永遠の命を持つ〈英雄〉パイウォーター。彼は死に別れた恋人ルルドの思い出をひきずりながら世界をさまよい続けている。そんなパイウィーターに、かつての仲間タレクはひとつの依頼を行った。滅亡にひんしているサラゴン王国から王女ミアンを救い出して欲しい
という。ミアンはルルドの血をひいていた・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-03-02 23:21:20
21933文字
会話率:28%
慧人が最小限の犠牲で済む作戦として酸素供給装置に蓋をして敵を降参させる案を提出すると、全員一致で採用され、その作戦の指揮官にさせられてしまう。その意気に感じ、フィクサロイドのクーガー、アンヌが部下の名乗りを上げる。三人は猛烈な訓練を経たあと
、敵地であるキュワナチ丘陵に乗り込み、その水中にある酸素供給装置とパイプラインに破壊装置を取り付けることに成功。だが、敵側に発見され、三人は深度爆雷の攻撃にさらされ、ひとり慧人だけが陸に戻る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-02-29 22:50:16
40940文字
会話率:66%
知的寄生生物――ボロズドフはそれを《マーゴッド》星人と呼ぶことに抵抗を感じるようになっていた。ウィルスのような生物は、同時に複数の個体にも侵入して話をすることができた。知的寄生生物は、言語を介さず、ひとの心を読んで話すのであった。おまえたち
がなにもしないなら、われわれもまた彼らに対してなにもしない。リチャードたちは約束を守った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-02-15 15:34:36
9031文字
会話率:59%
植民惑星マーゴッドのメガロシティで大地震が起きた。一九年前、航宙母船エッグの乗組員たちが築いた大都市であった。ただちに緊急会議が開かれ、エッグの設計者リチャードが救出に向かう。二年半の飛行を終え、マーゴッドにたどり着いた一行は、そこにひとり
の負傷者もおらず、死体さえも見つからないのを知る。数日後、何万頭もの犬が平原で戯れているのを発見。その中の一頭がボロズドフに心語で話しかけてきた。エッグの船長ティプラー提督が生きており、マーゴッドには意識と名づけざるを得ない知的生命体がいるというのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-02-15 10:24:58
55457文字
会話率:50%
クリスマスだっていうのに、兄弟そろって家で寝ている。両親でさえ外出しているのに、それをしようとさえしていない。こたつにもぐりながら伸ばした手の先、そこにあるはずのみかんがない。調べてみれば、それが最後のひとつ。たかがみかん。されどみかん。無
性に食べたいが、いくら探しても見つからない。あきらめきれずに時間は過ぎる。姉と話せば疲れるばかり。クリスマスなんてこんなものか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-02-22 01:05:13
15360文字
会話率:18%
枕が大流行している時代。ひとつのレンガを巡って、四人の人間の人生が交わる。
最終更新:2008-02-09 22:18:36
4555文字
会話率:18%
道栄高校に伝わる七不思議のひとつ…鬼伝説。さて、逃げ切れるのは誰でしょう?
最終更新:2008-02-07 21:58:16
3856文字
会話率:28%
「日本ダービー」競馬の祭典と言われるこのレースには十五万もの人が観戦する。その一人ひとりにドラマがあるわけで……、今回その中の二人のドラマを書いてみました。
最終更新:2008-02-03 21:43:05
2276文字
会話率:18%
若き日にお笑い芸人として生きる道を目指した二人。しかし現実は厳しく、一人は会社員としての道を、もうひとりはピン芸人としての道を歩く。ピン芸人として生きた彼の人生とは――。
最終更新:2007-01-28 00:05:02
4119文字
会話率:52%
ひとりの男の波乱万丈の人生の物語
最終更新:2008-01-31 00:08:36
2765文字
会話率:0%
連作短編。偶然の出会い、すれちがいのなかで、心通わせる5つのストーリー。決して分かり合うことなんてできないから、互いに信じ合えないからこそ、心を通わせることを大切にしたい、そんな物語です。
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最終更新:2008-01-26 10:56:17
31238文字
会話率:28%
私はある冬の夕方にひとりの少女に出逢った。この少女との出逢いが後の私の人生に及ぼすほどのことであったとはこの時には、まだ気づけていなかった。私と少女の関係とは一体なんなのだろう……
最終更新:2008-01-22 07:28:46
10870文字
会話率:36%
人と見紛う程精巧に作られたからくり人形「機人(からひと)」を治す仕事をしている少年と、一緒に住んでいる三人の機人の話。少年九櫛京一郎は、仕事先で出会った機人「里黄」から里黄の住んでいる傍の鹿縞山に居る狸の源三郎の話を耳にする。だが鹿縞山には
今は狸はおらず、かつて白銀狢という名の狸が生息していたが―折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-01-17 19:03:56
46154文字
会話率:34%
どこにもいそうな外面と失望的な心理を抱く内面を持ち合わせる女子大生の「私」、何かに朽ちてしまったように悟ってしまったような淋しげな瞳をしている「彼」、とある雨の日に出会ってしまった2人の惹かれ合う恋模様を追った物語。
最終更新:2008-01-17 18:39:29
51036文字
会話率:10%
他愛もない物に、喜びを感じられたひと昔前、今現在、つらさ、苦しみがあふれている時代、食、物があふれ帰り、何に、喜びを求めていけばいいのだろう。
キーワード:
最終更新:2008-01-14 17:14:16
891文字
会話率:0%
星ひとつ無い真っ暗な空。真夜中に月だけがそれを見ていた。
最終更新:2008-01-13 01:30:43
619文字
会話率:4%
僕はある日出口のない庭に迷い込み、そこに住む美しい婦人と仲良くなった。それから何度もその庭を通ったり、婦人と話をしたりして庭でのひと時を楽しむことが出来た。
最終更新:2008-01-12 22:02:55
7265文字
会話率:36%
何につけても並で平凡な少女、菜々実。自分を変えようと、おもいきって参加した合コンで彼女は偶然にも初恋の相手と再会するが・・・?
最終更新:2008-01-11 13:05:36
15068文字
会話率:78%
ひとりぼっちになってしまった『わたし』の物語
最終更新:2008-01-07 11:56:26
471文字
会話率:73%
日常の中の些細なセンチメンタル、切り取った過去に思いを馳せて。
最終更新:2008-01-04 07:34:59
1968文字
会話率:5%
世界には魔王が君臨し、ひとびとはその恐怖に怯えていた。そんなザザンの町にひとりの勇者が訪れ……
最終更新:2008-01-02 16:38:07
10048文字
会話率:22%
とある中学校で教師が殺害された。それも首をナイフでひと着きされたという不自然死だった。教師の担任クラス全員は犯人が誰だかを知っていた。誰一人として言うことはなかった。事件から十年の月日が経ち、今年の十二月八日に事件は時効を迎えようとしている
。事件発生時新米刑事であった三田春一は、時効間近の事件に興味を抱いた。頭の固い女性刑事浅野美和子と共に、この難事件を解き明かそうとする。果たして事件の真実とは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2007-12-31 18:45:40
10695文字
会話率:61%
僕のおじさんは、変わり者の科学者で、ひとりで辺境の星に住んでいた。ある日僕が彼を訪れると、そこには異変が起こっていて…。センチメンタルな短編。
最終更新:2007-12-30 23:53:19
1612文字
会話率:20%