ごく普通の会社員平川静一には『緊縛』という倒錯的な趣味があった。
元恋人にコレクションを全て捨てられた静一は、ある日黒い肌襦袢を身に纏った男性が緋色の縄に縛られていく配信のアーカイブを見つける。一目で心を奪われて他の動画を探したが、残
っていたのはその一件だけだった。
それでも諦めきれず検索が日課になった日々のなか、勤め先で黒縁眼鏡をかけた美貌の男性社員、高山円と出会った。
※更新はおそらく隔週くらいの頻度になる予定です。
※アルファポリス、カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-13 21:01:46
44737文字
会話率:51%
(空色杯500文字以上の部応募作品ー5000字以内)
(第十五回お題:白露×スカイグレー)
―――9月中旬、台風が迫る街で、一つの恋が始まり、そして終わろうとしていた。
―――今晩は台風が来るかもしれないって、桜井君は帰らないの
?
窓ガラスの外には灰色に染まった空が広がっている。
それは桜井海人にとって”いつもの空の姿だった”
『登場人物紹介』
桜井海人《さくらいかいと》
色覚異常を持った視覚障がい者で、中でも珍しい|全色盲《ぜんしきもう》を患っている。
直射日光などの眩しい光に目が弱いためサングラスのような遮光眼鏡を着けている。これにより信号の変化などコントラストがはっきり分かりやすくなる。
美術部に所属しており、同じく美術部員の深愛と親交がある。
深愛の想いに気付かぬまま、美雪の優しさに惹かれていく。
人並み以下しか絵は描けないが、遅くまで部室に残る。そして気付いた時には部長に指名されている。
内向きな性格で才能あふれる深愛に嫉妬している。
能登深愛《のとみあ》
物静かで口数の少ないミステリアスな少女。
人付き合いが苦手で美雪に対しても心を開かない。
唯一、美術部で遅くまで残って描き続ける海人に密かな好意を抱いている。
甘いものが大好き、特にアイスクリームが好き。
プロ並みのデッサン力と表現力を持ち合せていて、デジタルでもその実力は変わらない。
前田吾郎《まえだごろう》
海人とは小中学校の頃からの友人。
だが、高校生になってから人が変わったように勉学にもスポーツにも打ち込むようになり、海人と遊ばなくなっている。
近本美雪《ちかもとみゆき》
海人や深愛と同じクラスの委員長で面倒見が良い明るい女性。
栗色のロングヘアーが特徴。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-12 21:40:48
4997文字
会話率:35%
遠見久良《とおみ・くろう》。
彼は眼鏡女子を尊ぶ、ゲーム好きだけが取り柄の、冴えない高校一年の眼鏡男子である。
青藍高校に入学した彼の隣の席の女子、近間海笑瑠《ちかま・みえる》は、彼からすると珍しく感じる、クラスでも人気の眼鏡ギャルだった
。
とはいえ、陰キャで友達もいない久良にとって、彼女と大した接点など生まれないと思っていたのだが。
ある日、久良は学校でバイトが禁止されているにも関わらず、ファーストフード店で働く海笑瑠にばったり出くわしてしまう。
後日、彼女にその事をみんなに黙っていてほしいと懇願された久良は、ひとつなら何でも言う事を聞くという彼女に、眼鏡女子好き故のある不満を話そうとしたのだが。結果として海笑瑠もまた、眼鏡男子好きの同類だったと知る事になる。
意外な共通点から、海笑瑠の提案で友達となった二人。
とはいえ、人気者のギャルらしい積極さを見せる陽キャの海笑瑠に対し、初めてまともに友達ができた陰キャの久良。
そのギャップ故に、海笑瑠に振り回される久良だったが、そんな中でも少しずつ彼女の魅力や優しさを感じ、心惹かれていくのだが……。
特別な友達という関係と、海笑瑠という人気者相手ゆえに感じ始める葛藤。
そんな中にあっても、時に近づき、時に離れながら。二人の心の距離は変わっていく──。
どこか優しい対照的な二人。
眼鏡だからこその楽しみや葛藤もある、彼等の案外ピュアなラブコメを是非お楽しみください!
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カクヨム、ノベルアッププラスでも連載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-12 20:20:00
346901文字
会話率:39%
宇宙はなぜ生まれたか?
人間とは何なのか?
人生の意味とは?
何も知らないまま盲目的に生きるのはもう止めて、眼鏡で巨乳な神様に答えを聞いてみよう
最終更新:2024-09-10 17:29:29
26724文字
会話率:37%
大学の同級生の眼鏡をうっかり壊してしまったせいで、一緒に帰ることになった話。
最終更新:2024-09-07 15:20:00
2583文字
会話率:45%
魔力なしの私には、魔法が効かない。
そして当然だけど魔法は使えない。
それなのに彼は、木陰からコソコソと魔法をかけてくる。
どういうつもりだろう。
それよりも、この本の続きが気になるなー。
ドギマギする二人が、急接近するお話。
恋愛
モノ3作目ぐらいです。(たぶん)
アドバイスコメント、お待ちしてますー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-07 06:40:00
4388文字
会話率:29%
午前二時過ぎ、マンションに大音量で鳴り響く、火災警報の音。
眼鏡も忘れ、着の身着のまま、あわてて避難した私は、入口のガラス扉に思いきり激突。
倒れこんだ私を助けてくれたのは、方言を話す、背の高い、シャンプーのいい匂いがする青年。
顔は見えな
かったけど、手がかりをもとに探しだすと……。
エブリスタに掲載中の作品を手直ししたものです。
ぜひ読んでください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-03 22:22:30
15390文字
会話率:35%
家が近く、小さいころから一緒に居た幼馴染。中学校の時から付き合っていたが、高校に入ると釣り合わないと振られてしまった。
そんな傷心中の俺に話しかけてきた美女。その美女はクラスの暗い女子と同一人物だそうで!?
振られた男の子がカッコいい系の美
女と学生生活を送る物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-03 07:00:00
79694文字
会話率:52%
『選べ』、生まれてすぐに神子として神殿に引き取られ、外の世界に触れたことのなかったシルフィーリは、故国を滅ぼした皇帝にそう告げられた。皇帝が君臨するこの場にいる人間の中から、結婚をしていなくて婚約者もいない人間を選ぶことが出来たのなら、シル
フィーリは生き残ることが出来る。大勢の人の中からシルフィーリが選んだのは、皇帝のすぐ傍にいた青年だった。
腹黒眼鏡(24歳)× 訳あり神子(10歳)の年の差婚約者の溺愛成長録。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-02 00:39:40
20643文字
会話率:52%
作品を全くの曇りなき眼で見られる人って、どのくらいいるのだろう(いやいない)
※二次創作について触れたエッセイなので、苦手なかたはご注意ください。
※「カクヨム」にも投稿しています。
最終更新:2024-08-31 13:07:16
3228文字
会話率:0%
2040年、近未来の日本は『魔獣』と呼ばれる謎の怪物が各地で跋扈していた。
ストレスをためこんだ人間が、額に水晶を埋め込んだ異形『魔獣』と化し、暴走してはあらゆる災害を引き起こす。
魔獣の大量発生により国は荒れ、混乱に陥っていた。
そこで
政府は『地域守備局』と呼ばれる超法規的組織を設立。魔獣を撃退可能な血を持つ人間を集め、魔獣討伐に乗り出していた――
巴由自はそんな『地域守備局心療課』に配属されたばかりの16歳。
配属と同時に『神器』を持たされ、くる日も戦闘に励んでいた巴。その同期には少々冴えない眼鏡男子・八重瀬真言がいた。
気は優しく聡明ではあったものの、神器である大剣をうまく扱えず、課ではほぼお荷物扱いの八重瀬。
そんな彼を、巴は常日頃から馬鹿にしがちだった。
だが、とある島の魔獣情報が飛び込んできたことで、彼らの運命は大きく動き始める。
奄美諸島近辺に位置するその島の名は『白龍島』。
500年以上も前に強大な魔獣『晶龍』が暴れ、幾多の犠牲を払った末に封印された曰くつきの島。何故か現代まで存在が隠匿されていた島である。
2040年の今になって晶龍が覚醒し、島民から『人柱』を奪い島を実質支配しているとの情報から、巴と八重瀬は島へ乗り込んでいく。
だが二人が島で目にしたものは、朴訥とした島民たちの、昔ながらののどかな生活だった。
現代のストレスとは無縁で、これといった災害もなく、資源豊かな島でのんびりと暮らす人々。そして何故か彼らは、魔獣であるはずの晶龍を心から信奉していた。
そんな彼らに、巴と八重瀬は少しずつ違和感を抱いていく。
調査を進めていくうちに二人は、島の中心部たる「晶龍の祭殿」に、人柱たる少女が捧げられていることを突き止める。
やがてそんな二人を導くかのように姿を現す、銀の龍。
何故か龍に対して異様な反応を見せる八重瀬と、その神器。
そして龍の力と人柱の少女を巡り、激しい戦いの火ぶたが切られ――!?
島民に崇められる龍神の謎とは。
時代に取り残された島の未来は。
血みどろの戦いの果てに、巴と八重瀬は何を見る?
※本作は「カクヨム」にも投稿予定です。
※「こちら地域守備局メンタルケア課~配属されたばかりですが、結構可愛いスーツの眼鏡君が大剣担いで戦ってました~」の前日譚にあたる物語ですが、単体でお読みいただいても全く問題ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-30 22:07:22
143528文字
会話率:17%
私、人見キラメは眼鏡男子が好きだ。
私自身は眼鏡をかけていない。それでも眼鏡男子が好きだ。
もうそろそろ三十路が見えてる独身OLであるが、眼鏡キャラには目がない。
そんな私は、眼鏡をかけていないけどちょっとイケメンの各務(かがみ)ヒカルと、
友達以上恋人未満の間柄。
今日も私はヒカルに自分の眼鏡推しを語っていたが、その時ヒカルは――?!
※高取和生さま企画「眼鏡ラブ企画」参加作品です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-20 19:36:18
9026文字
会話率:21%
ただの平凡な会社員。そんな俺が、勇者に?
一緒に呼び出された眼鏡委員長と共に、一目惚れした女神様と行く異世界の旅。ハッピーエンドを目指して頑張るしかねえ!目指せ魔王討伐アーンドゴールっイン!
二人の勇者と、一人の女神の物語。真面目堅物委
員長の魔術師系勇者、永夜千雨。勇者の為の女神、ノエリア。そして三十路手前の会社員、山城星也。どこかズレた…否、一点が何処かにズレまくった三人組のドタバタ魔王討伐劇が始まる折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-30 00:00:00
8402文字
会話率:54%
名門男子校である武刀高校に進学した安河内大雅は、入学式で全校生徒が男の娘化していた事実に衝撃を受ける。大雅は中学時代からの友人である矢神天満、インテリヤンキーの御手洗光輝、剣道少年の剣崎真鞘、オタク気質な眼鏡少年の首藤一樹らと共に《男子部
》を結成し、男子校が男の娘校になってしまった原因を探っていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-28 14:00:00
133296文字
会話率:55%
ファンタジー世界に転生し、自分はきっと悪役令嬢だと思い込んだ少女。王子に婚約破棄を叫ばれた彼女を庇うように出てきたのは、密かに想いを寄せる、銀髪で糸目で色眼鏡をかけた辺境伯の令息だった。微笑みながら物腰柔らかな口調で王子と相対する彼は、その
見目から謀略家の噂を立てられているが、彼女はそうではないことを知っている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-24 15:56:37
3907文字
会話率:54%
奏千速(かなでちはや)、大学一年生。学校では目立たず平穏をモットーに過ごす一九歳だ。陰キャだとかオタクだとかいじられながらも健気に大学に通い生きている。そんな俺の楽しみであり生き甲斐は、大好きなアイドル雪野こはる。彼女に会う為に、俺は精一杯
のお洒落をしてライブへと向かう。慣れないコンタクトを入れて、髪の毛をセットして、俺はライブへと向かうのだ。きっと大学の奴らは俺だとわからないだろう。
その日のライブは、今までにないくらい良い席で俺は興奮していた。
ライブが進む中、推しの足元が輝き始める。演出かと思ったが、推しの様子がおかしい。
思わずステージに上がり推しに手を伸ばして、気づいたら。
見知らぬ世界に、推しのアイドルと一緒に飛ばされていた。
使い捨てコンタクトレンズをしていた俺は、替えもなく眼鏡も一緒に異世界には来なかったからほぼ見えない。それでも絶対彼女と元の世界に帰る!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-24 01:25:13
11930文字
会話率:46%
轟木高校文芸部は部員全員が3年生。部長の鑪麗華以外は幽霊部員、このままでは廃部……という危機にあって突如現れた新入部員・田畑悠大。
しかし、1年の田畑は鑪に一目惚れしただけの、創作活動には一切興味のない男だった。
部長の鑪はそんな田畑
にお題を出し、強引に文芸部活動をさせようと試みるが……
☆部長:3年 鑪 麗華(たたら れいか)
クールビューティと名高い、轟木高校きっての才女。スポーツと人付き合いが苦手。
☆部員:1年 田畑 悠大(たばた ゆうだい)
麗華に一目惚れして文芸部に入部。
文芸には一切興味がない。
※Twitterで募集したお題を消費するための小話集です。
※不定期更新。
※ネタは随時募集中。活動報告、Twitterなどで募集します。
全て採用するとは限りません。気が向いたら書きます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-19 00:06:24
9821文字
会話率:48%
初恋の彼は今や親友の彼氏……。
諦め切れてない気持ちもあるけれど、一番は、周囲にこれと言って心惹かれる男子がいないことなんだよね。
仲間4人のうち、2人が付き合ってて、あぶれているのは私と、キノコカット眼鏡の芝山哲弥だけなんて。
あのダサダ
サ哲弥じゃ、友達から上の存在にはならないよね。
全然キュンとしないんだもん……。
※レグルノーラの悪魔〜滅びゆく裏の世界と不遇の救世主〜(https://ncode.syosetu.com/n7316bp/)後日談短編
※本編読まずともお楽しみいただける内容です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-25 20:27:26
5787文字
会話率:45%
政略結婚することになった子爵令嬢のミア・カーターは憂鬱だった。だって結婚相手の伯爵、ヒューゴ・ナイルブルーの見た目がぐるぐる牛乳瓶眼鏡のコミュ障オタクだったから。しかもヒューゴは、ミアの顔を見るとなぜか、しくしく泣くのだった。こんなうじうじ
キノコの旦那様嫌だ!!と腹が立ったけれど、牛乳瓶眼鏡を取った伯爵の素顔を見て、更に腹が立つのだった。だって眼鏡を取ったら美青年だなんて!勿体ない!
彼の過去と謎の女性、サラフィーヌとは一体?ミアの結婚はどうなるのか!?
ハッピーエンドのラブコメです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-17 13:00:42
11468文字
会話率:42%
ボクは、アニオタで幼馴染は猫が大好きです。まぁ、ボクは…眼鏡の小太りだし…兄貴はイケメンだし…
そんなボクたちがこれからどうなるのでしょう?
こちらの作品は、カクヨムさまにも掲載中です。
最終更新:2024-08-17 06:13:05
16660文字
会話率:21%
グレースは撃ち抜かれた。
そして、叫んだ。
『獣耳に羽根に眼鏡に龍の尻尾におまけにツインテールの魔法少女騎士兼鑑定士令嬢なんて、ダメ、絶対』と……
※主人公は、一話目にして令嬢ではなくなります。
最終更新:2024-08-14 17:49:05
41219文字
会話率:44%
キラキラとJK生活を満喫する石田桃子は、同じクラスになったJKに興味があった。自身のキラキラとは対照的なジトジトな陰キャである彼女のあだ名は《地味子》である。
理由は、真っ黒で腰まである髪を三つ編みにして、黒縁フレームの眼鏡にひざ丈
も長いスカートで暇さえあれば本をずっと読んでいるといった、さながら昭和を醸し出すほどに、クラスでも浮いてしまっていたからだ。
二学期の席替えで地味子は一番後ろの窓側席となり自身も一番後ろの彼女の真横に変わる。JKデビューである桃子にとって地味子の存在は昔の自身を鏡で見ているかのようで辛いものだった。
同じキラキラJKの友人たちと根を上げる中で、テスト期間前の発散と街へと繰り出した桃子は地味子と出会う。見間違いと思うようなキラキラな彼女に息を飲むと胸がバクバクと高鳴り出し、地味子を意識してしまうようになってしまった桃子は困惑するも意を決して話しかけるのだがーー…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-10 11:34:43
6474文字
会話率:28%
自分のことが嫌いな風見春陽(かざみ はるひ)は高校2年になった。
黒髪で目元まで隠れた長い前髪に、黒縁眼鏡をかけた彼は、周囲から根暗な陰キャと認識されていた。
他人を信じられない春陽は、学校生活を一人で平穏に過ごすため、目立つ人物とは関
わらないようにしてきた。
1年の時もそれで1年間平穏に学校生活を送れた春陽は、2年でも同じように過ごそうと決めていた。
2年のクラスでは春陽にとっての要注意人物は3人。
白月雪愛(しらつき ゆあ)
新条和樹(しんじょう かずき)
佐伯悠介(さえき ゆうすけ)
しかし、そのうち一人は同じ中学の知り合いで…。
ある日、バイト先から買い出しに出た春陽は、偶然、男達に絡まれている同じ学校の制服を着た女子生徒を助けた。
それが同じクラスの雪愛だとは気づかずに。
ここからすべては始まった―――。
バイト中の春陽は学校とは別人のような風貌で、ハルと呼ばれていた。
男性が苦手との噂の彼女は春陽とは気づかず、なぜかハルに近づいてくる。
「私はもっとハルくんと仲良くなりたい」
春陽には雪愛が何を考えているのかがわからない。
加えて、雪愛と話す陰キャな自分を想像し、周囲の反応の怖さから嫌がる春陽。
だが、雪愛の想いは止まらず―――。
五月の連休中、ついに雪愛は、同じクラスの風見春陽がハルだと知る。
そのことに驚きつつもこれまでと変わらず距離を詰めようとする雪愛。
なぜ自分のような人間にクラスの中心にいるような人が、と戸惑いを隠せない春陽だが、雪愛の真っ直ぐな言葉が春陽の心境に変化をもたらしていく。
一方、雪愛の友人達は、雪愛が男嫌いだということを知っており、学校で自分から春陽に近づく雪愛に驚きを隠せない。
そして、雪愛から話を聞いた友人達も春陽に興味を持ち始める。
どんどんと自分の理想である平穏な学校生活からかけ離れていく春陽。
その結果、彼は様々な人と関わっていくことになる。
雪愛の春陽への想いは、友情なのか恋なのか。
そして、人との関わりを避けて生きてきた春陽の想いは……。
春陽の学校生活が動き始めたとき、それぞれの想いも動き始める―――。
焦れったくてキュンキュンする、純愛系ラブコメここに開幕!
(*)カクヨム様にて完結済みです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-06 18:00:00
512293文字
会話率:29%