アイルート王国。
長い歴史と広大な国土を誇るその国は多くの人で溢れかえっていた。また、大陸随一栄えた国として近隣国を纏めあげ、平和を作り上げてきた。
王宮では王とその妻、そして成人まじかの姫たちが幸せに暮らしていた。
そう、あの日までは
。
王宮で平和に暮らしていた可憐な姫はある日、家族を、財を、家を失った。
彼女の元に残ったのは母の形見の指輪と忠実な下僕ただ一人だけ。
何もかも失ったその少女の行先には一体なにが待っているのか。
歴史上最高の王と謳われ続けた小さき少女とその従者だった彼の恋の物語。
後世の歴史学者たちは皆口を揃えてこう言った。
"王もただの少女だった。"
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-15 13:51:13
1581文字
会話率:47%
私の作ったスマホアプリ“念力開眼”を使用した三人が自動車事故で死んだ、この一週間のことだ。
次は秋田の少女が狙われる可能性が高い、私は父の形見のバイク KAWASAKI 650-W1SA を駆って秋田の男鹿半島に向かった。
※この作品は自
サイト たびひと工作室(http://www.k3.dion.ne.jp/~tabihito/)でも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-17 16:12:25
34399文字
会話率:8%
≪音楽と人が結び合うファンタジー≫
主人公は、「楽器の声を聞くことができる」シュタンと「歌の国家資格」を持つレベン。
二人は楽器の修理の仕事が終わり、本部のある大都市アネクドートに向かっていた。日も暮れ、二人は近くの卸問屋の街アンダンテに一
泊することを決めた。泊まる宿が無く困っているところで、優しそうな老婆のジュイスとその孫のクスナに出会い、二人の家に泊めてもらうことに。その晩、クスナは祖父の形見というトランペットの修理をシュタンに依頼し……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-09 15:48:18
106258文字
会話率:52%
かつて異世界《パンゲア》には、魔王がいた。魔王は地球の知識により、蒸気機関の産業革命を起こし、異世界を改造した。魔王の統治は数百年続き、不老不死と言われ恐れられた。
ある時、地球から七人の漂流者が来た。後に七選帝候と呼ばれる漂流者は、魔王
と血族を処刑して、新たな皇帝を選び、帝国を築き上げた。
この物語は、魔王の姫の話。生き延びた姫は出自を知らずに、庶民としてのほほんと暮らしていた。猟をし、肉をさばき、食事を考え、小道具をつくる。生きるのに精一杯な毎日だ。
だが魔王の形見である首飾りが、ただの平凡な庶民となった姫を脅かす。姫が魔王として覚醒するとき、物語は終わる……これは運命に抗う女の子の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-09 01:52:56
62278文字
会話率:43%
大好きな祖母が亡くなった。自立と形見のために祖母の家に住み始めたはいいが、どうやら祖母は大変賑やかな生活をおくっていたらしい。
叩き起こされた先には四人の男達。なんて眼福。
――んな訳があるかああああああ!!
最終更新:2014-12-09 20:24:16
6141文字
会話率:52%
月の都一の姫、月花は、父王の従兄弟夫妻の忘れ形見である華月ととても仲が良かった。けれど二人が七歳になった年、全ては壊れてしまった。
月花は祈る。月の都に古くから伝わるおまじないに祈りを託す。月の花、月の花、どうか私の願いを叶えてください。月
の花、月の花、どうか千年に一度の奇跡を。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-28 19:36:27
104250文字
会話率:54%
機械に囲まれて育ってきた女の子マロン・アゼットは、相棒で拾いインターフェイスのアルルーンと共に、父の形見であるジャンクガレージを切り盛りする毎日。
ある時、マロンが作った魂の器だけが空っぽのオートマータに、ひょんなことから正体不明の魂が宿
ってしまうが・・・。
「黒」の魂、契約、ヤオヨロズノカミ、そして隠された陰謀・・・
マロンは、彼女には無縁だった「戦い」に巻き込まれてゆく。
Prototype:Evil
Operating System not found...
Ready?_折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-14 16:39:21
2948文字
会話率:53%
一人の少年が孤児院で過ごしていた。早い時期に親を亡くしとある形見一つでここに引き取られてから、ずっと同じ日々を過ごし変わらない生活送っていた。
日課となっていた本を読み終わりまたかわらず日は変わって行くだろうと思っていた少年。でもとある日少
年の日々に変化を、生きる目標を見つけることになる出会いが起こる。
「君は誰?」
少年のたったこの一言、この言葉からすべての歯車は回りだし、物語は今幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-01 15:53:30
859655文字
会話率:47%
[あらすじ] 幽霊×料理もの。ホラー要素は薄いですが作品の性質上人の死に関する描写が御座います。 幼い頃から祖母と二人で暮らしていた花塚響宇は祖母の影響もあって料理に興味を持つようになり、小学中学と料理の研究を重ねていき、高校時代は料理部に
所属し充実した青春を送っていた。そして高校時代バイトをしていた割烹に就職し、おぼろげながらも料理人の道を歩み始めた響宇。だがそんなある日、響宇の元に祖母が危篤になったとの連絡が入る。早く元気になってほしいという響宇の願いも虚しくお婆ちゃんは響宇の目の届かないところで静かに息を引き取ってしまう。悲しみに暮れる響宇、そして更に重くのしかかる、面の皮の厚い親族の介入と「お婆ちゃんも自分も助けてくれなかった両親」への恨み辛みから心を病んでしまった響宇は仕事を辞めてお婆ちゃんのお墓に毎日通うという虚しい暮らしをするようになった。そんな生活がしばらく続いたある日のこと。響宇はお婆ちゃんの家でお婆ちゃんの形見である折りたたみ式の手鏡を見つける。そして墓参り道具一式の中に手鏡を加え、いつものようにお墓参りに向かう響宇。そこで響宇は何気なく、祖母が眠る墓石に手鏡をかざしてみた。本来ならば、何の意味もない行動。ただそれだけの筈だったのだが… ▲「おい、眩しいだろうが。まあ俺の言葉はお前には聞こえないんだがな…。しょうがない、俺が場所を移すとしようか。」▼ 「……え?」 響宇の目の前に現れたのは、シルクハットにスーツ姿の、手袋を着けた。そして、革靴を履いた足のある。 …祖母の墓石をすり抜ける、「鏡の顔の男」であった。 合わせ鏡に、目に映る筈のない「幽霊」を写し取ってしまった響宇。そこから響宇の日常はこれまでとは違う。異なるものに変わってゆくこととなるのだが。 ▲「俺はな、響宇。嬉しいんだ。しかし、その一方で悲しくもある。俺がこうなってからの長い間に、食事をするということも。料理の味なんてものも忘れていたがなぁ。…温かい飯ってもんがなぁ。こんなに美味いものだって。どうして俺は忘れていたんだ、どうして忘れた?俺が生きていた間にもきっと、忘れられないほど染み付いた。料理の味もあった筈なのにな。…その温かみも。今の俺には思い出せない」▼ ※電撃小説大賞応募作(落選)、Pixiv様に投稿済みの作品です。あらすじの完全版はpixivでドーゾ。実際字数削減な折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-14 21:14:29
155070文字
会話率:31%
母親の死を境にインスタント一辺倒の食生活を送っていた優衣の日常に現れたのは、母の形見という喋る菜切り包丁だった――。自我が強く空気を読まない賑やかな包丁は『今日からこの家の栄養管理を司る』と宣言する。
喋る包丁と少女と父親の家族愛。
最終更新:2014-09-27 21:23:12
12408文字
会話率:40%
デュランダル王国の王女ルナは、世間知らずで好奇心旺盛。王女という立場上自由に出歩くことも出来ず、亡き父の形見である剣を手に日々城の中で剣術の訓練に励んでいた。そんなある日、母である王妃からの命を受け、世界を守るため伝説に謳われる救い主とと
もに旅立つことに。
なぜ私たちは争いを続けているのか?敵対する”影の勢力”との戦いが激しさを増す中で気付く、それぞれの抱える心の傷。矛盾に満ちた光と影の争いを終結させるため、ルナは仲間たちとともに旅を続ける。
剣・魔法・魔石などの要素を含むファンタジー小説。誰もが皆心に傷を抱えていて、悩み我慢し、そして誰かとぶつかってしまう。どうして人は衝突するのか?そんな疑問から始まったストーリー。拙い文章すみません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-24 01:30:12
22162文字
会話率:45%
「この書き出し/締めいかがですか その壱」【 君が元気ならそれ以上は望まない、なんて 】祖母から人形遊びに使うアクトロイドを形見分けされた男の話。一応両片思いの筈だが甘さはログアウト。前書いたものよりSFっぽさの無いアクトロイドの話になっ
た。コレ、ジャンルなんだろう。しまった、すみれの宝物についての記述が抜けてた! ……真相はあなたの心に← 時間あったら足しに来るかも知れません。「ギブス」を聞きながら書いたのに、コレじゃない感。あ、後ヒロインの人形間、接部弱くて手とか頭とかポロポロ落としちゃうんでそういうの苦手な方はブラバどうぞ。注意書き遅くてすみません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-04-30 20:21:48
6011文字
会話率:31%
母を失くした少女と、形見の簪と、美術教師の男の話です。
【他サイト重複投稿】
最終更新:2014-04-24 17:07:59
6661文字
会話率:55%
父親が殺人犯である一片愛久郎(ひとひら あいくろう)は、父が殺してしまった人間の娘で、彼の幼馴染でもあった蒼井遥(あおい はる)と高校で再会する。遥は父の死のショックで事件以前の記憶がなくなっていたが、不思議な事に愛久郎の事は覚えていた。し
かし、彼の父が自分の父を殺した事は忘れてしまっている。
音楽が好きで、父の形見のエレキギターを巧みに演奏する遥の夢は、バンドボーカルとなって歌ってみたいというものだった。
遥に負い目のある愛久郎は、楽器の素人ながら彼女の願いを聞き入れ、文化祭で行われるライブに向けて、「スカイウォーカー」を結成するのだが・・・
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-03-13 00:44:02
2076文字
会話率:21%
時は戦国、主人公の名は長田伝八郎。三河国大浜郷の城主の子に生まれ、幼い頃から能楽と忍術を学び、忍術の師匠がその死に際し、何か大事を為すよう期待される。その後、伊賀で腕試しをし、伊賀甲賀最強と称賛される。
その後、徳川家康の嫡男信康に仕え、
その美貌故、色子となる。しかし信康は武田勝頼との関係を舅信長に疑われ、家康を通して切腹を申しつけられる。だが、伝八郎は信康と共に逃げてしまう。
伝八郎は信康を妻に預け、信康の父親の家康に仕える。それから間もなく、信長が本能寺で殺され、ちょうど堺見物をしていた家康一行は、光秀に命を狙われてしまう。そこで、伊賀越えを敢行して三河に逃げることとする。危険な伊賀越えだったが、伝八郎らの活躍により、無事成し遂げたのだった。
帰国した家康は、兵を率いて信長の仇を討とうとするが、仇の光秀は秀吉によって既に葬られた後であった。さらに織田の旧臣達を倒し、いよいよ家康と結着を付ける戦となる。この小牧長久手の戦いにおいて秀吉は約十一万、家康は一万八千と、兵力に大差をつけられてしまった。しかし家康は自分の勢力圏内で有利に戦を進め、膠着状態となる。焦った秀吉は、養子の秀次を総大将に池田勝入斎らを付けて総勢二万の別働隊が徳川の本拠岡崎を衝くと云う作戦に出た。この情報を掴んだ家康は密かに自ら軍を率いて城を出て、この別働隊に襲いかかる。この奇襲の際、これが秀吉本隊に知られるのを恐れ、別働隊粉砕に時間を掛けられない家康は、敵の実力者池田を暗殺するよう伝八郎に命じるのだった。勝入斎は伝八郎に討ち取られ、その長男元助も討たれたのだった。池田軍は次男輝政と共に撤退し、戦全体の趨勢も喫っしてしまう。手柄を立てた伝八郎は、疎まれていた主君家康からようやく評価され、一万石を得た上、姓名も永井直勝となった。勝利した家康ではあったが、秀吉の巧妙な外交戦略により徳川は秀吉の家臣となることになってしまう。
秀吉の朝鮮出兵の折、直勝は家康と共に本陣に赴き、かつて討ち取った池田勝入斎の忘れ形見輝政と引き合わされる。仇打ちを受けることを覚悟した直勝だったが、この時輝政は驚いたことに、自分の父を討った英雄にしては直勝の石高が低過ぎることに憤り、家康に直談判してそれを上げてもらっていたのである。これによって直勝は大名の仲間入りをし、最終的に三万二千石取りとなる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-03-11 09:25:57
39721文字
会話率:58%
ひきこもりの女子中学生。
母との関係を改善させようとするがなかなか思い通りにいかない。
そんな時、SNSサイトの仲間に「妖精ハンター」というサイトを進められる。
そのサイトでのキャラクターネームを考えていると「スプライト」という単語を思い出
した。
すると父の形見の石になにやら異変が起こる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-02-08 21:06:21
31988文字
会話率:35%
祖父を亡くしたジョンは、形見の整理の為に入った祖父の部屋で一冊の本を見つける。そこには祖父が昔出会った不可思議な青年との会話が記されていた。祖父の手帳に残った謎を通して、過去から未来へ繋がっていくものとは何なのか、ジョンは考え始める。
最終更新:2014-02-07 01:27:48
9604文字
会話率:34%
僕にはひとつの夢がある。それはじいちゃんの形見であるこいつを空に飛ばすこと。大人も子供もそんな僕を笑った。
だけど僕はあきらめない。
だけど僕は信じている。
きっと、空を飛べると。
最終更新:2014-01-09 12:49:27
1033文字
会話率:9%
とある有名な古書街に軒を連ねる、風変わりなアンティークショップ兼古書店、希臘(ギリシャ)堂。このお店で、わたし、結城ユイ(ゆうき ゆい)はバイトをしている。大学とバイト先とアパートとを行き来する、変わり映えのない日々。そんなある日、おじいち
ゃんの形見として謎の「紐(ひも)で結ばれた箱」を手に入れたわたしは、箱の謎を解くため希臘堂店主の狩谷弓弦(かりや ゆづる)さんに箱の鑑定を頼み込むことになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-12-02 00:00:00
9785文字
会話率:46%
入村という村にある一人の武士がいた。武士の名は碕丸。碕丸はすごい武士であり、何度も村を敵から守っている。そんな碕丸の相棒の火竜丸という刀は有名な刀職人の父親の形見で、最後の作品でもあった。あるとき、そんな碕丸が全国の大名倒そうと思い始める。
最終更新:2013-10-04 17:16:16
1734文字
会話率:53%