期待のVRMMORPG『ファンタジークエスト』リリースから1年を経て、現在めっちゃ過疎ってた。
アーシャはプレイ開始からちょうど半年となったその日、今まで一緒に遊んでいたパーティを他の人を入れたいからという理不尽な理由でリストラされてしま
う。
前パーティのために育てたキャラは到底ソロで活動出来ず、リアルで頭を抱えるアーシャこと芦屋夏美。そんな彼女の様子に声をかけてきたクラスメイトの塚本春菜。
アーシャはファンクエに興味を持った春菜をなんとか引き込み、パーティメンバーに迎えようと画策する。
今まで接点を持たなかった二人。この出会いがのちに大きな波乱を巻き起こす事となる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-16 16:16:15
8437文字
会話率:66%
頭脳明晰。品行方正。才色兼備。
生徒会長にして、俺の幼馴染でもある一之瀬さゆり。
彼女は、学園にファンクラブすらできる、アイドル的存在だった。
ただし、本当は人使いが荒く、残虐で、意地の悪い彼女の裏の顔を、俺は知っている。
とい
うか、俺には裏の顔しか見せないさゆり。
俺を無理矢理、書記に立候補させて、あらゆる雑用はすべて俺に押し付けられる。
そんなある日、さゆりが突如として「恋愛撲滅委員会」の設立を宣言した。
「恋愛撲滅委員会」の任務(ミッション)は、この世のありとあらゆる恋愛を撲滅すること。
さゆりによれば、世の中の悪事のほとんどは「恋愛」に関するものなんだそうだ。
だから、我々はすべての恋愛を撲滅する必要があるらしい。
そんな無茶苦茶なさゆりの提案。おかげで、俺にはムチャな命令が次々と下る。
最初の命令。学園1の美女、花咲葵さんを「恋愛撲滅委員会」に勧誘すること。
もちろん、結果は大失敗に。
しかもその花咲葵さんが、翌日、学園内で死体となって見つかったのだ。
大混乱の学園。
余計なさゆりの密告で、なぜだか俺が犯人にされそうになってしまう。
「ほらね、やっぱり恋愛は悪だったんだわ」
ますます「恋愛撲滅委員会」活動に精を出すさゆり。
さらに引き起こされる第2、第3の事件。
はたして、さゆりが「恋愛撲滅委員会」を設立した本当の理由とは?
ますます混沌とする事件の行方は?
この小説は、俺、八神雪翔(やがみゆきと)が、その幼馴染で生徒会長でもある一之瀬さゆりに、振り回され、こき使われて、消耗しながらも、二人の関係を深め(?)、事件を解決する学園ラブコメミステリーです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-18 22:02:28
20726文字
会話率:26%
ここは、貴族の子女が通う由緒正しき王立学園だ。良家の子女たるもの、一個人に入れあげるという、はしたない振る舞いはしない。だというのに、友人はファンクラブができるほどモテていた。
最終更新:2020-02-29 20:07:07
2426文字
会話率:47%
木下七海 高校1年 16歳
高校に入って初めて隣の席になったのは、
女嫌いのこじらせ男。
大っ嫌いだった。
感じ悪いし、訳わからない事ばかり言うし、
というか、そもそも無視される。
鼻で人を笑うし、いつも冷たい目で睨む。
まともに話ができ
ない、そう思ってた。
でも、違った。
彼は、工藤勇磨は、いい奴だった。
優しくて正義感の強い勇磨がいてくれたから、
初めての失恋も思った程、ツラくなかった。
彼を知れば知るほど、私は彼に惹かれて
大切な友達になったんだ。
その容姿から、常に女の子からモテまくり、
追いかけられ、せまられ、構われ、日常を狂わせられた生活をしてきた勇磨は、ひどい女嫌いだった。
でも、誰も勇磨の内面を見ようとはしない。
ただ、見て騒いで勝手に想像する。
勇磨はアイドルじゃない。
みんなの勇磨でもない。
私は勇磨の内面を見て好きになって友達になった。
ファンクラブに意地悪されても、勇磨とは友達で
いたい。
だから、ファンクラブとも、その他の女子とも戦った。
そんな私を勇磨は好きだと言ってくれた。
すぐには自分の思いに気がつかず勇磨を傷つけたけど、大好きだって、大切だって思い知った。
それは今も変わらない。
勇磨が好き。
勇磨の夢を応援したい。
私の夢を応援してくれる勇磨だから。
でも、勇磨はモテる。
それは同世代だけとは限らない。
年上の恋愛経験豊富なお姉さんもだ。
勇磨だけは、諦めたくないけど、そんな
お姉さんに、私、勝てる?
どうしたらいいんだろう。
勇磨の気持ちが、私から離れていく。
止められない。
怖いよ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-09 09:20:45
21805文字
会話率:13%
最強にして最凶の大魔王と言い伝えられるルシル……しかし、彼こそが神が見捨てた人々を守ろうとした英雄だった。
彼は神との戦いで負った傷を癒すための眠りに付き、千年後に目を覚ます。
その目に映るのは平和で豊かな街だった。もはや自分が人々を守って
やる必要などない。人々は自分の足で歩き始めた、なら、これからは魔王ではなく、ただ一人の男として人々が作った世界を楽しみ尽くそう。
だが、彼は知らない。……千年間、部下たちが魔王が目覚めたときのため、鍛錬を重ねて強くなり、勢力を増やし続けていたことを。彼は知らない。彼みたいな規格外が普通になど暮らせるわけがないことを折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-09 18:14:49
118655文字
会話率:34%
レンタルショップで一九七〇年代に放映していた『世にも不均衡な空間』というオムニバスドラマシリーズを発見した私は、この最終回に主演していた古城八千代という女優に魅かれ、彼女のことを調べ始める。彼女の出演していた作品を探し漁り、ついにネットで
ファンクラブのサイトを見つけて、このOFF会に参加することになる。そこは七〇年代のTVオタクの集まりだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-12 23:33:01
25230文字
会話率:51%
うちの担任は―――
「じゃあ授業始めるよー」
―――とにかく絵が上手い
そして校内で人気がある。
「相変わらずみーちゃん先生美人だよねー」
「いつ見てもちょこちょこ歩いているの可愛いよねー」
「やっぱりかーくん先生とみーちゃ
ん先生絵になるよね」
みーちゃん先生には学校非公認の部活ファンクラブがある。そんな宮みーちゃん先生(本名:宮朱音)についてに(みーちゃん先生が担任のクラスの)ファンクラブ会員(でまとめることになった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-07 10:30:49
1023文字
会話率:60%
剣と魔法、精霊の力はもちろんの事、「キカイ」と呼ばれる技術も存在する世界「ファンク」
その世界を、
12の魔物隊長、3つの神、それを束ねる魔物の王が支配する。
よくある世界観の中で、輝く獣の形をしたキカイ「獣機」を使い人間世界を取り戻す。
ど直球の不定期物語です(笑)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-28 12:32:29
2356文字
会話率:31%
『大勢の人達に届く声量と、聞き取りやすい綺麗な発音と、人々の心を動かす演技力。
これらを全て兼ね備えた存在とは?』
新人声優、山田真弓は念願のアニメヒロイン役を得るも、無理な生活がたたって死んでしまう
もし生まれ変わってもまた声優になり
たい、声を武器にして生きていきたい・・・
彼女の最期の願いを神は聞き届けた・・・しかし・・・
これは、新人声優の主人公が異世界転生して、声優のスキルだけを武器に、色々な役を演じて、ファンをたくさん作って、歌とか歌ったりもして、ファンクラブも出来たりして、最終的に自分の名前の国が出来るような人気声優になるお話です。
※この作品は「アルファポリス」でも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-20 21:00:00
276472文字
会話率:43%
この作品はミッドナイトノベルの方で連載している「チビ・デブ・ハゲ・ブサイク・ボッチ・ドーテイ・ニート・オヤジが異世界転生で勝ち組に!?」のスピンオフ作品です。
同じ世界観ですが別大陸の話で文化などが違う世界で、
異世界転移を本当にして異世界
が魔法のある現実の世界だったらどうなるだろうか?
冒険メインで楽しくエロの無いストーリーの物をと、
そんな感じで書いてみました。
雑学オタクで科学と歴史が好きなので蘊蓄が多いのですが、
学者では無いので一つの学説で大体面白そうな話を採用します(オイ)
へ~~、ホンマでっか?のノリで軽く読んで頂きたいです(汗)
話に信憑性を持たせる小説のスパイスになればと思います。
小説は坪内逍遥がNOVEL(ノベル)を日本語で造った言葉で、
国家や政治などの「大説」や国書など伝統的な伝記の「物語」に対して、
小さな(個人の想像)説(意見、感想、所見)を述べてるのでその字を当てはめられました。
英語ではファンクションが全ての小説で、
ノベルは長編、ストーリーが短編ですから、
単純に虚構の話で十分です、
そう考えると世界で最初の小説は源氏物語で紫式部が人類最初の小説家となります。
と、言う感じで雑学が入りますが、ギャグのラブコメで虚構のお話で娯楽ですから、
楽しく読んで頂けると嬉しく思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-15 11:31:37
19689文字
会話率:16%
気づいたら森の中にいた。
異世界転生?魔法?どうぞどうぞ、大歓迎!
まずは魔法を極めて冒険者に。
え?私のファンクラブ?親衛隊?そんなんあるか!
王子や貴族と仲良いかだって?なんだそいつら!会ったこともない! もう、みんななぞすぎる。何を
言っているんだか。
あ、あんなところでドラゴンが人を襲ってる。ちょうどいい、ぶっ飛ばしちゃおう!
「ドラゴンは10にもみたない少女が倒せる生き物ではないのですが……。」
「またまた~、冗談言わないでよ~。」
少女は、いろんな意味で周囲を驚かしながら、今日も楽しく生きていく。
「どうすれば、人を信用できるんだろ……。」
その胸の奥に、深い孤独を抱えなが「キャー!何あの天使!可愛すぎる!キャー!ギャップ萌え!もうヤバい!このままでは、死因『可愛さに萌えまくり心臓がドキドキしまっくた末の突然の気絶』で天国に旅立っちゃう!どうにかしないと。早く、早く目をそらせアイナ!お前なら、お前ならできる!……ダメだー!無理です!師匠!私にはこんなことできません!こんな可愛い天使から目をそらすなんて!そんな残酷なこと、私には!師匠、私はもうまよいません。私はこの天使を見つめ続けることを選びます。師匠から「何をしてるの?」て、天使が話しかけてきたー!」……ら。きっと。たぶん。
初投稿です。温かく見守ってください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-09 23:00:00
34490文字
会話率:47%
13世紀の中世ヨーロッパで変人君主として知られる神聖ローマ帝国皇帝フリードリヒ2世。教皇には逆らうわイスラムとは友達になるわ内政に外交で大活躍。ただし女になってます。神聖じゃない認定受けてる皇帝フリードリヒ2世ことフレデリカさん。立ちはだか
る最恐の教皇(ラスボス)。強敵と書いてズっ友なイスラム君主。ファンクラブと化した部下達。様々な人と関わりながらフレデリカの生涯を追う。
※フリードリヒ2世のエピソードをTSさせた上にコメディ調で語られます。人物の発言、思考などは必ずしも史実とは一致しないフィクションで時代的に変なものが混じっています。
※言語や名詞、個人名などに時代や国のブレがありますが、現代語に意訳されています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-31 18:40:46
443188文字
会話率:41%
高木美紀はアイドルだ。
しかし、本当にやりたいことは別にある。
ファンクだ。
そのために秘策を練るが…
最終更新:2019-08-11 19:00:56
11004文字
会話率:66%
「す……好きです!私と付き合ってください!」「…………は?」容姿、成績、運動神経、全てにおいて100点満点中35点の俺は、ある日容姿、成績、運動神経、全てにおいて100点満点中500点の十条さんに告白された。だが我が校の男子生徒には、十条さ
んとは付き合えない確固たるワケがあった。十条さんのファンクラブである、『十字軍(クルセイダーズ)』は超過激派で、十条さんに手を出そうとした男子生徒は、漏れなく借金漬けにされた上で、マグロ漁船に放り投げられるという噂が、まことしやかに囁かれているのだ。断腸の思いで十条さんの告白を断った俺だったが、そんな俺に十条さんは言った。「……わかりました。私に女としての魅力がないから、付き合えないと仰るんですね?」「…………ん?」「――いいでしょう。そういうことでしたら、私もあなたに相応しい彼女になれるように、今日から全力で女を磨きます!」「十条さん!?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-13 00:09:10
5603文字
会話率:39%
ボクの名前は兎野カナタ。
長い睫毛、くりくりの大きな瞳、陶器の様な白い肌、赤い唇にピンクのほっぺ。
少しくせっ毛のあるショートカットが悩みの、高校二年生。
道を歩けばナンパされ、学校の靴箱には、男子生徒からのラブレターがびっしり。
アイドル級の愛らしさから、ファンクラブも結成されている。
だが、男だ。
少し気が弱く、緊張するとプルプルと震えてしまう。涙目の上目遣いに胸を撃ち抜かれた者は数知れず。
華奢な肩を寄せる姿は、思わず抱き締めたくなってしまう。
だが、男だ。
そんなボクが、異世界に突然転移してしまったのは、コンビニに入った瞬間だった。
「ここは、もしかして異世界…?!」
名前 カナタ・ウサギノ
レベル 1
種族 人間
体力 20
魔力 200000
速さ 20
命中 20
運 20
スキル
鑑定 アイテムボックス 魅了
称号
異世界人 アイドル級男の娘
「アイドル級男の娘って何だよ〜〜〜!」
異世界転移しても、可愛い系男子は辞められないようです…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-31 23:00:00
3951文字
会話率:38%
皆と同じく学園のアイドルに憧れる男子高校生、桜緋 維月。幼馴染みの女の子はそんな高嶺の花は無理だとか言って馬鹿にしてくるが、なんだかんだ言って甲斐甲斐しく世話をしてくれる。
突然やってきた美少女転校生とはやたらえっちなハプニングが多い気がす
る今日この頃。
幼馴染みの機嫌は悪いし、学校の女子ともあまり話せない、不遇(笑)な日常を送る思春期男子である彼は、果たして学園のアイドルとお近づきになることが出来るのか。
普通のラブコメ、初めて書きます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-08 00:08:05
47236文字
会話率:45%
主人公の飛田真司は30歳独身の化学教師。冴えない風貌で、彼女なし、童貞。ある日空から降ってきた受け持ち生徒の白井真理亜を受け止めたせいで死んでしまう。
善行のおかげで、神様に魔法があるファンタジー異世界に、真理亜と一緒にダブル転生させても
らう。
異世界では王立アカデミーに進学し、そこで出会う仲間や教授たちとの交流を通じて、大きく成長を遂げる。
そうして発明で身近な人を幸せにするという夢を叶えるため、魔法と現代科学の合わせチート技を使って大活躍。
恋愛や戦争や、魔物も出てきます。R15とさせていただきました
第1章 クーリエ領の怪力次男坊
ピーターの転生、誕生から、12歳までのクーリエ領でのお話。ピーターが6歳の時に、トーマスの星見の儀(魔法属性の診断)の際、ピーターが星見の水晶を壊してしまう。大きな借金を背負ってしまったクーリエ家。クーリエ家の財政を立て直すために、ピーターはワインの生産のために圧縮魔法や、現代知識を駆使していく
第2章 王立アカデミーでの活躍
ピーター12歳から15歳までの王立アカデミーでのお話。入学試験主席で新入生代表になったピーターは王太子エギルと同室となり、王太子グループの一員として成長していく。ベクトル教授の実験室や、戦闘訓練などで大活躍し、ファンクラブまでできてしまう。公爵家のエレーヌ、幼馴染のナンシーとも怪しい関係になり、楽しくも危ない学園生活を送っていく
第3章 二人の転生者
ピーターとマリーの15歳から16歳までの王立アカデミーでのお話。入学試験主席で新入生代表になったフルショア公国からの留学生マリウスはピーターと同室となり、二人の転生者が徐々に親睦を深めていく。一方ピーターの元仮面婚約者のエレーヌはマリーの護衛のハンナと恋愛関係に、ピーターとマリーの協力でさらに爆走する発明品で、学園生活はさらに盛り上がっていく
第4章 フルショア公国後継戦争
ピーターとマリーの16歳から17歳までのフルショア公国でのお話。無線機によりフルショア公国の危機を知ったマリーとピーター。二人は結婚をして、リガリア王家の友人としてフルショア公国の危機に介入することとなった。
人を幸せにするために現代化学を活用したいと望んでいたピーターであったが、戦争に飲み込まれていく
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-07 13:00:00
188925文字
会話率:15%
学校でファンクラブもある詩音と優斗は家族同士も仲がいい幼馴染だ。
ある日の昼休み、唐突に詩音は優斗に告白し付き合うことになる。
しかし、彼らの恋の障害も多く…
最終更新:2018-09-19 06:37:26
790文字
会話率:69%
おっちょこちょいのアサシン、リオが王子様の護衛任務に。さてさて二人の恋の行方は?リオのファンクラブリオズ親衛隊も巻き込んでのアサシンラブコメディ。このお話はボーイズラブです!
最終更新:2018-09-06 14:36:10
63467文字
会話率:47%
『ツンデレ娘を丸裸にしようと思うんだが……どう思う?』
巷ではファンクラブまである容姿と鋭利な頭脳、ずば抜けた運動神経まで持つ、天が出血大サービスで才能を三つも四つも与えた様なスーパー高校生。文芸部部長、伊野カオル。そんな、完璧超人
―だけど、性格に多大な難あり― である部長が、いつもの様に部員数二名(今も絶賛募集中)の文芸部部室に入った『ボク』にそうのたまった。
頭を抱えながらも詳しく話を聞くと、どうやら部長は『高遠書房ライトノベル大賞』という賞に応募しようと考えているとのこと。その為に『キャラ属性』について考え、一番書き易そうなキャラがツンデレだから、まずツンデレを分析しようと、どうやらそう言う事らしい。そうならそうと、初めからそう言って下さいよ……と思うボクだが、部長は素知らぬ顔でツンデレについての自己解釈を喋って行く。だが、これが、もう本当に、びっくりするぐらい、浅い! 根本的に、何にも分かっちゃいない部長にオリジナリティについて説明するも、『オリジナリティなどいらん。某有名週刊漫画雑誌だって、困ったらバトルになるじゃないか』とか『取りあえず、義妹を出しておけば鉄板何だろ?』とか、あらゆる方面に喧嘩を売ってるんじゃないかと言わんばかりの発言ばかり。全く……疲れるんですけど……
そんな部長ですけど、実はいい所もちょこちょこあって……実はボクの好きな人だったりして……ひ、秘密ですけどね!
と、まあこんな感じで文芸部の部活動をゆるーく描いた『ウチの部長は、ちょっと、変』、山もオチも、そもそも意味も無い、台詞八割の短編です。『こんな話で、あらすじなんて書きようが無いじゃん!』って思ったのが一番の『秘密』のこの作品、是非ご一読を!
……こんな感じでいいですか、部長? え? あらすじ見せろって? だ、ダメですよ! 絶対見ないって約束だったからあらすじ書いたんですよ! わ、部長! 勝手に読まないで下さい! ちょ、部長ってば!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-19 23:06:11
20228文字
会話率:80%