幼い頃に両親を亡くした精霊族の跡取り娘・イリス。彼女は叔父夫婦とその娘に虐げられていたが、ある日森の中で殺されてしまう。幼なじみやアルウィン王子の一行をも巻き添えにして…。
死に戻ったイリスは誓う。「今度こそ精霊と契約して魔法を使えるよう
になって生き抜いて、王都の学園に行く!!」
特訓場所の森の入り口で出会った少年と仲良くなり、魔法の基礎を教わることでスズメの姿の精霊と契約を果たしたイリス。お礼に「何でもする」と口走ってしまった彼女に彼は自分は探偵なのだと語り、捜査への協力を依頼してくる。とある宝玉探しをしながら「森の中でこれから起こるであろう殺人」も事前に防ぎたいらしい。
しかし彼が語る「まだ起こっていないはずの未来の少女への殺人事件」の中身は、死に戻り前にイリスが体験した「叔父に見も知らない国宝の宝玉を盗んだと疑われた後に森で追手に殺された」、その状況にひどく似ていた。
まるであの現場にいた人みたいに…まさか私を殺した入れ墨の男の関係者?と恐れつつも、自分の死の真相も気になるイリスは「探偵団員補佐」として彼に捜査に協力することになる――。
果たして真の宝玉はどこにあるのか、イリスたちは無事発見できるのか。死に戻った後も引き続きイリスの命を狙ってくる入れ墨の男たちの思惑とは。
冒険小説やミステリーっぽい(精霊界という違う空間に飛ばされ遺跡を探索したり、ポエム的数行の暗号文からの謎解き要素あり)ところ一部あります。
※主人公が殺され→死に戻る描写(巻き添えになる人も)・命を狙われ続ける描写を含むため、一応「残酷な描写有り」に設定しています。
※「小説家になろう」様だけでなく「カクヨム」様でも、同じものを同じタイミングで投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-31 18:27:12
127850文字
会話率:25%
恋人を殺してしまったアオイ。もう生きる価値もその意味すらもわからなくなり、最期に相応しい死に場を求めて走っていたところアカリという少女に出会う。
そんなアカリが最初に口にした言葉は「お父さん、殺しちゃったの」。
裏切られた愛しか知らない二人
が選んでゆく道とは…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-30 18:44:09
8512文字
会話率:33%
社畜OLがいつも通り残業を終わらせ、ハマっていた乙女ゲームが待っている家に帰る為、終電を逃すまいと駅まで走っている最中に転んでしまう。打ちどころが悪く意識が遠のいていく中、切なる願いを呟き息絶えた。
と思いきやハマっていた乙女ゲームの推しキ
ャラを倒すヒロイン(聖女)に転生していた…?!
愛しの推しを倒すのなんて絶対に嫌!
聖女なんて辞めて、社畜も無し!
推しを全力で推せるスローライフ目指した結果推しから溺愛されることになっちゃって…!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-27 09:41:09
4666文字
会話率:11%
周りの事があまり見えずに突っ走ってしまう環は、軽音楽部のライブで副部長の平井を怒らせて軽音楽部内で微妙な立場に立たされてしう。そんな中、入学以来変人と呼ばれる同学年の瑞稀も思い通りにならない現状に腐っていた。
※この作品はカクヨムでも連載
しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-27 03:45:25
77695文字
会話率:62%
旅を趣味とする、とある女。山林の中の道路を、一人バイクで走っていた。
仕事、都会、人間関係――煩わしいものすべてから離れ、ただ気ままに流す。日常の喧騒から解放されるこの瞬間が、何よりも好きだった。適当な場所で宿を探して一泊する。それがこ
の旅のスタイル。
――ん?
順調に山道を登っていたそのとき、ふいに舗装されたアスファルトが途切れ、未舗装の道へと変わった。
女はしぶしぶバイクを停めた。
だが、道はまだ先へと続いているようだ。ここで引き返すのはつまらない。むしろ、誰も行かないような場所に分け入るのが、この旅の醍醐味だ。先ほど休憩中にナンパされたこともあり、人のいないところに行きたい気分だった。
冒険心が静かに燃え上がり、女は再びエンジンをかけた。
だが、数分ほど走ったところで――。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-05-26 11:00:00
2927文字
会話率:35%
ある朝、一台の車が田舎道を土煙を巻き上げながら走っていた。
運転手の男は窓から腕を出し、吸いかけのタバコを外に投げ捨てる。そして、イライラした様子で新しい一本を口にくわえ、火を点けた。煙を大きく吐き出すと、彼はまた窓の外に腕を出し、指先
でドアを叩く。
静かだ。町は遥か後ろで今なお背を縮め、周囲には野原。頭上には青空が広がっている。平穏な朝だが、まるで作り物のように感じ、落ち着かない。
彼はふと思いついてラジオのスイッチを入れた。オーディオから軽快な音楽が流れ始めると、少しだけ気分が和らいだ。
だが、その安らぎは長くは続かなかった。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-12-05 11:00:00
1304文字
会話率:39%
「こんなことあるんだなぁ……」
その男はわざと間抜けな声でそう言った。天井を見つめて口を開け、さものんびり屋のように。しかし、心臓の鼓動は速まったままだ。見開いた目はやや血走っていて、鼻はぷっくりと膨らみ、呼吸もまた荒くなった。
彼は
腕をつねり、太ももをバンバンと叩き、夢ではないことを何度も確かめた。
「落ち着け、落ち着け……いや、おおぉぉぉ!」
先ほどまでボロアパートの一室にいたのが信じられない。見上げていたその天井は高く、そして広かった。とうとう堪えきれずに上げた雄叫びは、広々とした室内に木霊し、それが彼をさらに興奮させた。
魔法のランプ。ある夜、まさにお伽噺に出てくるような古びたランプをゴミ捨て場で見つけた彼はそれを持ち帰り、そして朝になってから磨いた。職に就いておらず、暇を持て余していた彼は、現実逃避のために何かに没頭したかったのだ。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-08-08 11:00:00
1779文字
会話率:56%
人間を凶暴化させるウイルスが全世界に蔓延して三ヶ月、地上の覇者は人間から感染者へと移り変わった。警察、自衛隊は壊滅し政府機関は機能停止。文明は崩壊しわずかな生存者が息を潜めて暮らす中、少年は廃虚と化した街で一人生き延びていた。感染者の目を盗
み、部屋の一室に引きこもる生活。しかしある日出会った少女によって、少年の生活は一変することになる。(注:第二部からご覧になっても楽しめると思います)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-26 08:28:36
1266989文字
会話率:33%
ある日、いつものように学校に遅刻しかけていた僕。
微かな希望にかけて通学路をひたすら走っていると、曲がり角で誰かとぶつかってしまう。
ぶつかってしまったことを謝り、その場を離れようとするとその人の後ろに謎のポータルが現れる。
どうやらその人
は魔王様だったようで、気に入られてしまったらしい僕は魔王に魔界へと連れていかれてしまって……?
※こちらはとある作品のリメイク版です。
そこのところご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-25 14:00:00
21920文字
会話率:13%
僕はある日、学校に遅刻したため、急いで通学路を走っていた。
朝ごはんのタコスを口にくわえて。
曲がり角を曲がった際に誰かとぶつかったと思ったらその相手は魔王様だったらしい。
魔王様のことを迎えに来た執事さんみたいな人に僕も一緒に魔界へと連れ
て行かれてしまって……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-22 14:00:00
11689文字
会話率:14%
日出ずる国とまで言われた日本。
その言葉とは裏腹に、社会の闇は光を遮り世界のトップを走っていた国とは思えないほどの衰退を見せていた。在来種が外来種に駆逐されるように、日本独自の強みは次々と他国に奪われ、国家としてのアイデンティティすら揺らい
でいく。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-05-23 04:20:39
1241文字
会話率:0%
道を歩けばチンピラに絡まれ、夜コンビニに行けば強盗に巻き込まれ、車を運転すれば後方から走ってきた車に追突される。そんな面倒事にしょっちゅう巻き込まれる体質を持っていた俺、石川 輝(てる)はある日、事故によって死んでしまい勇者が魔王を討伐して
から20年後の異世界に高校生の姿で転生してしまう。
その世界は人魔戦争で協力関係にあったはずの複数の人間の国家、そして亜人の国家が、他国で暗躍し何度も戦争を繰り返す纏まりを失った世界だった...折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 00:08:36
2730文字
会話率:17%
七柱の天使が支配する世界。その一つが反転し、堕ちた。
突如として異界から現れた12の騎士。人は天使より神に愛されている。なのになぜ、天使は我々より格上なのだ。それに対して疑問を感じ、嫉妬の感情を露わにした聖騎士長は天使の陥落をかかげる。魔法
が薄れつつある神秘の世界で、神の御加護は天使を滅する絶好の切り札だった。他の12の騎士たちも騎士長の意見に賛同し、天使の世界を滅亡させようと企む。なぜなら奴らを殺せば神は我々にさらなる力を与えなさると考えたから。しかし末席であった少女は神を信じる者として神自身が天使に任せた世界を侵略するなどということに賛同しなかった。結果、円卓を追放されてしまう。
そのため彼女は彼らより先にこの世界へと来て危機を知らせようとした。しかし、圧倒的な力はすでに第一の国「炎」のヒューハを滅ぼしていた。
天使の加護を失った国は誰に守られることもない。民を失った土地はもうすでに国ではないのだから。事件の首謀者は自らを「異界の使徒」と名乗り、その土地に新たに「ゾルド」という国を築き上げる。
失意の中それでもあきらめることのできなかった少女が、民を失った国で一人走り続けていた。彼女の名はソフィー。彼女は鎧も、何もかもを捨てて命であるその剣だけを抱えひたすらに走っていた。人を畏怖させるあの眼に見られている。そう思うと逃げる足を止めることはできない。
体力もつき、もう歩けなくなり木にもたれていたところ、彼女は二人の騎士に出会うこととなる。ライナとボート。それが彼女がこの世界で初めて出会った人だった。
天使に仕える二人はヒューハの滅亡を知り、異界の使徒を倒すために彼らは国に帰る準備を進める。私はこの世界を救いたい。決して滅ぼされるべきじゃないと彼女は考えていた。だからソフィーは二人に声を掛ける。
「私にも、この世界を救わせてもらえませんか」
これは、異界の使徒と天使。そしてある小さな騎士の戦いの物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 01:00:00
45995文字
会話率:49%
元夢追い人のプロ野球選手もどき七地有敏(30歳)は、怪我を機にようやく夢をあきらめ、支えてくれた家族に恩返しをするために生きていこうと決意したのだが、職安に向かっている途中に走ってきた人と思い切りぶつかり、気付いたら女子高生になってしまっ
ていた。それも、数年前にアイドルを引退した渡田部美保留のアイドルデビュー前に。
果たして、七地有敏はきちんと家族に恩返しをすることができるのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-14 08:15:17
46683文字
会話率:13%
静岡の小学校に転校してきた伊原直樹は、学校の行事の校外学習で自然公園に来ていた。
自由時間に、早坂真紀と一緒にルールを破り、公園の奥の登山道へ入り、滝を見に行ってしまう。
無事着いた滝壺から爽快な隊を見上げていると、その滝の上から子供が突
き落とされるのを目撃してしまう。
恐怖に震えながら必死で走って逃げるが、激しい雨に疲弊してもう走れない。
沢の斜面に小屋を見つけて入り込みやり過ごそうとするが、疲れと安堵から寝てしまう。
数時間後発見されるけれど、その中には、崖の上にいたあの男が。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-13 16:43:09
19647文字
会話率:27%
子爵令嬢のルチアは今年で16歳。王都の貴族学院に通っている。ちなみに風魔法をちょっぴり使えるが、スカート捲りができる程度である。
ある日、婚約者の伯爵令息に『好きな人が出来た』と婚約解消されてしまう。そのショックで頭をぶつけて前世
の記憶が蘇った。
日本という科学が進んだ国で『私』はアホでアフロで漫画好きで昭和の死語をちょいちょい挟んでくる女子高生、花園(はなぞの)千尋(ちひろ)だった。
その影響で、ルチアも少しアホな性格になってしまった。
「あじゃぱー。婚約解消されちゃった。とりあえず、また結婚相手を探せばオッケーだよね?」
そう言って婚約破棄された翌日から毎朝食パンを咥えて『遅刻遅刻ぅ〜!』と言いながら、曲がり角まで走っていくようになってしまった。
ところがイケメンにぶつかるどころか、人には避けられて、犬にも逃げられ、鳥もバサバサ羽ばたいていく始末。
けれど、ルチアは諦めない!
「イケメンにぶつかるまで、100枚食パン食べてやる!!!!」
そんなルチアに全く微笑まない氷の美貌を持つ公爵令息、ハリス・パディントンが何故かいつも話しかけてくるようになった。
「…貴女は何故いつもパンを咥えて走っている?」
「パンを咥えて走っていたら良い出会いがあるかなぁと思って!私、婚約解消されたので婚活中なんです!」
それから何故か毎日ルチアがおバカなことをする度に彼が現れるようになって…。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-11 18:19:00
43982文字
会話率:29%
15年間、大分空港で地方航空管制の最前線を担ってきたベテラン航空管制官・片山直樹は、新たな任務地として日本の空の玄関口・東京国際空港(羽田空港)への異動を命じられる。新天地で待ち受けていたのは、国内屈指の交通量を誇る複雑な空域、そして予測不
能なトラブルの連続だった。
東京空港管制塔で片山を迎えたのは、駆け出しの新人女性管制官・山口真奈美とバディを組み、過酷な現場に挑んでいく。
一見、落ち着いた現場に見えても、空港には常に緊張が走っている。突発的な悪天候、機材トラブル、外国からの緊急ダイバート、さらにはテロを疑われる不審機の接近――さまざまな難題が次々と襲いかかる。
片山は自身の豊富な経験と冷静な判断力で、新たな仲間とともにこれらの危機を乗り越えていくこととなる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-09 16:27:45
23073文字
会話率:49%
幼なじみのふたりのなにげない日常のおはなし
最終更新:2025-05-07 07:30:00
687文字
会話率:41%
私、神崎叶奈(かんざきかな)!高校1年生。念願のカフェバイトを始め、充実した日々を送っています!――と、思ったらなぜか死にかけています。私、入店挨拶をしただけなのに!?しかもそのあと出会ったのはコスプレ集団!?top secretって何!?
私も強制参加かよ!?叶奈はICPO日本支部で凶悪な犯罪者を粛清するtop secretの一員となり、世界の裏側と隠された秘密を知っていく――はたして最後まで生き残れるのだろうか。
【1章 RemembeЯ編 全46話予定 ※2024/8/10連載開始 毎週土曜更新予定】
【2章 KGB top secret編 全30話予定 ※準備中】
2章で完結の物語です。
暗い世界をひたすらに突っ走っていく感じの物語です。
女主人公/流血表現あり/死の描写あり/殺人描写あり/残酷な描写あり/血しぶき飛ぶためR15設定
【世界設定】
GHQの占領が長引いたことにより、私たちが住む現代日本より少しアメリカンな空気が漂う日本の設定です。そのため、ICPO日本支部があったり、FBIやCIAが日本に来て動いています。また、少しだけ世界史(第2次世界大戦周辺)に捏造が入ります。色々書くけど許してね!!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-03 20:02:17
217461文字
会話率:32%
第1部完。
直径4000キロメートルもある巨大な円形の山脈内に、超常現象によって日本が国土ごと転移した。
海から完全に切り離されたことで海洋国家でなくなり、アメリカも他の国々もいない完全孤立となった日本。
転移した星は地球よりはるか
に巨大で人工衛星が回り、テレビ放送を発信し、国家や軍、国連と同等組織が存在する現代文明が栄えていた。
日本が転移した円形山脈もイルリハランと言う国の領土であり、日本は不本意ながら侵略をしてしまったのだった。
そしてこの星に生きる人種は不可思議にも生身で空を飛び、乗り物も全て空を飛ぶよう研究開発をしていた。
円形山脈の領土国であるイルリハランは空飛ぶ軍を派遣し、日本も調査として地上を走って異星の地を掛ける。
お互いに宇宙から来ると信じていた異星人と初めて相対した時、銃を向けて挨拶をするか、会話による挨拶をするのか。
文明格差が同じだった場合、果たして日本は、イルリハランは、転移先の星の社会はどんな反応を示すのか。
ただ一つ分かるのが、異星国家として現れた日本が戦おうとまず負けてしまう。
戦わずして勝ちを得るしか生存の道はない。
国家存続を賭けた、全てが手探りな外交が今始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-03 11:56:38
1855363文字
会話率:40%
つい最近の話。
大昔に作成して放置してあったワープロソフトのファイルの内容をサルベージした。懐かしい。
打ち込んだテキストはほとんどなんとかなったけれど、改行が全滅した。
特殊文字が保持出来たと言うに関わらずだ。
改行は文字コードの痕跡を検
索・置き換えでそれらしき処理は行った。
そんな事情でここにコピペしたテキスト・データの状態が完璧とは言い難いのでごめんなさい。
結局、校正なしでアップしてしまった。
ところでテキストの内容は90〜00年代のカンボジアの鉄道の情報。
当時、とりあえず知り得た情報をまとめておこうと思って書いたもの。
なお、ここに書かれている情報は今となってはあまりも昔のものであり、きっと全てが完全にアップデートされてる筈。
どうやら、今では特急「オホーツク」がカンボジアの鉄路を走っているらしいし。当時はそんな未来が来るとはまったく予想していなかった。
だから、まあ、だから、過去にはこう言う状況だった事もあった・・・と言う程度の意義しかない。
東南アジアにおける西欧諸国の勢力浸透の可視化に、鉄道施設の歴史が有効だと思い付いたのがリサーチの始まりだった。
ただし、マレー半島方面でのリサーチは手垢まみれどころか、手を付ける所が全く残されていなかった。「Railways of Thailand」などの英語書書籍一冊読めば理解可能な程に上手に纏められていた。
一方、インドシナ半島方面は手付かずに思えた。少なくとも、鉄道メインの研究の成果は発見出来なかった。
それで手始めにカンボジアの鉄道から始めたと言う訳だ。現地調査とか過去の公式文書漁りを行い、見えて来た過去の情景を纏めたのがコレである。
書き上げた後は日常が忙しかったので完全に放置状態に。気が付いたら、ウィキにカンボジアの鉄道のページが誕生していた。やった。これで自分で調べなくても、待ってれば情報は誰かが勝手にアップしてくれるだろう。だから、もういっかな・・・と言う感じでこの分野の活動は完全にお終い。
今へと到る。
クメール語の文字の「変化」があまりに難解だったせいもあるなあ。
6.8/カンボジア鉄道の駅と停留所の一覧表
これは当時にカンボジア鉄道職員が使用中の表を撮影したものから起こしている。今では細部が異なってる気がする。
まあ、よろしければどうぞ。すべて若毛(わかげ)の痛(いた)りですが。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-02 21:10:00
118440文字
会話率:7%
名門貴族の娘でありながら、傲慢で毒舌、誰にも愛されない悪役令嬢レティシア・フォン・アルヴェル。
彼女は婚約者の王太子から「政略としての価値がなくなったお前とはもう終わりだ」と婚約破棄を突きつけられ、さらには義母から「声を奪う呪いの指輪」をプ
レゼントされる。
声を失い、反論すらできず、すべてを奪われようとしていたそのとき——
指輪に宿っていたのは、かつて世界的人気を誇った天才VTuber「桐島エリス」だった。
「お困りのようね、お嬢様?」
転生の理由はわからないが、配信界のトップを走っていたVTuberが、異世界の悪役令嬢の「声」として生きることに。
エリスは言う。
「私はこれまで、何万人もの視聴者を虜にしてきたわ。異世界の連中をファンにするくらい簡単よ!」
こうして、
かつては誰からも愛されていたVTuberと
何をしても愛されなかった悪役令嬢
二人の奇妙な人生逆転劇が幕を開ける——。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-30 20:03:03
9782文字
会話率:24%
時空を超えると――そこは幻想世界だった!
並行世界の「日本国」はある日、唐突に未知なる惑星上へと転移してしまう。
自らの生存の為に、共に転移した台湾をはじめとする近隣友好諸国の人々と、その未知なる新世界へと乗り出して行く日本。
その先には
魔法の力が満ち、多種多様な幻想種族が共存する異世界〔エリドゥ〕が広がっていた……。
「日本国」ら、科学文明の地球世界でもその先端側を走っていた〝異物〟の降臨は。
魔導文明の世界〔エリドゥ〕にと、激動の波紋を生じさせる一大天変であった。
その存在はまさに、「充分に発達した科学技術は、魔法と見分けがつかない」と言うのを体現するが如きものとなって、〔エリドゥ〕世界の「在り方」そのものさえも、大きく揺るがせるものとなる程に――
それは、本来ならば接する事など無かった筈の「世界」と「世界」が出会う事で紡がれ出した、新たなる歴史の始まりにと他ならなかった。
そして図らずも、そんな異世界におけるグレートゲームの新たなプレイヤーたる立場となってしまった、並行世界の「日本国」は。
良くも悪くも日本らしく、本来ならば有り得なかった方向へと〔エリドゥ〕世界の歴史を導く存在となって行く……。そんな物語です。
※この小説は、「ノベルアップ+」の方でも投稿しております。
※所属サークルホームページの方で、本編と連動しての企画も実施しております。
https://jyushitai.com/mahorobaindex/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-27 22:07:32
255036文字
会話率:11%