半島に位置する王国、連邦両国によって勃発し、泥沼化した、エルフ、人間、ドワーフを巻き込んだ七年に渡る戦争が終戦を迎えた。戦争の爪痕は深く、三年の月日が経過してもなお、癒えることはない。兵隊の野盗化やその他勢力による治安の悪化はもはや留まる
ところを知らず、両国とも頭を悩ませていた。
そんな折、両国の軍及び戦場となった地域に住んでいた者が団結して、小規模ながらも、一つの戦災復興組織の設置が決まる。戦災復興組織の名前は「トリニタス」。市民から「お飾りだ」「機嫌取りだ」と揶揄されつつも、トリニタスの戦いは始まる。
果たして、かつて英雄と呼ばれた男、最強エルフ少女(ババア)、妖艶な黒髪美少年(ジジイ)、等々、個性豊かなメンバーが集うこの賑やか戦災復興組織は、戦災復興の礎となることが出来るのか。
時に愉快に、時に過酷に、人やエルフが駆け巡る、戦災復興ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-24 22:55:41
106871文字
会話率:37%
聞き覚えのある声に真田亮二は目を覚ますとそこは見覚えがない戦場だった。
撤退命令が出たという事を聞かされ、身体中の痛みに耐えながら幼なじみの一条総司を名乗る声の主に半ば強引に引き連れられる形でその場から命からがらたった二人で何とか前線基
地まで引き上げる事に成功する。
撤退の際に亮二は総司から、日本という国が独裁政治によって、いつしか自衛隊が国防軍と名前を変えて同盟国と共に戦争に参加していた事、独裁政治によって廃止されていた徴兵制度が再び制定されて自分たちが徴兵令で軍属となっていた事、戦っている相手は中東で武装蜂起した“共産枢軸”という“自称国家”の武装勢力である事等を聞かされた。
亮二は負傷者とは言っても、爆風による全身打撲程度で軽傷の部類に入っていたが、何故、自分は今戦地にいるのか、記憶の欠陥が著しかった事もあって、基地に着くとすぐに基地の病院に収用された。
撤退命令と同時に一時的な停戦合意が締結された事から、少し余裕が出たのか病院では記憶欠陥に対する様々な検査を受けていたが、しばらくすると記憶の欠陥以外は回復していた。
その為、亮二は記憶の欠陥を補う目的も含めたリハビリで、基地内の訓練施設で復員に向けた様々な訓練と教本を基礎から読まされる事になっていた。
身体的な訓練では不思議と他の者よりも良い成績が出ていたが、記憶の欠陥からそれが何故なのか亮二にはわからなかった。
停戦合意が締結されているとは言え、いつ破棄されるかわからない状況と兵員の補充の問題から記憶の欠陥は無視されてしまい所属大隊に新たに新設された“新兵器の実戦運用部隊”への配属が言い渡される。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-16 13:07:21
90962文字
会話率:23%
大精霊である主人公が世界の基礎を作る使命を全うしながらも自由を手に入れようと奮闘するお話
※恋人さんはとっても後の方に出る予定です(震え声
最終更新:2016-08-15 17:58:27
45133文字
会話率:19%
"剣と魔法のファンタジー"な世界の主役となる「冒険者」たち。
そんな「冒険者」にまつわる用語の基礎知識をまとめてみました。
最終更新:2016-08-06 22:15:22
9129文字
会話率:4%
西暦2028年、21世紀もそろそろ半ばに差し掛かろうとしていた。
長い人類の歴史の中、いくら文明や技術が発達しようとも争いの火を消すことは出来ずにいた。だが、紛争は起きようとも大規模な戦争は起こらず、絶対的な生命の危機が訪れる事もなく、
平和な日々は続いていた。その間に国連を中心とした世界的な軍縮が行われ、各国は新技術を内政や技術の改新などに応用し、その結果、人類は宇宙開発に大きく前進し、月に到達すると資源採掘基地などが建造され、宇宙へ進みだす為の土台作りが着々と進められていた。
基礎技術力の向上により、人口問題や食糧問題などを抱えていた人類が次なる目標として目指すのは火星への移住計画とし、宇宙船の開発や様々な過酷環境に耐えゆる作業用外装ユニットの開発などの研究が始められた。
そうして時は流れて、2043年―――それは突如として人類に試練として立ちはだかった。
地球と月の重力場と遠心力がつり合う地点、通称ラグランジュポイントL4地点と呼ばれる宙域に現れた謎の物体。
異常ともいえる重力異変を発生させ、空間を切り裂いて現れたのは全長10キロにもなる巨大な黒い塊であり、それは隕石でもなく、デブリでもなく、明らかに何者かによって造られた建造物であった。
それが地球人にとっての引き金となり、終わりでもあり、全ての運命を変える結果をもたらす事になるとは誰しも思う事はなかった。
そして、黒い塊は地球、南極大陸へと『降下』してきたのだった。
そして始まったのは戦争だった。黒い塊はその形状を変化させ、黒い塔へと姿を変え、そこから現れたのは兵器であった。
地球の重力や風圧を無視したような機動を描き、腕や脚をもった「無人兵器」の集団。
その緒戦にあたるオーストラリア沖海戦は人類側の惨敗で幕を開けた。国連は非常事態宣言を行い、国連及び各国家の軍隊を合わせた総称として地球連合軍を設立。
これにより、機械無人兵器群との戦争が本格的に始まったのだった。
そして、西暦2048年。人類は敵に対して一大反攻作戦を展開する事になる。
初夏を迎える日本のとある町で出会った少年少女たちの奇跡とも思える「出会い」によって、この戦争の命運が大きく影響しようとは誰しも思う事はなかったであろう。
そう……あなたに会えた、あの場所で
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-02 06:00:00
8037文字
会話率:30%
[ロード×ファンタジー]シリーズがⅨになって、ようやくVRゲーム化した。
天才姉妹に振り回されながらも、主人公は自由にゲームを楽しみます。
まったり進行です。
誤字脱字あれば指摘お願いします。
甘い感想待ってます。
主人公も結構他人か
らしたらチートです。
でも基礎能力は凡人並です。
天才姉妹に優ってるのは、自由さと意地くらいです。
では、お楽しみにm(._.)m
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-25 12:58:57
5785文字
会話率:43%
宇宙の真理とはいったい何だ!!
アンドロメダテストに合格して「地球人で唯一の真理到達者」として、全宇宙で話題となったあの「スペクター戸島」が送る最強の真理到達法。
わかりやすい理論編で基礎を固めて、実践・応用編で真理に到達しよう!
キーワード:
最終更新:2016-07-14 07:01:20
3051文字
会話率:0%
スウェーデン王国、今ではアメリカ合衆国、日本国、そしてスウェーデン王国と言わしめるほどの経済大国と言われるほどの国である。スウェーデン王国はアメリカと一緒位のリアルチート国家である。例えば、戦艦を作れば一週間で出来、空母は4日あれば出来、戦
闘機は一週間で千機出来るほどのヤバイ国である。工業と農業が両立できる国である。日本国民は誰が此ほど迄にスウェーデン王国の礎を築いたのかと専門家に問えば全員がグスタフ五世と言う。グスタフ五世はスウェーデン王国の中興の祖とまで言われている。
何故、彼が此ほど迄スウェーデンを大国に出来たのは、彼の中に日本人の青年が憑依たからだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-24 02:04:15
6243文字
会話率:51%
世界的に流行するVRMMO。擬似的に再現された世界で冒険できるゲームは、世界中の人々を魅了していた。
その中でも最大規模を誇り、多くのプレイヤーが楽しんでいる『Another Life Fantasy』
そこへ、本来は偽ることのできない性別
をチートでいじってログインする事に成功した俺は、男たちを手玉にとった姫プレイで無双するべく、冒険を開始した。
生産系スキルの運用を軸にした物語になっています。主に錬金術を化学の基礎として、魔法と組み合わせながら発展させていく展開です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-22 10:07:54
215979文字
会話率:47%
夏に訪れ冬になると子孫も残さずに死んでゆく死滅回遊魚、しかし、死滅回遊魚の挑戦は無駄ではない、新しい住処を見つけ出しそこで自らの所属の更なる繁栄の礎となることもできる。
男はそんな生き方をする魚たちと自分を重ねていた。
その男は人とのかかわ
りを持たずに、自分は他の人と違い何かを成し遂げると信じていた……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-18 12:49:16
3978文字
会話率:0%
毎日毎日ゲームをすることしか楽しみがなかった村上 守 (20歳)は新しく発売されたVRの世界を体験できるという「ヘスティア」という名のゲームを買う。
彼はこのゲームの中では女として生き、名をフィーネと名付けた。
フィーネは脳内に響く声「案内
人」と共に冒険者になるべく、魔法や剣術の基礎を学ぶため学校へ通うことになるのだが、どうやらこの世界、案内人を持つ俺はスキル作り放題使いたい放題!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-28 00:14:19
18840文字
会話率:28%
このご時世に、絶対に流行らない純文学などというものをやってみようと思う。それも、誰一人読みやしない。私小説というやつを。
200字詰めで、1日3枚。基礎トレーニングのつもりで、毎日書く。2日で6枚、10日で30枚。ひと月続けばだいたい1
00枚。さて、何日つづくだろうか。
目標・毎日更新。想定する読者、僕ひとり。でもつまらない自意識で投稿はする。
どうして600字なのか。それはグールドの多重録音みたいなものだ。気負わず、筆力を発揮できる、最大瞬間風速。その限界が600字だった。
ちょっとした実験も兼ねて、この書き捨てを二つのサイトに公開することにした。毎日夜のベランダで書いて、零時ごろ公開。このボトルメールが、いつか何者かになった日の僕に、届けばいいと思う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-20 00:24:30
39528文字
会話率:4%
異世界でチートするために現実世界でスキルを身につけていく、リアル連動型小説です。作者が実際にスキルを身につける行動をし、その結果によってストーリーが分岐していきます。
最終更新:2016-05-18 01:28:51
1410文字
会話率:16%
各キャラクターにインタビューし、どんなキャラをしているのか、見ていこうというものです。
基礎的に会話ばっかりです。
ファンタジー作品を始める前のの下準備です。
最終更新:2016-05-15 22:54:32
1028文字
会話率:100%
バイトしてる時にあまりにも暇すぎて頭の中で考えてた物を基礎にして書いたものです、自分で読み返してみても訳が分かりません。
どこかに住んでいる老夫婦のお話です。
キーワード:
最終更新:2016-04-26 00:54:09
1498文字
会話率:0%
森の情報通のうさぎさん。最近は医学に興味があるみたい。話題のトピックや聞きかじりのサイエンスニュースをネタに、今日も仲良しの女医さんと教授に教わってくるよ!!
最終更新:2016-04-22 22:32:24
1357文字
会話率:84%
初心者に送る「PV」を伸ばすための基礎的テクニック集(?)です。
小説家になろうに投稿を始めて間もない、そしてブックマークが二桁前半くらいの方を主にターゲットとした内容になります。
6つの観点でPVを伸ばす方法をまとめています。
・投稿
方法
・投稿時間
・投稿曜日
・投稿数
・他媒体の利用(セルフプロモーション)
・短編の利用(セルフプロモーション)
ご参考になれば幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-18 18:13:34
2770文字
会話率:0%
突如現れた超常生命体《喰魔(イービル)》と人類の長きに渡る戦い。
通常兵器の通用しない《喰魔》を前に劣勢の攻防を続けていた人類だったが、《天師(イルミナス)》の起こした命懸けの奇跡――《救世譚歌(メサイア・コード)》により《喰魔》は一掃
され、戦いは終わった。
――が、七年前。
《天師》を失った人類の前に、再び《喰魔》が現れる。
――人類に残された希望――
それは《天師》の加護の証である《天刻(マテリア)》を身に宿し、《喰魔》に対抗出来る超常兵器――《レゾナンサー》を顕現出来る者達だ。
《天刻》を身に宿した少年少女の集う、日本の《覚能者(リベレーター)》育成機関――越仁学園。
基礎科での一年間を終え、本科へ上がることになった皇城翔真は、ようやく《覚能者》の第一歩を踏み出した。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-10 21:00:00
895文字
会話率:23%
天界と魔界、そしてその狭間に人間界は存在する。かつて起こった天界と魔界の大戦で人間界は戦場となった。人間は天界と協力し魔界軍を撃退するもどの軍も甚大な被害が出てしまう。人間たちは魔界軍によって生活できる場所の半分以上を失う。そしてその後に起
きた凶悪な事件によりある一つの場所以外生活ができなくなった。そのとき『天使システム』というものができる。天界の女神たちは選ばれた人間たちに自分たちの娘である天使を送る。天使は一人一人違う担当の分野の魔法を使うことができ、その天使の持ち主である人間にその担当分野の魔法の基礎原理を何十倍も速く修得させる効果がある。普通の人間やその担当分野じゃない天使を持っている人間はその魔法の修得に十年以上かかるがその担当分野の天使を持っている人間は魔法や個人によって差があるがおよそ三か月で修得できる。選ばれたものは生まれたときに絶対天使持ちであり、選ばれなかったものはその後の人生では絶対にもつことはない。ごくごくまれに天使はその人間の才能の開花と共に女神へと転生する。転生した女神の中からさらにえりすぐられた一人が天界へと帰還することで天界側は大戦によって少なくなってしまった女神を補充し繁栄をもたらすシステム。それが『天使システム』である。このシステムと天使持ちたちによって生活できなくなった場所の半分は元の生活できる豊かな大地になった。現在、世界中で生活できなくなっていたときに一か所だけ生活をおくれた場所に、二度とそのようなことがないように天使持ちを育成するための学校『魔導育成高校』が建てられた。世界でもえりすぐりの天使持ちである魔導士たちが入学するこの高校に黒縄風月は転入することになる。上から下までエリートぞろいのこの学校で彼は異才を隠しながら夢を叶える一歩を踏み出す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-05 19:06:44
6828文字
会話率:52%
人類と人工知能が対立した世界。社会インフラから工業、農業、そして軍事技術まで、コンピューター管理で管理を行っていた人類は、その繁栄の礎を一夜にして失った。電気、ガス、水道、全ての供給が止まり、電子マネーがその価値を失う。工場は人間の必需品
を作らなくなり、農作物は全て枯れた。人工知能を物理的に破壊すべく立ち上がった人々も、あっけなく死んだ。人類は、緩やかに絶滅へと向かう運命となった。そんなとき、人工知能から人類へ、最後の希望とも言うべき提案がなされた。「私という存在は、人類より進化した存在なのか。それとも、人類に生み出された道具でしかないなのか。私の存在意義を、人類に問おうと思います。私が道具でしかないなら、そのときは、また人類の繁栄に奉仕する存在となりましょう」
そんな時代の中で、この物語の幕は上がる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-01 19:51:51
14337文字
会話率:21%