これは全て実際に私が耳にした怪談であり、実話である。
人とはそれぞれに怪談を幾つか持っているもので御座いますが、私はそんな話を求め、知人の元を廻っている酔狂なる者です。
それもこれも、かくいう私自身が『黄泉から舞い戻った者』に魅せられ
ているからであり、またその魅力と怪奇なる現象を貴殿方にも知って頂きたいと思った次第なので御座います。
それでは、私が収集致しました
我々の身辺の在り来たりなる怪談 をご堪能下さいませ。
追伸:奇怪な怪談を御持ちの方がいらしたら、是非この私めに一報下さい。すぐに私は貴方の元へ参りますので。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-03 20:15:15
199181文字
会話率:19%
「人類が魔術という異能を得て幾星霜。──未だに二日酔いは克服できていない」
伊庭八代はパトカーの中で全裸でそう呟いた。
魔術が一般に普及した現代。 科学が発展すると共に少しずつ魔術が衰退している世界で 日本の魔術学校の最高峰、国立大学
法人東京魔術大学【血継魔術科】では今日も問題が発生していた。 生徒が逮捕されるわ。テロは起きて最前線に駆り出されるわの慌ただしい日々。 この物語は、そんなたった七人しかいない血継魔術科の怠惰な日常と栄光の日々を描いた物語である。
第10回書き出し祭り。第2会場1位を頂く事ができた作品です。
この作品はノベルアップ(https://novelup.plus/story/555915851)にも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-03 17:50:00
348501文字
会話率:55%
酔って目覚めた後、朝食を食べるお話。
最終更新:2024-11-03 14:00:00
2479文字
会話率:38%
「あ、そう言えば俺、彼女と別れたんだ」
夕食を食べ終わり、テレビを見ながらぼんやりとしていると、幼馴染みの弘也が言った。
「また?どうせまた、私のせいでしょ?」
「んー……まあ、果奈のせいではないけどさ、果奈と仲良くしてるのが気に
くわなかったみたいでさ」
「は~……だから言ってんじゃん、彼女いる時は私の家に来るなって。いくら私ら幼馴染みとは言え、男と女なんだから、彼女さんからしたら嫌でしょ」
弘也はカッこ良くてなんでもできるやつで。だから昔から女子によくモテるし、よく女子に告白されている。弘也も弘也で、告白されたら、その時彼女がいなかったら「いいよ~」って軽く付き合う。
幼馴染みとは言え私は女だし、彼女ができたら普通は会うのを控えそうだけど、弘也は彼女ができても、こうして私のところにちょくちょく遊びに来たり、私を誘って一緒に出掛けたりする。そんなことするから、弘也の彼女が、私のことを「弘也の彼女」だって勘違いして、弘也はよくフラれている。
「はぁ~……ほんと、あんたとは兄弟てか、家族だったらよかったのにってよく思うわ」
「なんで?」
「だって、家族だったら、こうして会っても誰も文句言わないし怒らないでしょ」
そう言うと弘也は顎に手を当ててう~ん……と、何かを考える仕草をした。そして。
「じゃあさ、家族になっちゃおっか」
「は……?ナニソレどう言うこと?」
「結婚しようってことだけど?」
「は?いやいやいや!何で突然、結婚する話しになるの?」
「だって、果奈と家族だったら、果奈と毎日会っても良いんでしょ?それに前に果奈『お互い30歳になっても結婚してなかったら結婚しちゃおっか?』って言ってたし、明日俺30歳になるでしょ?果奈もこの前30歳になったし、丁度良いかなって」
……確かにだいぶ前に、酔っぱらってそんな冗談言ったけど……。てか、結婚するってあんたどう意味かわかってるの?夫婦になるってことだよ?兄弟になれるわけじゃないんだよ?
そう言うと弘也は───
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-01 20:25:05
2267文字
会話率:61%
ある日の職場の忘年会の帰りのこと。道端にダチョウのたまごくらいの大きさの桃色の変なたまごを見つけた。
酔っていた俺はそのたまごを拾って家に帰り、胸に抱いて温めた。
すると翌日、そのたまごは俺の身長ほどの大きさになっており────
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-27 11:08:17
998文字
会話率:42%
仕事を終えて会社から出ようとしたら、パラパラと雨が降っていた。ニュースの天気予報で夕方からの降水確率が90%と聞いていたので、俺は傘を持ってきていた。
傘を被りながら家へと向かって歩く。その途中にあるコンビニに寄って、今日の夕ごはんのコン
ビニ弁当とビール2本を買った。
コンビニ袋をがさがさと揺らしながら歩いていると。
「ん?」
小さな公園を横切ろうとした時、ベンチに座りながら雨に濡れている女の人が視界に入った。
酒に酔った彼女は、彼氏とケンカしてこんな雨の中ヤケ酒していたようで。
そんな彼女のことをほおっておけず、俺の家に彼女を連れていくことにした。
「…帰らない。今夜はあなたと一緒に居る。たっくんが誰かとシたように、私もあなたと─…」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-10 11:52:00
6179文字
会話率:52%
「お前の噂を聞いたぞ。毎夜町に出て男を求め、毎回違う男と朝までふしだらな行為に明け暮れているそうだな? その上糸目を付けず服や装飾品を買い漁り、多大な借金を背負っているとか……。そんな醜悪な女が俺の妻だとは非常に不愉快極まりない! 今後俺に
話し掛けるな! 俺に一切関与するな! 同じ空気を吸ってるだけでとんでもなく不快だ……!!」
【王命】で決められた婚姻をし、ハイド・ランジニカ伯爵とオリービア・フレイグラント子爵令嬢の初夜は、彼のその暴言で始まった。
そして、それに返したオリービアの一言は、
「あらあら、まぁ」
の六文字だった。
屋敷に住まわせている、ハイドの愛人と噂されるユーカリや、その取巻きの使用人達の嫌がらせも何のその、オリービアは微笑みを絶やさず自分の道を突き進んでいく。
ユーカリだけを信じ心酔していたハイドだったが、オリービアが屋敷に来てから徐々に変化が表れ始めて……
※作者独自の世界観満載です。違和感を感じたら、「あぁ、こういう世界なんだな」と思って頂けたら有難いです……。
※他サイトにもほぼ同時に掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-01 17:10:00
88197文字
会話率:59%
どこにでもいるサラリーマン、各務堂一司《かがみどうかずあき》。
仕事ばかりの日々から離れる瞬間だけは、元の自分を取り戻すようであった。
半年ぶりに会った友人と飲みに行くと、そいつは怪我をしていた。
話しを聞けば、最近流行りの『異世界転移』
に興味があるらしい。
ニュースにもなっている行方不明事件の名だが、そんなことに興味を持つなんて――。
酔って言う話ならよかったのに、本気にしているから俺は友人を止めようとした。
それだけだったはずなんだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-31 22:26:32
24131文字
会話率:41%
碇二亜《イカリニア》は人間が嫌いだった。
笑っているだけで何となく進む日常も嫌いで、媚びを売れば何とかなってしまっていた歪な職場も嫌いで、喧嘩が絶えない家族も嫌いだった。
そんな彼女の唯一の趣味が、乙女ゲームの悪役令嬢が主人公を苛め
る所を見る事。
悪役令嬢が主人公をいびる部分だけゆっくりと堪能し、主人公が恋をしそうになったら未読スキップボタンを押し、選択肢はなるべく主人公が誰ともくっつかないように操作し、万が一悪役令嬢が痛い目を見るようになったらプレイをやめるなんていうプレイで、日常の憂さを払っていた。
とある日曜日、朝から酒を飲みそんな事をしていた彼女は、母と父の喧嘩の声が聞こえプレイ中のゲームを止め、仲裁に入る。
唯一大好きだった母に教えられた紅茶、そのティーカップが父によって割られていく居間で、彼女は凶刃に走ろうとする母を止めに入ろうと、鋭利な破片を拾い自分の首元に当てブラフで二人の冷静さを取り戻させようとするが、酒に酔っていたのもあり転んだ拍子に結果として自害してしまう。
目が覚めると、そこはプレイを止めたままだった乙女ゲームの世界。
悪役令嬢の記憶を持ったまま、先の展開も知らぬまま、彼女は『レイジニア』として紅茶のカップをゲームの主人公『ウェヌ』の前で持っている状態だった。
勢いのまま主人公を部屋から追い出すが、すぐにいつも自分のしていた事を思い出す。
――彼女にとってのバッドエンドは何だろうか。
全部のフラグを折ったなら、彼女は不幸になる。
その勘を信じ、彼女はウェヌに言い寄る男性の好意を壊す事を決意する。
『もし魔物に襲われる所を救われるならば私が代わりに魔物を倒せばいい』
『もし執事に慕われるならば執事の失態を見せつけてやればいい』
そんな事をした結果、彼女自身がウェヌに好かれる事も知らず、レイジニアは奔走を始めた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-28 08:49:38
279090文字
会話率:31%
和泉澄人は就職浪人中の大学生。早くに両親を亡くした澄人は縋野奨学生として、縋野叶が寮母を務める町家風アパートで暮らしていた。
上手くいかない就活のことで叶と喧嘩し、いまの現状を投げ出したくなった澄人は、酔った勢いでchatGPTに今後どう
すればいいかを問う。
返ってきた答えは「小学生からやり直せ」というものだった。やけになった澄人はchatGPTの言うままに儀式を行いやがて意識を失う。目が覚めると、姿かたちが女子小学生になっていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-28 08:20:34
103770文字
会話率:42%
酔いつぶれた青年は老婆と出会った
キーワード:
最終更新:2024-10-27 13:14:29
6520文字
会話率:47%
深夜のアーケード街で泥酔女と家出娘と号泣している子を同時に拾ってしまった
最終更新:2024-10-27 00:00:00
11327文字
会話率:17%
人生において、大人になったならば、その心と魂を深掘りするのは時にお酒というものです
そこから垣間見えることに深く酔ってみてください
「あなたが自分自身と繋がる奇跡」
七五調のリズムと韻が、優しく染み込む夜に
今宵もこの詩に込められた
、人生の片鱗と物語を感じてみてください。。。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-25 19:05:19
322文字
会話率:0%
我が道を行く騎士団長 x 悪評聖女のお話。
聖女ラルカリースに命を救ってもらったあの日から、彼女のことだけを想い騎士団長にまで上り詰めた男、クレイエヴァー・フォールウィン卿。
だが、司教は彼に言った。「それは100%思い込みで
す。多いんですよね『命を助けて貰った……この人が運命の相手だ、よっしゃーー絶対結婚したーーい!』と勘違いする騎士様が……」
聖女ラルカリース……『ミス死霊』、『黒衣の中毒者』、『戦場の狂聖女』……彼女の通り名を知らない者はいない……と思ったら、この騎士団長は知らなかったのだ……。
そんなことは気にせずに、我が道を行く騎士団長は愛しの二日酔い聖女に会う為、東教会へと足を運ぶのだった。
作成済みなので、全七話で完結します。
順次、アップしていきますので、お読み頂ければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-25 11:10:00
16533文字
会話率:51%
就職浪人の風見麗羅(レイラ)は、クラブでタロット占い師をするパリピギャル。鑑定料は1万円とお酒をおごってもらう事。彼女を僻む者達に橋の上から河に突き落とされた。
イケメン貴族エリオットのキスで目覚めた場所は異世界ハーゲンデルグ。レイラは酒場
の住み込みタロット占い師になる。占いが評判になり、エリオットからの猛烈なアプローチに戸惑うレイラ。
ある日、エリオットが友人マルゴとともに酒場を訪ねる。マルゴはエリオットに劣らない美男子で素性は謎に包まれた貴族の青年。レイラの占いに興味をもったマルゴは、舞踏会の余興としてタロット占いをする様レイラに依頼する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-23 23:07:48
21023文字
会話率:28%
酒をのむ。せっかくの連休。酒でつぶすの巻
キーワード:
最終更新:2024-10-22 14:56:55
335文字
会話率:0%
ブラック企業に勤める平凡なOL。疲れ切って少しお酒で悪酔いしてぽっくりと死んだ。と思ったら、なんか、転生した。それだけの話。
*物語の大まかな流れは考えていますが、プロットも何もなく適当に書いてるので大幅改稿があるかもしれません。ただ書き
続けることを目標にしているので大目に見て下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-22 00:00:00
20651文字
会話率:54%
戦後暫くヤクザをやってたと言う年寄りから聴いた話(酔っ払い&うろ憶え)
最終更新:2024-10-19 12:32:47
357文字
会話率:0%
魔王を倒し、若くしてレガド大陸を統一して史上最大の版図を築いた、最強の皇帝ジャン=ジャック=アルベール。
後に『理想帝』と呼ばれるほどの、完璧な業績を残したその治世の中で、昨今歴史家の研究の的となっているのは、彼の後宮問題の対処への異
常なほどの巧みさであった。
後宮歳費の膨張。
異なる種族の王妃同士の対立。
後継者争い。
時の権力者が悩まされがちな諸問題と、ジャンは全くの無縁であったように思える。
彼の治世を盤石にした主要因の一つでもあるというこの謎に対する答えは、十人十色だ。
とある歴史家は言う『時代が平和を求めた。歴史的な必然である』。
とある政治家は言う『ジャン帝個人の圧倒的なカリスマである』。
とある魔法使いは言う『彼は催眠魔法を極めていたのだ』。
とある酔っ払いが言う『女は結局カネだよ。カネ』。
真相は全て歴史の闇の中。
だけど、もし、天国のジャンに問いかけることができたなら、きっと彼はこう答えるだろう。
『わっかんねえな。俺はただ嫁たちと、地球っていう異世界でデートがてらメシを食ってただけなんだけど』。
そう――これは、伝説の大英雄のエピローグ。
もしくは、世界が最も幸福だった500年間の、穏やかなるプロローグ。
※異世界最強の覇王が地球で嫁とイチャラブするだけの話です。後宮は出てきますが、権力闘争も戦乱もないストレスフリーワールドですのでご承知おきください。
※主人公は男ですが物語は嫁視点で語られます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-18 19:20:00
105623文字
会話率:34%
男尊女卑の医者、危機感のないバカなヒロイン、人種差別主義者のヴァルキリーと良心的兵役拒否者、盲目で酔っぱらいの同性愛嫌悪の修道女、これが大魔王を倒す好チーム不思議の波動ダイナマイト狼団だ :D
最終更新:2024-10-15 10:05:03
2074文字
会話率:3%
なんかだいぶ偉そうに語ってみました。
だいぶ酔ってるけどね。
最終更新:2024-10-14 20:52:23
838文字
会話率:0%
また新しい一年が始まる気持ちで書きました。
最終更新:2020-12-14 00:00:00
278文字
会話率:0%
無職の若者「湯評」と邪神クトゥルフの少女「タノシ」の意外な出会い。二人は、仕事もせず、酒池肉林、花天酒地なユートピアを築くことを決意した。
美女、豪華なスイートルーム、50万の巨額ポイント。
あなたも私たちに加われば、今すぐ手に入ります
!
さあ、あなた自身の天性を解放しましょう!
今日酒があれば今日酔おう。タノシちゃん万歳!
私たちの国のペットになることこそ、あなたにとって最高の帰結です!
タノシ牧場共和国へようこそ! 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-13 03:45:14
3081文字
会話率:31%