一六歳の誕生日を迎えた少年、守 風和(もり ふうか)は、家のしきたりで元服の報告を神様にするために叔父が宮司をしている神社へと行くと、風和は本殿に通され、そこで神様へ報告をすることとなった。彼が報告を終えると身体が動かなくなり、そのまま意
識を失った。
そして、気が付くと、彼は神が住まう神殿へと招かれていた。そこにいた神様たちは、彼の見知った人物ばかりだったため、彼は驚きはしたが、気負うことはなく楽しい時間を神様たちと過ごしたのだった。
風和を帰す時間となり、彼を本殿へと転移させた神様だったが、神様の個人的なトラブルで間違いを起こしてしまう。彼を本殿以外のどこかへ飛ばし、見失ってしまったのだ。
その頃、風和は暗闇をさまよっていたが、光源を見つけると、その中へ飛び込んでいった。彼が出た所は見知らぬ場所だった。そして、目の前にせまる銀髪の美女。彼はよけきれずに彼女にぶつかると、意識を失ってしまった。
彼が意識を取り戻すと、その場所はファルマティスと呼ばれる世界だった。
風和は、神様の間違った転移によって、異世界へと飛ばされたのだった。
風和は、ファルマティスで自分の身を保護をしてくれたシャルティナ皇女たちと行動を共にすることとなった。そして、彼は彼女たちの騒動に巻き込まれていくのだが、真実が知れるにつれて、事は徐々におおごととなっていく。
風和とシャルティナたちは何をしでかすのか?
風和は元の世界へと戻ることは出来るのか?
◇◇◇◇◇
初投稿、初作品となります。
素人が書いた作品なので、未熟な点も多いと思いますが、温かい目で見ていただけたなら幸いです。よろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-02 18:11:17
1749594文字
会話率:32%
物事の発端は大抵突然起こる。
そうーーー彼もまた例外ではなかった。何処にでも居そうな何の変鉄もない高校生、園田帝斗はいつものように学校の屋上でスマホゲームを楽しんでいたのだ。
そんな彼はひょんな事から見知らぬ異世界『アルカディア』へ転移し
てしまう。
その世界で最初に出会った人物は銀髪の女の子。
世界の管理者だとか言うその子に告げられた彼の職業は...
ーーー『正体不明【アンノウン】』ーーー
世界の管理者である彼女にも正体がわからないその職業。
ただ一つわかっている事があるとするなら、それはこの世界に存在する能力《スキル》ならば、如何なる物であろうと扱えると言うとんでもない職業だった
そんな彼と彼を取り巻く様々な人が織り成すギャグ&たまにシリアスな冒険譚。
※物語の進行上、一部キャラクターのセリフや各種設定が変更される場合があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-23 12:26:12
30163文字
会話率:38%
鹿児島県鹿屋市を舞台にした「Boy Meets Girl」の物語
イメージ画⤵︎ ︎
https://kakuyomu.jp/users/Wolf_kk/news/16817330653426656395
日本列島の西の端、鹿児島県の
大隅半島の鹿屋(かのや)市に住む大学三年生の園田友紀(ゆき)
彼は桜島の灰に埋もれた様な、中途半端なこの街で鬱屈しつつも、一応プロサッカー選手を目指している。
しかし自身の能力に道半ばで、諦めつつあった。
さらに自らの命を投げ打って、多感な少年時代に自分を助けて、この世を去った最愛の母に活躍する姿を見せられない事も、彼の人生に深い闇を落としていた。
そんな友紀は、有り得ない場所で、自分の人生において有り得ないと思える程の、銀髪の女性『里菜』と邂逅する。
むしろ彼女の方こそ、誰にも語れぬ深い闇と隠し事を抱えていた。
元気が取り柄な姉の瑠里(るり)、不思議な力で相手を見抜く祖母の晴香(はるか)も巻き込んで、桜島の火山灰の様に、灰色だった彼と彼女の世界に、珊瑚礁の様な色が付いてゆく。
手つかずの自然が残る南国・鹿児島の大隅半島を舞台に、二人の純愛と互いに感じる不思議な力が織り交ざるラブストーリー。
田舎という閉じられた場所に、幸せを見いだせない青年と、正反対の孤独な都会から寂しさを忘れたくてやってきた女性。
昨今の若者が抱える"黒い霧"を語るのかと思いきやからの、最後の展開にちょっとだけ御期待下さい。
”ゆき”の様に白いオープンカーに乗せて、アナタの知らない鹿児島をお届けに上がります。
それぞれが流れ着いた先にある”もの”とは一体何か?
半ばの夢は果たして叶えられるのか?
※一部、実際の出来事と、フィクションが混在しております。
ご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-19 07:00:00
39928文字
会話率:42%
「産まれる時代を間違えたねぇ」
「戦国時代に産まれ直して来たらどうだい?」
いつも祖母からそんな不謹慎な評価を貰っている主人公、結城謙信。
彼は高校一年にして剣術、槍術、弓術、さらには体術まで使いこなす武の天才であった。
産まれる時代を間
違えたと言われているが、謙信は大好きな武術を極められればそれで良いので、特に気にしていない。
むしろ平和な世の中に産まれて良かったと思っている。
さらなる研鑽を積んで、ゆくゆくは祖母の道場を継ぐのが謙信の夢である。
(全国の武術の達人、特に好きな剣や槍の達人と戦えれば尚良し)
そんなほぼ毎日武術生活を送っているある日のこと。
謙信が通ってる学園にて、自分の教室に向かってる最中に銀髪の美少女……宮沢麗那が階段の上から転がり落ちそうになったところを、祖母に鍛え上げられた運動神経と体術を駆使して、お互い怪我することなく助けたことで謙信の生活に新たな彩りが加わり始めて―――
いつも気だるげで、髪を背中の真ん中まで伸ばしている、運動神経が化け物な陰キャ男子高校生と。
母と母方の親族の影響で侍と忍者が大好きなロシア人ハーフの銀髪美少女が織り成す、青春ラブコメディ!
こんな人にオススメ。
・ヒロインを守れる強い主人公が好きな人。
・侍や忍者の殺陣などが好きな人。
・突然、可愛い銀髪美少女にグイグイ来られたい人。
・銀髪に限らず、美少女に胃袋を掴まれたい人。
※R15は保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-07 14:14:18
13299文字
会話率:38%
ネオンに彩られた夜の街で、暗がりの裏路地で、ボロボロな少女と銀髪の青年が出会う。
青年は、少女に力を与える。
「いつの日か、君がかの王に打ち勝てるように――」
少女は知らない。ただ、自分を救ってくれた彼に付いて行く。
例え
、自分が利用価値のあるただの道具であっても――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-29 21:28:10
1371文字
会話率:23%
遥か上空に浮かぶ天空城。その城にある広間の中央に設置された台座には、一本の剣が突き立てられていた。
剣には魔王を倒すとする力が秘められており、当然の如くそれを欲せんと様々な者達が挑んでいった。
しかし、そんな挑みし者達のなかで剣を手
にした者は誰もいなかった。何故なら、剣には剣を守るための守人が存在するからだ!
守人は頭に一本の角を生やした銀髪の少女。剣を守るためにあらゆる挑みし者達を滅ぼす存在。
そう……これは剣を守りし守人と、それに挑みし者達の果てしない戦いの物語となる!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-29 19:56:39
115224文字
会話率:55%
決して老いることがなく、決して死ぬことのない存在、魔女。ある日、『銀髪の魔女』に故郷を滅ぼされたエイラ・ベルシュタットは、謂れもない罪で大罪人となり投獄されてしまう。
そんなエイラの元を訪ねたのは、アル・クォーズと名乗る魔女だった。『魔女
を一人残らず殺す』という目的を持つアルと、『銀髪の魔女に復讐をする』という目的を持つエイラ。二人はそれぞれの目的のため、主人と従者という関係になる。
ベルシュタットの血に宿る特別な力、魔女殺しを願うアルの目的。そして、魔女とは一体何なのか。魔女と『魔女殺し』、天敵である二人の行き着く先とは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-27 21:09:40
6280文字
会話率:49%
聖女が不在の期間、代わりに大規模な結界を張り続けた魔術師カイト。彼は王太子お気に入りの公爵令嬢が次期聖女に内定すると、アラサー男が代理を務めていたのは外聞が悪いとして功績をなかったことにされ、闇魔法以外が使えなくなる呪いをかけられてしまう
。
しかも、もう一人の聖女候補を召喚する際、誤って竜が呼び出されると、皆がカイトに後始末を押し付け、彼を竜といっしょに国外へ放逐しようとする。
だが、その竜こそが実は本物の聖女だった。彼女は政治利用されることを嫌って正体を隠していたのだ。
カイトは聖女を守るためあえて追放処分を受け入れ、森の奥で薬師として二人で暮らすことに。
ただ、ひっそりと目立たないようにするつもりだったのだが、実は闇魔法は使い方次第でチート級の性能を発揮するものだった。
そのおかげで薬屋は大繁盛。カイト自身も近隣の冒険者たちから頼りにされ、時にはダンジョンに足を運んで彼らに代わって無双することも。
とはいえ、帰宅すれば銀髪の可愛い奥さん(仮)が迎えてくれる新生活。これも案外悪くない。
そんな中、数十年に一度の魔獣の大発生により、結界が破られたとの報せが届く。
「……いや、俺に助けを求められても困るんだが。闇魔法しか使えないんだから。それより結界外の皆を守る方が先だろうが」
※完結に伴い、タイトルを変更しました。(旧題:『聖女が見つかったから用済みと追放された宮廷魔術師、かけられた呪い【闇属性】を逆手に取って成り上がる』)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-25 12:57:55
80293文字
会話率:33%
アラフォーの誕生日を一人で祝っていた主人公は、目を覚ますと熱砂の大地で一人さみしく泣いていた(赤ん坊)。
巨大なドラゴン――竜様に拾われて、銀髪のニーノ、黒髪のジュスタに加え、三人目の付き人エーヴェとして、竜の座に迎えられる。
竜の
付き人の仕事は、竜様のお側にいること。しかし、ただの人間では、通常モードの竜様の側にいるだけで死にかける。
エーヴェは通常モード竜様の飛ぶ姿や、戦闘モード竜様の火を噴く姿を見るために、まずは食べて、寝て、竜様と遊んで、訓練して、成長すると決意した。
世界は広く、他にもドラゴンがいるらしい。やがて、竜様と冒険する日を夢見て……。
寛容な竜様と二人の付き人に育てられる、異世界転生日常推し活ストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-15 18:00:00
680283文字
会話率:41%
墨色の龍にまたがる地図師の少女と銀髪の巫女が天災から人々を救う、アルティメット百合もどきストーリー!
最終更新:2023-08-03 18:01:21
5093文字
会話率:41%
人類の2%が超能力者であり、“特区”でヒーローやヴィランとして企業の支援を受けながら争う社会。和毛京太郎は就活のさなかヒーローバトルに巻き込まれて重症を負う。
そんな彼を助けたのは、悪の秘密結社∀NEの女幹部である鉄血将軍オルディーネだった
。
京太郎は∀NEの高度な医療によって一命を取り留めるが、機密保持のため記憶消去を受け、就職活動もまた振り出しに戻ってしまう。
だが目が覚めて途方に暮れる彼の元に折手と名乗る銀髪の美しい女性が現れる。彼女は呆然とする京太郎に微笑みかけ、悪の組織の研究員に勧誘するのだった。
悪の組織の下っ端研究員に就職した青年は、ちびっ子博士やコミュ障上司に囲まれながら、忙しくも楽しい職場を奔走する!
毎日07時05分に投稿。カクヨムにも同時掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-01 07:06:25
141198文字
会話率:50%
《ハピエンの爆発恋愛》悪役令嬢も婚約破棄も出てきませんが、ヒロインがとにかく爆破させていきます
※ ※ ※
突然空から振ってきた黒竜に焼かれたムーンシュタイナー領。領主の娘マーリカ(16)が覚えたての水魔法を使い鎮火させたところ、黒竜に
反応し魔力が暴走。領地は魔魚が泳ぎまくる湖へと変貌してしまった。
ただでさえ貧乏な領。このままでは年末に国に納税できず、領地を没収されてしまうかもしれない。領地や領民を愛すマーリカは、大量発生している魔魚を使った金策を考えることにする。
マーリカの研究につき合わされることになったのは、冷たい印象を与える銀髪の美青年で超優秀な謎の従者、キラだ。キラは口と態度は悪いが、マーリカは全面の信頼を寄せている。やがて二人は強力な魔弾【マグナム】を作り出すと、重要な資金源になっていく。
以前からマーリカを狙っている隣領の口ひげ令息がちょっかいを出してくるが、基本ムーンシュタイナー卿と従者のキラに妨害されていた。そこに隣国からきたサイファという褐色の肌の青年も加わり、領地は復興の道へ。
過去の出来事や各国の思惑が徐々に明らかになるにつれ、黒竜墜落の原因が次第に明らかになっていく。
領地復興と共に育まれる愛の行方や如何に。
※アルファ、カクヨムで完結済です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-31 12:03:10
236261文字
会話率:43%
盗賊なのに『スティール』さえまともに使えないアイク。そんなアイクはギルドから馬鹿にされており、ついにはパーティ仲間に裏切られてダンジョンの最下層に置いていかれる。
そこで、銀色のドラゴンと対峙した際、アイクは自身の唯一のスキルである『ス
ティール』を使う。当然、失敗する『スティール』。しかし、数度目の『スティール』を使ったとき、間の前には銀髪のロリっ子が現れた。
「このチート能力野郎が! 返せ、私のスキルを返せ~!」
どうやら、俺は彼女の『竜化』のスキルを奪ってしまったらしい。
え? 俺の『スティール』は何も奪えないものだったんじゃないのか?
無能と呼ばれて続けた俺の『スティール』はどうやら、相手の物じゃなくて、『スキル』を奪うものだったらしいです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-26 20:07:26
92877文字
会話率:49%
伯爵令嬢リリルフィア。十歳で大人びたその少女は父からの愛を一身に受けて、小さな領地で暮らしていた。領内の茶会では容姿の可憐さで他の夫人や子供たちを魅了し、父に付いて領内を視察に行けば聡明さに領民が感嘆の息を吐く。当のリリルフィアはそれらに対
して笑顔で応え、そして影で幼さに似合わない溜息を吐いた。
「ああ…あの子はやっぱり小説に出てくる主人公だわ…」
リリルフィア・テングレム・ハルバーティア
彼女は地球の日本で1度、別の人間としての生を終えていた。
日本で趣味にしていた読書で読んだ一冊の本。
どこにでもあるような物語と記憶していたその小説で登場する名称の数々を、2度目の生を過ごすことになった彼女は幾度となく耳にしたのだ。
大陸の名称、国名、地名、口にする料理の名前、最たる証拠としては、リリルフィアの父である伯爵の名前が小説では登場人物の父として書かれていた。
主人公が旅する過程で訪れる、小さな領地の領主として。
圧倒的モブな立ち位置であることを確認したリリルフィアは、そのまま平凡に生活することを念頭に過ごしていた。しかしある日、リリルフィアの前に傷だらけでぶっ倒れる銀髪の青年を目にした彼女は平凡な生活を望むなら絶対にしない行動に出た。
青年を介抱し、父に青年が自由に行動できるまで邸宅に置いてくれるよう頼んだのだ。
リリルフィアは平凡な生活を棒に振ってでも青年を見捨てることはできなかった。
何故ならリリルフィアは青年の事を知っていたから。
「主人公に会うまで過酷な労働生活の上、主人公の想い人に冤罪を着せられるのに、解決しても対して詫びられもせずに戦地で死ぬなんて、あんまりだわ!!」
ハッピーエンド主義の転生令嬢は、悲劇のヒーローを救いたかったのである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-23 10:00:00
1019571文字
会話率:39%
牧野彰吾は二日酔いの頭痛に悩まされながら目を覚ますと、自分の部屋とは似てもつかない見知らぬ場所に居た事に気付く。荒廃した部屋であり、何故か自分は機械の身体となっていた。
夢か現実か状況が掴めないまま、突然、銀髪の少女エリナが拳銃を手にしなが
ら壁を突き破って部屋に転がり込んでくる。その後を追うように少女と敵対する自分と似た機械人形。彰吾はエリナと目が合うと、突如として銃口を向けられる羽目となる。
敵対心が剝き出しなエリナと臨時の休戦協定を結び、現在の場所である工場『ファクトリー』から脱出を目指す事となる。お互いに共闘しながら脱出に成功後、どこへ行く当てもない彰吾はエリナへ自分の有用性を説明し、彼女へ連れて行って貰い要塞都市ウィンストンへ到着する。
そこで『PMC』と『コントラクター』の存在と役割を知り、エリナが所属するPMC『クライン民間軍事会社』へ所属する事となる。
傷を癒して新たに依頼を受けたエリナは、山岳地帯での不審な動きをする機械人形を追う事となる。
機械人形を憎しみ破壊する少女と、訳も分からず機械人形の身体になってしまった男性。
不器用ながらも結びつく2人の運命が織りなすSFガンアクション。
を目指しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-17 02:54:23
68423文字
会話率:40%
〈円卓会議〉が設立され、〈大災害〉から半年が経った秋のある日、アキバで小さな事件が起きる。これこそが、〈ホネスティ〉の副官シゲルの運命を選択させるとは思いも知らずに……。
盗人少年ヴォルトと、銀髪の武士シゲルの短く切ない『立て直し』が、今ま
さに始まろうとしていた。
※ この作品は、橙乃ままれ先生の著作『ログ・ホライズン』の設定や世界観を基にした二次創作です。
※ 各一話ごと、5000文字以上10000文字以下を目指しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-10 23:13:14
43641文字
会話率:65%
無謀の人バンジィは寂れた農村にて、獣の生き方を熱心に支持する親から強度に偏った思想の教育を受けたことで、常識知らずの野蛮人として育った。
しかしそんなある日、村落はモンスターに襲われ、バンジィを一人残して家族は全滅し、彼は衝動的に放浪の旅
に出た。戦うことしか出来ぬ彼は略奪で糊口を凌ぎ、モンスターと仕合うことが生業となった。
ついに彼の野生の行動は隠しきれずに国に逐われるお尋ね者となり、森に潜伏中の邪教"ピーリアス"の信者、メール・ティ・エール、愛称メルティと出会った。
彼女は邪悪で悪知恵の働く、欲望に忠実な、褐色肌で銀髪の、笹の葉の形をした耳をした美しい妖精、ダークエルフであった。
そしてついに帝国軍による邪教徒掃討作戦が実行され、森が焼き討ちされた。
大陸全土を支配した帝国から身を置く場所の無いふたりは、無謀にも邪悪で物を知らずかつ堪え性の無いにも拘わらず、自惚れと蛮勇を持って、知識と忍耐が必要な、帝国の法が及ばない、神の法が支配する教皇領に潜入し、帝国への逆襲に繋がる宗教革命計画を決行するのであった。
果たして彼らは異端として出世間で生き抜くことができるのか、また帝国への復讐を果たすことができるのか、乞うご期待。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-05 08:46:07
9495文字
会話率:19%
願い事を一つだけ叶えられるとするならば、一体何を願うだろうか?
冴えない高校生の長嶺タカシは、スマートフォンが買えなくて困っていた。そんなある時、ハイテクそうな中古のスマホを露店で見つけて購入すると聞いた事のないアプリが入っている事に気づ
く。
気になったタカシはアプリを起動すると、見た事もない銀髪の可愛い女の子が現れると微笑んで言った。
『なんでも願いを一つだけ叶えてあげます』
思わぬ出来事に動揺するも、タカシはその答えを持っているのだった……。
ーーーーーーーーーーーーーーー
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-04 17:42:49
61768文字
会話率:71%
小さい頃に助けてくれた銀髪の美しい青年に、主人公で、魔法使い見習いの少女は、恋をした。
初恋。
助けてもらった時から時を重ね、成長しても、忘れられない、初恋の君。
最終試験で、人間界へ修行の旅に出たリンは、使い魔の雪(セツ)と共
に、人の神秘を集めるため、お店を開く。
小さな小さな可愛らしい、パン屋。
大好きなパンを毎日作りながら、お客さんを待って、人の神秘を集めようと日々待っているのだが、場所が悪いのか、人が全然来ない。
そんな日々が続いて、ある日、突然、白猫が行方不明というお婆ちゃんが、たまたま、お店に訪れた。話をしているうちに、白猫を探すことになったリンは、思いかけず、想い人の香りを嗅ぐことになる。
懐かしさに酔いしれながら、リンは、もしかしたら、初恋の君が近くにいるのかもしれない、という希望を持って、白猫を探しながら、初恋の君を探し始める。
ちょっとドジなリンを、しっかり者の雪が助け、互いに助け合いながら、魔法使い見習いの、探偵ごっこが始まった。
果たして、無事、白猫と初恋の君は見つけられるのだろうか。そして、人の神秘集めは、忘れずに、修行もできるのだろうか。
そんなまだ未熟な二人の織りなすストーリー。
そして、彼の忘れ物を届ける日を夢見て、初恋に焦がれる、少女の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-02 23:48:03
109696文字
会話率:55%
異世界闘士が掲げる公約!
1.チートや能力は使いません(敵は使います)
2.女神から祝福は貰いません(そもそも見捨てられました)
3.ハーレム用の奴隷人形なんて出しません(それぞれ決まった相手は出ます)
4.くどいくらいアクション描写は長
く書きます(胸焼けするくらい書きます)
5.その代わり、現世で鍛えた肉体と、研ぎ澄ました技で、異世界に挑みます!!
ーーそうだ、チートや異能力なんか無くたって、人間はここまでやれるのだ。
神山真奈都は幼少の頃からムエタイを習い、高校生ながらキックボクシングのプロライセンスを取得した、プロのキックボクサー。デビュー戦が組まれる前に彼は、光に包まれ見知らぬ大地に漂流する。
その先で『劣性召喚者』の烙印を押されて奴隷にされるものの、鍛え上げた肉体の良さから拳奴となった。
劣性召喚者、この世界に召喚されながら職業たる『クラス』も異能たる『スキル』にも目覚めなかった役立たずの烙印。それがどうしたと、己の鍛え上げた肉体と体得したムエタイで、神山は立ち塞がる敵を倒し、二カ月で金を稼ぎ、拳奴から解放される。
その後、行く宛が無い真奈都を拾ったのは、銀髪の没落貴族令嬢、マリス・メッツァー。彼女は自分の闘士として契約すれば、さらなる強者との対決を組むと誘い、真奈都は彼女の契約闘士となるのだった。
マリスは殺された父の死を探るため、追い出された内地に戻る為に、年一度開かれる闘士達の大会『展覧試合』に出場する為の闘士を探していたのだった。
『展覧試合』に優勝すれば、爵位を取り戻し再び内地に戻れ、父殺しの犯人を探し出せる。それを知らず真奈都は、ただ強き相手との戦いを渇望する。
しかし、展覧試合に出る為、残り3人の闘士を探さねばならないマリスは、真奈都と同じ、劣性召喚者として烙印を刻まれながら、その五体と技で異世界を生き抜く『格闘家』『武道家』を探す為に奔走する。
待ち構えるは、『加護』と『異能』を与えられた、優性召喚者。対するは、加護も異能も無いが、現世で五体と技に磨きを掛けた、劣性召喚者。
異世界という逃げ場無しのリング、劣性召喚者の烙印を刻まれた現世の強者達の、誇りを賭けた戦いが、今始まる。
ただ……むさ苦しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-28 01:07:25
833456文字
会話率:50%