りん、りん、と風鈴の音が聞こえる。
老若男女が生み出す雑踏の中で、気づけば一人立ち尽くしていた。
ここは何処だと零れた呟きに答えるように、誰かが頁を捲る音がした。
これは、一夏に紡がれた、とあるクロニクルである。
およそ100年前の大正時
代に突如タイムスリップした大神キバは、不思議な能力を扱う魑魅という集団と出会う。彼らは忌み嫌われ、迫害され・・・・・・殺意の対象だった。
彼らを殺そうとする国の軍隊、桜軍から逃げながら、戦いながら、その結末を見届ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-11 22:52:33
2602文字
会話率:37%
「ぎゃあああああ!」
ディズ・フェルランは燃えていた。
文字通り炎に包まれて。
天使が人間を守り人間が悪魔を倒すこの世界で
十日前に新米冒険者になったディズと幼馴染みの少女フリアラは憧れの英雄になる事を夢見て、始まりの街プレーヴォで毎日クエ
ストに追われる日々……
ではなくバイトに追われていた。
そんなある日、加護を受けた守護天使であるヘクナに呼び出されたディズはこう告げられる。
「復活した悪魔神ロスヘルを倒して欲しい」
その言葉を皮切りに彼らは知らずのうちに天使と悪魔の戦いに巻き込まれて──
天使の意思と悪魔の意志のぶつかり合い それを貫くは弱き人間の意地──
*毎日投稿を目指して頑張っています!
*定期的に改稿はしているのですが、誤字・脱字や稚拙な表現・文章等が見受けられると思います。(特に睡魔に襲われながら書いた文章は見るに耐えないので……)
*各話の終わりごとにこの世界の価値観に関してのトピックを記載しています。
*面倒かとは思いますが、もしこの作品が少しでも気に入っていただけた際には、ブクマやレビューなどをいただけると、とても嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-11 23:13:55
17490文字
会話率:50%
これは学内最弱の武器(鉛筆)で学内の頂点を掴み取る物語
輪島道登(わじまみちと)は絶望していた。
この黒曜高校には文具から発現した妖精が見える生徒達が全国から集まり、試験の結果と黒曜高校独自のシステムである文具戦争によって成績が左右される。
シャーペン・ボールペン・消しゴムなどあらゆる文具が武器に変わる中、道登の扱う鉛筆は学内最弱のレッテルが貼られていた。しかも文具戦争は五人でパーティーを組んで戦うものとクラス単位で戦うものの二種類。
どう考えても人の足を引っ張る未来しか見えていない道登に希望の光は差すのか──
*定期的に改稿はしているのですが、誤字・脱字や稚拙な表現・文章等が見受けられると思います。(特に睡魔に襲われながら書いた文章は見るに耐えないので……)
*面倒かとは思いますが、もしこの作品が少しでも気に入っていただけた際には、ブクマやレビューなどをいただけると、とても嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-18 17:47:04
4399文字
会話率:26%
何でもない世界。世間は“普通”を求め、普通ではないものは退けたり、軽蔑したりする。
倫太郎と輪花もまた普通ではなく、ある事を抱え込んでいた。
そして輪花は自らを“異人”としてある事を望むようになる。
最終更新:2020-12-01 20:00:00
19539文字
会話率:40%
うるさいセミの声とテレビのCMにたまに混ざる風鈴の音色が、口の中に広がる西瓜の味が夏を告げていた。
「ホープノア、起動」
目を一度閉じてもう一度開くとそこにあるのは広大な草原。肌に確かに感じる爽やかな風と草の匂い。
俺、櫻井奏多はこの日から
住む世界が一つ増えたのだ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-26 01:14:50
3975文字
会話率:36%
夏。
幼馴染の女の子。
縁側。
蝉の鳴き声。
扇風機。
麦茶。
風鈴。
読んでくださった人が砂糖をザラザラ吐けるようなお話。
最終更新:2020-11-24 12:13:40
5732文字
会話率:40%
読み速にて晒し待ち。
2030年……とある協約により、世界中の戦争がサバイバルゲームに差し換えられ、世界の中心的競技にまで発展するようになった。それから更に時が過ぎた頃、新河越高校に転校してきた赤木大和は昔会った事があるという千瞳風鈴と再会
する。実は彼女はただ運動が苦手という少女ではなく、EXS(エクシーズ)という凄まじい能力を持っていた! これは、サバイバルゲームの世界大会に向けて奮闘する高校生達の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-23 17:46:55
399706文字
会話率:47%
陰キャの主人公の私の日常生活。ごく普通に平和に過ごしてるが、陰キャがやらなさそうなことをやって友達を困らせちゃう。しかし、今年で中学3年生。陰キャでも人生楽しまなきゃ損損!
最終更新:2020-11-08 12:21:17
3769文字
会話率:27%
日本婦道記「風鈴」(著:山本周五郎)のオマージュとして短い作品になります。
「風鈴」のテーマを改めて、伝えたいなと思います。
最終更新:2020-10-21 19:08:47
877文字
会話率:0%
中山 永久がある日曜日に出会った老婆に
貰った箱には、不思議な風鈴が入っていた。
風鈴が鳴る時、行きたい場所に行けると
聞き、永久は憧れの先輩の家に行くが。
それから2人の未来は動きだした。
最終更新:2020-09-18 23:02:02
11778文字
会話率:20%
真暦日本。
日本の伝統文化の一つ、風鈴。
草薙悠弥は風鈴を語る。
最終更新:2020-08-31 23:00:00
1791文字
会話率:43%
夏の終わりのことを想って歌った歌です。
皆さんに切なさを感じて頂けたら幸いです。
最終更新:2020-08-31 21:36:25
352文字
会話率:0%
ブレーキ、声、足音、風鈴、ヒグラシ、眩暈、泥、叫び声、
※この作品は「pixiv」にも掲載しています。
最終更新:2020-08-24 16:40:30
2701文字
会話率:7%
◇銘尾 友朗様 『夏の光企画』参加作品◇
【予告編】
盆踊りの夜
耳には潮騒
晩夏が香り
風鈴が鳴り
男と女が
声交わす
『潮騒に花火』
花火が咲く、その下で。
最終更新:2020-08-15 21:00:00
223文字
会話率:24%
暑い日、散歩に出かけた男性はガラス細工の店で風鈴を見るのだが。というショートショートです。
この作品はわたしのブログ(https://ameblo.jp/zanjitsu)にも掲載しています。
最終更新:2020-07-19 22:39:21
2109文字
会話率:40%
窓を開けると
秋の乾いた風が部屋の中を吹き通る。
その風は
部屋の天井に付けられた多くの風鈴を揺らし
それらは驚いたかのように鳴いていた。
最終更新:2020-07-10 21:46:10
786文字
会話率:0%
まるで機械が働く社会のように、僕の命は少しずつ流れていく。
偶然に解放された後、自分の生命の意味を探った。
そして、天使のような少女、フレイアを手に入れる。
彼女は今日の私の人生の中心になります
最終更新:2020-07-08 20:00:00
3185文字
会話率:21%
夏の間だけ祖父の家のある宮城県で一緒に過ごしていた黒川蛍と祖父の家の隣に住む三浦桜乃。
ある夏、すれ違いから喧嘩になった2人の元に謎の光が‥。
気がつくと、お互いが他人の世界になっていた。
東京で暮らす黒川蛍。宮城にいる三浦桜乃。
2人の運
命が交差する日は来るのか‥。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-05 02:50:18
2197文字
会話率:30%
心の風鈴。
___僕は、人の悩みや痛みが分かる時に、、、。
【風鈴】の音が聞こえるんだよ。
最終更新:2020-06-30 03:00:00
1436文字
会話率:35%
主人公のシンガーソングライターは埼玉県C市で行われている「風鈴まつり」のイベントに呼ばれていた。
その地で思わず人物と出会う事となった。その人物は伝説のロックバンド「ヒステリックス・モガ・バンド」のボーカル「キョウ」であった。
彼女はロンド
ンから日本に帰国していたが、近所では変わり者と煙たがられていた。
キョウは自分のやり残したことをある少女へ託すことにしたのだが…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-05 18:57:42
14019文字
会話率:40%
風には匂いがある。
僕は夏の始まりに「あっ…夏だ」と、風の匂いで感じる事がある。
それは、庭木を剪定してた時や、洗濯物を干したりしている時にふと感じる。
そして僕は、しまっておいた風鈴を軒先に吊るす。
チリン…、チリン…。
小さ
な音で、風鈴が儚く鳴く…。
僕の心の隅にしまっていたものが、リマインドした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-30 19:24:21
325文字
会話率:0%
中学三年生の「僕」は学校でいじめを受けている。毎日が鬱で、辛くて仕方が無かった。でも、そんな日常は、案外簡単に変わったりするのである。これは、とある一人の少年の、ちょっと不思議な物語。
最終更新:2020-05-16 11:36:58
3879文字
会話率:12%