僕の学校には檜木(ひのき)さんという男子人気ナンバーワンの有名な美少女がいる。そんな檜木さんは花粉症らしのだが、ある日くしゃみを連発している檜木さんと僕が廊下ですれ違うと、僕が近くにいる間だけ檜木さんのくしゃみがピタリと収まった。どうやら僕
は、花粉症を抑制するホルモンが身体から出ている特殊体質らしい。そんなバカなと思ったが、それをキッカケに檜木さんと僕は毎日二人で登下校することになり……!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-05 21:09:35
4032文字
会話率:40%
「す……好きです!私と付き合ってください!」「…………は?」容姿、成績、運動神経、全てにおいて100点満点中35点の俺は、ある日容姿、成績、運動神経、全てにおいて100点満点中500点の十条さんに告白された。だが我が校の男子生徒には、十条さ
んとは付き合えない確固たるワケがあった。十条さんのファンクラブである、『十字軍(クルセイダーズ)』は超過激派で、十条さんに手を出そうとした男子生徒は、漏れなく借金漬けにされた上で、マグロ漁船に放り投げられるという噂が、まことしやかに囁かれているのだ。断腸の思いで十条さんの告白を断った俺だったが、そんな俺に十条さんは言った。「……わかりました。私に女としての魅力がないから、付き合えないと仰るんですね?」「…………ん?」「――いいでしょう。そういうことでしたら、私もあなたに相応しい彼女になれるように、今日から全力で女を磨きます!」「十条さん!?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-13 00:09:10
5603文字
会話率:39%