コハクはある家庭で飼われている犬である。ある日、ヒカリとコハクが家に帰ると、黒いローブを纏った人物が母親であるメグミを襲っていた。コハクは家族を守るために懸命に戦うが、ヒカリを逃すことで精一杯で力尽きてしまう。
コハクが次に目を覚ますと、
見たことのない部屋にいた。コハクは異世界で、獣人に転生していた。憧れだった人間の手と足を手に入れ最初は喜んだものの、ヒカリたち家族が側にいないことに気がつき、虚無感にとらわれてしまう。
それから15年が経過し、今の生活にすっかり慣れていた頃、懐かしい匂いを感じた。それは、忘れもしない、ヒカリの匂いだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-15 18:00:00
9750文字
会話率:30%
魔王が世界を滅ぼそうとした時、人間は、亜人や獣人達と同盟を結びシャローム大陸を守った。しかし、100年の間に人間は、領土を広げる為に亜人や獣人と戦い、彼等を森に追いやった。
ある満月の日、二つの星が流れた時、運命を分かち合う二人の子供が産
まれた。一人は、ソフィア王妃の子供で名をアーサスと言う。しかし、白銀の髪とサファイア色の瞳を持つアーサスは、産まれたその日に 黒いローブを着た男に【闇の祝福】と言う呪いを受けてしまった。王妃は、悲しみ、その子を不憫に思い、暴君のウザネス王に助けを求めたが、逆に森に捨て置く様に命じた。王の側近のタービン卿は、妹のソフィアを不憫に思い、筆頭魔法師のソロモンにアーサスを育て弟子にする様に頼んだ。ソロモンは、条件を出して了承し、助手でメイド兼養育係の美少女アリサと共にアーサスを育てる。
アーサスが産まれた満月の夜、【魔女の森】で一人の女の子が、産まれた。その子供は、精霊王と魔女のサマンサとの間で、初めて産まれた子供だった。
マーリンと呼ばれた綺麗な赤い髪で宝石の様に輝くブルーの瞳を持った美しい少女は、膨大な量の魔力を持ち、精霊王の命で、上位精霊達は、マーリンと契約を結び彼女を脅やかす者から守った。
マーリンが、10歳の誕生日に予言されていた事が起こった。それは、魔族のが森を襲撃する事だった。森は、瘴気で溢れ、殆どの魔女は、戦いに敗れて死んだ。連れ去られた子供達も直ぐに廃棄されたが、最後まで子供達を守っていたサマンサが命を落としかけた時、精霊に頼みマーリンとタバサを精霊の森に転移させた。
15歳になったアーサスとマーリンが、魔剣学園で出会う。初めは、マーリンに恋心を持ったアーサスとアーサスの戦い方が嫌いなマーリンが一方的にアーサスを避けたりするが、色々な出来事を通して友達以上恋人未満の関係になる。学園生活を楽しむ間にアーサスの呪いの事、子供の魔獣との出会い、秘密の洞窟でソロモンの鍵を見付けたり、魔族の襲撃やその他の困難に打ち勝ちながら二人は、成長する。そして、二人の恋は、悲恋で終わるのか? 最後までお楽しみに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-02 12:00:00
67289文字
会話率:74%
アリツェは、まんまと逃げおおせたと思った――。
しかし、目の前には黒いローブを着た少女が、アリツェたちを邪教徒と罵りつつ、行く手を阻むように立ち塞がっている。
少女の背後には、父配下の多数の領兵が控えていた。
――作戦が、漏れて
いた!?
まさか、内通者が出るとは思わなかった。逃亡作戦は失敗だ。
アリツェは考える。この場をどう切り抜けるべきかと。
背後には泣き震える孤児院の子供たち。眼前には下卑た笑いを浮かべる少女と、剣を構えてにじり寄るあまたの領兵。
アリツェは覚悟を決めた。今、精霊術でこの場を切り抜けなければ、子供たちの命はない。
苦楽を共にしてきた家族同然の子供たちを、見捨てるなんてできやしない!
アリツェはナイフを握り締め、自らの霊素を練り始めた――。
★ ☆ ★ ☆ ★
これは、ひょんなことから異世界の少年悠太の人格をその身に宿した、貴族の少女アリツェの物語……。
アリツェは飄々とした悠太の態度に手を焼くも、時には協力し合い、時には喧嘩をしつつ、二重人格を受け入れていく。
悠太の記憶とともに覚醒した世界最強の精霊術は、幼く無力だったアリツェに父と戦う術を与えた。
はたしてアリツェは、命をつけ狙う父の魔の手を振り払い、無事に街から逃げのびられるのだろうか。
そして、自らの出生の秘密を、解き明かすことができるのだろうか――。
●現在番外編連載中
●カクヨム、アルファポリスにも掲載中
●婚約破棄、追放、ざまぁ要素は第三部後半がメインです
●一人称形式で書いた改稿版「追放少女と転生少年」をノベルアップ+に掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-08 10:16:12
886008文字
会話率:35%
時は現代。
日本。
ある日を境に、窃盗や強盗、異常性の際立つ連続猟奇殺人事件などが横行する、混沌とした国になってしまう。
そして驚くべき事に、それら全ての事件は、犯人なき犯行であった。
時期を同じくして、その頃から黒いローブを羽織った髑髏の
怪物の目撃情報が飛び交うようになり、その髑髏の怪物は『死神』という総称を与えられる事となった。
そんな狂った世界の中で、まるでもがく様に、死神を殺し続ける一人の少年がいたーー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-08 14:53:16
196719文字
会話率:27%
とある剣士が辺境の町のギルドで、修業目的でキマイラ討伐依頼を受けようとする。
そこへ黒いローブを纏った魔法使いの少女と出会う。
剣士は少女と一緒にキマイラ討伐へと向かう事となるが何故か少女は裸足であった。
最終更新:2019-05-25 19:54:32
8576文字
会話率:33%
ある日の月曜日。水無月響とその幼馴染の遊佐梓の日常は、非日常へと切り替わった。突如として現れた謎の黒いローブの集団、破壊される学校、女神を名乗る転校生東雲アザミ。響と梓は、生き残ったクラスメイトたちとともにアザミの手によって異世界へ飛ばされ
る。
それぞれ特別な能力を授かった響たちは魔王の支配が進む異世界を救うため一から人生をやり直し、様々な種族が暮らす剣と魔法の異世界ネメシスを歩んでいく。
だがその背後で、ある計画が企てられていることをまだ誰も知らなかった………。
・著作権は「小説家になろう」の「羽良糸ユウリ」に帰属します。無断転載等はお止めください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-31 01:21:16
700580文字
会話率:48%
ノーディア王国の辺境にある農村、ノルエールにノエルという8歳の少年が両親と双子の妹と共に住んでいた。村の土壌は荒れており、収穫も僅かだ。そのため、ノルエールは貧しく、王都からの税収に苦しんでいた。
ノエルは親友のテルカと山菜を狩りに森の奥
に入ってしまう。そこで魔物に襲われたノエルを助けたのは黒いローブの男だった。彼の強くなれという言葉通り、ノエルは強くなるため修行を始め、冒険者となる。しかし、冒険者という職業は甘い世界ではなかった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-05 14:02:54
402884文字
会話率:56%
引きこもりの少年、陰宮 未桜は自殺しようと街に出ていたするとそこに黒いローブの怪しい女性に声をかけられるそこでポーションを渡され力を得た未桜であったが世界を救って欲しいと言われ異世界に飛ばされるそこで未桜は戦闘執事として雇われ世界を救う物語
が始まるのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-14 19:32:38
1006文字
会話率:35%
時代は、2353年。
全てのものがデータ化される時代。
ある日、16歳の少年竹内 葵は不慮の事故に遭って死んでしまう。
だが、目覚めた所は見覚えのないベットの上だった。見知らぬ街並み、だが、自分はこうして生きている。訳の分からぬまま町の中を
歩いていると、男二人組に絡まれている黒いローブを羽織った女の子を見つける。
葵は、その女の子を助ける。女の子はミリルと名乗り、この世界は全てのものが自由になる、魂の桃源郷、「スピリッツ・パラレルワールド」だと葵に教える。
自分が死んだことに自暴自棄になる葵だが、ミリルはその世界の秘密を解き明かすことを葵に告げる。
葵はミリルに協力することにするが、その時にはすでに黒い手が葵達に差し迫っていた。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-01 07:00:00
139675文字
会話率:35%
ある日、16歳の少年竹内 葵は不慮の事故に遭って死んでしまう。
だが、目覚めた所は見覚えのないベットの上だった。外に出ると、そこは、見知らぬ街の光景だった。理解不明なまま町の中を歩いていると、男二人組に絡まれている黒いローブを羽織った女の子
を見つける。
葵は、その女の子を助ける。女の子はミリルと名乗り、この世界は全てのものが自由になる、魂の桃源郷、「スピリッツ・パラレルワールド」だと彼女に教えられる。
自分が死んだことに自暴自棄になる葵だが、ミリルはその世界の秘密を解き明かすことを葵に告げる。
葵はミリルに協力することにするが、その時にはすでに黒い手が葵達に差し迫っていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-21 22:00:00
1742文字
会話率:17%
国土を失った民、鈴牙人(りんがじん)であるレインは、神学校の温室前で不思議な声に呼び止められる。レインが誰なのかと問えば、声の主はリタ・ミラと答えた。リタ・ミラ、それは聖典の物語にある、天空神ラスティエと敵対した大地母神の名前に他ならない
。リタ・ミラは更に、「子どもの世話はお前に頼みたい。そのために、お前をこうしてここに呼んだのだからな」と言い、レインの頭は大混乱。
しかし、そんな混乱する時間すらレインには与えられず、温室に何者かが近付いてくる。執拗にレインを追う黒いローブの男達、リタ・ミラが命を懸けて放つ目が眩むほどの閃光、レインの意識は闇の中に落ちていく。
聖典が息づく世界で繰り広げられる、レインと神の御子との成長物語。多くの人々との出会いの中で、レインは自分の居場所を見つけ出すことは出来るのだろうか――。
素敵なあらすじレビューをいただいたので、こちらに変えさせていただきます。※投稿者さまには了承済みです。
週一回水曜日の掲載を目指しています。亀の歩みですが、少しでも楽しんでいただければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-25 19:00:00
517773文字
会話率:30%
記憶を喪った青年はネリアという名の女性に助けられ、共に暮らすことに。
名前も忘れた青年はネリアに京神と言う名をもらい、生きる術をネリアに教え込まれながらも3年が経過していた。
ある日、突然青年の記憶が甦る。
記憶を失った原因も思いだすが、
それ以上に奇妙な事に気付く。
その事を訊ねようと家に帰るも、そこには荒らされた家と黒いローブの男が独り。
姉と慕うネリアの姿はどこにも無かった。
これは、
世界を憎み
世界を愛し
世界を信じ
世界を取り戻そうとする者達の、意志が絡み合う物語ーーー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-29 01:25:42
1832文字
会話率:30%
魔女はいわゆる魔女だった。
黒いローブに身を包み、「イッヒッヒッヒ」と釜の中身をかき混ぜる、そんないわゆる魔女だった。
その魔女の元へ、領主の三男坊がお供も連れずやって来た。
麗しの若君の口から語られたのは、なんと、恋のお悩み相談。
魔女の
矜持にかけて、あの手この手で彼を追い返そうと奮闘するも、全く効果は現れない。
そうしてようやく叶わぬ恋を諦めたかに見えた若君が言うには――「どうやら僕は、あなたのことを愛してしまったみたいなのです」
※個人サイトからの転載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-21 18:24:18
155995文字
会話率:42%
桐嶋湊が何気なく過ごしていた無味乾燥な日常は、その日終わりを迎えた。
黒いローブの男から渡された『傲慢』の棺。その中には白骨が納められていた。「血を捧げて受肉させよ」、手紙の指示通り従うと、少女、堕天使ルシファーが現界する。
湊は『傲慢』を
司る彼女と契約したことにより、七つの大罪の悪魔たちの百年に一度の『王を定める戦争』へと巻き込まれていく。
それは自身の生死を賭けた戦いでもあった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-10 18:00:00
122841文字
会話率:40%
ある日、国に危機が迫った。それを解決したのは黒いローブを羽織った謎の人物。黒ローブの人物は助けた国から『黒を纏いし奇術師』として呼ばれる事になった。そして月日は流れある学園のお話。目立つ事を嫌う主人公のフィアーはある事をきっかけに目立ってし
まう。ある人は言った何故、英雄は生まれるのか。それは、人の願望から生まれた理想の人物像。人は1人では生きていけない生き物だ。だからこそ助けを求める。英雄とはその理想が生み出すだたの幻想にしか過ぎない。人は願うであろう。無償で自分の事を、自分達の事を助けてくれる人を。それが皆が望んだ理想なのだから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-21 03:33:08
4842文字
会話率:49%
とある午後の昼さがり、とある魔法学園は大いに盛り上がっていた。
人の歓声が飛び交い、大きな広場の向かって左には女子生徒が多く集まり歓声上げている。
その反対には対立するように、男子生徒が野次を飛ばしていた。
そんな大騒ぎの中央には、ブロンド
ヘアに、クリッとした澄んだエメラルドの瞳、綺麗と言うよりは・・・可愛いらしい風貌の女性が、黒いローブを背中になびかせて、向かいに立つ男を強く睨みつけていた。
睨みつけられている男は、サラリとしたプラチナヘアに、ブルーの瞳、見る物全てを魅了するような、精悍な顔立ちに余裕の微笑みを浮かべ、彼女を楽しそうにじっと見据えていた。
「覚悟しなさい、今日という今日はあなたを負かしてやるわ!!」
「そうですか、やれるものならどうぞ。そうそう・・・負けた場合は、必ず約束を守ってくださいね」
異世界を舞台に、サラサラと読める短編を書いてみました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-09 18:44:34
3870文字
会話率:24%
――Who is the real ×××?
放課後、学校に残って勉強していた零は、突如現れた黒いローブの人物に『アリス』と呼ばれ、『不思議の国』に迷い込んでしまう。その人物はこう告げた。「物語を終わらせられるのはアリスだけ――」。物語を終
わらすため、元の世界に帰るため、『不思議の国』での冒険が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-11 21:42:04
32510文字
会話率:48%
私はあの日、出会ったんだ
黒いローブに身を包んだ、頼りない魔法使いに…
そして、私達は旅をする
最終更新:2017-03-10 02:14:00
8259文字
会話率:70%
平凡な社会人、笠松、要一(かさまつ よういち)はある朝、出勤途中の公園にあった金属製の扉に強制的に取り込まれてしまう。扉の先は剣と魔法のファンタジー世界。
気がついた時には、己の躰は精霊種、その中でも魔神と呼ばれる半身が骸骨の黒いローブ姿
に変わっていた。そんな彼を召喚したのは、銀髪、翡翠の瞳の美少女 契約士カレン・ローデル。
魔導院生である彼女は、禁止されていた召喚契約を要一と結び、そのせいで魔導院を無一文で放逐される羽目になった。要一は彼女から破滅精霊、イラと名前をもらう。
元の世界に帰りたい要一――現、破滅精霊イラ。そしてイラの力で一流の契約士になって生計をたてるつもりのカレン。
強力な精霊種の力は二人のささやかな願いを無視し、どす黒い裏世界に引きずり込んでいく。
強気銀髪美少女と、中身一般人の闇精霊の勘違い金稼ぎ道中の始まり。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-03 18:44:13
23388文字
会話率:22%
学校の帰りに赤い蝶が空を飛んでいるのをみた。しかしその蝶はボク以外には見えなくて。蝶に触れようとしたその瞬間――――ボクは見知らぬ空間に居た。そこで黒いローブを纏った人物に大きな壺の中に突き落とされて…………。
文才は特に無く、作者は飽きっ
ぽいですので見切り発車です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-28 02:36:24
14954文字
会話率:36%
――こんな人生、やり直したい。
クラスメートから”地味子”と呼ばれる「菊地口未子(きくちくみこ)」は、そのあだ名の通り暗く大人しい女子高生。地味な存在を気味悪がられ、からかわれたりちょっかいを出されたりしながらも、我慢して”空気の存在”を
演じていた。だがそれは表の顔であり、心の中では真っ直ぐに自分の意見を持っていた。しかし周りからのヒドイ扱いゆえに、自分の意見を口にすることが出来ず、いつも心の中に押し込めていた。
ある日、忘れ物をした口未子は教室に取りに戻ったのだが、いつもちょっかいを出してくるマジクソ三姉妹(マジでクソな三人組)に忘れ物を取り上げられていた。必死に返してもらおうとする中、口未子に悲劇が襲う。突き飛ばされ、教壇の角に右目をぶつけ大怪我を負う。
その後、鏡で確認すると右目のどこにも怪我をしていないどころか、異様な変化を遂げていた。それは真っ赤な瞳に、中央には金色を放つ瞳孔の目になっていたのだ。
帰宅後、眠る口未子は夢の中で黒いローブを纏った不思議な男と出会う。
その男曰く、口未子の異様な右目は『魔眼』なのだと言う。
口未子にはひそかに想いを寄せている男子、『朝霧一聖(あさぎりいっせい)』がいた。
唯一優しく接してくれる一聖と関わっていくようになり、その想いも次第に強くなる。
そんな中、荒くれ者の不良として「暴れタイガー」の異名を校内に轟かせている男子、『夜桜大河(よざくらたいが)』とふとしたキッカケで出会う。最初は面白半分で口未子に構っていた大河だが、徐々に想いを寄せ始める。
二人と関わる口未子は、変わることを決意する。『魔眼』の力を駆使して自分の居場所と二人を守り、そして空気であった存在からいつの間にかクラスの中心人物にまで上り詰める。
だが、口未子は『魔眼』による作用の事後までは考えていなかった。それは街の異変に気付く医療機関から始まり、そして警察、ついには特殊諜報機関までが口未子の知らない所で動き出すことになる。
口未子は特殊諜報機関所属『エイト』の策略により、”魔女”として指名手配されるようになる。全てを奪われ、激しい怒りと憎悪に満ちた口未子は、追われる立場でありながらも必ずエイトを見つけ出すと宣言する。
そして――、物語は衝撃の結末を迎える。
これは――、地味な女子高生が『魔眼』を手にしたら、どう生きていくのかを描いた物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-15 23:34:55
69610文字
会話率:29%