西暦二〇一九年。受験とオリンピックを来年に控えた少年は、突如眩暈に襲われ、意識を失う。
目を覚ますと、そこは荒涼とした大地と、澄んだ空気が広がる異界であった。だが、運の悪い事に、左右を異界の軍団に挟まれ、まさに会戦がはじまろうとする、そ
の中央に少年はいたのである。さらに、前後を岩山と川に阻まれて逃げ出す術もなかった……
そして奴隷商人に囚われた少年は、角のある大男に買われ、奴隷となる。
貞操の心配をするのも束の間、奴隷騎士という妙な仕事をさせられつつ、心身ともに成長してゆく少年。
―――
何となく、中東な感じの異世界を舞台に、日本人の少年(童貞)が、いやいや頑張るお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-19 21:10:14
1214866文字
会話率:27%
愛を知らぬ少女、渡辺さん。二人の友人と共に荒涼とした現代を生きる彼女の、これはそのスクールライフの一コマである。
『こじらせぼっちはハーレムエンドを目指さない』スピンオフです。登場人物は共通していますが、趣が大きく違うので、前作を読む必要
はありません。こちらはギャグよりとなっております。
R-15は保険ですが、下ネタがありますので、苦手な方はご注意下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-19 19:42:29
36898文字
会話率:81%
そこは荒涼とした荒野だった。
太陽が照りつけている。
北風が吹きすさんでいる。
そんななか……。
一人の旅人が歩いていた。
最終更新:2016-10-09 05:37:03
964文字
会話率:22%
遥か未来と推察される時代、とある星系で。某星を巡って起きた衝突は、血で血を洗う星間戦争へと発展した。意地の張り合いは百年にも及び、一向に終わりは見えず、互いに疲弊し衰退するばかりである。
そこで「この戦いで勝ったほうを、長く続いた一連の
戦争の最終的な勝者とする」と約し、それぞれ超技術を駆使して開発した最高峰の人工知能、それを搭載した艦を決戦の地・小惑星B929へと赴かせる。
荒涼とした白い砂の大地。そこへ降下した二隻は決着をつけるべく相対するが――。
*星空文庫様にてアップロードしました作品(http://slib.net/54094)との同時投稿となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-08 19:18:21
6368文字
会話率:29%
荒涼とした北の大地。魔界と天界を揺るがす対戦はとうに集結し、天・地・人のいずれの種族も凝り固まった停滞感の中、無為な日々を生きている。契約に縛られ、平穏に毒され、干からびた闘争と欺瞞が蔓延る魔界の片隅で、人間の女が今日も数字の羅列と対峙する
ーー※うろ覚え知識です。感想等歓迎いたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-24 19:35:33
1928文字
会話率:0%
人が歴史を数えて2780年
幾度となる開発と開拓により人類は、驚異的な科学力を有していた。
驚嘆に値するスピードで全ての生活が快適化と機械化していき、その為に生じる資源枯渇問題が徐々に深刻化していった。
海面上昇の対策として予想され
た水位に都市や街路を建設、海で阻まれた各国間を車両で往来する事すら可能となり、技術革命により齎された重要臓器の機械化により総人口も凄まじいスピードで増加していった。
その後、更に利便化が進行。
身体的活動の機会が減少、社会の急激な高度化に伴う生活水準の上昇、大勢のニーズと不足した供給、社会成長に答える為に資源消費は更に勢いを増して進行して行く。
そして苦渋に瀕したある国は、遂に消費される資源の枠を他国から奪う事により解消してしまう。
同盟国、近辺国が経済的事由の元この戦争に乗じ、その国家間の戦争は世界大戦へと発展した。
そしてそれ故人類は
秩序と自然を失った。
耐えかねる資源枯渇に各国は独自の国家体制を開始した。
然し、度重なる戦争によって発生した領土改変や資本主義の拡大により最早求心力を失い形骸化した政府は、自国の安定すら望めない状態でもあった。
暴動する市民、破壊活動、物価の高騰による貨幣価値及び信頼性の低下、残された食糧の奪い合い人間同士の抗争、異常気象がもたらす熾烈な環境変化。
雨と海が強い酸性と化して真っ黒に染まり、世界が混迷を深める中、それでも人は目の前の希望を求めて、必死に足掻いて生きようとしていた。
そう。
この荒涼とした世界には、未だ、唯一の希望が存在した。
人はそれを
無限機関と呼んだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-16 23:57:19
1997文字
会話率:3%
2020年、ロシア製の武器を大量に購入したアルゼンチンが再びフォークランドへ侵攻。英軍はこれに対し反撃を試みるが…………
一方、極東の島国、日本でも人民連邦が対馬に侵攻し、約75年ぶりの戦争が勃発しようとしていた。果たして自衛隊は人民連邦を
撃退できるのだろうか?
※Su-32の電子レンジ様から許可を頂き、同先生の中露戦争の世界観を使用させていただいています※
※書ける限り高い確率で押絵をつけると思います※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-21 18:59:19
56873文字
会話率:14%
荒涼とした大地に、灼熱の風が吹く。
じりじりと照り付ける太陽が、褐色の皮膚を焦がす。
男は、赤茶色の地面を見つめながら、鉛のように重い足を無理矢理 前へ前へと動かしていた―――。
最終更新:2015-11-11 10:00:00
1053文字
会話率:16%
少年が目覚めた場所は、自宅のベッドではなく、荒涼たる砂漠だった。
「なぜこんな場所に? なぜこのオレが? なぜなんだよ!」
誰も答えてはくれない、誰も助けてはくれない。
少年は歩き続けるしかなかった……ただ、それだけの物語。
高校時代に執
筆した小説を少し修正して転載したものです。
未熟でお恥ずかしい限りですが、試しに投稿してみました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-04 13:29:43
1548文字
会話率:21%
賀茂光栄は当代随一の陰陽師賀茂保憲の嫡男として生まれた。
長月のある夜、父保憲に伴われて貴族の館で方違えや物忌みの儀式とその手ほどきを行って帰る時、神泉苑のそばで月明かりの中、牛車の中に美しい姫の姿を垣間見て心をときめかした。
一、二か
月後の神無月、十六夜の月の美しい夜、下人、蜘蛛丸を伴って京の都をそぞろ歩いていた光栄は、生温かい風に惹かれるように神泉苑までやって来た時、物々しいいでたちの武士の一団、検非違使庁の役人に囲まれた。
その一団の長である源満仲によると、彼らは間もなくそこにやって来る物の怪を退治するためにその場にいるとのことであった。
しかし、そこにやって来たのはあの長月の夜出会った美しい姫の乗った牛車であった。
武士達はその場を通り過ぎようとする牛車に対して戦いを挑むが、ことごとく跳ね飛ばされる。武士団の長、源満仲も通り過ぎる牛車を討とうとして倒れた。
光栄は、源満仲の命を陰陽道の術で蘇生させたが、満仲は、近くの屋敷の生け垣の後ろに隠れ、姿を見せない中将様と呼ばれる「雇い主」らしき者から事態の首尾を激しく叱責される。
光栄は、源満仲とその兵士、得体のしれない「中将」と呼ばれる者たちを後に残し、牛車の跡を追ってその場を離れた。
牛車の残像とその轍の跡から、牛車が鴨川の流れのほうへ降りて行ったことを確信した光栄は、荒涼とした薄の穂の茂る四条河原に分け入って行き、そこで、鬼の姿をした妖怪と出会うのである。
かくして、賀茂光栄は陰陽の術の持てる全てを駆使しながら事態を打開し姫を助けるための戦いを繰り広げるのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-27 13:34:56
121919文字
会話率:31%
王宮の庭から後宮へ戻った 仮初めの妃は、自室-全体に結界を張った。そして、遥か彼方と空間を繋ぐ。其処に広がったのは 荒涼とした白い大地。目の前には、茶色の髪をした女の後ろ姿があった……。
『獅子王さま〜』シリーズの 第6作目です。
最終更新:2015-03-23 16:26:49
16369文字
会話率:14%
少年たちの血湧き肉躍る成長物語(続編)
パチンコ店で諍いを起こした吉井は、海沿いの埋め立て地の荒涼とした公園で、ゴリラ顔とタイマンをはることになる。
ゴリラ顔の巨漢、やくざ風の大男、美貌の女、この個性豊かな若者たちは、いったい、何者な
のか? その正体が明らかになる。
パチンコ店に出入りしていると、驚くような出来事や事件に遭遇することがある。
若い女と中年スト-カー・・・村山と吉井は、この、一見、手に余ると思われるセクハラ事件に関わることになるが、その発端は?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-10-03 12:00:28
11467文字
会話率:33%
荒涼とした大地を歩んでいた、男が。
その者、深海を思わせる蒼い瞳に、異形とされる薄紫の髪を持つ。
肩口で適当に切りそろえた髪に、世間から身を隠す色である黒を基調とした上下の服。
嵐のときには自身の身を守り、暑い砂漠では陽を遮る役割を果たす
漆黒のマント。
目深に被ったフードからは、時折意志を込めた瞳を覗かせる。
彼の名は…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-06-23 19:21:45
3534文字
会話率:12%
海沿いの工業地帯には打ち捨てられた廃ビルが立ち並んでいる。人の姿が消えた集合住宅、複合ビル、事務所。降り積もる年月は、そのかつての時代の空気をビルの中に澱ませ、暗く閉じ込めている。
その中のひとつ、人実会館。
喫茶店、美容室から病院ま
で備えた複合施設として多くの人でにぎわった昭和の中層ビル。しかしそこは45年前に起きた火災で5階から上が全焼し、廃館となった。
上層は焼けただれたまま、下層は食堂の食器や病院の機材など打ち捨てられたままに、ビルから人が去った。次第に周囲の建物からも人の姿が消えていった。
時は流れ、かつてのにぎわいの跡には荒涼たる廃墟だけが佇んでいる。
人がいないはずの建物からは、夜な夜な笑い声がきこえ、窓には人影が浮かぶと言われる淋しく、冷たい廃墟群。
かつて起きた猟奇殺人の真相。
焼身自殺を遂げた女の伝説。
そして当時の人々の悲喜交々の人間模様。
これは、そこに立ち入った肝試しの学生たちの、一夜の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-01-10 21:38:41
2812文字
会話率:50%
一ノ瀬慎也は荒涼とした雪原の上で目を覚ました。周囲には骨組みだけになった廃墟ビルが散在している。なぜこんなところで倒れていたのか、彼には記憶がない。周囲を歩き回って見つけた、まだ壁と屋根が残っている廃墟ビルに入ってみると、そこには先客の泥棒
がいた。彼らに見つかった慎也は、口止めのために殺されそうになってしまうが……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-04-28 20:36:06
24538文字
会話率:60%
生命が解析し尽くされ、新たなテクノロジーが席巻する未来。一つの国の終焉とともに生まれた荒涼たるスラム、“中間街”で彼らは出会った。バイオの化け物を狩る女戦士と少女の物語。空想科学祭出展作品。
最終更新:2008-10-15 16:27:30
345313文字
会話率:49%
タイムスリップの途中、マーシャは突然、荒涼とした土地に放り出される。見たこともない民族、知らない土地。彼女が連れてこられた村の人々は異人種の彼女を恐れ、言葉さえも通じない。帰る方法もわからない。そのうち、マーシャは彼女を恐れない族長カレブと
恋に落ちるが、彼の部族には生贄の蛮習があって・・・。★完結しました!★「あなたと私をつなげる空間」の番外編折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-05-22 22:53:13
118845文字
会話率:42%