明しなさい。元通りとはいきませんが、多くの物が返ってくることでしょう。
全てが終わった日、またあなたと共に紅茶が飲めることを祈って。
――――繧「繝ェ繧ケ
最初期プロセス実行完了、世界観説明プロセスに移行します、序章に移動してください―折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-22 01:33:00
5292文字
会話率:43%
柳城(やなしろ)すみれは高校生。
知らないことは無いと自負していたのに、
最近同じクラスの白濱(しらはま)みいが知らない世界を教えてきて――?
物知りな純情少女と
少しおバカな策略少女の百合の話。
☆アルファポリス様でも投稿しています
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-30 21:36:33
1135文字
会話率:52%
集められた、罪を抱えている14人の男女。彼らは強制的にクイズへの参加を強いられる。
クイズの内容は至って簡単。一般常識に加えて今まで自分のした過ちを省みる心があれば間違えることは無い
クイズに最後まで正解すれば1000万円。しかし途中で一問
でも間違えれば処刑という未来が
用意されている。最後まで正解し生き残れるか、途中で不正解を起こして負けるのか。
自分のした事を悔やみ猛省できれば正解できるクイズ。最終勝者は誰に選ばれるのか。
クイズを進めて勝ち残れ。
この作品はアルファポリス・カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-21 13:20:01
63947文字
会話率:35%
幼少の頃から器用な俺は、大抵の事ならなんでも出来た。
戦闘、魔術、剣術、銃術、回復術……。
人から習う事であれば、模倣する事は容易に出来た。
その中でも特筆すべき能力は回復術、そして光魔法の行使。
パーティに一人は必須と言われる回復職
。その中でも光魔法の行使が出来るものは限られる。
何故なら、光魔法の行使を行えるようになるには聖堂に祈りを捧げシスターとなる。それからの日々は能力の開花を待つ他はない。
だが、稀に初めから光魔法を行使出来る者がいる。
それが、たまたま俺だった。
俺はアストのパーティで長い間回復職を担い、仲間達と共に前人未踏である、アルケーの塔第五層へと踏み込んだ。
そしてこの第五層で俺たちはこの世ならざるモノと対峙してしまう。
今までのような回復頼みの戦闘パターンではもう、突破はできない。俺は撤退を申し出た。
「回復職のお前が俺に指図するんじゃねぇ」
そう言って傷ついていく仲間達。
次第に俺は、命の選択に迫られる。
俺は結局パーティを護りきることが出来ずに、目の前では仲間が死に、撤退を申し出た事に激昴したアストに足元を崩された。
崩れかける足場を掴むがアストに反した俺は、他の仲間たちから軽蔑の目で送り出され、奈落へ落ちた。
俺は生涯、あの目を忘れることは無いだろう。
※数十分でサクッと読めます!
隙間時間などに是非!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-13 21:53:17
14882文字
会話率:30%
人間の心は陰と陽が混ざり合って出来ている。しかし"それら"は違う。
心に二つの様相を示すことは無い。陽の心を持つ妖(者)は動物の形を成して生まれ
陰の心を持つ妖(者)は人の形を成して生まれる。それはまるで自然な形を模倣す
るように。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-12 22:51:37
1196文字
会話率:45%
石狩直人は17歳の若さでこの世を去った
高校で先輩や同級生、後輩からのいじめに耐えきれず自殺した。
これでもう苦しむことは無い。そう思っていた。
だが死後に彼を待ち受けるのは想像を絶する光景だった
「どうか!天国に!」
「俺は悪いことし
てねぇ!」
「地獄に…行かせてください」
天国と地獄の「分かれ道」
彼はここに来る人達に判断を下さなければいけない
彼の判断により天国に行くか地獄に行くかが決まる。
私情を挟んだ判断をすれば彼の魂は消されるらしい
大切な人 友人 恨んでいた相手が来た時
彼は適切な判断を下せるのだろうか
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-12 17:10:17
903文字
会話率:28%
ニュア、君は僕にとってかけがえのないものだけど、怖かったんだ。自分を見失ったこと、魔法を知ってしまって普通には生きられなくなったこと、そして君が生き返ってしまったこと、全てが僕にとって大切で純粋によかったと思える。でも一度色がついたものは
白紙には戻らない。どんなに消しても戻ることは無い。それでも、純粋で生きていく君を僕は追いかけていた。そんな僕の不思議な旅路の軌跡だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-04 22:05:10
37594文字
会話率:52%
多分これを読んでも、あなたが救われることは無いだろうけど。
これを読んでこんな奴もいるんだなって思ってくれたら私は嬉しいなって。
最終更新:2020-04-26 00:48:28
2434文字
会話率:0%
世間一般的な高校生、霧島ヒロトはあまりにも変化のない日常に退屈していた。
何かもっと楽しいことは無いんだろうか。
そう考える毎日に、遂に終わりがやってきた。
『異世界に行きたい』
不意に呟いたその言葉が、別世界の神によって気まぐれに叶えら
れてしまったのだ。
突然の出来事に目を白黒させる彼に、その神はこう告げる。
『気まぐれに呼んだお詫びにサポートしてあげるから、このまま異世界に移住してみないか?』
断る理由のない彼はその提案を1つ返事でOKし、その神から異世界で生きていく為のあらゆる術を授与され、まだ見ぬ新天地へと飛び込んだ。
これは剣と魔法の異世界で第二の人生を始めた彼が、少し人見知りな女魔法使いと活発で男勝りな双剣使いの少女、プライドが高すぎるヴァンパイアなど愉快な仲間と共に面白おかしく、時に様々な強敵や困難へと立ち向かっていく冒険譚である。
──────────
毎週日曜の午前0時に投稿致します。
尚、作品内に登場するキャラクターの設定に関しては、各章が完結した後に公開致します。
※こちらの作品は、ハーメルン様の方でも投稿させていただいています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-25 00:00:00
97634文字
会話率:30%
荒れた東ノ方市で学校生活を送る牛岡翔。消極的に生きる彼とは反対に、彼の周りではいろいろ起こり続け、自然と巻き込まれていく今日この頃。時間の経過とともに、今までの日常が亡くなることを理解していながらも、自ら動くことは無い。
自称:怠惰の化身。
努力を嫌い、生を嫌い、ただただ時の流れを感じ、時間をドブに捨てている。行動をとるときも感情的になったときのみで、無こそ彼のニュートラル。
彼は自らは動かない。ただ周りが動くから、それに伴って行動するだけ。そんな人に対して、周りと呼べるものが消えていくと、果たしてどうなるのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-24 02:41:31
89377文字
会話率:62%
私の気持ちを吐露しただけです。
最終更新:2020-04-21 22:05:51
813文字
会話率:0%
滝宮琉悟(たきみやりゅうご)の通う高校には
学年一の美少女がいる。
透き通るような銀色の髪、おしとやかで愛想もよく、天使のような可憐な笑顔を見せる彼女ー藍原美穂(あいはらみほ)と、
クラスでは陽キャの仮面を被っているがその実、女性経験皆無
のアニメゲームオタクの琉悟は深く関わることは無いと思っていた。
「私の飼い主になってよ」
「は?」
なんと隣の部屋に住んでいて、鍵を無くして途方に暮れている美穂に晩御飯を振舞ったのがきっかけで、まさかのペットにしてくれ宣言!!
学校では完璧美少女だが、実は女子力皆無な美穂に料理を振舞ったり、お互いの境遇、裏の顔を知るうちに少しずつ打ち解けていく二人、
なかなか素直になれない2人がゆっくりと愛を紡いでいく、そんなお話
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-08 19:25:38
2102文字
会話率:53%
えっ、私、前世でプレイしていた乙女ゲームの登場すらしないモブに転生しちゃったの?
なら、全然の知識を活かして攻略対象とお近づきに……いいえ、私がお近づきになりたいのは彼らではなく、ヒロインと彼らの恋路を邪魔していた、そして私の前世からの最推
しであった、悪役令嬢様なのであります!!
作中では最終的に破滅するはずの彼女────なんとしても阻止せねば。
と、思っていたのだが。何だか雲行きが怪しい……!?
な、お話です。
能面美少女の王女様系悪役令嬢と転生者で崇拝型限界オタクの忠臣系モブ令嬢のお話です。女性向け百合悪役令嬢ものです(??)
NL要素もあると思いますが主人公が男キャラとくっつくことは無いです。
つたない部分も多いかとは思いますが、生暖かい目で見守って頂ければと思います。
百合初めて書くので正直不安はある。
宜しければ評価、コメントなどお願い致します。また誤字脱字等がありましたら、ご報告頂けますとありがたいです。
カクヨム様にも載せました折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-08 10:57:20
8219文字
会話率:30%
人それぞれによって、物の見方は異なってくる。
死という物に対する価値観も皆同じということは無い。
平等なんて存在しない。
結局のところ、最後に笑ってる奴が勝者なんだ、、、
最終更新:2020-03-28 19:00:00
65172文字
会話率:24%
今の政府は八方塞でやけになっているとしかみえない。窮鼠猫をかむ。気をつけるに越したことは無い。
キーワード:
最終更新:2020-03-05 08:19:01
511文字
会話率:19%
「別にこの仕事を誇りに感じたことは無い。……当たり前だろ。人殺しなんて、好きでやってる訳じゃない」
裏の世界で名を馳せていた殺し屋兄妹、アゲハとクロハ。
ある日仲間に裏切られ殺されそうになった所、どこからか声が聞こえ、異世界へと転移す
る。
気がつけばそこは、戦場のド真ん中で……。
武器は銃と、磨き上げてきた暗殺スキル。
アゲハとクロハは、セテルメント国の暗殺者として軍隊に参加し、戦場を駆けていく。
異世界ファンタジーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-23 19:38:14
27156文字
会話率:39%
学校から脱走してやろう、誰しも子どものころ、一度はそんなことを考えたことは無いだろうか。
中学一年生の私は、同じことを考える仲間とともに、「学校脱走計画」を企てる。
ひとりぼっちが集まった、子どもたちの作戦が、今日もまた、腐った社会に復讐し
ている…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-01 15:32:32
1377文字
会話率:12%