――日常は容易く流転する。
尸高校に入学した右目が灰色の少年 八夜千草(はちやちぐさ)。
平穏を求める彼が入学した尸高校には、秘匿されている事があった。
「大した望みなんてない、ただ俺はこのありふれた日常を享受できればそれで良いんだ」
少年は、願う。しかしその願いの代償はあまりにも大きかった。
人と死蟲。その狭間で抗う彼は、何を得て何を失うのか。
少年の淡い願望である「日常」はゆっくりと、けれど確実にその形を変えてゆく。
それは、誰かにとっての幸福で。それは、誰かにとっての不幸で――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-12 20:00:00
306024文字
会話率:43%
今日は私の12歳の誕生日。
目の前の可愛くデコレーションが施されたホールケーキの蝋燭を吹き消した瞬間ーー…
私は前世を思い出した。
どうやら私は前世でドハマりしたBLゲーム『ドキドキ!学園メモリアル』の世界に転生したらしい。ちょっと待て
、何それ最高じゃないか。
私は所謂、腐女子という者である。
そんな私にとってこの世界に転生出来たことはご褒美以外の何物でもない。
それに加え、ゲームの主人公は天使のような破壊的可愛さを持つ我が弟。
だから私のゲームでのポジションが弟(主人公)を虐める姉(悪役)とかそんなことは気にしません。誰がマイエンジェルを虐めるかってんだ。
これからの第2の人生はキュンキュントキメキ溢れる弟と攻略対象者達の恋愛模様を観察する幸せライフを送るのだ!
…と意気込んでいたのだが。
「恋人?え~…興味ないや。僕はお姉ちゃんといれればそれで良いかな」
まさかの最強主人公様の我が弟が攻略対象者達と一向に恋愛フラグを立てないとはこれ如何に。
しかも何故か攻略対象者達であるイケメン共がめちゃくちゃ積極的に私に関わってくるのだが…あれ?何か話が色々と違くないか?
どうなる?!私の恋愛観察日記!!
★☆★BLゲームと表記していますが殆どそういった描写はありません。あるとすれば主人公の脳内妄想(過激ではない)くらいです。
それを踏まえて大丈夫であれば是非読んで頂けたら幸いです。よろしくお願い致します。★☆★折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-02 08:04:33
19425文字
会話率:29%
婚活の末に、自分には恋愛や結婚が向いていないと感じた“アラサー女子”の橘穂波(たちばなほなみ)。
ひとりで生きていくのが性に合っていると思いつつも、本当にそれで良いのかと悶々とする自分もいて……。
そんな穂波になぜか好意的に接してくる、
“チャラそう”な隣人男性がいて……!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-13 17:31:28
6196文字
会話率:34%
世界中にモンスターが出現して未曾有のパニックが到来した。
都市に混ざって乱立するダンジョン。
スキルやレベル、ステータスといった新たな法則。
おまけに異世界の人間まで現れたことで、どこもかしこも無法地帯と化した。
旅客機で帰国中だった俺は
、空飛ぶドラゴンを目撃した。
死闘の果てに討伐するも、旅客機は爆発して海に墜落する。
三日間にも及ぶ漂流生活の末、俺はなんとか陸地に辿り着く。
取り返しが付かないほど変わり果てた世界を前に……俺は歓喜した。
「最高じゃないか! こいつは楽しむしかない!」
変貌した世界は、心地よいスリルに満ちていた。
元が退屈な世界なのだから、これくらいがちょうどいい。
まさに俺の探し求めていたシチュエーションであった。
どうしてこうなったのかは知らないし、正直あまり興味がない。
楽しむことができればそれで良い。
ドラゴン討伐で一気にレベルアップした状態なら、思う存分に満喫できるだろう。
胸を躍らせながら、俺は世界終末を謳歌することにした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-13 07:11:06
106985文字
会話率:13%
韓国が赤いぞ!さて、その赤は何の赤?
最終更新:2019-09-05 11:50:57
2642文字
会話率:7%
やったのですー! 転生したのですー!!! これで勝つる!!!
前世、私は残念ながらバットエンドを迎えてしまったのです。王子様を助けて、忘れられなくなっちゃって、色々犠牲にして会いに行ったのに、別な女がその人のハートにちゃっかり居座っ
ちゃっててー!!!
それはそれで良いんだけど良くないけど、結婚できなきゃ死んじゃう呪いで、死んじゃうところをなんやかんやで頑張って、現世漂いながら修行して修行してしてして!!!
そして、てーんせーいキタぁぁぁぁぁ!!!
今度こそ、ハピエン神様おねがああああああい!!!
って言いましたよね?(真顔)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-26 13:00:00
1584文字
会話率:36%
ツイッターや、ましてや活動報告でなんか絶対書けなさそうなことを
エッセイで誤魔化してみよう。と言うある意味チャレンジングな企画です。
タイトルに心当たりのある方は、開き直って自分と一緒にグチグチやりましょう。
意味も無く長いタイトルなので、
雑に ゼロてく とでも呼んでいただけたら。
ためになったり感心したり,そんなことは全然書きません。
なろうやWEB小説の闇を切ったりもしません。
遙かにそびえるなろうの山頂、それを見上げて思う、妬みや逆恨み。
むしろそれしか書きません。
何かの拍子に心が折れると新しい話が増える予定だったのですが。
次回も楽しみにしています!
と言う優しい方がいらっしゃることが分かったので
ネタが出来た時点で不定期に投稿することとなっています。
期待して …>>続きを読む をクリックした人はごめんなさい。
やっぱり面白いこと、書けませんでした……。
あらすじ用のネタを思いついた方はご連絡を。
但し、無償譲渡してくれる方に限ります。もちろんです!
先日、何故だか拙作の中でこのエッセイだけが底辺を卒業しました。
なのでちょっとだけタイトルを変えました。
わからない? うん、それで良いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-14 22:48:52
103466文字
会話率:3%
この世界には、異能力が存在する。
人間が手にした超常の力――異能力。異能力は往古来今の常識を破壊し、そして世界の秩序さえも塗り替えていった。
その大変化から半世紀が経過した今。世界は、再び大きな変革を迎えようとしていた――。
世
界に、奇跡の欠片が飛来した。
3つ揃えば人間の如何なる望みをも叶えてしまうという未知の結晶――星片。
第一の星片が地球へ飛来して以降、世界各国の政府並びに裏社会の組織は皆、第二の星片の獲得を目指し万策を尽くしてきた。
そして星片を巡る争奪戦の中心に、異能力を行使する者――異能力者たちは動員されていく。
青年グラウが目覚めたのは、世界を変えられるような最強な異能力――などではなく、それが異能力であるかすら疑わしい、取るに足らないような異能力。しかし彼は弱者の知恵でもって、数多の強大な異能力者たちと対峙していく。
「俺は世界を悪の脅威から救おうなどと望みはしない。俺はただ、みんなとの約束を果たして、大切な仲間を守れればそれで良いんだ」
熾烈を極める争奪戦の果て、異能力者たちが辿り着くのは光輝燦然たるユートピアか、それとも屍山血海のディストピアか。
これは、世界を救う天下無双の英雄の物語ではない。これは、己の意思を貫くため不惜身命に戦い抜いた、多くの異能力者たちの紡ぐ物語である――。
※1この作品は『これが僕らの異能世界《ディストピア》』のリメイク版になっております。リメイク前の進捗にこの作品が追いつき次第、タイトルから『(リメイク版)』を削除します。
※2この作品はカクヨム様において同時投稿をしております。
※3リメイク前とストーリーに大きな変化はありませんが、大幅な文章校正を行っております。
※4一日おきの更新の予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-31 22:26:03
363462文字
会話率:43%
目を開けるとその場所は見知らぬ所だった。
部屋に備え付けられていた鏡を見ると映っていたのは目を疑う程の美少女がっ!
貴族として恵まれた家庭に生まれ、容姿だけでなく家柄までも勝ち組となったのだがこの世界は厳しかった。
時代背景は
現代よりはるか昔に遡り、表現するなら異世界と言った方が正しかった。そんな世界には剣があり、鎧を着込み、己の技術を高め合う騎士なるものが存在していた。と言うより専属の護衛として存在していた。
それで良いのか男の夢。
そんな銃刀法違反等と言った言葉なんて無関係な世界で無事、生きていけるのか。大富豪から大貧民に成り下がらないのか。
心は男のままなのだがそれでも、生まれ持った容姿というチートを駆使して将来働かないで楽して生きていきたいと、将来どんな職業に就きたい? と、聞いてくる人に対して声を大にしてニート! と、答える勢いがある主人公に未来はあるのか!? それ以上に個性の強いメイド! 同じような兄!
美少女になったけど男なんです。それでも愛してくれますか?男同士は嫌なので女の子をください折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-31 16:02:40
100197文字
会話率:36%
頃は二月、明日はバレンタインデーである。
「受け取ってくれなくてもそれはそれで良い。明日は彼に贈ろう」
彼女は会社が終わると近くの百貨店で箱人チョコレートとネクタイを買う。両方で一万七千円である。ネクタイがヨーロッパのブランド物で予想外に
値段が掛かる。翌日彼女は昼の休み時間に彼にそっとプレゼントを差し出す。
「有り難う」彼はプレゼントを受け取ると直ぐ引き出しに入れる。
彼がすんなり受け取ってくれた事に彼女は安堵する。これを機に彼女の彼に対する気持ちは益々強くなる。彼女は人が人に引かれるのは心だと信じている。彼女は内心、
「街中を歩く若い男女を見ていても、不釣り合いな男女も多い。背が高くイケメンの男性に女性はチビの事も多いし、デブもいる。その逆の事もある」と思っている。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-20 11:31:23
6312文字
会話率:75%
人間の個性が、奪われて行く事実。
最終更新:2019-03-20 20:57:35
462文字
会話率:0%
アラサーを迎える直前で、働き過ぎた事が原因の過労により、若き人生に幕を下ろした『小野寺 花奏』は妖怪と人間が共存している異世界に転生した。
彼女は高熱により生死を彷徨った事がキッカケで、自分の前世の記憶を取り戻す。見た目は
子供・中身はアラサーの彼女に待ち受けるのは……鬼神の花嫁!?
それは、百年に一度行われる生贄の儀式。身に纏っているのは白無垢、顔には似合わない化粧。八歳(中身アラサー)の少女は紅い月の昇る夜、用意された籠に乗り、嫁ぎに向かう。揺れ動く籠の中で、彼女はこの結婚を壊すための作戦を考えた。
––––絶対に鬼神に嫌われてやるッ!
嫌われる様な振る舞いをすれば、婚約の話もなかった事になり、家族のもとに帰れるかもしれない。花嫁なんて真っ平御免、平和な人生を歩むのだ!
そもそもの話、自分は中身が大人とはいえ外見は、まだ幼い子供。妻にするなんて先ず有り得ないだろう、なんて気楽に考えていた。
けれど予想外の展開が起こり、どうやら鬼神に嫌われるどころ好かれていってしまい、溺愛されてしまう事に……って、なんでそんな展開に!?私は求めてないんだからッ!平和に暮らせたらそれで良いのよ!!
プライドが高い鬼神様×一般女児(元・アラサー)の結婚生活を描いた小説。
––––––––––––––––––––––––––––––––––
恋愛要素は勿論ですが、ギャグやシリアスを含めた話を書けたらいいと思っています!
更新ペースは1〜2週間に一話、多くて二話を目標にしていきたいと考えています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-02 20:24:21
17762文字
会話率:42%
世界の為に命を捨てる
その為に俺は飛行艇で少女を送り届けた
悪夢の螺旋は途切れ世界には平和が訪れる
悲しみのない世界
それで良いはずだった
それで良いんだと思い込んでいた
でも強く残る、後悔
そして悔恨
そんな俺に
世界
はまた冒険をさせようとする
初めて愛した少女の命を取り戻す為に折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-20 18:54:21
10460文字
会話率:51%
「自分を取り囲む円の中。そこさえ守れればそれで良い」
毎日をノンビリと過ごしたい、読書大好き枯れ青年。
ユーゴ・パーカーのお仕事は「冒険者ギルド」の特別職員。
受付係、ケンカの仲裁、つまみの採集、馬のお手入れ。未知なるモンスターの事前調査
etc……
これら全て、ギルド職員の役割。
ハッキリ言って、冒険者より断然忙しい!
目立ちたがりな盗賊に、異常に距離の近い弓術士。異世界から来たブシドー狂。
個性豊かな仲間達に喝を入れつつ、今日もユーゴは頑張ります。
さあ、今日こそ始めよう。『理想の庭』造りを!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-11 06:35:41
115966文字
会話率:32%
自分さえよければ、それで良い?
最終更新:2019-01-22 08:42:58
288文字
会話率:0%
経験人数千人の彼女が僕を逃がしてくれるわけはなかった。
お見合いでひどいことを言えば一発破談だと思っていたのに!
レールを引かれた人生の典型が結婚と思っていた僕に波乱万丈の人生を約束してくれる彼女の恋の駆け引き。
実業家の親父の作戦にな
んか乗ってたまるものか?良家のお嬢さんなんか、お断り。
えぇ。セクシー女優?親父、会社の跡継ぎの社長夫人がそれで良いの?
こんな風に結婚に追い詰められたい!といつしか僕は思うようになる。
※エブリスターにも投稿してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-08 10:16:10
13180文字
会話率:37%
あなたの大切な人、例えば家族や親友、恋人などが、車に轢かれて死にそうになっているとします。その人を助けるためにはあなた自らの命を犠牲にしなくてはなりません。その場合、あなたならどうしますか。
え?もちろん自分の命を犠牲にしてまでその人を助
けるって?本当にそれで良いんですか?
じゃあ逆に、あなたが車に轢かれて死にそうな人だったとしますよ?あなたは、近くにいたあなたの「大切な人に」その人の命を犠牲にして自分を助けてほしいと思いますか?
助けてほしくない?あれ?さっきと言ってること違いません?
では、もう一度聞きますね。あなたの大切な人、例えば家族や親友、恋人などが、車に轢かれて死にそうになっているとします。その人を助けるためにはあなた自らの命を犠牲にしなくてはなりません。その場合…あなたなら、どうしますか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-21 07:31:44
14437文字
会話率:0%
あなたの大切な人、例えば家族や親友、恋人などが、車に轢かれて死にそうになっているとします。その人を助けるためにはあなた自らの命を犠牲にしなくてはなりません。その場合、あなたならどうしますか。
もちろん自分の命を犠牲にしてまでその人を助ける
って?本当にそれで良いんですか?
じゃあ逆に、あなたが車に轢かれて死にそうな人だったとしますよ?あなたは、近くにいたあなたの「大切な人に」その人の命を犠牲にして自分を助けてほしいと思いますか?
助けてほしくない?あれ?さっきと言ってること違いません?
では、もう一度聞きますね。あなたの大切な人、例えば家族や親友、恋人などが、車に轢かれて死にそうになっているとします。その人を助けるためにはあなた自らの命を犠牲にしなくてはなりません。その場合…あなたなら、どうしますか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-09 17:00:20
16032文字
会話率:0%
この水仙月という言葉は、宮沢賢治の作品である「水仙月の四日」に登場する架空の時期を表す造語です。
この時期は宮沢賢治自身の解釈によって、春の訪れにも厳冬の訪れにも解釈できてしまいます。
しかし、それで良いという想いが僕のこの作品の着想にな
りました。
読む人の人生の時期、タイミングによって抱く感想や印象、見方が変わる作品になればと考えています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-25 22:50:40
979文字
会話率:9%
蜜野君は私立音砥学園の高校1年生。
なんでも出来る山本先生が担任で、山本先生はなんでも出来てしまうのが玉に瑕。
というか、なんでもやり過ぎでしょう‼︎
コンビニ、病院、警察、etc...それで良いのか公務員⁈
(当作品はいろんなネタを使っ
ております。わからない人にはつまらないかも。ごめんね。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-24 17:39:25
1349文字
会話率:46%
昔、太古と言える程の大昔、この世界にたった一人の王が居た。
王は国を離れる際、自分の持つ十二の宝を、信頼できる三人の臣下に託し、臣下たちは託されたその宝を、互いに三つに分けあった。
臣下たちは自分の持つ四つの宝を、王が帰還するその時ま
で、この世界の何処かに隠す事にした。
やがて、王は帰らぬままに膨大な時間だけが過ぎ去り、宝の話は只の伝説と成ってしまった。
――という御伽噺が、この世界には存在する。
そんなお宝が本当に在るのかどうかは判らない。本当に在るなら見てみたいが、この広い世界にたった十二個しかないお宝だ。何処に在るとも知れないソレを、果してどうやって探し出せというのか……ま、所詮俺みたいな小物には関係のない話。
今日も今日とて慎ましく、近場の遺跡で小遣い稼ぎに精を出していれば良い。厄介事はゴメンだし、高望みだってしやしない。
俺はただ可もなく不可もなく、普通の生活が送れればそれで良いのだ――なんて、思っていたんだが……一体どうしてこう成った?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-11 18:00:00
474812文字
会話率:43%
超常現象認定部(仮)とは、この世の不思議を解明せず、不思議がただ不思議である事を証明するという、生産性皆無の部活である。
この物語は、そんな部活動を適当に行っている部員たちの、少し奇妙で少し不思議な物語。
心霊? オカルト? 超能力?
まぁ、S(すこし)F(ふしぎ)ならそれで良いじゃないですか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-11 18:00:00
36919文字
会話率:45%