「永遠に死なない世界に興味はないか?」と、言われた僕は、そのおじさんにのこのことついて行った。
ついて行った世界は「残機」というものと隣合わせ、一心同体の世界だった。
そんな世界に放り込まれた、僕は幸せになれるのか。
まだ謎の多い世界で、僕
はどうすればいいのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-24 22:56:57
562文字
会話率:0%
ドラゴンと共生するシルドラ族の生き残りである六歳の少年が、記憶を失ってとある村に飛ばされた。そこで出会った四人の少年少女たち。彼らとともに育ち、楽しい時間を過ごした。だが十一歳の時、彼らは村を出て行った。
それから三年。少年は彼らが村を
出て目指した大都市へ行くこととなる。それはちょうど、村を出て行くときの五人の誓約が守られているかを確認すると決めていた日付にほど近かった。
――ジャンヌ、ルカ、セフュ、シュタルク、リントの五人は、決して互いを裏切らず、自分の信ずる道を貫くこと。
大都市で起きた大事件の渦に、十四歳になった少年少女たちが巻き込まれていく。簡単に見える三年前の誓約を前に彼らの取る行動は――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-16 21:32:05
173023文字
会話率:37%
1907年、福岡の炭鉱町から、アメリカの炭坑町に父親と一緒に出稼ぎに来た一作は、友達になったジョンと彼の父親の蒸留する「ムーンシャイン」と呼称される密造酒作りを手伝う。
ある日、ジョンと一作は、探していた宝を見つけ出した。二人は四等分した宝
の一部を廃坑の中に隠し、ジョンは家族と炭坑町から出て行った。性に目覚めるころの一作は散髪屋のふくよかな女性に大人のマネを求めた。そして、彼は宝の金で炭坑の宿舎を出て町に住み、英語を学び「ボス」と呼ばれる日本人労働者斡旋の仕事を目指し始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-16 04:46:15
38678文字
会話率:33%
26歳の今、思い返してみれば、私は恋に恋しかしてこなかったのだと思う。少し男の人と話しただけですぐに好きになり、ちょっとでも嫌なところを見るとすぐにどうでもよくなった。
初めての彼だってそうだ。何も知らずに好きになって、告白をしてOKをも
らった。嬉しくて、幸せで、でもすぐに違うと思った。こんなんじゃない、こんな人だとは思わなかったと。理想ばかり押し付けて、自分から離れて行った。
だから、きっと初めてなんだと思う。人に恋をしたのは、26歳の今が初めて。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-15 20:56:42
2529文字
会話率:55%
恐怖の大王の代わりに現れたのはなんと〝神〟だった。神は人々に力を与えてすぐに去って行った。与えた力は[文字力]。人間は与えられた文字によって様々な使い方をする。文字に宿る力を使って戦う現代異能バトルが始まる。
主人公最強です。
最終更新:2015-11-09 09:00:00
31828文字
会話率:58%
自分には生きる価値がない。
誰もいない家に帰ってきて、父親が朝置いて行った千円札で買った冷たいコンビニ弁当を一口食べる度にそう思う。
もし神様がいるのなら何故ボクを異世界に連れて行ってくれないのだろうか。最近流行っているネット小説ではボ
クみたいな冴えない人間を異世界で活躍させているというのに。
ボクと彼らは何が違うのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-08 22:55:54
3961文字
会話率:44%
親に捨てられていた子猫は貴族の令嬢に拾われる事となる。
それから子猫は拾った令嬢と共に生活をしていく。
子猫は誓う御主人である令嬢を何もかもから守ると。
そんなある時、令嬢に婚約者が出来て嫉妬で猫が婚約者に勝負を挑んだがその婚約者に
逆に懐柔されてしまい令嬢と婚約者の未来を楽しみにしたりする。
年月が経ち令嬢たちの学園生活が始まる。
しかしこの時既に10年経ち猫は体調を崩し始め己の寿命がきたと思い令嬢の元から姿をけしてしまう。
誰もいない森の中静かに最後を迎えようとした時夢を見た。
その夢で自分は人間だった。
そしてその夢の中で猫は……
夢から目が覚めると猫は猫又になっており猫としての寿命はなくなっていた。
そして猫は令嬢の元に戻ることにする……夢の中での後悔をしないように。
戻ったとき令嬢に泣かれるなどあったが穏やかで平和な生活が戻って行った。
しかしそんな平和な時間はある年に入ってきた新入生の令嬢の手により狂いだしていくことになる……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-07 12:42:17
12904文字
会話率:17%
あらすじ
記憶を失ったらしいが気にせず頼まれ物のワインを買い付けた黒帽子黒外套の少年マジュスは、どこへ持ち帰ればいいか迷ううちに気付けば、国交回復予定国ケルベナの文通相手の王子様の元へ城を抜け出し会いに行こうとしていたレウパ国の姫ディ
アナの案内役を引き受けていた、ことになっていた。旅の女剣士ジレルを護衛に加えつつ、追っ手をまくため化け物の出る樹海に入るディアナ。化け物に間違われたと泣くクマに戸惑う間もなく、国交回復を良しとしないケルベナの騎士カージスとドルグにディアナが狙われる。それを退け、国境のケルベナの砦・魔塔の壁へと到着。だが、守備大隊長は第一王子が暗殺された噂により混乱中。宮廷魔術師長アフリクドの助けを得たカージスとドルグが再び迫る。樹海の化け物と勘違いされたマジュスの契約精霊と、樹海の化け物と勘違いした兵の戦闘がはじまるが、それに便乗して二人を捕らえる。が、今度は全てを隣国ルフガダムのせいにしてレウパ国に進軍し国政転換を狙うリィンハルト第二王子が現れる。文通について言い合いになるディアナ。言い合いに負けかけるが、マジュスの特技で手紙の王子様の居場所が分かり持ち直し、そこへディアナの父であるエンダール王が追いつき、更に終わりの無い言い合いが続く。そんな中、役目を終えたマジュスは危険な予感に樹海へ逃走するが、行き場を無くしたアフリクドとの戦闘になる。月神とも憑き神とも言われる契約精霊のせいで杖も精霊も頼らず術を使うと記憶が出てこなくなる状態だったにも関わらず、防衛に必要な危険については後回しにされ何とか勝利。しかし、現れた本物の樹海の化け物うさぎに殴られアフリクドごと吹き飛ばされてしまう。その余波を受け、もう下がるしかないと計画を諦めるリィンハルト。全ては水に流れたと思われたが、ベイル第三王子がディアナから預かった今まで送った手紙を見ると、手紙の文面を担当していたレオン第一王子は、次は自らがレウパとの国交回復の使者として赴くことを決めた。そしてレウパでのこともケルベナのことも忘れたマジュスは、別にそれは気にすることもなく、草の海原をどこかへと歩いて行った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-27 07:00:00
223902文字
会話率:41%
「僕の家の近くには、しゃもじみたいな顔をしたおばさんが住んでいます。僕はおばさんのことをしゃもこと呼ぶことにしました。」6歳の柳沢しょうたは、親友のゆうやといつも学校帰りに家の近くの公園に立ち寄っていた。彼らは他の子供たちとは違い、ひたすら
おしゃべりを楽しむ少し大人びた子供だった。そんな彼らの前には毎日のように、しゃもこが現れた。特に話しかけてくるわけでもなく、ただ毎日通り過ぎて行った。しょうたの両親は5か月前に離婚。母は離婚後、妹を保育園に預けて働くようになったため、しょうたは家に帰るといつも1人。そんなしょうたの心の支えであったゆうやが、家族の事情で突然、引っ越してしまう。独りぼっちになってしまったしょうたは、以前と変わらず、毎日1人で公園に寄り、心の中でゆうやと会話をしていた。そんなしょうたの前には毎日、しゃもこが姿を見せていた。しゃもこの姿を見るだけで心強く感じていたしょうたにも、しゃもことのお別れの日が来てしまう。しょうたは施設に入れられることになったのだ。両親にはそれぞれ恋人がいて、再婚する際に、しょうたを施設に入れる事を選んだのだ。自分のためだと笑顔で言う両親に対し、しょうたは笑顔でうなづくしか出来なかった。そして、しゃもこと公園に別れを告げ、施設へと旅立って行った。
それから20年、しょうたは26歳の警察官になっていた。
そこで待ち受けるしゃもことの再会。そして事件が起きるー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-26 17:34:53
67561文字
会話率:46%
私、月島柊は、元医者である。寿命を迎え、妻と義娘を残してこの世から旅立って行った。と、思っていたのだが、気付けば身体は赤子になり、周囲を見渡せば地球とは異なる出で立ちの人々。極めつけに私以外のもう一つの魂がその体にはあった。
・・・この
物語は、天寿を全うした老人が幼いもう一つの魂を見守り、教え諭しながら魔物や戦乱がある異世界を生き抜く話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-25 20:48:07
1503文字
会話率:18%
「……あなた、さっさと出て行った方がいいわ」
都会の役所からど田舎「南山村」に転勤してきた塚田シュン。
養殖と農業がさかんな「南山村」で、桃代や重蔵たちといった底抜けに明るい住人たちに振り回されつつも、徐々にその生活にもなじんでゆく。
そ
の中で、ただひとりシュンに冷たい態度を取るミミ。
その理由、そして、この村の秘密とは……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-10 23:49:07
2399文字
会話率:42%
「お前とは終わりだ、婚約は破棄させてもらう・・・」突然そう伝えられた悪役令嬢は「婚約破棄の書状確かに受け取ったわ」と一瞥もなく部屋から出て行った。伝えた悪役王子の思いと悪役令嬢の決断とは。
最終更新:2015-10-07 01:19:03
2783文字
会話率:51%
夏休みの最後に、霊感のある友人が私を連れて行った肝試しの会場。
そこで開催された百物語とは……
※怖くない怪談話は一話完結の短編集です。
※アメブロで公開した作品です。
最終更新:2015-10-03 23:42:41
2182文字
会話率:14%
ラベロットという小さな町にヤコフ = エレギンという少年と祖父でメカニックのアルバーン = エレギンが住んでいました。ヤコフは家を出て行った母と父を探すため町を出る決意をします。
最終更新:2015-09-26 16:45:06
919文字
会話率:22%
どんな病状、怪我、生死に関わろうが、リタイア不可。1年間の限定されたサバイバル生活。報酬は、2500万円。
圧倒的な文明からの隔離、支給品無し、衣類さえも。。
参加者達は、身を寄せ合い協力しながら、日々を乗り越えて行く。全てが順調に進んで
いるかに思えた。
ある事件をきっかけに、少しづつ歯車が狂い出して行った。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-20 04:47:15
4992文字
会話率:53%
現代日本において平々凡々と暮らしていた俺が、いつものようにだらだらとネットをしているときに見つけたその広告が、俺の運命の始まりだった。
「ファンタジー世界で会社経営してみませんか? ──冒険者を雇ってダンジョンに行こう!」
そんな煽(あお)
り文句の広告を見つけて、ありがちだなぁと思いながらも「会社経営」という部分に興味を惹かれた俺は、広告先で何気なくクリックを続けて行ったのだが──そうして辿り着いた先は、お約束の異世界。
ただ、俺の知っているお約束とちょっと違ったのは、その世界で俺は、冒険者を雇って営利活動をする会社の、経営をしなければならないということだった。
レベルが高い冒険者を雇えば、その分だけ高い賃金を支払わなければならないこの世界で、黒字経営を実現するためにあの子を雇ったりこの子を雇ったりと試行錯誤をする。
でもそんなことをしているうちに、俺はいつの間にか美少女冒険者たちに囲まれていて……えっ、これってほとんどハーレム状態?
※以前に短編で投稿した作品の、連載版です。
※小説タイトル変更しました。旧題:異世界で冒険者カンパニーの社長をしています→異世界の冒険者カンパニーで美少女冒険者たちを雇っています→現在
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-17 09:15:31
75043文字
会話率:21%
近未来、人類は「ダークナイト」と呼ばれる異世界からの戦闘知性体の侵略を許していた。中世の騎士の甲冑を纏い、道化を模したマスクをした彼らは、一体で一個師団級の戦闘力を有し、CERN跡地に出現した暗黒空間から這い出してきたのだ。夜にのみ訪れる彼
らに恐怖した人々は、夜の闇を恐れ、日が沈むや否や、家に駈け隠ると固く扉を閉ざすようになった。
人類の天敵のようなダークナイトに襲われた海堂麟太郎は、窮地を漆黒のダークナイトに救われた。夜の闇の中で、それ以上に暗いそのダークナイト──BJは、巨大な黒いジャックナイフと、三体の守護獣を従え、麟太郎を救うと再び闇の中に帰って行った。この時以降、麟太郎に波乱の人生が訪れることになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-15 19:43:14
163313文字
会話率:48%
六年前、引っ越して行った幼馴染。連絡なんてかなり前に途絶え、今はもう思い出の中の存在に成り果てていた初恋の人。
高校生活二度目の春、クラスに編入してきた女子生徒は、紛れもなく、そいつだった。
一度失った歯車を取り戻し
た時、俺たちの中で燻っていた気持ちが動き出す。
これは、ほんの少しだけ何かを抱えてしまった俺たちの、青い春の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-06 20:54:04
325547文字
会話率:50%
某国で、友人の下宿探しにくっついて行ったときに見てしまった、ちょっと変わった下宿屋がモデルの話です。現実には化け猫は居ませんでしたけど。
化け猫どもが居る「下宿屋」の間取りは、大体、モデルのままです。
描きたかったのはあの下宿屋の「奇
妙奇天烈な空気」と「それでいて柔らかくて静かな佇まい」です。そこに自分の作ったキャラクターをのせたら、どうなるかな、と思い、書き始めたものです。
大家が三匹(と言うか三種類?)の化け猫である下宿に、新入り下宿人がやってきた。彼はなんだか「ワケあり」な様子。でも化け猫どもは気にしない。下宿の珍妙な下宿人たちが繰り広げる、異国の不思議な毎日とは?!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-05 20:54:44
17553文字
会話率:29%
西暦2030年。
ロボット産業トップシェアのヴィオニクス社が、新たな技術の開発に成功していた。それは『因果指輪(カルマリング)』といい、人の縁を強制的に変更するものだった。しかし、開発には成功したものの「人の尊厳を傷つける」との理由で経済省
の認可が下りず、販売までは至らなかった。開発チームのリーダーであるテスタロッサ・ヘレスはそれに納得できず、研究成果を誇示すべく同社のタイムマシーンを無断使用して過去に行き『因果指輪』の被験者を探すのだった。
ー現代(西暦2015年)ー
青柳(あおやぎ)タケトは目立つ要素のない凡人で、クラスでの存在感は限りなくゼロにちかかった。彼には幼少期からの幼なじみの少女(高梨(たかなし)ミスズ)がいて、彼女の陰に隠れるように生きてきた。幸い私立明星学園(しりつみょうじょうがくえん)に入学したときも同じクラスで、2ーAに進級した今も同じクラスだった。一方ミスズはタケトとは対称的な負けず嫌いで、常に主導権をにぎりたがるタイプ。ある日ヘレスがタケトに近づき彼氏になるよう提案するが、タケトは提案を断る。しかしヘレスは引き下がらず、タケトの不意を突いて彼の左の薬指に奇妙な指輪をはめ込んだ。翌日、タケトはミスズに事の顛末(てんまつ)を告げた。ミスズは激怒して下校中現れたヘレスに突っかかる。が、タケトの左の薬指にはめ込まれた『因果指輪』の効力により、ミスズの強襲はタケトに阻まれる。ミスズはその日自室のベットで深夜まで泣き続けた。ミスズは翌日からひそかに二人のあとをつける。ある日、二人は深い森の奥へと入って行った。するとそこに銀色の円盤状の機体があり、二人はそれに乗り込もうとする。ミスズは危機感を抱き、とっさに駆け寄る。それにタケトが立ちはだかるが、ミスズは動じず、タケトの手を取り連れ戻そうとする。タケトは拒絶反応をあらわにしてミスズの手を振りほどこうとする。が、ミスズは手を離さずそのままタケトに抱きつき耳元で叫ぶ。「いかないで!タケトのいない世界なんてつまらない‼」途端、タケトの左の薬指にはめ込まれた指輪が何の外力もなくはずれて地面に落ちた。タケトは正気を取り戻してミスズと向き合う。突如空間に穴があき、そこにあるものと同色同形の機体が現れた。中から白衣を着た研究員らしき者が3人出てきてヘレスに何か言ったあと、円盤ごと連れ去っていった。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2015-09-05 04:02:31
4707文字
会話率:50%