かわいい妹だったはずの沙依が、今はもう妹ではなく、家族でもなく、今の自分と彼女の間にそんな繋がりなど最初から存在していなかったのだと実感して撃沈した成得は立ち直れずにいた。立ち直れないまま、出勤停止命令期間が明け情報司令部隊に復帰した成得は
、気付いてしまった自分の感情と葛藤しているところに、部下たちから嫌がらせを受け続け追い詰められていった。その一方で、約束の三年が終わりに近づき、お互いの親しかった記憶を失った沙依と道徳が接触、道徳に想いを寄せる沙依の恋の行方を成得はもう邪魔することなく傍で見守るのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-13 22:38:20
62664文字
会話率:50%
県立鹿野高校の新1年生の田舎出身でツンデレな山本 倖大と、野球部で子供のように感情豊かな武田 俊哉、2人が紡ぎ出す少し切ないような純粋な気持ちの物語。同性同士ならではの葛藤、厳しい現実も取り入れ、なるべくリアリティーを求めたつもりです。
物語は全て一人称でまとめられていますが、話にによって、その中心人物が変わることが多いです。
こちらはなるべく毎日連載する予定です。もし宜しければ、どんなコメントでも良いので書いて頂けますと助かります。初めてなので稚拙に感じる事もあるとは思います…………折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-07 17:50:02
113655文字
会話率:47%
断章における断章。
失われるより前から、失われた後の話。
少女の葛藤、そして感情を凍てつかせる迄の。
本編
ゆかり荘異世界征服記
http://ncode.syosetu.com/n2780dp/
最終更新:2016-10-16 11:50:02
5191文字
会話率:36%
子どもの貧困が大きな社会問題としてクローズアップされるようになって久しい。
とりわけ憂慮されているのが、父親、あるいは母親の一方と子どもだけの、いわゆるひとり親世帯となった子どもの貧困である。そして、その多くは両親の離婚によってもたらさ
れる。
シングルマザーなる呼称がすっかり定着したように、ともすれば女性の新しいライフスタイルでもあるかのようにもてはやされることが多くなったとしても、子どもの幸福という観点からすれば、やはり父親という重要な存在を欠いた母子家庭であることに変わりがあるはずもない。
離婚に際してどちらか一方に親権者を決めなければならない状況下では、不可避的に子どもの争奪をめぐって夫婦間の熾烈な争いが演じられることが多い。一方の親による離婚前の子どもの連れ去りや、虚偽のドメスティック・バイオレンス申し立てなど、子どもの福祉そっちのけの手段を選ばない行為が横行しており、このために夫婦間の感情的対立がさらに高まり亀裂は深まる一方となる。
この両親間の不毛な諍いの狭間で、なんら罪のない子どもが極度の精神的葛藤を強いられる。
更に子どもにとって深刻な事態は、両親の離婚をきっかけとして片方の親との絆が途絶してしまい、事実上の生き別れとなってしまうケースである。このような状況を放置したままにして、果たして子どもの人権は守られていると言えるのだろうか。
離婚先進国でもある欧米諸国で、離婚した両親間の子どもの人権を守るために何を優先すべきかについて1960年代から始まった長い議論の末、それらの国では離婚後の共同親権制度が採用されている。
単独親権制度から共同親権制度への移行によって、この国の子どもの貧困問題がすべて解決するわけではもちろんないが、少なくても離婚した両親の間にも、子どもの幸福のためにお互いに何ができるかを話し合う機会が残されることだけは期待できるのではないだろうか。
この著が、そうした議論が高まることへの一助になってくれればと願う。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-11 16:04:57
6901文字
会話率:8%
狐乃街と言う田舎街に住み、高校も卒業間近となった主人公佐々木望は。一年前に通学の時間と電車がたまたま同じになった二歳年下のクールな美少女、林原 空(はやしばら そら)に一目惚れし。一年間の片思いの末に勇気を振り絞って告白するが、彼女から“女
性にしか恋愛感情を抱けない”と言う衝撃的な想いを告げられて断られる。
そんな無理難題に直面した望の悩みを幼馴染みである仙狐(せんこ)の狐娘こときつ姉が彼に力を貸し。望を転生させて狐娘の美少女にして貰う事により、二人を阻む壁は取り除かれ。
望は空の彼氏兼、お嬢様故の葛藤に苦しむ彼女を身近で支える妹分に成る為に、様々な障害を乗り越えて彼女が通う由利原(ゆりはら)学園へと新入生として入学し。
合法的に様々な美少女達に囲まれたり、狐巫女としての能力を生かして奮闘したりと忙しいが実りある青春の1ページを二人は大切な友人たちと共に刻んで行く。
※後先を考えずに書いていて話が滅茶苦茶になってしまっているので、本当に申し訳無いのですが作者の都合により1度打ち切りにさせて頂き、次回1から書き直そうと思っています。
楽しみにしてくださっていた皆様すいません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-07 17:56:57
208331文字
会話率:55%
進路に迷う男子高校生・菅生真幸は、隣家に引っ越してきた伊咲貴音に惹かれる。音楽教室を開くという伊咲に誘われ、参加していく中で、菅生は自分が伊咲に対し特別な感情を抱いていることに気付くものの、それが好意なのか、それとも憧れなのかという狭間で葛
藤する。
※完結しました。
※括弧内は旧タイトル。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-06 12:00:00
128536文字
会話率:39%
西暦2608年の日本。度重なる戦争や政治的反乱等で、世界遺産などの重要な文化物が焼失してしまった世界。一度滅びかけた文明も数百年で大分元通りとなるが、人々にとって”過去”を物語る”歴史”を知る術が欠けていた。
主人公の緑山沙智は、自分が属
する国立考古学研究所の命でAI“サペンティアム”(通称サティア)と共に時空移動がインストールされた転送器を使って、時空を旅する。
サティアは”ヴィンクル”という量子型端末に内包され、その端末には情報を記録する専用のハードディスクがある。
時空を遡って旅をする沙智の使命は、そのハードディスクに過去の世界で自分が得た知識や経験を記憶し、集めること。
しかし、その機械を使いこなすためには、一つの代価があった。
それは”時代を超える度にそこで出逢った人々の事や感情が記憶からなくなってしまう”事。
”自分にしかできない事”と思い日々取り組むも、18歳の少女らしい普通の生活も望んでいる沙智。そんな葛藤を抱えながらも、彼女は己の使命に日々向き合う事となるのであった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-13 17:45:07
202690文字
会話率:46%
僕には、人の心が見える。
「読める」のではなく、「見える」。色鮮やかな日々を送る「僕」の感情には、モノクロな影が射していた。
最終更新:2016-07-10 23:08:10
7492文字
会話率:14%
無から生まれた生命を持たない半永久的に存在し続ける、二つの個がこの世界にはあった。
そんな彼らは、生命を持つものが一生の中で自分らしく懸命に生きる姿に魅かれて、時にその生命の前に姿を現し関わっていた。
生まれた時に既に決められた運命を
生きる中で見つけた自分の望みに葛藤する者、他人の目を気にして自分の意思を抑え生きようとする者、本来感情を持たない人形であるが故理解出来ない『心』に近付こうとする機械人形。
森羅万象を自由に操れる万能の力を持つ彼らは、時に破滅へと、時によりよき未来へと力を貸し、彼らには持つ事の出来ない生命あるものの『心』に一時でも触れたいという望みを満たし続けていた。
そんな彼らが関わった物語の幾つかをオムニバス形式で語っている。
Pixivにて別名同タイトルで掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-07 21:17:14
246113文字
会話率:34%
隊長は今日もカッコいい、けれどこの感情は憧れであってけしてやましいものではなく…そもそも自分なんぞ隊長に知られているはずがないと、特になんのとりえもない団員シャルルは葛藤していた、のに!ある日件の隊長が肉体関係を迫って来るし断れないしで大
混乱!シャルルの俺ドーテーじゃないですから!の叫びがむなしくこだまするお話。
※がっつりBLしてます、苦手な方はお控えください折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-23 16:55:25
6105文字
会話率:58%
親友と呼べる4人との出会いとなった大学生活。そこには自分と同じ境遇の人間が二人もいた。仲の良い5人だったがそこに生まれたのは友情だけではなく、一人の女性を巡る恋愛感情。優先すべきは友情か恋愛か・・・。
自分の気持ちに自信を持てない主人公の
葛藤と彼に救いの手を伸ばした人物を描いてみました。
投稿2作目です。1作目の『二人の未来』を読んでから読んでみてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-06 22:58:41
55298文字
会話率:33%
「約束」それは、互いを繋ぐ糸。中学時代の淡く儚い思い出が、逞真の人生を変えていく。果たして本当に途切れない糸などあるのだろうか。学生から社会人へと時が流れるうちに変化していく感情、そして葛藤。これは、健気で美しい女の子に恋をした、一人の男の
物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-26 04:00:00
221982文字
会話率:56%
日々の日常で
一人葛藤し続けるゆーちゃん。
自分ではどうする事の出来ない感情に苦戦しつつ
旦那である彩月を支えに
死にたいと思いつつも
生きたいと願う。
キーワード:
最終更新:2016-02-12 23:04:05
390文字
会話率:24%
19歳。自分の人生小説書きたい。誰にも言えない感情も全部書いてしまいたい。それを丸めて全部燃やしたい。きれいさっぱり。そんなの最高。
綺麗な感情ばっかりじゃないよ。でも、みんなもきっとそうだよね。
最終更新:2016-02-04 01:53:59
6696文字
会話率:40%
紅葉ヶ丘高校を中心に東西南北に四つ名家が建っていた。
東の鬼村家、西の絹織家、南の氷崎家、北の三条家。
そして、その四つの名家は紅葉ヶ丘高校に通う生徒から呼ばれる名称があったーーーリア充名家と犬猿名家。
鬼村家の長男と三条家の長女は仲が良く
、美男美女カップルとして紅葉ヶ丘高校で有名。
この物語の主人公、氷崎家の長男である凛は
絹織家の長女である文音と仲が悪いとしてこっちも有名だった。
そんなある日、凛は突然、逆らえない相手「母さん」からある仕事を強いられる。
その仕事とは、敵対視している絹織家で文音の付き人となりスパイとして働くこと。
学校では「氷崎 凛」として文音とは仲が悪い同級生、放課後では「水崎 凛」として文音の付き人。
二つの感情で文音と接しないといけなくなった凛は自分の想いにも不器用ながら気付いていく。
「仲が悪い」から「仲良くなりたい」へ
「もしかして」から「ほんとうに」。
付き人として仕事に慣れていくにつれて、
絹織家の人を知り、スパイとしての自分が嫌になる。
凛は二つの感情で、何を見て、何を感じ、何を想ってきたのか。
スパイとして過ごした最終週明けに母さんに言わなければならない。
自分の口で、自分の意思を、自分自身で。
そして、文音に寄せる想いも全て。
「氷崎 凛」として文音と接してきた日々。
「水崎 凛」として文音と接してきた日々。
そこから生まれる、葛藤、欲求、想い、願いそれを凛は自問自答し、最後にはたくさんある感情を一つ選び、好きな相手に伝える。
ーーー人を想う気持ちは、その人の魅力を最大限に引き出し、綺麗に映す。
仲が悪いから始まる確かな距離感。
そんな犬猿名家、たくさんの感情が交差する二人の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-14 21:36:14
80843文字
会話率:43%
俺には五人の幼馴染みがいる。
一人は、関西弁を喋る破天荒な女の子。
うんていの上を走ったり、ジャングルジムをノーハンドで登ったり。
そういう危険なことをするのが好きな奴だった。
一人は、賢くて物静かな男の子。
ジャングルジムに手を使わ
ずに登る幼馴染みを遠くから眺めるのが一番のお気に入りだと言っていた。
楽しそうに遊ぶ他の幼馴染みたちを少し離れた場所で静かに笑いながら見ていることが多く、あまりにも参加しないときは俺らが無理矢理引っ張り出したりもした。
一人は、賑やかな俺の相棒。
いつも何か悪さするときはそいつと一緒でご近所さんに沢山迷惑をかけた。
一人目の幼馴染みとも仲が良く二人はよく、勝負で張り合っていた。
一人は、とにかく変な女の子。
どこかぼ~としたところがあって、いつも少し遅れて俺らに着いてきていた。
不思議な目を持っていて、感情や音が色で見えるらしい。
そして最後に、いつも俺たちの真ん中にいた女の子。
可愛らしい容姿と人間離れした運動神経をあわせ持っていて、運動では男にも負けていなかった。明るい性格で、みんなから愛されるタイプだった。
みんな俺にとって、大切な友達だ。
そんな五人は八年前、俺の知らない所である約束をした。
その約束は八年後の現在、俺の未来を大きく変えた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-10 13:06:44
120475文字
会話率:47%
成年になる年、僕は最愛の救世主を失った。
大人になる事への恐怖と憧れ。
人を愛する怖さと楽しさ。
未来への希望と絶望。
過去に対しての負い目と思い出。
その全ての感情の中、葛藤し続ける日に終着と安堵は来るのだろうか。
愛する事への、未来へ
の道はどこにあるのだろうか
全ての悩める人に伝えたい
自殺、死、生、愛とはなんなのかを。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-21 15:59:15
663文字
会話率:0%
新しい生活に心躍らせる渋谷広太は初めての登校途中、得体の知れない宇宙人の少女と劇的な出会いをする。広太はその少女が地球に来た目的や、自分に対する気持ちを知るたびに感情が抑えらなくなってくる。もう彼女はつくらないという過去の誓いを守る
ためにも距離をとろうとする広太だが、離れれば離れるほど自分の気持ちを思い出してしまい、葛藤する。そして、地球が大きく変わってしまうかもしれないという大きな事件が起きる。その中で広太は自分は間違っていることに気づき、少女との関係をやり直すことに……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-15 00:59:30
3287文字
会話率:29%
実体験からくる半ノンフィクション小説です。何かをを抱えて生きる妹。それでも「フツウ」と信じたい両親と妹をかばい続けていい子を演じた兄の葛藤。ようやく「発達障害」と診断を受けてから変わっていく家族の姿...ハッピーエンドかは分からないけど、そ
れでも生きる事を選んだ妹の人生...。発達障害とは何か、それを伝えればいいと思います。多々ある発達障害の中の1つとしてしってもらえればいいと思います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-05 23:43:13
1854文字
会話率:24%
噂の『灰色ヒーロー』こと黒川智生。大好物はキャラメル。16歳。
大財閥『有塚グループ』御曹司、有塚樹。透けるような声が少し自慢。18歳。
友達でいるにはあまりにもなにもかも違いすぎる、だから友達の線を踏み越えた。滅茶苦茶な論法だけど、それ
が俺の業だった。
性懲りもなく、感情描写を主軸にありがちな長編を書きました。
キャラは前作・前々作から使いまわしてるのもいます。
今回は恋における葛藤がメインとなって仕上がりました。
年齢制限を設けるほどではありませんが、ちょっと女性向けなテイストです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-04 16:32:00
215887文字
会話率:54%