目が覚めれば、死が安らかな寝顔をしている。
少年は、退屈していた。
病床のため施設で過ごす少年は、何も知らず何も求めず何も恐れなかった。
そんな少年の心を、あるものが突き動かす。
生命の重さなんて、知らないほうがいい。
けれど、それ
でも、欲しいと願ってしまうものは_____?
( 以前のアカウントでも載せていましたが、いくつか手を加えて再投稿しました。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-06 01:47:47
2122文字
会話率:0%
入院してもただでは起きない。
この体験を後々ネタにするために、起きたことや思ったことを残しておく備忘録。
最終更新:2018-07-31 08:17:31
7647文字
会話率:0%
私は彼女を幸せにしよう。命の恩人である彼女を愛する人たちの笑顔を守るために!
いたずらが原因で人間につかまってしまった妖精は命からがら逃げ出すも、とうとう力尽きてしまう。
迫る追手の手に、今までの行いを懺悔し、どうか助けてほしいと神に祈っ
た。
そんな願いが聞き届けられたのか、次の瞬間彼女が居たのは病床の伯爵令嬢の中だった。
まさにその瞬間、命を落とした伯爵令嬢の残りの人生を歩むことを決意した妖精は、命の恩人である彼女と彼女の家族を幸せにする道を模索する。
軽めの恋愛ものです
*目次下にイラストがありますので好まれない方はご注意ください
*本編は完結しました折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-06 09:00:00
324258文字
会話率:25%
死にゆく病床の少年の想い。
死は、平等に訪れる。
人はいつか必ず死に、そして死んだ人間が生き返る事はない。
だが死ぬ時間、死ぬ理由。
そしてやってきた事に関わらず、それは平等ではない。
少年は死の間際に、何を思うのだろうか。
最終更新:2018-06-29 17:56:58
1571文字
会話率:2%
女子中学生篠原トモエは十六歳を迎える春の直前、不治の病を得てしまった。病床で、ゆるやかに死を迎えようとしていた彼女の元に、謎の黒い背広の男が現れる。
命の灯がまさに尽きようとしていたそのとき、トモエに異変が起こった。そして二度と迎えられない
と思っていた目覚めを迎えたとき、トモエは自分の身体に何が起こったのかを理解した。
現代から遥か未来、そして異世界へと、流されるままにトモエは旅へ出る。相棒の戦闘用サイボーグ兵士、センナナちゃんと共に。
※短編です。十話以内に終わると思います。よろしければお付き合いください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-07 04:19:20
42329文字
会話率:56%
人里離れた小さな村で暮らす青年がいた。
彼は老いた父親と二人で暮らしていたが、この父親を嫌っていた。大嫌いだった。
しかしその父親が最近原因不明の体調悪化から病床に伏せる日々…。
嫌いではあるが唯一の肉親であるため、回復の手立てを探し奔走を
始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-18 01:57:26
515文字
会話率:0%
ある青年が死んだ。
彼を殺した男は刑務所に入ったが、恩赦で刑期途中で出所した。
あまりに理不尽な現実。
青年の母は病に倒れ、病床で呪いの言葉を吐く。
青年の従妹は怒りの末に復讐を誓う。
最終更新:2018-02-22 22:19:31
12531文字
会話率:34%
――借りたものは、返すのが道理ですわよねェ?
幼い頃、病の床で失われるハズだった命を『借命』して永らえさせてやったのだからと、オネエな天使カマエルから〈魂の導き手(ゴーストキャリアー)〉になるよう依頼(脅迫)される女子大生マキ。
ゴー
ストキャリアー……それは神の救いの手からこぼれ落ちた魂を、つけ狙う悪魔たちから守り、神の御元へと還すという、その名の通り魂の運び屋たる由緒正しき聖者だ。
旧家の息女でありながら、らしくない庶民性と家事スキルにより常々『ニセモノ』扱いされるお嬢様のマキは、シスターと言ってもバイトであり、そんな役目に選ばれる理由が思い当たらない。しかし、事実彼女は適性を見込まれて選出されていた――そう、幼い頃に私道で鍛え上げた、抜きん出たクルマの運転技能を。ゴーストキャリアーとは、天使の手による、なにか色々と規格外な改造を施されたクルマを駆り、こちらも常識外な悪魔どもをブッちぎって、目的地へと魂を運ぶのがお役目だったのだ。
そうして訪れた初仕事の夜。悪魔から守り、神の御元へと運ぶ魂として告げられたのは、マキが病院で知り合い、仲良くなった、ロイという病気の少年だった。
強引な『借命』という手段で大役を押し付けられたことに怒りを覚えつつも、けなげな少年の魂を守り、救うために、几帳面を筋肉で包んだ天使ラファエルと、常時どてらの引きこもり天使ガブリエルの姉弟によって生まれ変わった愛車エリーゼを駆るマキ。
しかし――ロイを巡る問題は、その魂をつけ狙う、カマエルとは双子の堕天使サマエルと、その一党たる悪魔たちばかりではなく、病床の彼を利用しようという悪意ある人間もいて……。
はたしてマキは、クセの強い天使たちとともに、悪魔を振り切り、悪意を断ち切って、導き手として幼い魂を幸ある生へと『導く』ことができるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-21 07:00:00
151662文字
会話率:33%
私は老いたバイオリン弾き。今日も病床で孫を待っている。
最終更新:2018-01-28 17:00:00
1575文字
会話率:34%
大学生になってから、まだ間もない青年、榊唯期だが、病床にあった曾祖父を亡くし、幼きながら、天涯孤独の身となる。そんな彼が、曾祖母の実家を整理している時、とある日記を見つける。そして、この日記の内容が、彼の今後に大きく影響させる後悔の数々だ
った。
この作品の舞台は、西暦2100年の人口減少の果てに立った興廃した日本。若者の殆どがやる気を失い、彼もその一人であった。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2017-12-30 21:59:59
246文字
会話率:0%
【短編 No.11】
ブラインドを上げて窓を開くと、そこには紫陽花が朝露に艶やかだった。
梅雨の湿った空気が、店内に流れ込む。祖父の代から続く、住宅街の中の喫茶店。僕が継ぐと告げた時、病床の父は物言いたげな眼差しをこちらに向けながらも、
反対はしなかった。
半地下構造の店舗。使い込まれたサイフォンが並ぶカウンターは残しながらも、僕は思い切ってテーブル席を撤去した。壁面に書棚を並べて、がらんとしたスペースにも浮き島の様に陳列棚を配した。
こうして、僕の店がスタートした……
――――――
初出はエブリスタ。
三行から参加できる超・妄想コンテスト「本屋さん」参加作品です。
2017.6.27 初掲載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-19 18:00:00
8694文字
会話率:36%
十二歳で癌になった工藤桐弥は六年の闘病生活の果てに死亡した。だが、桐弥は運良く神さまに異世界転生させて貰う機会を得た。桐弥は神さまに生前やりのこした事を聞かれたが、そもそも病床にあった桐弥に夢を追いかける余裕なんてなかった。桐谷の望んだこと
は健康な体と夢を見つけるための機会。神さまが人間一人に与えられる才能の上限は決まっており、夢があればそれに応じた才能を与えるつもりだったが、夢がない以上望まぬ才能をすぐに押しつけるのも酷だと考えた。
桐弥の前世の境遇を思ってのことだった。そこで、桐弥に裏技じみたある才能を渡すことにした。
神が与えられる才能が一定なのは決まり事だ。
神は常に生きとし生けるもの全てに公平でなければいけない。
だが、与えた才能を使って新しい才能を手に入れてはいけないルールもまた存在しない。
その才能こそが『才能を新規獲得する才能(アンリミテッド・アビリティチェイン)』だった。
桐弥は少しづつ才能を増やしながら、自分のしたいこと、自分に出来る事、将来の夢などを考えていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-29 12:51:08
28502文字
会話率:34%
病床の妹が頑張って書いています、是非読んでください
キーワード:
最終更新:2017-09-25 15:11:01
914文字
会話率:0%
〈第一章〉ある日突然彼女にフラれ、途方に暮れていた青年の前に現れたのは、超能力者を名乗る老人だった。
荒廃した今の世界から逃れる場所を提供するため、老人は自由を抽象化したというパラレルワールドを青年に提供する。
全てがシュールで、カオス
な時間。
彼はその場所で、人との関係を絶ち、失恋で出来た傷を癒すのと同時に、自分だけの国家を創り上げていくことを決意する。
〈第二章〉不治の病に侵され、病床で眠る一人の少女。彼女もまた老人の誘いによって、自由な世界へと足を踏み入れることになる。
徐々に大きくなってゆく自由世界。
やがてそれは彼女の心の弱い部分にも入り込むことになる。
〈第三・四章〉麗国の貧しい家庭で育った朱(しゅ)は、腐った王家に反乱を起こすため、理想の国造りを目指す『朱雀教』の革命軍に入ることを決意する。
自分を悩ます不思議な夢に翻弄されながらも、何とか彼は仲間と協力し、勢力を拡げていく。
一切抵抗を見せない麗の軍。敵の奇異な行動に訝しみながらも、彼は戦友と共に成長していく。
〈第五章〉平穏な街で突如起きたバスジャック事件。
拳銃を構える女性の背後には、哀しき運命と逃れようのない定めがあった。
自由、平等、平和。
バスは彼女の命令通りに進み続ける。
〈第六章〉亜国に向かって進む戦士たちとそれを指揮する一人の青年。
張りつめた空気をかき消すように現れたのは、亜国から来たと言う謎の少女だった。
戸惑う彼と、少女の暗い過去。
戦争と平和は互いにかみ合いながら、自由に向けて動き出してゆく。
〈第七章〉私は長い永い夢を見ていたのかもしれませんね。だからこんなにも切ない気持ちが残っているのでしょう。いい夢は喪失した気持ちだけを残して、消えていってしまうから。困ったものですね。
もうすぐ誰かが私のもとを尋ねてくるような気がします。
〈最終章〉-------------------------------------------折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-19 00:00:00
175362文字
会話率:34%
病床の老人「渡辺重雄」は、死の間際に思い出す。
子供の頃に触れ合った、最初で最後の文通相手の事を。
それは仄暗い地下の奥深くにあるノートを介して行われる、不思議な文通だった。
相手の姿を見た事は無い。一日地下に置いておけば、返事が書き込まれ
る。ちょっぴりホラーな文通相手。
今、「彼女」はどうしているだろう。それだけが渡辺の心残りだった。
渡辺は、まるで走馬灯のように「彼女」とのやり取りをノートに書き込んでいく。
もう返事が書かれる事も無くなった、ただの汚れたノートに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-17 20:00:00
9075文字
会話率:52%
一人娘の真由を失くした私は、病床に付す妻と過ごしながらも、娘に会いたいという募る想いを抱え生きてきた。ある日偶然にも意識が現世を越え、既に廃園と化した遊園地で娘と再会する事が出来た私は、度々同じ方法で娘に会いに行くようになった。しかし、ある
時娘から突然の宣告を受ける。
「もう来ちゃダメ。ここに来るたびお母さんが悪くなる」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-23 22:49:39
9147文字
会話率:45%
「なあ、人って死んだら生まれ変わったりするのかね?」
病床の幼馴染みは、唐突にそんなことを聞いてきた。
無いと答えてから十数年後、幼馴染みは全く違う姿で俺の前に現れた――
最終更新:2017-06-25 18:18:53
5977文字
会話率:38%
病床の少女とギターを弾く少年の恋の話。
多少の残酷描写を含むのでご注意ください。
2012/9執筆作品。肝心なところには触れず遠回しで謎かけのような書き方を試みた作品です。
最終更新:2017-06-21 12:50:22
2019文字
会話率:4%
病床にて私は思考にふけった。
それだけだ。
最終更新:2017-06-15 16:39:11
602文字
会話率:0%
芦屋杯参加作品
病床の人間とロボットの短い会話記録
最終更新:2016-08-31 00:42:23
2349文字
会話率:64%