空を横に走る稲妻が、何度もその姿を見せた。
一部の者は、これを「光の命令」と判断。宮大工たちに命が下された。
神社の中に秘められし、巨大な管を運び出せ。
それを山へと持っていけ。
命令と管に、どのような関係があるのだろう。
最終更新:2018-10-20 20:05:19
3999文字
会話率:8%
不意に家の外から、雷の落ちる音が聞こえた。
前日は悪天候だったが、今は雨が降っていない。気のせいだったろうか。
しかし、学校に行ってみると、あるクラスメートが家の近くに雷が落ちたと話していて、現場も見ているのだという。
興味本位から、その
現場に向かってみたところ……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-15 20:31:27
3979文字
会話率:8%
事件はある夏の日に起きた。本社での会議を終え、工場へと帰る道中であった。雲行きが怪しくなり、夕立に襲われる。不自然な程黒々とした空から一筋の雷光が落ちた。稲妻の音を聞くよりも先に、焼けるような熱さを感じた。そして――意識は途絶えた。
目が覚めると、俺は少女になっていた。
痛く鮮明な桃色と黄色の、金属質な素材で出来た杖を手に握っていた。装飾には星やハートマークを幾つも連ねた彫り込み。先端は八芒星のシンボルと、中心に赤い水晶。水晶を支える土台のようなものは無く、淡い光を放ちながら浮いていた。
こうして、俺は魔女っ子に生まれ変わった。悪の組織と戦うはずだった。
しかし、俺には家族も、仕事もある。悪の組織とばかり戦ってはいられない。魔女っ子になってしまったとしても、俺の日常を捨てるつもりはない。
こうして俺の、魔女っ子としての日常が始まった。
この作品は不定期更新となっております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-21 07:00:00
90427文字
会話率:50%
魔法は世界から消滅した。
大気中のマナや体内のオドが枯渇し、魔法が使えなくなった世界。
古の魔法や魔法道具を残して、今や武術主流となりつつある。
そんな世界でただ一人、魔法を扱える者が存在するという。
アンクルブレイカー。
人々は其の者を畏怖を讃えてそう呼んだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-16 20:44:10
7641文字
会話率:37%
稲妻と旋風を伴い、東京タワーに出現した影の巨人「クロウ」。
現住所、東京都大田区の留守食堂 屋上。
突然の巨大で異形な居候に、慌てふためく留守家の長女「若葉」。
だが、彼の優しさに触れ……徐々に心惹かれていく。
やがて「若葉」は「クロウ」の
正体と、目的を知る。
これは、共に世界を救おうと奮闘する影の巨人と
女子校生の恋と散歩と冒険の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-10 22:02:41
23621文字
会話率:53%
機械修理屋を営む主人公 稲妻 電太郎(いなづま でんたろう)がある日、万能アンドロイド セツコさんを購入。が、性格が超ドS。
そんな二人が織り成すドタバタコメディ・・・
だと思います。
最終更新:2017-11-30 01:08:31
1321文字
会話率:44%
青年、ジェイル・シルヴァーは学校では奇怪な髪色が原因で苛められ、家では両親に捨てられ、養親からは奴隷以上使用人以下の扱いを受け、日頃からサンドバックのような扱いを受けていた。しかし、二世紀ほど時代を間違えたような紳士服を着た闖入者によって
、そんな日常は終わりを告げる。
「君の父は君を守るために何十年と戦い続けていたが……殺された。だから来た。次、命を狙われるのは……君だ」
突如として突きつけられた事実に、ジェイルは困惑するばかりであったが、事態はさらに複雑だった。
「信じられないと思うが、君の両親はこの世界の人間じゃない。あ、僕もね?」
理解不能な発言。しかしそれを証明するかのごとく、重力を無視した非科学的な力を見せられ、トドメとばかりに闖入者が持っていた拳銃が喋りだし、白く美しい髪を持つ、人形のような少女に変身し、告げるのである。
「あなたにはワタシ達の世界に来てもらう。じゃないと死ぬから」
そうして現実とは異なった世界に、映画や小説で見たようなヴィクトリア的街並み広がる魔法の世界に連れて行かれ、ここに一つの物語が生まれるのである。恐るべき魔術師と弾丸が爆ぜ、空を飛び、稲妻が落ちるような死闘を繰り広げ、一方で恋情紡がれる異世界ファンタジーここに開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-26 13:45:39
171660文字
会話率:42%
嵐の夜に起こった興味深く愉快なことについて
キーワード:
最終更新:2017-10-17 03:04:10
6491文字
会話率:0%
青年、ジェイムズ・マーシャルはクライマーである。幼い日、兄に連れられて壁面を登ったあの日から、クライミングというものに魅せられてしまった。
それから、青年は登り続けた。磨かれたスラブを。天井のようなルーフを。聳え立つオーバーハングを。
その
核心を掴んだとき。駆け抜ける稲妻の様な衝撃を知ってしまって。
――だから。家族、友人、見知らぬ誰か。数多の人との邂逅が訪れても。
ジェイムズは、登るだけ。
空想クライミング小説です。
趣味全開ですが、知識が乏しいので間違った点が在るかもしれません、ご容赦ください。また、なるべく早めに更新しようと思いますが、都合により頻度を保てないときがあると思います。申し訳ございません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-02 18:20:28
152701文字
会話率:30%
稲妻町に引っ越してきていよいよ高校の入学式の日、主人公の秋山アキラ君にちょっとしたトラブルが起きるようです
最終更新:2017-09-14 17:46:48
4675文字
会話率:74%
あるところに優秀な少年がいた。しかし彼は、優等生を続けることに息苦しさを感じていた。ある日彼は一枚の絵に大変な感銘を受けた。その絵は一見下手なだけに見えるが、少年はそこに、自らが求めている自由を見出した。その自由とは、大人の評価を得ることを
放棄した、期待に応えることへの拒絶であった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-20 18:00:00
1680文字
会話率:0%
今よりも、機械がほんの少し増えた時代。
週末にも関わらず、外へも出掛けずに独りで過ごしていた青年、加藤匠。
特別な何かを持っているという人間ではないが、彼は最近怪しいパソコンを手に入れていた。
箱型ではなく、実に怪しく達磨の様
な歪な外装。
見た目はともかくも、お値段と性能では満足が行くものと言える。
怪しいパソコンと共にのどかな週末を過ごす匠だが、幸か不幸か、彼の自宅に一筋の稲妻が落ちた。
一度はもう駄目かと思った匠だが、駄目で元々、電源をもう一度点けてみると、奇跡的に何とか復活を果たした怪しいパソコン。
安心し、眠りに落ちた匠は翌朝、奇妙な出逢いを果たす。
なんと、彼のパソコンは主の意志を無視して勝手に動き出していた。
そして、画面に映ったヘンテコな顔は「おい、其処のマヌケ」と意志を伴った声を発したのだった。
人工知能か、はたまた機械の反逆者なのかはともかくも、ソレは、自らを【八番】と名乗る。
だが、堅苦しいのが嫌な匠は、現れたソレに新たに【エイト】と名付けた。
全くの機械音痴など匠と、未知のテクノロジーその物であるエイト。
暫く過ごす内に、匠はエイトと共に様々なトラブルへとぶち当たる。
独りでは無理なことでも、共になら切り抜ける事も可能だろう。
新たな出逢いは、人に数奇な人生をもたらすのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-22 11:00:00
580716文字
会話率:30%
もう一人の僕は女の子。
最終更新:2017-02-16 12:54:32
368文字
会話率:0%
地上に無数の星と稲妻が降り、大地が裂け、山々が火を噴き、津波が陸を襲う神々と天使達が戦った天上大戦から間もなく千年。
“災厄”と後世に語り継がれたそれは、地上に大規模な地形変動を与え、多くの地上種を死に至らしめた。
・・・あれから千
年。
生き残った地上種は、神々の加護から離れ独自の文化と文明を築き、生と死の営みを繰り返していた。
やがて林立し領土を拡大していった国々は、互いに覇を唱え対立し、大国が小国を飲み込む群雄が割拠するまでに至る復興と繁栄を遂げていた。
そしてイシュタル大陸の北方の小国、“迫害されし民”アトランティス王国にも戦乱の足音が聞こえはじめた頃、時の王は他国に先駆け飛竜騎兵“ルフトドラグーン”を創設し戦に備えた・・・。
これは飛竜を駆る者“ルフター”と称される者達が、陸の兵に先駆け最前線の空で活躍する、勇気と友情の物語である。
不定期更新ですが、よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-07 18:48:46
64381文字
会話率:33%
真面目だけど何の取り柄もない平凡な学生だった初瀬顕真は不慮の事故に遭って命を落としたが、天界にて「勇者として異世界に転生してほしい」と持ちかけられたので承諾した。せっかくチートパワーをもらったのだから、それを使って自分に優しい世界を作りたい
と思うのが人情。そのためにはまずコネ作りが大事なので勇者候補生が通う寄宿学校に入学する事にした。情熱的に生きていけばきっと明日は拓かれると信じて、ハッセはあてのない今日を走り続ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-01 19:00:00
305198文字
会話率:51%
高校二年生の五十嵐 蓮(いがらし れん)がいつもの様に学校に行く途中ボロボロのマントを羽織った少女と出会った。その子を呼び止め色々と事情を聞こうとするが、その子は自分の名前さえわからないと言う。蓮はその少女の名前をとりあえず自分の好きなアニ
メキャラの名前をとって、澪(みお)と名付けた。 蓮は親に事の顛末を説明し、澪の身元などがわかるまで、澪を家に置く事の許可をなんとか貰った。
ひょんなことから澪との同棲生活が始まったある日、一人の男が家を訪ねてきて、その男は澪の保護者を名乗り、澪をなかば強引に連れて行った。怪しく思った蓮は後をつけてみると、男が澪を殺害しようとしている現場に遭遇してしまった。蓮はとっさに助けに入ったが、男に返り討ちにされ殺されそうになる。その刹那澪は絶叫し手から稲妻を放つ。男を倒し話を聞くと、澪は人造人間だと言いった。そして澪を作った組織は澪の回収、又は破壊が目的だと。そして、男曰く澪の特殊な力を使うと澪の寿命は減るらしい……。
そんな複雑な事情を含みながら、蓮は澪を守るために戦う。彼女を、彼女の寿命を守るために。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-10 00:00:00
5823文字
会話率:40%
帰ってきたお姉ちゃんは、おかしかった。
稲妻がかっと、わたしたちを照らした。
最終更新:2016-10-11 12:00:00
1422文字
会話率:0%
生き地獄と呼べる過去を経験しながらも、普通の高校生活を送る・桜木優夜(さくらぎ ゆうや)はある日、悪魔に襲われるが同級生の少女に助けられた。少女は冷たい顔のまま口を開く。「桜木くん。残念だけど、キミには退魔師の機密保持を守るため――死んでも
らいます」稲妻を帯びた斬撃が優夜に向けて放たれたが、ある変化が起こった。――その日から優夜の人生は、飛躍的に生命の危機が加速し続けることになった。王家の宿命を背負いながら、幾多の強敵を打ち倒して未来を切り開く戦闘ファンタジー、ここに開幕!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-21 07:00:00
19579文字
会話率:31%
2006年6月末、関東最大の指定暴力団《関東灘角会》5代目、益田博文会長の引退に伴い、新会長を引き継ぐ《灘角会6代目継承式》が総本部を置く長野県で執り行われる事となった。列席する親分衆は見届人、後見人、取持人など含め、友好団体組員幹部など
総勢45人にも及んだ為、総本部の周囲には警察やマスコミ関係者、敵対組員などが集結し、異例の継承式となった。
暴力団排除条例、改正暴対法により、大きな諍いや問題が起こることなく、《灘角会若頭 三代目枝垂組組長》阿久津慎也次期会長は、無事に盃を結び、口上を述べようとすると・・・
轟音唸る雷鳴、爆ぜる稲妻が如き雷光に総本部が包まれる。
阿久津は紋付袴姿のまま、外に出ると、そこは異世界だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-16 20:23:12
2163文字
会話率:39%
昔、大きな戦争が起こった。
最初は何処の大陸にもある小さな領国間の争いだった。
国と言う歯車が繋ぎ合い、それが車輪となって大きくなり、大陸全土を巻き込む戦争となった。
炎の魔法が人々を焦がし、水の魔法が豊穣の稲を腐らせ、風の魔法が天
なる雲を切り裂き、土の魔法が母なる大地を壊した。
様々な魔法が繰り広げる闘争に人々は《魔法戦争》と呼称した。
幾年も続き、大陸全土が疲弊していく姿を女神が嘆いたのか、人々に天罰が下った。
大陸全土に暗黒の雲が天を隠し、稲妻が地上に降り注ぎ、人々を襲った。
結果的にその天変地異が、《魔法戦争》を終結した代わりに、大陸に住まう大勢の人々が死に絶えた。
そして《魔法戦争》がこの大陸でおとぎ話になるようになる事、千年近くの歳月が流れ、魔法を扱える者はいなくなっていた。
そうして魔導学が発達し、魔導技師たちの研究により、魔導具がこの大陸の文明を支えていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-26 03:41:20
1993文字
会話率:15%
「お前のような女と結婚などできないっ! 婚約などこの場において破棄する!!」
始まりは婚約者が発した怒りの溢れるその言葉。
私は稲妻のようなその言葉にうたれて意識を失った。
いいや、意識はあったがその時から憑りついた誰かに身体の自由
を奪われた。
私はその悪霊の行いを、心の奥から眺める事になる。
※※※※※※
婚約破棄ものとなりますが、以下の点に注意をお願いします。
この話は乙女ゲームが舞台ではありません。
いじめっ子令嬢に憑りついたのは日本人ではありません。未来の事も知りません。ただのエロくて下品で喧嘩の強いチンピラです。
ガールズラブ、ボーイズラブ、残酷な描写を含みます。R15で留まるように気を付けていますが、HENTAI描写も含まれています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-25 20:00:00
39048文字
会話率:17%