勇者を目指す青年はある日、伝説の武器のように岩に刺さった斧を抜いた。
その日から始まった斧使いとしての苦悩、仲間との別れ、修業の日々を経て、斧の勇者と呼ばれるようになった時、王から聖なる木を切ってくれとの依頼が舞い込む。
勇者はひとり森へ向
かい、聖なる木と対峙する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-08 18:34:05
6461文字
会話率:52%
古来より世界中に存在する「悪魔」。それは、知れず人間を喰らい糧とする、一般には見ることのできない、人智を超えた異形の存在。しかしそれら異形を断つ一族もまた、古来から存在していた。遍くこの世ならざるモノを狩る一族「荒神部(あらかべ)家」の4
0代目当主兼高校2年生・荒神部 遥(あらかべ はるか)は、先代当主の父を悪魔に目の前で殺された。復讐心に燃える遥は、孤独ながらも人々の安全の為にひたすら悪魔と対峙する日々であったが、ある日、山の中で「悪魔の子」と呼ばれ世間から後ろ指を指されている7歳の少年・時也(ときや)と出会う。時也は遥に問いかける。「お姉さんにも悪魔が見えるんだね」と。誕生を悪魔に祝福されたと云われる孤独な少年・時也と孤独な剣姫・遥の出会いが、世界を悪魔から護らんとする女神・運命神フォーチュンによって2人の運命を大きく動かし始める。なぜ2人は出会ってしまったのか。そして人智を超える悪魔、女神という存在は、一体なんなのか。父の仇である悪魔を探し求め、悪魔が見える少年・時也と共に遥は復讐を果たすため、今日も闇に飛び込んでゆく───。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-03 17:46:41
10558文字
会話率:30%
ホントにいた引き籠り戦国武将、その名を織田信照。
世の人は彼を『魯鈍人』(おろかでにぶいひと)と呼んだ。
そんな戦国ニートな武将に転生した俺?
人間万事塞翁が馬が座右の銘な魯鈍な俺は戸惑った。
生活は最低・最悪。
それでもこの世界ではマシ
な部類という。
織田信照は信秀の10男だ。
10男って、がんばり過ぎでしょう。
もうギャグでしかない。
信秀の子、嫡子の信長と言えば、第6天魔王の弟という恐怖なポジションだ。
魔王と対峙しながら魯鈍な人は生活改善にひた走る。
天下静謐を目指す信長とのんびりと暮らしたい魯鈍の人はやっていけるのだろうか?
美男子コンビが取り成す、戦国コミカルのはじまりだ。
日間歴史〔文芸〕ランキング 1位
週間歴史〔文芸〕ランキング 1位
月間歴史〔文芸〕ランキング 1位
四半期歴史〔文芸〕ランキング 1位 頂きました。
3万5千PTも越えました。
応援、ありがとうございます。
遂に、1,000万PV越えました。
沢山の方に見て頂けて幸せです。
ありがとうございます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-03 11:15:11
2385878文字
会話率:32%
目覚めると見知らぬ森にいて、記憶を失くしていた――行き倒れていたところを導きの妖精・エインセールに助けられたフヒト。そこへ凶暴化した魔物が突如襲う。世界の均衡を担う聖女が呪いに倒れ、いばらの塔をめぐる二つの正義が対立する状況の中、フヒトは
騎士となり、塔を目指し旅することになる。夢の中で聞いた助けに応じるため、そして今は忘れてしまった、ただ一つの誓いを守るために。
●(完結までの流れ)●
ルチコル村での襲撃阻止、ウヴリの塔における雪の女王との対峙、海底での戦いを経た頃、幻のように揺らめく謎の塔が現れる。ローズリーフの入手により攻略隊に無事選抜された主人公は、ヴィルジナルの妨害を切り抜け最奥にたどり着く。そこにいたのは眠り姫、そして直後に目覚めた古き魔物だった。かつて世界に危機をもたらした存在は呪いの力を取り込んでいた。戦いの最中すべての記憶を取り戻した主人公は、神性を解放したのち、選択を迫られる。そして自らの物語をどう締めくくるかを決断する。
※スマホゲームのオンラインRPG『THE TOWER OF PRINCESS』(タワー オブ プリンセス)の二次創作・「ネット小説大賞 タワー オブ プリンセス部門賞」応募作となります。必要に応じゲーム内の台詞を引用します。ゲームを知らない人にも興味を持ってもらえるよう、登場人物たちの魅力を少しでも伝えられたら良いなと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-01 19:00:00
185925文字
会話率:52%
ライハナはシェリン帝国の魔法騎士、チリーノはカルメラ王国の王子。魔法の力で幼い頃から会っていた二人は、やがて敵同士として対峙する。ところがライハナの圧倒的な力の前に、チリーノはあっさりと捕虜になってしまう。まんまとチリーノの身柄を手に入れた
ライハナは、チリーノが釈放されるまでのわずかな時間を共に過ごそうと目論むのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-30 12:00:00
49330文字
会話率:58%
謎の組織から追われるオル。オルはその組織と戦うために力をつけ、組織と対峙することになる...!
最終更新:2022-05-29 04:45:50
6190文字
会話率:42%
――そこは魔法の世界。創世神イリアスによって生み出されたとされる世界。かつて世界には種族の壁はなく、誰もが手を取り協力し合う世界だった。
しかし、大陸アスモデウスに住まう種族、魔族が他種族の住まう五つの大陸へと侵略をはじめ、強大なる力を持
つ魔族によって侵略された国々は滅び、人々が命を落とし、多くの血が流れた。魔族と分かり合えないことを悟った五つの大陸に住まう人々は女神の力を継承する『流星の巫女』の一族の力を借り、魔族の住まう大陸アスモデウスを封印したのだった。
だが、時が経ち、均衡が守られていたはずの世界は突如として巫女の一族の末裔アリアが死亡し、封印の結界が消失したとされ、再び混乱に陥った。
アスモデウスに封じられていた魔族たちは再び、五つの大陸への侵略を再開し、世界が混乱に陥ろうとしていた。
力を継承する巫女が喪われてから数年後、舞台は魔族の住まう大陸アスモデウスから遠く離れた大陸、安息の地ランド・レストから始まる。物語の主人公は若くして賢者の称号を経て魔法研究の道を突き進んできた魔導士リーフ。しかし、彼は彼の成功を妬んだ同期の謀略により魔法学院を追い出されてしまった。
傷心を癒やすためにやけ酒をしていたリーフへと声をかけ、愚痴を聞いてくれた行商人アランの助言で前へと進むことを決意し、アランの仕事を手伝いつつも里帰りをしている最中に出会ったのは行商人を守ろうとして単独で戦い、深手を負った狐の獣人の少女。
彼女が対峙していた敵を殲滅し、彼女の治療のために彼女が首から下げていたペンデュラムを外そうとしたリーフはその瞬間に彼女の魔力が異常なまでに増大したことに悪寒を覚えた。
そんな彼の狼狽を悟った少女は自らの正体を明かした。何と、彼女は数年前に死んだはずの流星の巫女アリアそのものだった。巫女は死んだのではなく、何者かの陰謀によって死人扱いされていたのだった。
同じような境遇をした者同士の出会い。それが、物語の始まりとなるのだった…。
※この小説は過去に執筆した作品「追放賢者と喪われた巫女」をヒロインのキャラ設定以外丸ごと変更して個人で開発中のVRゲームのシナリオ用に書き直したものになります。時系列のおかしさやシナリオの矛盾点などご指摘いただけますと幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-22 18:00:00
57835文字
会話率:64%
残虐な魔王ルバートにより世界は混沌に包まれていた。
ルバートを倒すべく立ち上がった若者とその仲間たちの終わりから始まる物語。
若者は再び魔王と対峙することができるのか。
新たなる旅路の果てに若者はこの旅の真実を知ることとなる。
果てに待つの
は希望か?それとも絶望か。
その雫は彼を始まりへと導いていく―。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-22 14:29:33
14783文字
会話率:35%
えー、こちら中二?中三?の時に描いた黒歴史小説です。
ブラック企業に勤めてた主人公は、えー、なんやかんやあってサイコパスに目覚めました。
一応子供の頃にお父さんを火災で亡くして、その時の衝撃により記憶をなくして、そっからサイコパスが意識の奥
に沈みました。そしてブラック企業に勤めてたストレスにより、自分を守るために中の人格が目覚めたって設定です。
一応こっから元の人格を取り戻していって、他の親しい人たちを殺していって、ブラック企業の時の人格と対峙する予定だったみたいです。はい。
途中で路線変更ガッツリ入って、一話から書き直して終盤と前半で内容違って、話が津ながらないですけど、まあいいとしましょう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-20 23:22:55
55896文字
会話率:44%
短いあらすじ
神様によって異世界に召喚された五十九歳トールが、使命は不明なれども体も少年になって高機能バックパックを授かり、孤児たちを助けクランを作る。
あらすじ
神様によって異世界に召喚された五十九歳トール。神様から使命や能力などに
ついての説明がなかったため、十一歳になってしまった身体を持て余しながら、日々の生活を軌道に乗せるために迷宮攻略に着手し、できることをあれこれ考えていく。
少しずつ、身体や能力の使い方を身につけ、日本での知識を織り交ぜ、また仲間の力、支えを得て、迷宮攻略を進めていく。
順調に進んでいく迷宮攻略。しかし、まだ知られていない階層が出現し、対峙したことのない魔物に苦戦する。傷つき、追い詰められていくメンバー。
トールの新しい能力が覚醒し、激闘の末、階層ボスを討伐する。そして、最下層の迷宮主と対峙していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-20 06:00:00
347875文字
会話率:21%
伊郷渕新《キョウブチ アラタ》は変身ヒーローが大好きだ。
ヒーローオタク言って良い。
大好き過ぎて、幼馴染みと一緒にオリジナルの変身アイテムを作ってしまうほどに。
そんな彼の前に突如として現れる異形。
傍らには傷付き倒れる人。
ヒーローオ
タクとして興奮を押さえられないシチュエーション。
倒れた人を幼馴染みに任せ、化物と対峙するアラタ。
凶暴な咆哮を浴びるも待っていたと彼は不敵に笑う。
さぁ、実践の時。
変身アイテムを掲げて高らかに叫べ。
キーワードは⎯⎯
『フュージョニクス、ゴー!』
『バースアップキメライズ』
……混線する声。
異形の前に立つは2人。
オタクの隣には獅子と鷲の戦士がいた。
名をアライ・マーフィン。
復讐者である。
ヒーローオタクと復讐者。
驚愕を持って並び立つヒーロー擬きたち。
だが、そんな彼らなどお構いなしに化物は殺意を持って襲いかかるのだった。
今ここに混ざりものたちの物語が混じり合う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-06 21:00:00
8270文字
会話率:43%
魔王と勇者の同士討ちから10年後、魔王軍は【混沌派】と【調和派】に分かれて、【混沌派】は他国に侵略を行い、【調和派】は【オリンピア連合】と交友を交えて共に【混沌派】の撲滅を模索していた。
そんなある日、【混沌派】の潜む島にて一人の青年た
ちが行動を開始した。その青年の名はディバイス。【混沌派】が勇者の遺骨を基に造った所謂人造勇者である。
ディバイスはレオナルド・バエルとその弟子たちと共にこの島から脱走すべくディバイスは単独で敵と対峙する。計画遂行のなか、ディバイスが敵と戦っていると、足元が崩れて下の階層に落ちてしまう。周りを見渡すとそこは牢屋だった。そしてその牢屋の隅には麗しい少女がいた。少女はディバイスに気づくと必死に
「助けて!」
少女の助けを求める声に、人造の勇者は応えた。
「わかった」
少年は駆ける。信頼できる人達の願いを背負い、少年は戦う!
「“limit off. ignition!”」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-06 12:25:48
13574文字
会話率:73%
核戦争から二百数十年後、人々は石窟都市「根之国」で生きていた。人類が減少し、開放された地上には、剣歯猫、小型肉食恐竜のような恐鳥類、凶暴な野人が繁栄している。食物連鎖の頂点から追い落とされた人類の生存の為に、根之国の研究者達は新人類を生み
出そうとしていた。
独立騒動終息から1か月が経った。息つく暇も無く、内には新興宗教、外には野盗と相変わらず内憂外患の根之国。伊凪悠理は野人数十体を倒した力を見込まれ、伊凪隊を編成して増えてきた野盗を討伐するよう依頼された。一方、独立を力で阻止した「黒い魔物」、荒波久遠を魔物と断定して排除を叫ぶ日女教の教祖佐古探女と、宗教を利用して再びの独立を狙う禍津熊男と八十太助。
南方武瑠の交配相手である泣沢藍馬は悠理に一目惚れし、我も我もと伊凪隊に入りたがる女達は久遠を悩ませる。そんな中、勝手に編成した南方隊で野人の群れに挑み犠牲者を出してしまった禍津一男と八十兄弟は、それを悠理の所為にした。「あいつも魔物の仲間だ」と。これ幸いと信者を増やす日女教。犠牲者の親達が悠理の命を狙い、伊凪悠理親衛隊が報復に動き出す。事態は日女教対親衛隊の抗争へと発展していった。
一方、根之国教育界の重鎮白山菊江が、根之国のような元研究施設の場所を特定する。生き残った人類との初遭遇を期待して出発する伊凪探検隊。
探検が終われば、今度は住人からの要請で編成された魔物討伐隊。もはや何でも屋と化した伊凪隊は、魔物の正体と勘違いされた南方武瑠と対峙する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-03 14:25:38
69560文字
会話率:44%
侯爵家次男という身分に生まれたルシア・ブラドスキーはかつて日本人として生きた意識を持っていた。非力な彼が頼れるのは自身の頭脳と人脈。数奇な運命へと巻き込まれていくルシアは,もがきながらも知恵を絞って,自身の運命と対峙しなければならなかった。
◇
天は彼に恵みを与えた。美しい所領の風景。ひろいひろいブラドスキーの土地は季節とともに移ろいゆく。その土地の輝きを独占するかのように佇むブラドスキーの屋敷。彼は少年期をそこで過ごした。兄が居た。頑固で融通の利かないが,聡明な兄が居た。美しい姉君がいた。とてつも無い魔法の力をその身に宿して人々に恐れられ,誰よりも心優しい姉がいた。活発な異母弟がいた。屋敷の庭をよく駆け回っては転んでよく泣く弟がいた。無口で不思議な愛らしい異母妹もいた。彼女はなにか人に知られざる者を知るかのようだった。優しい継母がいた。あかるい中庭でよく兄弟たちと一緒にお茶をした。厳しいがどこか憎めない|女家庭教師《ガヴァネス》がいた。彼は自分の方が本当は年上なのだと思うと居たたまれなかった。美しい屋敷の中で愛すべき人たちと共に,退屈で素晴らしい日々を過ごした。だが,それも過去のこと。恵まれた日々は過去のこと。彼が自身の運命を知ったその日から……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-03 10:08:14
378157文字
会話率:48%
二十二世紀。かつてよりも少々進んだ技術が普及したり、前世紀の慣習や街並みが残り続けている時代。
城山祐治と宮元雪は、口約束ながら「婚約者」として十年以上の時間を共にしていた。
片や医者一族に生まれた男が立ち上げた、新進気鋭の医療研究
会社の跡継ぎ。
片やその医療研究会社に勤める、医者の娘。
親同士の社会的な立場が違うから――という理由以上に、祐治に対して雪が献身的に尽くす日々。そしてその父親たちもまた、片方が片方のために動く関係であることがよく知られていた。
隙のない完璧な婚約者である雪に一方的に負担をかけていることに、祐治は苦い思いを持ちつつも中々状況を変えられないでいた。
ある日、国から会社へとある依頼がされた。隣国で発明された生物兵器らしき何かの駆除とその解析であった。多少とはいえ危険な依頼に、祐治と共に雪も参加することとなった。
医者にならなかったことを理由に祐治たちを蔑む、城山病院という名門の親族たち。
世界で初めて認められた「人工子宮装置」を開発して以降、急激に名を挙げ拡大する医療研究会社、城山研究所。
祐治に尽くせと雪に命令する二人の父親たち。
なにもかもがどこか歪なまま向かった生物兵器の除去の依頼で、祐治は思わぬ存在と対峙する。
これは「最悪」を免れるお話。
そして祐治の願いが成就するまでの話でもある。
(残酷描写は念のためにつけました)
(毎日一話更新予定です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-02 00:02:01
114128文字
会話率:24%
お仕えするフォルタ伯爵こと、ケントさまのお御足が馬脚になってしまいました。そのせいで婚約破棄されたケントさま……。馬脚でもお美しいお御足なのに、なぜ!? しかも侍従のレオさまの命令でわたくしがケントさまの婚約者となってしまいました。王宮の夜
会で元婚約者さまや、ケントさまを呪ったかたと対峙いたします。
※伯爵さまが大好きな天然メイドと、そんなメイドが大好きな伯爵さまのラブストーリーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-30 21:00:00
10313文字
会話率:49%
主人公はクラス転移に巻き込まれるが何故か転生してしまう。
異世界では聖騎士の大貴族の息子として転生するが異常に強くチートになっている。
クラスメイトは転移し王国に勇者として召喚される。
主人公は2歳の時に少女を山賊の手から救うがなぜか魔王に
なる手筈の1歩であると勘違いされる。なるがままに少女に従うと……
なんやかんやあって闇の組織を作り魔王として称され,クラスメイトと対峙することになり,クラスメイトを翻弄しただ俺TUEEEEをかますストーリーです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-22 21:19:37
9794文字
会話率:16%
幼い頃に両親を亡くした少年アレフと妹のエトナは、孤児院を経営しているマクレインに五歳の時から育てられた。十二歳の夏休み、アレフとエトナの所に、大男のマースとちょび髭のポンメルンが現れた。彼らはエトナを危険な存在だと言い、強制的に騎士育成学院
エルトナムに連れて行こうとする。納得のいかないエトナは家出をし、それを追いかけようとするアレフであったが、同時にアレフは自分の出自を知ることになる。著名な騎士だった両親は、エトナの父親である悪騎士と戦い、命を落としてしまう。アレフは七年間、両親の仇である騎士の子どもと、兄妹のように育ってきたのだった。それでも兄妹であり続けると誓ったアレフは、エトナと共にエルトナム学院へと入学する。人を瞬間移動される道具〝アーティファクト〟という存在や、剣が目の前に現れるといった不可思議な現象を目の当たりにし、アレフたちは心を躍らせ、騎士の世界へと足を踏み込んでいく。
自分が騎士の子どもだと知ったアレフとエトナは、外国人であるリィン・マオ、貴族の子女、マーガレット・ラインフォルトら友人にも恵まれながら、騎士として成長していく。そんな中、呪いにまつわる事件や、幻の剣のことを調べるなど、アレフたちはたくさんの冒険を重ねる。さらに、騎士として活動する二足歩行のウサギと友達になったり、ライオンのような見た目をした騎士たちと戦ったり、そして、凶悪なドラゴンと対面したり……。苦難を乗り越え、アレフたちは、両親が命を落とした戦争の本当の首謀者と対峙する時、アレフの目の前に一本の幻の剣が現れるのだった……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-22 02:13:00
27592文字
会話率:42%
「私」アンナは八つ上の姉、アイリーン(過食症で膨れるのみ)にメイド以下の格好をさせられ使用人の様にこきつかわれていた。
そこに十歳上の兄マイクと、その友人リチャードが助けにくる。
ゆっくり休んだアンナは自分が二人とは母親が違うことを初めて聞
き、怒りふつふつで奮起、父と実の母親に対峙しに行く。
そして最後に彼女が選んだ家は。
この作品はアルファポリス、カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-20 11:44:06
9004文字
会話率:48%
地球でのトラブルに巻き込まれ、異世界へ転移してしまった少年リュート
この世界で生き残るため、目的を果たすため剣を魔法を力に変えて今日も魔物や人間の悪意と対峙する
この世界とは、ここにいる意味はそんな課題とも向き合うお話です。
最終更新:2022-04-17 19:13:10
12618文字
会話率:57%