婚約破棄を言い渡されると同時に、己の所業、そして実家の横暴を暴かれ、断罪を受けることとなった西大公家令嬢ライナ・クルーダ。
家名を取り上げられ、貴族としての地位も名誉も、何もかもを失うことになる。
そんな彼女の物語の影で、これからある筈だ
った未来を大きく崩された、一人の女性が居た。
順調な人生を歩み、これからも幸せを感じながら歩み続ける筈だったというのに。
彼女の名前は、セリンサ・ザルス。
ザルス侯爵の妻であり、クルーダ西大公家の娘、ライナの異母姉である。
彼女が歩む、思わぬ事で歩むことになった驚きと幸せに満ちた人生はどんなものだったのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-21 21:41:07
85489文字
会話率:30%
あらすじ
記憶を失ったらしいが気にせず頼まれ物のワインを買い付けた黒帽子黒外套の少年マジュスは、どこへ持ち帰ればいいか迷ううちに気付けば、国交回復予定国ケルベナの文通相手の王子様の元へ城を抜け出し会いに行こうとしていたレウパ国の姫ディ
アナの案内役を引き受けていた、ことになっていた。旅の女剣士ジレルを護衛に加えつつ、追っ手をまくため化け物の出る樹海に入るディアナ。化け物に間違われたと泣くクマに戸惑う間もなく、国交回復を良しとしないケルベナの騎士カージスとドルグにディアナが狙われる。それを退け、国境のケルベナの砦・魔塔の壁へと到着。だが、守備大隊長は第一王子が暗殺された噂により混乱中。宮廷魔術師長アフリクドの助けを得たカージスとドルグが再び迫る。樹海の化け物と勘違いされたマジュスの契約精霊と、樹海の化け物と勘違いした兵の戦闘がはじまるが、それに便乗して二人を捕らえる。が、今度は全てを隣国ルフガダムのせいにしてレウパ国に進軍し国政転換を狙うリィンハルト第二王子が現れる。文通について言い合いになるディアナ。言い合いに負けかけるが、マジュスの特技で手紙の王子様の居場所が分かり持ち直し、そこへディアナの父であるエンダール王が追いつき、更に終わりの無い言い合いが続く。そんな中、役目を終えたマジュスは危険な予感に樹海へ逃走するが、行き場を無くしたアフリクドとの戦闘になる。月神とも憑き神とも言われる契約精霊のせいで杖も精霊も頼らず術を使うと記憶が出てこなくなる状態だったにも関わらず、防衛に必要な危険については後回しにされ何とか勝利。しかし、現れた本物の樹海の化け物うさぎに殴られアフリクドごと吹き飛ばされてしまう。その余波を受け、もう下がるしかないと計画を諦めるリィンハルト。全ては水に流れたと思われたが、ベイル第三王子がディアナから預かった今まで送った手紙を見ると、手紙の文面を担当していたレオン第一王子は、次は自らがレウパとの国交回復の使者として赴くことを決めた。そしてレウパでのこともケルベナのことも忘れたマジュスは、別にそれは気にすることもなく、草の海原をどこかへと歩いて行った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-27 07:00:00
223902文字
会話率:41%
21世紀、中華人民共和国は崩壊の危機に瀕していた。
西アジアから現れたある武装勢力がウイグルに侵入したのだ。
武装勢力がウイグル人を扇動し、武装蜂起させた。
入植していた漢民族が大量に脱出した。
北京は武力で鎮圧を図るが、ことごとく敗北した
。
その余波は全国に広がったた・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-25 00:36:53
864文字
会話率:0%
時は西暦250年。
中国の戦国時代の終末期の混乱の余波を受けて、日本も激動の時代を迎えようとしていた。
北九州の邪馬台国から奈良へ移った崇神天皇は、全国を平定すべく各地へ軍隊を派遣する。
当時、日本でも有数の力を誇っていた吉備の地には、吉備
津彦が最強軍団を引き連れて乗り込むことになる。
その吉備にはウラという百済王朝の流れを汲むものが存在し、鉄の生産という圧倒的な技術力を背景に地元の絶大なる人気を博していた。
そしてウラは吉備の過去からの習慣に従い、地元の神職の娘サンという美少女と結婚することになる。
第二の故郷吉備で幸せな人生を歩み始めたと思っていた矢先に、吉備津彦の軍隊が播磨を攻め落とした、という知らせを受けることになる。
吉備の国中も吉備津彦の進軍の知らせを受け大騒ぎになり、降伏か抗戦かで国論は二分することになる。
吉備の国主はサンと神職とを名代として吉備津彦の元へ和平交渉に赴かせるが、交渉はあえ無く失敗に終わる。
徹底抗戦しか残された道が無くなった吉備ではウラを先頭に戦争の準備が進められ、そこへ宣戦布告通りに吉備津彦が万全の体制で攻めてくる。
ウラの立てた作戦は完璧なものであったが身内に内通者があったため、戦局はいよいよ不利な状況へと追い込まれていく。
死を覚悟したウラは神職にサンや吉備の民を引き連れて落延びるよう指示し、自らは僅かな手勢を引き連れて吉備津彦の軍隊に特攻を掛ける。
そして吉備津彦に一歩及ばず満身創痍のウラは捕われ、夜明けと共に始まった激戦は日没時にようやく終わりを告げた。
ウラはその後公開処刑にされ、その首はその後13年間もその場にて晒され続けることになるが、顕花に訪れる人が絶えることは無かった。
西日本一帯を平定し終えた吉備津彦が13年経って再び吉備に戻り、サンを神職に据えてウラ達を祀る社を建てることを決意する。
実は吉備津彦には既に判っていた。
吉備とは闘う必要が無かったのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-24 18:41:52
90956文字
会話率:30%
中学三年生にして異世界【ソタラハディア】に【剣ノ勇者】として召喚された少年小川竜愁は、紆余曲折の末三年半後、地球に帰還する。
しかし地球は召喚魔術の余波を受け、【魂獣】という怪物の跋扈する魔境に変貌していて――
その上彼は三年半の記憶
を失い、過酷な世界で生き抜く力を持たない幼き子どもに成り果てていた!
中学三年生の頭のまま周囲に心配をかけないよう平静を装い、記憶を取り戻す術を探す彼だったが、あるとき、記憶を取り戻すことの意味に気づいてしまう。
悩み、苦しみ、懊悩の果てに少年が選ぶ道は――
――これは、少年が自らの理想を体現せんと抗う物語。
ただ、ひたすらに――
※以前、ここに投稿していた作品のリメイクです。
※視点変更が多目ですので、苦手な方は遠慮ください。
※亀更新です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-03 23:00:00
175305文字
会話率:15%
ミニイベント『STRANGE DREAMS』の纏め。若いクライムファイターが見たグロテスクな夢と、地球外にまで広がったその余波。本小説世界の導入編。
最終更新:2015-07-24 01:53:08
70246文字
会話率:46%
国家魔法士――――それは、帝国内で認められた魔法のスペシャリスト。その中でも天賦の才を持った者しかなれない“SSクラス”国家魔法士である伏根凌雅は帝国の反体制派を駆除するべく、かつて帝国の英雄と呼ばれた少女と戦い、その戦闘の余波で彼は少女と
共に見知らぬ土地に飛ばされる。そこは、地球ではない別の世界だった
*主人公最強の異世界系作品です。
*唐突な加筆修正・編集があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-11 00:15:27
110383文字
会話率:48%
「将軍家は女だ」
源実朝の叔父、北条義時は御家人(ばかども)の悪口に飽き飽きしていた。頼朝公の外戚として成り上がった北条一族への嫉妬と当てつけに、幕府を統轄する執権の彼は気の休まるひまもない。
さらに前執権の父が、実朝が胎児のころ「変成
男子(へんじょうなんし)の法」という秘術を使ったと噂され、納得いかない。
確かに、今年十六歳の少年将軍は少女のような美貌の持ち主である。武芸に関心を持たず、和歌づくりや絵合わせなどの趣味に加え、ついでに男好き?
「もしや本当に……」義時は疑念を抱きながら、甥を鎌倉の主として支えた。
当の実朝は、父頼朝の幕府草創期の苦労も知らず、それゆえ誰よりも純粋で慈悲深い君主に育った。
争いを好まず、世の安寧を願う実朝は、合戦時代を引きずる荒れくれ武者たちをまとめるため、武力による抑圧ではなく、文化による統治を目指した。
叔父の執権と甥の将軍家は、ときに衝突し、ときに協力し合いながら、武士の都、鎌倉の発展を模索する。
そんななか、二十一歳になった実朝は、義時の政敵である和田一族の嫡男、朝盛と恋に落ちる。十七歳のときにかかった疱瘡の後遺症のため、恋を知らなかった実朝は、野心をもって近づいた朝盛の性に溺れ、心と体を支配される。
実朝の恋人への盲目的な愛は御家人たちから離反を招き、新世代の武将から謀叛を企てられてしまう。そして、その余波により、和田一族と幕府方の義時は武力衝突に至るが――
鎌倉の王者の生と性をめぐる、武士(もののふ)たちの狂騒曲(ラプソディ)。
※警告タグはつけていませんが、エロが苦手な人は第8・9部分の「月の恋人」はお避けください。合戦シーンのある第11・12部分も人によっては「残酷」と感じる方がいるかな。以上、「警告」ひとつ前の「ご注意」でした。
※ブックマーク・評価ありがとうございます。
こんな辺境の地にまで足を運んで頂いて、ほんとうに感謝感激です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-25 14:23:44
222386文字
会話率:21%
温泉へ向かう途中の飲み仲間5人組
神様のうっかり事故の余波でトンネルの崩落事故に巻き込まれ
お詫びでチートをもらって異世界へ行く
ただ目的もなく目標もない。。。
とりあえずどうする
最終更新:2015-04-25 18:00:00
57749文字
会話率:89%
明治×大正ロマン×妖(あやかし)なハチャメチャ小説。
約四百年の封印を破り、とある凶悪な妖怪が世に放たれた。その名は【第六天魔王】――戦国の世にかの織田信長が契約せし冥界の覇者。時空を操る能力を保持する最強にして最凶の隠(お)叉(に)が
、人を襲う妖魔となり、世界に放たれた! かの【第六点魔王】は妖魔となりて正気を失い、本能の赴くまま【血塗れ兎】として、時代を超え、血を求めて、世界の歴史を“正しく”改変しようと動き出す。
その改変の開始と同時刻に、関西のある小さな田舎街で“祭り”が開かれていた。修羅(しゅら)神仏(しんぶつ)狐(こ)狸(り)妖怪(ようかい)が交わるその“肝試し”という名の“祭り”は、【第六天魔王】復活の余波を受け、その町に封じられていた“古き者”どころか“百鬼夜行”をも呼び覚まして、ある少女を時空の歪(ひずみ)に巻き込んだ。
巻き込まれた16歳の少女、八日町(ようかまち)鈴子(すずこ)は、何の力も持たないザ・平凡! さしたる特技もなければ、容姿が優れているわけでもない。どこにでも居るような普通の女子高生。彼女が飛ばされた先の世界は、明治&大正時代の日本によく似た、されど史実とは異なる『明正(めいしょう)』と呼ばれる世界だった。
そこで彼女は、修羅神仏と契約した“隠(お)叉(に)”と呼ばれる人ならざるヒトの集団、“風(ふ)由(ゆう)”とその長にして『藍猫古書堂』店長、四十九院(つるしいん)紫(し)楽(らく)と出会い、目まぐるしく変わる激動の時代に巻き込まれながらも、元の時代に帰る方法を気長に模索する。和風ファンタジー。
鈴子は【第六天魔王】を見つけだし、帰ることが出来るのか!? その前に鈴子は、この世界でやっていけるのか!? 出会う奴らは皆、一癖も二癖もあるアクの強い奴らで……。※改稿試行中。六幻世界の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-25 14:33:08
121416文字
会話率:34%
現実に絶望している少女、胡蝶蘭小雨(こちょうらんこさめ)は、ある日隕石落下の余波に巻き込まれ死亡する。
しかし翌日、何事も無かったかのようにベッドの上で目覚める小雨。死んだはずが生きていた、そんな小雨の心には、何故か昨日までには絶対になか
った感情が芽生えていた。
それはあらゆる者に向けることができる"殺意"────ダークファンタジー、ディアブロジカル"学園極刑"編、開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-26 19:54:15
26087文字
会話率:24%
類稀な容姿と人好きのする性格で人気を博する校内随一の美少女、宮原春姫。
しかしその実態は、運動神経なし、知能なし、やる気ももちろんなし……という逆パーフェクト超人。
その幼馴染である津月楓はそんな春姫の面倒を見、春姫がやらかす不始末の余波を
その一身に背負い込む日々を過ごしていた。
「本当に…………この娘って、何が出来るのかしら?」
もはや保護者とも言える立場にあって、そんな心配に頭を悩ませながら。
そんなある日、いつも通りの二人の様子を遥か上空から見下ろす視線があった……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-03-06 17:38:13
94782文字
会話率:52%
同居していた義妹が、長らく行方不明だったエルマース国第一王子ならぬ第一王女だった事が判明し、傍目には義妹の七光りで魔術師としては国内で最高峰の実力と権力を持つ王宮専属魔術師として働き始めたエリーシア。王位を巡る陰謀の解決にも一働きし、王宮
での暮らしにも慣れてきて一息ついた彼女だったが、ここで予想外の出来事が発生。実は某ろくでなし公爵様の隠し子である事が発覚し、その余波で他の公爵家と養子縁組する羽目になった上、礼儀作法や基礎教養を叩き込まれる事に。加えて、ただでさえ爵位持ち領地持ちの上、魔力持ちであった為に騒乱に巻き込まれた挙句、彼女の争奪戦が勃発寸前!? ふと気が付くと森の中での義妹との二人暮らしのスローライフを懐かしんでしまう、お嬢様稼業に涙する凄腕魔術師のお話です。
【猫、時々姫君】の続編。アルファポリス、エブリスタにも掲載しています。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-03-04 20:13:07
219692文字
会話率:65%
―――――昔々のとある世界。
そこでは魔法が発達し、人々の生活を支えていた。
しかし、発達し過ぎた魔法はやがて武力として使われ始め、争いを呼び、やがて魔法を使った大規模な戦争が始まった。
人々は大規模な魔法を放ちあい、その魔法はお
互いを傷つけ、町を破壊し、無関係の人を殺した。
さらに魔法の余波による魔素の影響でいくつかの動物は魔物へと姿を変え、人を襲った。
そんな争いの中、一人の男がいた。
その者は自身の持つ圧倒的な魔法で戦場をかき乱し、障害となるものは全てねじ伏せた。
やがて、その男により戦争は終結させられた。
しかし、その後彼の姿を見た者は誰もいない。
そして人々は伝説となった彼のことをこう呼んだ。
―――――――最強の魔法使い、ダークシュナイダーと
※この作品はpixiv様の方にも投稿しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-01-09 23:18:44
11364文字
会話率:52%
ユウキは或る日、ラプターという名の精霊に協力する事となり、以後、左右反転した鏡の中の世界にて、いずれ現実世界に害を為すナニカを排除するという日々を過ごしていた。その日も、ユウキはナニカを排除していた。その時、ナニカを何者の攻撃かによって横取
りされ、ユウキはその余波に巻き込まれてしまう。そして、ユウキとラプターは物語の中心へと巻き込まれてゆく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-09-14 17:06:46
10894文字
会話率:36%
成国建設第二事業部課長・韓候は、突然の解雇に驚愕を露にしていた。公開買付による企業乗っ取りの余波を受け、従業員の整理解雇が秘密裏に進められていたのである。労働契約法の及ばぬ時代、不当解雇に対抗する手段は限られていた。そして韓候は立ち上がり
、同じく整理解雇の憂き目に遭った同士を集め、本社ビルに立て籠もって抵抗を始めるのであった。労働者の悲哀を描いたプロレタリア整理解雇アクションの超大作。城山サブローに「これでは毎日が日曜日だ」と感歎せしめた、あの日曜日のことを覚えている。作者が裁判所に提出した訴状。そこに書かれた事実の断片を時系列に並べることで浮き彫りになった真実を小説化。しかし、裁判外での和解が成立し、訴えが取り下げられたことで真実が闇に葬られたのは誠に残念である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-08-22 02:57:47
3453文字
会話率:17%
戦争が始まって十数年、中立国日本にもその余波が及び物騒な世の中が続いていた。そんな世の中で中学生にして洋食料理店の店主にして仕事人、主水和真(もんど かずま)が店に舞い込む『概念』と呼ばれる超能力絡みの様々な依頼を解決していく。
超能力系ハ
ードボイルド・アドベンチャー、厨二風味。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-12-28 12:04:34
1484文字
会話率:50%
1000年前に巻き起こった二つの魔術大国による大戦。その決戦の地は使用された大規模殲滅魔術の余波により歪みを生じ、”禁域”として6人の魔法使いによって封印された。ある日、その禁域の結界に揺らぎが生じる。その原因を調査するべく魔法使いの一人・
アスタエルの弟子、ヤツキは、一人のホムンクルスを伴って旅に出る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-11-10 15:45:58
2134文字
会話率:20%
魔族と人間との大戦争は、二人の勇者によって魔王が打ち倒されたことで終結した。
それから1年後、勇者に憧れる平凡な傭兵がその余波を受けた事件に巻き込まれることになる。
(全13話)
最終更新:2010-08-30 00:12:09
62738文字
会話率:52%
「アレクサンドロス大王のペルシャ遠征が、中国「秦」の国力を充実させ、始皇帝による統一を実現させた。その余波は、弥生時代の日本にも及んだ(東方へ)」など、深くて渋い歴史的エピソード満載。意外性のショットガン。本格歴史エンターテーメントのエッセ
イ集第3弾!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-02-01 10:44:03
48767文字
会話率:4%